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愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜
愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜
愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜 / マイケル・ケイン
愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜
/フィリップ・ノイス
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(11)
解説・ストーリー
1952年、フランス占領下のサイゴンでは、ベトナム解放戦線が独立をかけて戦っていた。ロンドン・タイムスの特派員トーマス・ファウラーは、イギリスに妻子を残したまま、この地で美しいベトナム女性フォングを愛人として囲い、ジャーナリストとは名ばかりの優雅な暮らしを満喫していた。彼はある日、アメリカの援助団体の一人として着任したばかりの青年パイルと出会う。アメリカ人にしては物静かな彼に好感を抱き、親しくなるファウラー。しかし、ある時ファウラーからフォングを紹介されたパイルは、一目でその魅力に取り憑かれてしまうのだった…。
1952年、フランス占領下のサイゴンでは、ベトナム解放戦線が独立をかけて戦っていた。ロンドン・タイムスの特派員トーマス・ファウラーは、イギリスに妻子を残したまま、この地で美しいベトナム女性フォングを愛人として囲い、ジャーナリストとは名ばかりの優雅な暮らしを満喫していた。彼はある日、アメリカの援助団体の一人として着任したばかりの青年パイルと出会う。アメリカ人にしては物静かな彼に好感を抱き、親しくなるファウラー。しかし、ある時ファウラーからフォングを紹介されたパイルは、一目でその魅力に取り憑かれてしまうのだった…。
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「愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1952年、フランス占領下のサイゴンでは、ベトナム解放戦線が独立をかけて戦っていた。ロンドン・タイムスの特派員トーマス・ファウラーは、イギリスに妻子を残したまま、この地で美しいベトナム女性フォングを愛人として囲い、ジャーナリストとは名ばかりの優雅な暮らしを満喫していた。彼はある日、アメリカの援助団体の一人として着任したばかりの青年パイルと出会う。アメリカ人にしては物静かな彼に好感を抱き、親しくなるファウラー。しかし、ある時ファウラーからフォングを紹介されたパイルは、一目でその魅力に取り憑かれてしまうのだった…。
「愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜」 の作品情報
「愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
愛の落日 クワイエット・アメリカンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
101分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OPSDR269 |
2005年01月28日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
愛の落日 クワイエット・アメリカンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
101分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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OPSDR269 |
2005年01月28日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:11件
military affairs(軍事) と love affair (情事)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
イラクに進駐した米軍をイスラム世界が「新・十字軍」と揶揄した事は記憶にまだ新しい。
約50年前、サイゴンに傀儡政権を立てたフランスに加担、反共の砦としてベトナムに深く
深く介入していく米国はどう見られたのか。
映画はマイケル・ケイン演じる英国人ジャーナリスト、ファウラーの回想形式で始まり
ファウラーがクワイエット・アメリカンと表現したパイル(ブレンダン・フレイザー)は
冒頭すでに殺されている。
表向きは米援助団員だったパイルの本当の顔が明らかになる迄は
奇妙な三角関係を核にしていますが冒頭のファウラーの独白、
劇中の台詞の裏側に耳を傾けると作品の趣意が伝わります。
ワンフレーズ毎に響く辛辣さ。
(反語としてクワイエットと呼んだ)英国人こそ思想を持たず何もしないとパイルに言わせ
サイゴンの気怠さに慣れきってしまったファウラーに英国を含む欧州の退廃を重ねていきます。
「仏軍では共産主義を抑えきれない」
「我々はベトナムを救うためにやって来た」・・・
パイルの正体が明らかになっていきます。
ファウラーの愛人、現地女性のフォングに横恋慕するパイルは
「彼女を守りたい!」とファウラーを前に主張しますが
フォングの隠喩が何であるかは既に指摘されている通りです。
原作者グレアム・グリーンが作品を発表した1955年、米国はドミノ理論を展開し
フランスに代わり今度は自分達でサイゴンに傀儡政権を打ち立てていきます。
その際、暗躍したCIAを示しているので、これ以降G・グリーンは生涯
アメリカへの入国を許されなかったそうですが
現実には半世紀先までも予知する炯眼が備わっていたとしか言いようがありません。
映画は、なかなか骨太の良い作品でした。
砲撃の低い音が壁づたいに反響し飼い犬が泣き止みませんでした。
loveでは官能的描写があると更に良かったかと思いますが
おじいちゃん(M・ケイン)では、無理かな。
しかしながら ケインの演技に支えられている作品です。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ブレンダン・フレイザーが太りすぎ。そしてハゲ疑惑
投稿日:2007/12/13
レビュアー:kuato
何というベタな邦訳タイトルだろう。。。原題は大人しいアメリカ人の意であるthe quiet american。作家グレアム・グリーンの原作は倦怠とアイロニー、ベトナムという異国への憧憬にあふれた素晴らしく美しい文章なのでハッとなる。映画化自体は原作にかなり忠実である。マイケル・ケインは老紳士の哀愁を品良く演じて好感が持てた。だが肝心のパイル役がブレンダン・フレイザーなのだが、どうもしっくりこない。彼ってこんなにかっこ悪い俳優だったっけ?と訝しかるほど妙に太っている。大願だ大願。この作品は実際にベトナムで撮影されたようだ。現地の知人の話によると、ブレンダン・フレイザーはツルッパゲとのこと。撮影ではカツラを着けての出演だったようだ。非常に驚く。『ハムナプトラ』でもカツラだったのかと思うと感慨深い。
このレビューは気に入りましたか?
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老いらくの恋 / 政治的陰謀
投稿日:2022/11/30
レビュアー:趣味は洋画
愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜 (2002年、アメリカ・ドイツ・オーストラリア、カラー、101分)
キネマ旬報社の「解説」の見出しには、次の文章が記されていました。(そのまま引用させていただきました)
<初老の英国人ジャーナリストと愛人のベトナム人女性、彼らの前に現れた米国人青年の三角関係と、その背後にうごめく政治的陰謀をサスペンスフルに描く。>
初老の英国人役がマイケル・ケイン、愛人のベトナム人女性役がティ・ハイ・イェン・ドー(ドー・ティ・ハイ・イェンの記載もあり)、そして米国人青年役がブレンダン・フレイザーです。
三角関係に目が行きがちですが、私は、後半に展開されるスリリングな展開にくぎ付けになりました。政治的な陰謀を感じました。
時は1952年、フランス占領下のサイゴン。初老のトーマス・ファウラー(マイケル・ケイン)はロンドン・タイムスの特派員だが、地元の情報収集は、信頼する現地採用の部下ヒン(ツィ・マー)に任せ、自身は若いベトナム女性フォング(ティ・ハイ・イェン・ドー)と優雅に暮らしている。ある日、ファウラーはコンチネンタル・ホテルで米国人青年アルデン・パイル(ブレンダン・フレイザー)と知り合った。パイルはベトナムに対する米国の援助団体の一員で、経済援助や医療援助によってベトナム救済を熱望していた。ファウラーとパイルは意気投合、互いを尊敬しあう間柄となる。やがてファウラーがフォングをパイルに紹介したとき、フォングのエキゾチックで謎めいた魅力に、パイルは一目で惹かれてしまう。ファウラーはイギリスに残した妻との離婚を考えていたが、カトリックの妻はそれに応じない。一方、フォングの姉ミス・ハイは、妹の幸せを案じ、独身のパイルにフォングとの交際を働きかける。ある日、イギリス本国からファウラーに帰国命令が来るが、ファウラーはベトナム滞在を優先し、北部ファトジェムへ取材に向かうが...。
中盤あたりから、ファウラーやパイルの人間的側面が見え隠れします。
並行して、酔っ払いのビル・グランガー(ホームズ・オズボーン)というパイルの知人が登場したり、ジョー・チュニー(ロバート・スタントン)という謎の男の不審な行動など、ストーリーの風向きが「恋愛」から「陰謀」に変化していきます。
当時はまだアメリカがベトナム戦争に介入する前ですが、ベトナム国内では不穏な情勢下であったことが、まざまざと描かれています。
そこに視点を当てると、実に興味深い作品だと思いますが、映画の娯楽性としては、やや物足りなさも感じます。
それでも全体的にはなかなかいい雰囲気で、敬愛する「ちゅく」さんは、‘原作に忠実で誠実な映画’と仰っています。
マイケル・ケインは上手い俳優で、どんな役柄も器用にこなすのですが、本作では自分の娘よりも若い年代の女性に溺れています。
因みに本作出演時のマイケル・ケインは69歳くらいですが、彼の演技力にはいつも感服させられます。
英国然とした誇りと気品を、シーンのいたるところで感じるのです。
本作はいきなり、ある男の刺殺死体が発見されるシーンから始まり、回想シーンへと流れていくのですが、上手い‘入り’です。
監督は「硝子の塔」(93年)、「今そこにある危機」(94年)、「ボーン・コレクター」(99年)などのフィリップ・ノイス。
製作総指揮にはアンソニー・ミンゲラやシドニー・ポラック等も名を連ねています。
「愛の落日」...邦題も落ち着きを感じます。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ベトナム戦争本格化まえのサイゴンを学べる映画。
サイゴンに派遣されている、少しくたびれかけた英・ジャーナリスト。彼には本国に妻がいるものの、エキセントリックな愛人がいる。そこへ現れるのが、若く逞しいアメリカン・ガイ。愛人をめぐる壮年男性と若者との確執も面白い。
と同時に、アメリカ軍が南北ベトナム問題に本格介入してくるまでを、この映画は冷徹に追っている。医療援助隊の名を借りてやって来た「静かなアメリカ人」の印象を醸すこの若い男の、本当の正体は・・。
ベトナムの人々の視線で、あの戦争を考えたい方には良い映画だろうと思います。原作者のグレアム・グリーンもイギリス人です。
ただ、最後・・、犯人と疑われてしまう主人公の顛末は・・?
それは想像に任せる、という感じの終わり方で、ちょっと消化不良気味。
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独りよがりのアメリカ人
古い映画だけど、今見てもアメリカ人の勝手ぶりがよくわかる。 静かなるアメリカ人は、じつは静かじゃなかった。 かっての二枚目マイケルケインが老残?のイギリス人を好演している。 ベトナム女性の美しさも見事! アメリカ人がちょっと太りすぎてるのは、やりすぎじゃないか? 一度は見ておいてよい映画です。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
military affairs(軍事) と love affair (情事)
投稿日
2008/08/19
レビュアー
コリンスキー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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イラクに進駐した米軍をイスラム世界が「新・十字軍」と揶揄した事は記憶にまだ新しい。
約50年前、サイゴンに傀儡政権を立てたフランスに加担、反共の砦としてベトナムに深く
深く介入していく米国はどう見られたのか。
映画はマイケル・ケイン演じる英国人ジャーナリスト、ファウラーの回想形式で始まり
ファウラーがクワイエット・アメリカンと表現したパイル(ブレンダン・フレイザー)は
冒頭すでに殺されている。
表向きは米援助団員だったパイルの本当の顔が明らかになる迄は
奇妙な三角関係を核にしていますが冒頭のファウラーの独白、
劇中の台詞の裏側に耳を傾けると作品の趣意が伝わります。
ワンフレーズ毎に響く辛辣さ。
(反語としてクワイエットと呼んだ)英国人こそ思想を持たず何もしないとパイルに言わせ
サイゴンの気怠さに慣れきってしまったファウラーに英国を含む欧州の退廃を重ねていきます。
「仏軍では共産主義を抑えきれない」
「我々はベトナムを救うためにやって来た」・・・
パイルの正体が明らかになっていきます。
ファウラーの愛人、現地女性のフォングに横恋慕するパイルは
「彼女を守りたい!」とファウラーを前に主張しますが
フォングの隠喩が何であるかは既に指摘されている通りです。
原作者グレアム・グリーンが作品を発表した1955年、米国はドミノ理論を展開し
フランスに代わり今度は自分達でサイゴンに傀儡政権を打ち立てていきます。
その際、暗躍したCIAを示しているので、これ以降G・グリーンは生涯
アメリカへの入国を許されなかったそうですが
現実には半世紀先までも予知する炯眼が備わっていたとしか言いようがありません。
映画は、なかなか骨太の良い作品でした。
砲撃の低い音が壁づたいに反響し飼い犬が泣き止みませんでした。
loveでは官能的描写があると更に良かったかと思いますが
おじいちゃん(M・ケイン)では、無理かな。
しかしながら ケインの演技に支えられている作品です。
ブレンダン・フレイザーが太りすぎ。そしてハゲ疑惑
投稿日
2007/12/13
レビュアー
kuato
何というベタな邦訳タイトルだろう。。。原題は大人しいアメリカ人の意であるthe quiet american。作家グレアム・グリーンの原作は倦怠とアイロニー、ベトナムという異国への憧憬にあふれた素晴らしく美しい文章なのでハッとなる。映画化自体は原作にかなり忠実である。マイケル・ケインは老紳士の哀愁を品良く演じて好感が持てた。だが肝心のパイル役がブレンダン・フレイザーなのだが、どうもしっくりこない。彼ってこんなにかっこ悪い俳優だったっけ?と訝しかるほど妙に太っている。大願だ大願。この作品は実際にベトナムで撮影されたようだ。現地の知人の話によると、ブレンダン・フレイザーはツルッパゲとのこと。撮影ではカツラを着けての出演だったようだ。非常に驚く。『ハムナプトラ』でもカツラだったのかと思うと感慨深い。
老いらくの恋 / 政治的陰謀
投稿日
2022/11/30
レビュアー
趣味は洋画
愛の落日 〜クワイエット・アメリカン〜 (2002年、アメリカ・ドイツ・オーストラリア、カラー、101分)
キネマ旬報社の「解説」の見出しには、次の文章が記されていました。(そのまま引用させていただきました)
<初老の英国人ジャーナリストと愛人のベトナム人女性、彼らの前に現れた米国人青年の三角関係と、その背後にうごめく政治的陰謀をサスペンスフルに描く。>
初老の英国人役がマイケル・ケイン、愛人のベトナム人女性役がティ・ハイ・イェン・ドー(ドー・ティ・ハイ・イェンの記載もあり)、そして米国人青年役がブレンダン・フレイザーです。
三角関係に目が行きがちですが、私は、後半に展開されるスリリングな展開にくぎ付けになりました。政治的な陰謀を感じました。
時は1952年、フランス占領下のサイゴン。初老のトーマス・ファウラー(マイケル・ケイン)はロンドン・タイムスの特派員だが、地元の情報収集は、信頼する現地採用の部下ヒン(ツィ・マー)に任せ、自身は若いベトナム女性フォング(ティ・ハイ・イェン・ドー)と優雅に暮らしている。ある日、ファウラーはコンチネンタル・ホテルで米国人青年アルデン・パイル(ブレンダン・フレイザー)と知り合った。パイルはベトナムに対する米国の援助団体の一員で、経済援助や医療援助によってベトナム救済を熱望していた。ファウラーとパイルは意気投合、互いを尊敬しあう間柄となる。やがてファウラーがフォングをパイルに紹介したとき、フォングのエキゾチックで謎めいた魅力に、パイルは一目で惹かれてしまう。ファウラーはイギリスに残した妻との離婚を考えていたが、カトリックの妻はそれに応じない。一方、フォングの姉ミス・ハイは、妹の幸せを案じ、独身のパイルにフォングとの交際を働きかける。ある日、イギリス本国からファウラーに帰国命令が来るが、ファウラーはベトナム滞在を優先し、北部ファトジェムへ取材に向かうが...。
中盤あたりから、ファウラーやパイルの人間的側面が見え隠れします。
並行して、酔っ払いのビル・グランガー(ホームズ・オズボーン)というパイルの知人が登場したり、ジョー・チュニー(ロバート・スタントン)という謎の男の不審な行動など、ストーリーの風向きが「恋愛」から「陰謀」に変化していきます。
当時はまだアメリカがベトナム戦争に介入する前ですが、ベトナム国内では不穏な情勢下であったことが、まざまざと描かれています。
そこに視点を当てると、実に興味深い作品だと思いますが、映画の娯楽性としては、やや物足りなさも感じます。
それでも全体的にはなかなかいい雰囲気で、敬愛する「ちゅく」さんは、‘原作に忠実で誠実な映画’と仰っています。
マイケル・ケインは上手い俳優で、どんな役柄も器用にこなすのですが、本作では自分の娘よりも若い年代の女性に溺れています。
因みに本作出演時のマイケル・ケインは69歳くらいですが、彼の演技力にはいつも感服させられます。
英国然とした誇りと気品を、シーンのいたるところで感じるのです。
本作はいきなり、ある男の刺殺死体が発見されるシーンから始まり、回想シーンへと流れていくのですが、上手い‘入り’です。
監督は「硝子の塔」(93年)、「今そこにある危機」(94年)、「ボーン・コレクター」(99年)などのフィリップ・ノイス。
製作総指揮にはアンソニー・ミンゲラやシドニー・ポラック等も名を連ねています。
「愛の落日」...邦題も落ち着きを感じます。
ベトナム戦争本格化まえのサイゴンを学べる映画。
投稿日
2005/06/08
レビュアー
レビュアー名未設定
サイゴンに派遣されている、少しくたびれかけた英・ジャーナリスト。彼には本国に妻がいるものの、エキセントリックな愛人がいる。そこへ現れるのが、若く逞しいアメリカン・ガイ。愛人をめぐる壮年男性と若者との確執も面白い。
と同時に、アメリカ軍が南北ベトナム問題に本格介入してくるまでを、この映画は冷徹に追っている。医療援助隊の名を借りてやって来た「静かなアメリカ人」の印象を醸すこの若い男の、本当の正体は・・。
ベトナムの人々の視線で、あの戦争を考えたい方には良い映画だろうと思います。原作者のグレアム・グリーンもイギリス人です。
ただ、最後・・、犯人と疑われてしまう主人公の顛末は・・?
それは想像に任せる、という感じの終わり方で、ちょっと消化不良気味。
独りよがりのアメリカ人
投稿日
2015/02/22
レビュアー
バフ
古い映画だけど、今見てもアメリカ人の勝手ぶりがよくわかる。 静かなるアメリカ人は、じつは静かじゃなかった。 かっての二枚目マイケルケインが老残?のイギリス人を好演している。 ベトナム女性の美しさも見事! アメリカ人がちょっと太りすぎてるのは、やりすぎじゃないか? 一度は見ておいてよい映画です。
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