アナトミー　２

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２作目と聞いて、誰もが「もっと“人体標本”が見られる！」と思ったはずだ。前作のインパクトは、あの“人体標本”に他ならない。人間には“怖いもの見たさ”と言うか、“人体解剖”に対する嗜好があるらしい。でなければ、『人体の不思議』なんて催し物に何百万人も集まったりするものか。

しかし、甚だ残念なことに、本作に“人体標本”は出て来ない。ちょっとも出て来ない。物語りは１作目と繋がりを保っているが、ステージを移して医者のギルドをテーマに、“人体実験”を巡るスリラーに仕立ててしまった。あー、つまんない。人工筋肉？　これなら『アナトミー』というタイトルを付ける必要はないんじゃない？ もし、ジャン・レノが出演していたら『クリムゾン・リバー３』というタイトルになったに違いない。（笑）

目的意識が希薄な秘密結社とジャンキーな研修医の物語りは、興味深いアイテムを随所に散りばめながら進行するが、ラストはグズグズになってしまった。どうもこの監督は、クライマックスの描き方にオリジナリティがない。ストーリー・テラーではない、と言うことだ。発想と設定が面白いから、現場からおりて製作サイドに回った方がいいかも知れない。

オススメ出来ません。まぁ、観なくてもいいでしょ。後悔はありません。

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現実の医学の発達がどこまでいっているのかわかりませんが、名誉や成功にとりつかれた人々を描いてるさまは現実的な恐ろしさを感じました。病院内を幽霊に追っかけまわされる映画だと思っていましたが、追い回されることに違いはなくけっこうどきどきしました。やはり人間ってこわい！

　サイコの程度は似たようなものだけど、メスによるスプラッタが少しだけえぐくなったかな。まあ主として冒頭シーンだけですけど。
　ノーベル賞を焦る担当教授の下でその研究に賛同する医者が居ることは分るが、自分自身を実験対象に提供する奴があんなにたくさん居る筈がないし、一病院の中にＡＡＡなる秘密結社に属するメンバーが多く占める実態はちょっと考えられないけど、まあいいか。ホラーだしね（笑）
　作り方としては王道に沿った前作の方が良かったかなぁ。まあどちらもそこそこ怖くてそこそこ楽しめる。
　

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シリーズものは本当に難しいです。
今回ももうひとひねりが欲しかった。
内容は第１作とは全く関係ございません。
但し、テーマとして医療現場、医学生、秘密結社が共通しています。
秘密結社の事ですが、あれが監督、脚本家の想像とは驚きでした。
今回は人工「筋肉」。
吉本工業のなかやまきんにくんに見せたらどんな反応するかなあ？

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主人公が変わった。（でも1とは繋がっていて元主人公も出てきます）
中途半端で全てが終わっているので、ゴシックなのか、完全にハリウッド映画にするのか悩んでたのか？予算か？プロデューサーか？
前作が良かっただけに期待外れ。お子様には良いかも。