ドメスティック・フィアー

トラボルタは腕の良い儲けを考えない職人で

離婚したが理解ある父親役よかったです。

アルマゲドンの最後まで恐さを表現して盛り上げていた

乗組員の人があっさり殺されちゃいましたね。

母親が本当のことに気付いてうまいこと気付いてないふりをして

逃げると所なんかドキドキで義父役の人が急に強暴になる所

が恐かったです。

義父の殺人を目撃してしまい、警察に駆け込むが誰もまともに話を取り合ってくれないが、我が子の訴えに唯一耳を傾け、真相を追究する父親はカッコいい。
もう少し、息子役のダニーが「ワルガキ」だったらメリハリがついたと思うが、義父が犯罪者としての本性を表した時の表情が中々良かった。

ノンダクレで喧嘩っぱやい　フランク（トラボルタ）が息子を守るために奮闘する！　たしかにフランクが清廉潔白な善人だとは思いません。　しかし息子のことを真剣に考えている。　それに対して母親スーザン（テリー・ポロ）が　自分の幸せのことしか考えていないように見える。　物語にすっと入り込めなかったのは　キャラの魅力がなかったから？？　

サスペンスの巨匠ハロルド・ベッカーの作品なので　それなりに観せてくれますが　緊迫感がイマイチ伝わってこない。　

【もうちょっと頑張りましょう】って評価かな？！


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《オレンジ通信》

「素敵な声で抱きしめて」さん　お帰りなさい。　静養できましたか？　入院って不思議ですよね。　自分も3年ほど前（丁度本厄の頃）に緊急入院して1ヵ月半ほど病床に居りました。　血糖値850ってモノスンゴイ数値でビックラこきました。　ぶっ倒れて救急車で運ばれて　そのまま集中治療室で3日間昏睡状態！　その間　仕事は仲間たちが何にも無かったかのようにこなしている。　「俺がいないと」なんて　本人の妄想に過ぎなかった。　生死の境に接すると考え方って変わった気がしませんか？　何事も“一期一会”最善を尽くすだけど“頑張り過ぎないこと”も大事！

殺人者で悪者と見抜けず再婚する母親があほかと思いました。
金目当てなのかなんなのか、まあ、単に勘がホント鈍いんだろうけど・・・。

息子が一番大事とか言って、息子の命を危険にさらすなんて、かわいい顔してとことん天然ですね。

ふと思う。
あそこでヴィンス・ヴォーンが炎に包まれていたのは、この作品へのオマージュだったんだろうか？
さあ、なんのこと、なんのこと？と思った人は「ビー・クール」へゴー！

単純にいっても色々な面で捉えられるサスペンスもの。

１．嘘ばっかり吐いていると、肝心の時にも信じて貰えなくて、取り返しの付かないことになりますよ、という狼少年のお話。

２．一度目はお酒が大好き過ぎる困ったクンと結婚してしまい、二度目も…という、「女性の「オトコ運」は父親で決まる」（岩月謙司）を思わず思い出す女性のお話。

３．He's a jolly god fellow♪と歌っていると、それに相応しくない事実の可能性が出て来ても、ひたすら現実逃避に走る人々のお話。

４．アル中で家庭を失ったり、切れてコーチを殴ったりした過去があり、今度は本当に息子のことを思っているんだと主張しても誰にも信じて貰えないパパのお話。

５．クズなことをしたのに、クズ仲間すら見捨てて戦利品を独り占めしたものの、これじゃいかんと思い直したけれど、昔の仲間、昔の自分、昔の名前に追われて、結局「因果応報」しちゃうクズのお話。

お、書き出してみたら結構あれじゃないですか、悪くないじゃないですか。

特に５番は重要ですよ。尤も、本当に書き直せないかといえば、あそこでああしてれば大丈夫だったのに、という所が幾つもありますが、でもまあ、私利私欲のためだけに人殺しまでしてちゃ、業が大き過ぎて無理かな。
思春期のせいでしょ、とか、家庭崩壊のせいでしょ、とかでは済まされないような「嘘」を吐き続けてきた少年が、誰にも信じて貰えなくて恐ろしい思いをしたのも、やっぱり因果応報ですね。
最近は天網恢々疎にして漏らさず、とか、お天道様は観ているよ、とか、思わず呟いてしまうようなニュースが多いわけですが（いや、街を歩くだけでも、職場に行くだけでも…）、なんだかねえ。

そうそう、ちょっと俳優のことも書こう。

ヴィンス・ヴォーンって、最初に観たのは「ウェディング・クラッシャー」で、次に観たのが「ビー・クール」。
なのですっかり「コメディの人」だと思っていたのですが、ストレートな演技の方もコワイですね（汗）。
まあ、コメディが上手い人は本当に演技の上手い人なので、やっぱりそうか〜。今ではお気に入りさんの一人です。

今回のトラさんは、上には狼パパと書きましたが、それほど情けないオヤジには見えなかったけど…。
酒浸りだって、え、あの位で離婚ですか、程度しか映されていないし。
私には息子と本当に心を通い合わせられる、不器用な職人に見えました。
どっちかというと、ママの方がいやかな〜（笑）。
あのママだから酒量も増えたし、離婚にもなったんだろうな、なんて。

以上であります。