アナトミー

です。緊張感が一気に緩んできて勿体無いと思いました。あと、秘密結社の団結力がなさ過ぎ脆過ぎです・・・オカルトマニアのサークルかい！！！と突っ込みたくなります。この二点をスルーすれば、なかなかの良作かと思います。

知り合ったばかりのいい人そうな青年との再会は解剖室・・・え？？　疑問を抱くパウラ。若者ばかりの検体にチャラけた医学生の解剖実習。死者への敬意もなし。そのうちチャラギャルの親友まで消えてしまい・・・

生きたまま人体標本なんてシーンは本作が初めてです。医療技術先進国ドイツ産ならではのコアな描写にゾクゾク。しかも本物の標本が登場してるし！！　まじまじとガン見してしまいます。

独自に探索をしていたパウラ自身にも魔の手が・・・あ〜早く食塩水を〜！！！ハラハラドキドキして面白かったです。謎解きの展開は後半加速し、ラストでは複雑な心境に・・・解剖医療サスペンスとして最後まで楽しめます。

しょっぱなから気持ち悪いシーンで・・・ウ〜ン。
解剖学が専攻の学生のストーリーだけに途中も気持ち悪いシーン満載で・・・ウ〜ン。
精神的に来る感じ・・・。

人体の不思議展を昔に観に行ったことがあって、その展示会そのままの映像が展開するというので、観に行きました。
実際問題は展示されていたものが動くとあって、目を開けてみることができなかったわけで、結構小心者だなぁと。(苦笑)
サスペンスと解剖室という暗い設定の割には明るい映像にがんがんかける音楽。気持ち悪さは期待するほどでもないはずなのに、はらはらどきどき感がでてきました。
キャラクター設定やストーリーの伏線がそれなりにあって楽しめ、ロマンスは三流感覚でもまぁ、怖さはそれなりにあるかなと。
ただし、アナトミーをみた後で、人体の不思議展を観ようとは思いませんわ。(笑)だって、動くことを想像してしまいそうですもの。

大分前に観た時、かなり怖いホラー映画という印象が残っていたのに、今観直すとホラーではなく医療行為を題材にしたサスペンスだった。
超リアルな人体模型や首を切り落とされた遺体なんかも登場するのに、場所が大学でシチュエーションが解剖学を学ぶ学生の話だと全くグロさは感じないね。

生きたまま切り刻み解剖するという想像するとそら恐ろしいシーンも、わりと軽いノリでちゃっちゃか済ませるのでコントのようだった(笑)

悲劇のトリガーとなるヒロインのルームメイト、グレッチェン役の女優さんが、そんなに美人じゃないってのもちょっとねぇ…
フランカポテンテも、ボーンアイデンティティの頃の方が色気があって好きですね。

と、辛口レビューですが、サスペンスとしては面白いのでそこは誤解なきよう(笑)

これってホラーというよりサイコサスペンス？
観て直ぐには気づかなかったが、主人公パウラ役の女優さん（フランカ・ポテンテ）この人映画『０：３４』のレビューで「美人じゃない」とか「オカマ顔」とか書かれていた方じゃないですか（あの作品では金髪でした）赤だの金髪だの今回は栗毛？作品で色々髪の色が変わる個性的な女優さんですね。

作品自体はとてもしっかり作られてて面白かったです。
その辺のホラー映画より本当に在りそうで怖かった。出てくるのは死体・死体・死体。人間も死ねばただの物って感じの扱われ方だ。医学進歩の為なら殺人も許されるのか？怖くなる。自分は医学の為に肉体を提供し、あんな標本になれるだろうか？