悪いことしましョ！

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「ハムナプトラ３」が公開間近のブレンダン・フレイザー。２枚目的な役よりも、ちょっと間の抜けた役の方が似合ってる彼。私のお気に入りはこれと「タイムトラベラー・きのうから来た恋人」です。

嫌われ者のエリオットは、憧れの彼女アリソンへ思いをかなえるべく、「魂を売り渡す代わりに７つの願いをかなえてあげる」という悪魔と契約してしまう。
ブレンダン・フレイザーの７変化が楽しいです。
リッチで権力のある麻薬王、感受性の高い（過剰なほどに）青年、超有名アスリート、頭がよくてウィットに富んだ作家、そしてアメリカ大統領。あなたはどれがお好みでしょうか？
だけどエリオットは、何度願いをかなえてもらっても幸せになれません。そして彼の７つめの願いとは？

悪魔役のエリザベス・ハーレーが抜群のプロポーションと美貌、そしてめまぐるしいコスプレで楽しませてくれます。
本人も楽しかったでしょうねえ、こんなにいろんな衣装が着れて。最近あまり見かけないけど、どうしてるのかな？

フレイザーは一時期、「クッラシュ」「愛の落日」など演技派としての道を模索していたようですが、今年は「ハムナプトラ３」「センター・オブ・アース」とアクションものの公開が続くようですね。この映画のようなコメディ路線の作品にも出てほしいです。

エリオット(ブレンダン・フレイザー)はコンピューター会社に勤務するちょっとお茶目でオタッキーな男です。社員に気軽に話しかけるのだがお調子者のエリオットは相手にされません。もちろん片思いのアリソンも振り向いてくれるわけがありません。
そんな時、エリオットの前に美しい悪魔が現れます。そして悪魔の誘いに乗り契約書にサインをするのです。その契約とは、魂を売れば自分が望む男になれると言うのです。そして７つの願いが叶えられるのです。エリオットの最大の目的はアリソンを手に入れること。
最初の願いは気軽な気持ちでバーガーとコークが欲しいと。次はコロンビアの麻薬王、　金持ちの権力者、アリソンとの結婚生活、バスケットボールのスター選手、小説家・・・と体験をします。しかし、どれもうまく行かずアリソンには思いが伝わりません。エリソンは、ついに７つ目を拒否してしまいます。
そして、「あとひとつで魂は頂く」と言う悪魔の言葉に、「僕は何も願わない」・・・と。
そしてエリオットはある重大なことに気付くのです。
ブレンダン・フレイザーのキャラが役にぴったり合っていて、まるで主人公は彼そのままって言う感じでした。気軽に観て欲しいラブ☆コメです。面白かったです。

ありえない、バカバカしいコメディです。
ありえない設定の割りにストーリーは意外にベタだったりするのですが
楽しいのはやはり、ブレンダン・フレイザー演じるエリオットと
エリザベス・ハーレイ演じる悪魔のコスプレですね。
単なるコスプレだけでなく、ちゃんとキャラに応じた
演じ分けもしているのが可笑しいです。
でも、どのキャラでもエリオットはなんだかイケてなくてウザイんですけどね。
それがブレンダン・フレイザーのせいなのか
それともそういう役作りなのか、どっちなんでしょう？

余談ですが、タイトルの『悪いことしましョ！』なんですが
悪いことしましょ、と普通に平仮名で入力すると検索できません。
その辺の柔軟性がもう少しあると便利なんですけどね。

「ああ神様、彼女とつき合えるなら僕は何でも捧げます……」。そう呟いたエリオットは、突然現れた悪魔の甘い囁きに耳を貸し、魂と引き換えに7つの願い事をするんだけど、やっぱり悪魔の方が一枚上手！金持ちの権力者、バスケットボールのスター選手、それでもダメなら小説家・・　望みはどんどん大きく広がり、自分は次々と変わっていくけれど、肝心の彼女の気持ちは変わらない！それに願いが叶っても致命的な欠陥が必ずセットになってついてくる・・・そうやってエリオットは彼女に振り回され、次々と願いを浪費していく所は女悪魔らしくてかなり笑えました！
散々な目にあったエリオットだけど、こんなに大変な思いをしなくても、「幸せがすぐ目の前にあった」という粋な計らいは偶然？それとも女悪魔の最後の力？どちらにしてもハッピーエンドで終わる所はよかった(^0^)

オープニングから「マザコン」や「臆病者」等の吹き出しが入りコメディ色が全面に出ています。
主演のブレンダン・フレイザーはやはり二枚目半がぴったりですね。おちょくられまくる姿がおもしろいです。
エリザベスのコスプレ七変化は見物ですね。最後は少しほろっと？した感じで締めてくれます。