ソウル・フード

それなりに良い映画だとは思いますが、家族の絆を強調しすぎて少々鼻につきます。
僕がテリーの立場なら、こんな我慢ならない家族にはこちらから三行半を突きつけてやりますが。

家族を元に戻そうと奔走する少年アマッドの純粋な心は尊重しますが、家族だからこそ許せない事もあるし、一度もつれた糸は簡単にはほどけないということを、少しは表現できていたら、もっと良くなっていたと思います。

それに、虐げられ抑圧されてきた歴史のある黒人だからこそ成り立つ話のような気がします。
自分たちの権利や主張を守る為には、少々の事には目をつぶっても黒人同士一致団結する必要があったのでしょう。
悲しい歴史です。

コメディかな？と思って借りたけど、シリアスなドラマでした。
家族って何？と考えさせられるものでした。

私もビッグ・ママのように孫ができたら皆を呼んで食事をしよ
うと決めました。

兄弟・姉妹・いとこ・孫・・・外国ほど結束は硬くない日本で
すけどこの絆は大切にしたい。としみじみ考えさせられる１本
でした。

ソウルフード恐るべし！！

とにかく、皆が同じ空間に集まり同じ物を口にすることで、
いろんなことを共有でき、絆が強くなるのだと
思い知らされた１枚でした。
ビッグママ、すごい人☆

そして、ソウルフードを味わいたい（●＾o＾●）

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観た後、家族へのいとおしさと、カラッとした元気が湧いてくるような、そんな印象の映画でした。

でもやっぱりブラックビューティー！
かなりセクシーな場面も出てきます。（ファミリー向けそうで、全然ファミリー向きじゃない！）
踊ってるだけであんなにホットに見えるなんて（黒人風？）、もう日本人とは細胞からして違うんでしょうね。

そして、そのホットな細胞を作る、ソウルフードの数々も堪能できます。
豚そくのハムとか、マメの煮たのとか、テーブルいっぱい！
まぁ、普通に映画で観るご馳走料理とちがって、たしかに色はイマイチかも。茶系多いですし。。。
でもあのアメリカの黒人たちの、力強さや団結心、生命力溢れるセクシーさを育んだだけあって、どの料理もソウルフルです！
やっぱり食は生きる力ですね。

これを観た後は、かぶりつき骨付きチキンとか、ビーフガーリックステーキ400gとか、豆ゴッロゴロのスープだとかを食べたくなってきました。（ホントは胃、弱いんですが）
食欲だけでなく、ハングリー精神を刺激される映画でもありました。

綺麗な家族の絆とは思えなかった。
彼氏を奪い取ったり、不倫したり、
前彼、前彼女となんかごたごたして、
最終的にはお金で解決!?

ビッグママはそんなの望んじゃいないよ。
それにそんな解決じゃ長続きしないよ。

でもバタバタ劇は楽しかった。
ありそうありそうとか思いながら、酒を飲む。