デスペラード

この作品を見る前は、マリアッチシリーズ第１弾「エル・マリアッチ」のハリウッドリメイクだと思っていました（＾＾ゞ。そうじゃなかったんですね。完全な続編でした。予算が増えた分、見所も増えています。いい味に仕上がっています。第１弾は低予算の限界で出来る事が限られていた感じがしましたし、第３弾はますますコメディ色が増え、漫画チックになってしまっていました。しかし、この第２弾は第１弾の良さを踏襲し、予算が増えた分おもしろさやアクションの迫力はよりパワーアップし見る者を楽しませてくれます。

なんといってもアントニオ・バンデラスのワイルドな男の色気でしょう（＾＾ゞ。匂ってきそうなくらい色っぽかったです。それに負けずとも劣らないサルマ・エハックの女の色気が加わってもう最高でした。前作でも登場していた役者さんも沢山出ていました。そしてなんといってもタラちゃんでしょう（笑）。この作品に出演しているなんて知らなかったのでとても驚きました。しかしタランティーノってこういう作品にあいますよね（笑）。前作よりもテンポがいいし知っている役者さんもたくさん登場して豪華さが増しています。

ストーリーとしては前作の続きで、大切な人を殺されたマリアッチは復讐をするためある町を訪れます。復讐する相手は“ブチョ”。なんか笑っちゃいそうな名前ですがとんでもない狂人なのです。しかしマリアッチは相手の顔を知りません。“ブチョ”も自分を狙うマリアッチを知りません。そしてマリアッチが“ブチョ”の命を狙える最大のチャンスが訪れるのですが・・・・。こんな感じのお話です。

この作品では次回作に繋がる演出が色々あります。それはなんといっても仕込銃でしょう。ギターケースに仕込んだロケット砲やマシンガンのアイデアは次回作にも活かされています。また２作品を通して黄色いＴシャツの子供も出ているところが監督のこだわりを感じさせます。

個人的にはマリアッチシリーズ最高の出来だと思っています。バンデラス＆エハックの色気と良質のアクションをお楽しみ下さい。合わせて前作「エル・マリアッチ」続編「レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード」もお奨めします。

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内容はどうあれ、本作のお陰でアントニオ・バンデラスの今があるので
何も突っ込まず、彼の漢臭さとセクシーさが同居する魅力を堪能してください
男のわたしでさえ、抱か・・・・思う程です
内容も単純明快、爽快感だけを追い求めたもので
当時の宣伝文句にある様に、ギネス級の銃弾が飛び交います
兎に角バンデラスにどんなアクションや仕草をさせれば
格好良く映るかだけに心血を注いだ作品です
銃の扱いに関する突っ込みはご法度です（笑）
終盤昔の仲間を召集し、道のど真ん中で仁王立ちの応戦
あっさりやられてしまいます、そら死ぬわな（爆）

レジェンド　オブ　メキシコの前作ということで、順番が逆になりましたがレンタルしてみました。
こちらの方が絶対面白い。
ヒーローがバンディラスとはっきりしていてわかりやすい。
かれの魅力が充分に発揮されていたと思います。
脈略もなく登場する楽器ケースを抱えたお友達には違和感がありましたし、あっさり死んでしまうのも？？？でしたが、大勢には影響はありません。
ストーリーよりもバンディラスのかっこよさを楽しみましょう。
低予算の映画ではありますが、レンタルして損はないと思います。お勧めします。

ラテン♪なノリと色香がギラギラする部分の合間
銃撃の間が面白い。もっとプロっぽいのかと思ったら
結構素人っぽくて　そこが魅力。

難点は召喚されたお友達。
カッコ悪ぅ。幻滅。

ヒロインの女性の胸の形がやたら印象に残った。すげ。

アクションは派手になり演出もお金かかってる感じになりました。主演のバンデラスは男前、ヒロインも美人です。
が、前作の『エル・マリアッチ』がストーリー的に面白かっただけに、演出ばかり派手になってしまった今作はイマイチでした。主演も変わってるし、物語もうまくつながっていないみたい。続編にしなくても良かったのでは。
前作の最後でマッド・マックスみたいになってしまったマリアッチですが、今回、なぜか相棒のブス犬もかっちょいいバイクも十字架形のペーパーナイフも携えていません。普通のお兄さんの顔であのスタイルって最高にかっこ良かったと思うのですが。またあのマリアッチに会えるのかと、どれだけ期待していたことか。出会えたのは全くの別人でした。それが残念。
ガン＝カタはどこで習ったのかな？