おつむてんてんクリニック / リチャード・ドレイファス
おつむてんてんクリニック
/フランク・オズ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(22 )
解説・ストーリー
様々な恐怖症を持った主人公が精神科医にひたすらまとわり付き、そのうち2人の立場が逆転していく……。どこまでも付いて来る主人公のしつこさはかなりのものだが、逆にそれがすっきりとした笑いをくれる。B・マーレイの演技が見事にハマッているからであろう。全体的にはブラックコメディになっているので見どころ考えどころもちゃんとある。
様々な恐怖症を持った主人公が精神科医にひたすらまとわり付き、そのうち2人の立場が逆転していく……。どこまでも付いて来る主人公のしつこさはかなりのものだが、逆にそれがすっきりとした笑いをくれる。B・マーレイの演技が見事にハマッているからであろう。全体的にはブラックコメディになっているので見どころ考えどころもちゃんとある。
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「おつむてんてんクリニック」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
様々な恐怖症を持った主人公が精神科医にひたすらまとわり付き、そのうち2人の立場が逆転していく……。どこまでも付いて来る主人公のしつこさはかなりのものだが、逆にそれがすっきりとした笑いをくれる。B・マーレイの演技が見事にハマッているからであろう。全体的にはブラックコメディになっているので見どころ考えどころもちゃんとある。
「おつむてんてんクリニック」 の作品情報
「おつむてんてんクリニック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
おつむて・ん・て・ん・クリニックの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
99分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
VWDR21224
2005年09月07日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
6枚
0人
0人
おつむて・ん・て・ん・クリニックの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
99分
日本語英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2005年09月07日
在庫枚数
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ユーザーレビュー:22件
面白い!
投稿日:2006/07/30
レビュアー:ユルング
ブラックユーモアいっぱいの楽しい作品でした。 ふたりの名優がみせる見事なやりとりが見所です。 次第に治っていくビルと、付きまとわれて気が狂ってくるレオの様子が、とてもコミカルにテンポ良く描かれていて良い! ふたりの好演もさることながら、上手い具合に立場が逆転していく脚本の良さを感じます。 このタイトル、一度聞いたら忘れられないインパクトがありますが、邦題から想像していたのはもっとおバカなもの。 面白おかしくブラックに描かれる人間模様は、意外ときちんとしてます。
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はい
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気楽なコメディー
投稿日:2006/02/07
レビュアー:goro
誰でも軽いノリで楽しめる映画だとおもいます。 精神科医の家族は典型的なアメリカの仲良し家族って感じで今観ると少々嘘くさいですが、それをさらっと流せる所がコメディーの良い所ですね。 私はビル マーレイが出てくるだけでなんだか楽しくなっちゃうので結構楽しめました。 後味がすっきりしてるので、気楽に映画を見たい方にオススメします。
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これは良い
文化や感覚の違いからか、アメリカンコメディで大笑いすることはあまりないが、これはその滅多に無い腹抱えて笑った作品。精神的な病に悩ませている人物をコメディにしているのは、凄いと思う。扱いによっては危ないことであるし、その危ういところが良いんだ。ビル・マーレイの灰汁の強さは好きになれないが、この作品の彼は非常に良い。しつこく休暇中の医者につきまとうと言うのが、彼以外だとうまくいかないだろうと思わせる。精神科医のリチャード・ドレフュスもとても面白い。彼が家族のために休暇を取っているのに、家族は追ってきたマーレイを受け入れるのも、おかしさとともに、父親というのはアメリカでも一家で浮いているのかと悲しさもある。何で父というのはこうなるの。ドレフュスが哀れになる。そして、最後はしみじみと終わるのか、と思ったら笑わせておしまい。最後まで笑わせると言うのは実に良い。一般受けのために泣かせて落とすと言う風にならないのは、大変結構。 それにしてもよくこんな邦題が思いついたもんだ。このタイトル思いついた人、偉い。この題名で大ヒットしたら、安易に原題をカタカナにしたタイトルが幅を利かせなかったかも。
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はい
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一番いい精神科医は自分自身である
投稿日:2022/08/20
レビュアー:趣味は洋画
おつむて・ん・て・ん・クリニック(1990年・アメリカ、カラー、99分) 人を食ったような、この邦題、いいですねエ。 ビル・マーレイとリチャード・ドレイファスが役に成りきっており、まるで「長い長〜〜〜い、コントを観ている」ような楽しさでした。でも、そこには作り手の温かいハートフルな眼差しが感じられたのです。 ボブ・ワイリー(ビル・マーレイ)は様々な恐怖症を患っており、特に人混みに出るのを恐れる「外出恐怖症」である。外に出ると、めまい、吐き気、冷や汗、発熱といった症状が出て、発作的に怒鳴ることもある。本人は ‘モノに触ると病気がうつる気がする’ とも言う。彼の新たな主治医となったレオ・マーヴィン博士(リチャード・ドレイファス)は、早速接見するが、診断もそこそこに「ベイビー・ウォーク」という自身の新書を渡して帰らせた。レオの頭にあるのは、明日からの家族同伴バカンスと、新著のTV局取材のことだけである。ボブは初診の内容に納得して帰宅したが、一人になった不安からパニックに陥り、レオのバカンス先を突き止め、四苦八苦しながらバスに乗って、レオの別荘に辿り着く。休暇を邪魔されたくないレオはボブを冷遇し、早く帰そうとするが、レオの妻フェイ(ジュリー・ハガティ)や娘のアンナ(キャスリン・アーブ)、息子のシギー(チャーリー・コースモ)らは、ちょっと変わった雰囲気のボブを気に入るが...。 原題の「WHAT ABOUT BOB?」に対し、邦題は「おつむて・ん・て・ん・クリニック」。 この「・」が4か所入る部分は絶妙と思います。(笑) その狙いや意味合いは分かりませんが、少なからず鑑賞意欲に影響を与えていることは確かでしょう。 脚本は「今を生きる」(89年)のトム・シュルマンですが、原案は ‘あの’ アルヴィン・サージェントとローラ・ジスキン。ローラは敏腕女性プロデューサーで、「スパイダーマン」(02年)、大統領の執事の涙(2013年)など、多くの製作に関わっています。 そして監督が俳優でもあるフランク・オズ。 気づいたのは、レイの息子シギーを演じたチャーリー・コースモ。彼は「ディック・トレイシー」(90年)で、トレイシーの片腕となる少年キッドを演じていました。 冒頭、ずっとボブを診てきたカーズウェルという医者が、レオが主治医を引き受けてくれたことで、‘やっと解放された!’ と喜ぶシーンがあります。なるほど、相当手のかかった患者だったのだろうと想像しますが、まさかこんな形で手がかかるとは(というか迷惑千万)...。 本編中、レオがボブに対し、‘一番いい精神科医は自分自身である’ との名言を使って諭すシーンがありますが、ストーリーが進むに従って、ボブの煙たさが目に余るようになります。 レオのボブに対する悪感情は、どんどんエスカレートしていきます。それと真逆に、レオの妻や子供たちは、ボブへの親近感がどんどん増していくのですから、そこは面白い。 いすれにしてもビル・マーレイとリチャード・ドレイファスの演技が見事ですね。 ユニークな邦題は知っていましたが、ポッシュさんのレビューが鑑賞の引き金です。 ポッシュさん、ありがとうございました。
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4人 の会員が気に入ったと投稿しています
やっぱりアルヴィン・サージェントの描く人間観が、私は好きだ。
「普通の人々」(1980)を再見して改めてアルヴィン・サージェントという脚本家に惚れ直し。 まさか、こんなコメディも書いてたのねと本作をチョイスしました。 重度の強迫神経症(不潔恐怖)で外出もままならない男が、運命的に出会った(?)精神科医に付きまとい、 騒動をまき起こしながら何故か元気になっていくw 逆に精神科医の方は男に振りまわされノイローゼになって壊れていく・・・というブラックコメディ。 患者のボブをビル・マーレイが演じていて、屈折した陰キャのクセの強さで笑わせてくれる。 ある意味、想定内な安定のウィアードさなので、むしろ精神科医のリチャード・ドレイファスの 壊れっぷりの方が面白いかも。 鼻にかかった嫌味ったらしいセリフ回しや、目が笑ってないひきつった笑顔がなんとも可笑しい。 ボブを車から放り出すとき、「Get out of the car!(降りろ!)」と叫ぶのが 「ゲラーララララー」にしか聞こえないのとかアップセットしすぎじゃろ。笑 人は皆、弱さを抱えているし、何かのきっかけで壊れてしまうこともある。 逆に、病んでいる人も、心優しい人々との交流で癒され、回復する可能性を持っている。 そんなプロットは「普通の人々」に通ずるものがある。 やっぱりアルヴィン・サージェントの描く人間観が、私は好きだ。 医者はボブのことをやたらと「あいつは患者だ」と言い、一線を画そうとし、遠ざけようとする。 でも医者の家族たちは「ちょっと変わってるけど、楽しい人」と受け入れ、もてなす。 ボブの方もそういう扱いを受けて緊張が解けて、どんどんマトモになっていく。 逆転劇のコメディだからそういう流れになるのは当然なんだけど、でも何かそれ以上に 作り手の想いがにじみ出てる気がしてしまうのだよな・・・。 最初のうちは、メンタル病んだ人を笑いものにするのかーと、ちょっとだけ痛みを感じたけど、 違うんだよねー。眼差しが優しい。 医者の家に泊めてもらったボブが、ベッドに横になってティッシュペーパーの束を取り出す。 いつも持ち歩いていて、ドアノブに手をかけたりエレベーターのボタンを押すときに、 直接、触れないように使ってるティッシュ。これをじっと見つめたあと、 「もう、要らないや」って感じでポイっと脇に捨てる。このシーン、ちょっとウルっときてしまった。 ボブが医者を追いかけて長距離移動してきたときに、ペットの金魚を入れたボトルを首から さげてるのも、画として好きで。これ、ロン・ハワードの「ガン・ホー」(1986)ってコメディ映画で 主人公が夜逃げするときに金魚を持ってたのに似てて、なんかユーモラスで和む。 コメディとしては、そこまで突き抜けていない気がするけど、 この優しさはオススメしたいなぁ・・・。 おまけトリビア・・・編集がアン・V・コーツってビックリした! 「アラビアのロレンス」(1962)でアカデミー編集賞とった人です。
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ユーザーレビュー
面白い!
投稿日
2006/07/30
レビュアー
ユルング
ブラックユーモアいっぱいの楽しい作品でした。 ふたりの名優がみせる見事なやりとりが見所です。 次第に治っていくビルと、付きまとわれて気が狂ってくるレオの様子が、とてもコミカルにテンポ良く描かれていて良い! ふたりの好演もさることながら、上手い具合に立場が逆転していく脚本の良さを感じます。 このタイトル、一度聞いたら忘れられないインパクトがありますが、邦題から想像していたのはもっとおバカなもの。 面白おかしくブラックに描かれる人間模様は、意外ときちんとしてます。
気楽なコメディー
投稿日
2006/02/07
レビュアー
goro
誰でも軽いノリで楽しめる映画だとおもいます。 精神科医の家族は典型的なアメリカの仲良し家族って感じで今観ると少々嘘くさいですが、それをさらっと流せる所がコメディーの良い所ですね。 私はビル マーレイが出てくるだけでなんだか楽しくなっちゃうので結構楽しめました。 後味がすっきりしてるので、気楽に映画を見たい方にオススメします。
これは良い
投稿日
2005/09/30
レビュアー
ご飯
文化や感覚の違いからか、アメリカンコメディで大笑いすることはあまりないが、これはその滅多に無い腹抱えて笑った作品。精神的な病に悩ませている人物をコメディにしているのは、凄いと思う。扱いによっては危ないことであるし、その危ういところが良いんだ。ビル・マーレイの灰汁の強さは好きになれないが、この作品の彼は非常に良い。しつこく休暇中の医者につきまとうと言うのが、彼以外だとうまくいかないだろうと思わせる。精神科医のリチャード・ドレフュスもとても面白い。彼が家族のために休暇を取っているのに、家族は追ってきたマーレイを受け入れるのも、おかしさとともに、父親というのはアメリカでも一家で浮いているのかと悲しさもある。何で父というのはこうなるの。ドレフュスが哀れになる。そして、最後はしみじみと終わるのか、と思ったら笑わせておしまい。最後まで笑わせると言うのは実に良い。一般受けのために泣かせて落とすと言う風にならないのは、大変結構。 それにしてもよくこんな邦題が思いついたもんだ。このタイトル思いついた人、偉い。この題名で大ヒットしたら、安易に原題をカタカナにしたタイトルが幅を利かせなかったかも。
一番いい精神科医は自分自身である
投稿日
2022/08/20
レビュアー
趣味は洋画
おつむて・ん・て・ん・クリニック(1990年・アメリカ、カラー、99分) 人を食ったような、この邦題、いいですねエ。 ビル・マーレイとリチャード・ドレイファスが役に成りきっており、まるで「長い長〜〜〜い、コントを観ている」ような楽しさでした。でも、そこには作り手の温かいハートフルな眼差しが感じられたのです。 ボブ・ワイリー(ビル・マーレイ)は様々な恐怖症を患っており、特に人混みに出るのを恐れる「外出恐怖症」である。外に出ると、めまい、吐き気、冷や汗、発熱といった症状が出て、発作的に怒鳴ることもある。本人は ‘モノに触ると病気がうつる気がする’ とも言う。彼の新たな主治医となったレオ・マーヴィン博士(リチャード・ドレイファス)は、早速接見するが、診断もそこそこに「ベイビー・ウォーク」という自身の新書を渡して帰らせた。レオの頭にあるのは、明日からの家族同伴バカンスと、新著のTV局取材のことだけである。ボブは初診の内容に納得して帰宅したが、一人になった不安からパニックに陥り、レオのバカンス先を突き止め、四苦八苦しながらバスに乗って、レオの別荘に辿り着く。休暇を邪魔されたくないレオはボブを冷遇し、早く帰そうとするが、レオの妻フェイ(ジュリー・ハガティ)や娘のアンナ(キャスリン・アーブ)、息子のシギー(チャーリー・コースモ)らは、ちょっと変わった雰囲気のボブを気に入るが...。 原題の「WHAT ABOUT BOB?」に対し、邦題は「おつむて・ん・て・ん・クリニック」。 この「・」が4か所入る部分は絶妙と思います。(笑) その狙いや意味合いは分かりませんが、少なからず鑑賞意欲に影響を与えていることは確かでしょう。 脚本は「今を生きる」(89年)のトム・シュルマンですが、原案は ‘あの’ アルヴィン・サージェントとローラ・ジスキン。ローラは敏腕女性プロデューサーで、「スパイダーマン」(02年)、大統領の執事の涙(2013年)など、多くの製作に関わっています。 そして監督が俳優でもあるフランク・オズ。 気づいたのは、レイの息子シギーを演じたチャーリー・コースモ。彼は「ディック・トレイシー」(90年)で、トレイシーの片腕となる少年キッドを演じていました。 冒頭、ずっとボブを診てきたカーズウェルという医者が、レオが主治医を引き受けてくれたことで、‘やっと解放された!’ と喜ぶシーンがあります。なるほど、相当手のかかった患者だったのだろうと想像しますが、まさかこんな形で手がかかるとは(というか迷惑千万)...。 本編中、レオがボブに対し、‘一番いい精神科医は自分自身である’ との名言を使って諭すシーンがありますが、ストーリーが進むに従って、ボブの煙たさが目に余るようになります。 レオのボブに対する悪感情は、どんどんエスカレートしていきます。それと真逆に、レオの妻や子供たちは、ボブへの親近感がどんどん増していくのですから、そこは面白い。 いすれにしてもビル・マーレイとリチャード・ドレイファスの演技が見事ですね。 ユニークな邦題は知っていましたが、ポッシュさんのレビューが鑑賞の引き金です。 ポッシュさん、ありがとうございました。
やっぱりアルヴィン・サージェントの描く人間観が、私は好きだ。
投稿日
2022/06/16
レビュアー
ポッシュ(卒業)
「普通の人々」(1980)を再見して改めてアルヴィン・サージェントという脚本家に惚れ直し。 まさか、こんなコメディも書いてたのねと本作をチョイスしました。 重度の強迫神経症(不潔恐怖)で外出もままならない男が、運命的に出会った(?)精神科医に付きまとい、 騒動をまき起こしながら何故か元気になっていくw 逆に精神科医の方は男に振りまわされノイローゼになって壊れていく・・・というブラックコメディ。 患者のボブをビル・マーレイが演じていて、屈折した陰キャのクセの強さで笑わせてくれる。 ある意味、想定内な安定のウィアードさなので、むしろ精神科医のリチャード・ドレイファスの 壊れっぷりの方が面白いかも。 鼻にかかった嫌味ったらしいセリフ回しや、目が笑ってないひきつった笑顔がなんとも可笑しい。 ボブを車から放り出すとき、「Get out of the car!(降りろ!)」と叫ぶのが 「ゲラーララララー」にしか聞こえないのとかアップセットしすぎじゃろ。笑 人は皆、弱さを抱えているし、何かのきっかけで壊れてしまうこともある。 逆に、病んでいる人も、心優しい人々との交流で癒され、回復する可能性を持っている。 そんなプロットは「普通の人々」に通ずるものがある。 やっぱりアルヴィン・サージェントの描く人間観が、私は好きだ。 医者はボブのことをやたらと「あいつは患者だ」と言い、一線を画そうとし、遠ざけようとする。 でも医者の家族たちは「ちょっと変わってるけど、楽しい人」と受け入れ、もてなす。 ボブの方もそういう扱いを受けて緊張が解けて、どんどんマトモになっていく。 逆転劇のコメディだからそういう流れになるのは当然なんだけど、でも何かそれ以上に 作り手の想いがにじみ出てる気がしてしまうのだよな・・・。 最初のうちは、メンタル病んだ人を笑いものにするのかーと、ちょっとだけ痛みを感じたけど、 違うんだよねー。眼差しが優しい。 医者の家に泊めてもらったボブが、ベッドに横になってティッシュペーパーの束を取り出す。 いつも持ち歩いていて、ドアノブに手をかけたりエレベーターのボタンを押すときに、 直接、触れないように使ってるティッシュ。これをじっと見つめたあと、 「もう、要らないや」って感じでポイっと脇に捨てる。このシーン、ちょっとウルっときてしまった。 ボブが医者を追いかけて長距離移動してきたときに、ペットの金魚を入れたボトルを首から さげてるのも、画として好きで。これ、ロン・ハワードの「ガン・ホー」(1986)ってコメディ映画で 主人公が夜逃げするときに金魚を持ってたのに似てて、なんかユーモラスで和む。 コメディとしては、そこまで突き抜けていない気がするけど、 この優しさはオススメしたいなぁ・・・。 おまけトリビア・・・編集がアン・V・コーツってビックリした! 「アラビアのロレンス」(1962)でアカデミー編集賞とった人です。
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