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人里離れた一軒家に暮らす詩人の父親と娘のリン。しかし父親は閉じ籠りっきりで姿を見せたことが無い。そして不審をおぼえた家主がその家を訪ねると、リンによって殺されてしまう。やがて彼女の犯した恐るべき事実が明らかになっていく……。冷酷な少女の、悪魔のような所業を描いたサイコ・スリラー。
製作年: |
1976年 |
---|---|
製作国: |
フランス/カナダ/アメリカ |
原題: |
THE LITTLE GIRL WHO LIVES DOWN THE LANE |
監督: |
ニコラス・ジェスネール |
---|---|
製作: |
ゼブ・ブラウン 、 ドニ・エロー |
製作総指揮: |
ハロルド・グリーンバーグ 、 アルフレッド・パリサー |
出演: |
ジョディ・フォスター 、 マーティン・シーン 、 アレクシス・スミス 、 スコット・ジャコビー 、 アレクシス・スミス 、 スコット・ジャコビー 、 モート・シューマン |
脚本: |
レアード・コーニッグ |
原作: |
レアード・コーニッグ |
撮影: |
ルネ・ヴェルジェル |
音楽: |
クリスチャン・ゴベール |
人里離れた一軒家に暮らす詩人の父親と娘のリン。しかし父親は閉じ籠りっきりで姿を見せたことが無い。そして不審をおぼえた家主がその家を訪ねると、リンによって殺されてしまう。やがて彼女の犯した恐るべき事実が明らかになっていく……。冷酷な少女の、悪魔のような所業を描いたサイコ・スリラー。
製作年: |
1976年 |
---|---|
製作国: |
フランス/カナダ/アメリカ |
原題: |
THE LITTLE GIRL WHO LIVES DOWN THE LANE |
監督: |
ニコラス・ジェスネール |
---|---|
製作: |
ゼブ・ブラウン 、 ドニ・エロー |
製作総指揮: |
ハロルド・グリーンバーグ 、 アルフレッド・パリサー |
出演: |
ジョディ・フォスター 、 マーティン・シーン 、 アレクシス・スミス 、 スコット・ジャコビー 、 アレクシス・スミス 、 スコット・ジャコビー 、 モート・シューマン |
脚本: |
レアード・コーニッグ |
---|---|
原作: |
レアード・コーニッグ |
撮影: |
ルネ・ヴェルジェル |
音楽: |
クリスチャン・ゴベール |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
MGBR35148 | 2006年05月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
93分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
MGBR35148
レンタル開始日:
2006年05月24日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
93分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
MGBR35148 | 2006年05月24日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
93分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
MGBR35148
レンタル開始日:
2006年05月24日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
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今この映画を作ろうと思っても、この作品のような何とも言えないメランコリックな雰囲気を出す事は出来ないだろうと思う。
これを見たのは私が小学生低学年の時で、
最後に青酸カリで人を殺すというのがとてもイメージに残っていて、いつかみたいとずーっと思っていた映画でした。
ようやく見ることが出来て本当に良かった。
小学生の時に見た、何とも言えないいい意味での不思議な印象は、大人になって見てからも全く変わることなく本当に見てよかったと思える作品でした!
微妙なフィルムの古ぼけ具合と、
現代少女にはないちょっと古臭くて、垢抜けない感じの少女だったからこそあの白い家、この映画に似つかわしかったと思う。
特別物凄い美少女と言うわけではないと(個人的に)思ったけど、表面上のカワイさや美しさではない魅力がジョディーフォスターにはあった。
風変わりな父の言いつけで、父の死後一人で生きることを選ばざるをえなかった彼女は、まだ13歳なのに大人よりも大人びていて、でも儚い少女っぽさ、子供っぽさも持っている。
大人のような子供で、子供のような大人というか中間でどちらも感じさせる不思議な魅力があり、
「映画だから」と言われればそれまでだけど、
両親の死後一人で生きろ何ていわれて、大人と戦いながら(殺人をしながら)も一人で生きていくなんてありえねぇ!!
と、言う内容なのに何故か引き込まれて納得してみてしまう・・
マリオと出会ってからの彼女は、純朴な少女らしい面も覗かせるようになるし、なんと言っても病室で「一人にしないで」の台詞には胸が詰まった。
ラストシーンでは、この映画の「嫌な大人の象徴」的な役割を感じさせるあの男性との最後の駆け引きが見事だった・・
ただただゆっくりと死んでいく様を、まだ幼さが残る目で逸らすことなく見続けるラストシーンは見た目は幼いのに冷酷で、そのギャップがたまらなく好きでした。
この作品は余り有名じゃないのかもしれないけど、
個人的にかなり好きな映画です。
ジャンルがサイコスリラーだけど、
サイコスリラーとはまた少し趣が違う気がします。
殺人は行われるけど、恋愛的なような青春映画のような・・・
ジャンルひとつではくくれないというか。
残酷だけど純粋で美しい少女の青春(人生?)物語
だと思ってるんですけど・・・・
切なく儚く、ちょっと憂鬱な感じが漂う映画が好きな方は是非!
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
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製作年1976年 。主演は13歳のジョディ・フォスター。イントロダクションを全く読まずに観始め、ジョディに似てる少女だなって思っていたら本人でした^^;
将来人気女優になる素質充分のオーラを放っています。落ち着いた態度で全身全霊で演技する彼女にゾクッとしました。
今作は、13歳とは思えないクールでミステリアスな少女リンの役です。彼女は、村人たちに父と二人で住んでいると言うが誰も父親を見たことがありません。
リンは、父は詩人なので執筆中は誰とも会わないと言う。またある日はニューヨークに行って留守だと言う。
彼女は重大な秘密を胸に秘めています。実は父の遺言とポイズンは冷酷に思えるかもしれませんが、リンにとっては生きて行く為の術(すべ)なのです。
父がリンに、”個性的なおまえを大人は理解しない。一人で生きてトラブルを避けろ。大人に負けるな。必要なら戦え そして生き延びろ”と遺した。
療養中だった父は余命僅かだと悟り、丘を降りて海へ・・・。母は父の遺言でリンがアーモンドの香りのするポイズンを紅茶に入れ・・・。
今夜はハロウインでリンの13歳の誕生日。ケーキで祝っていたらフランクと言うお喋りな男がやって来た。冷たく追い返すが、後で家主のハレットさんの息子だとわかる。
翌日、ハレットさんが葡萄を保存する瓶が床下の倉庫にあると取りに来た。しかし、リンは頑なに拒否する。倉庫から出して置くので明日取りに来てと言うリン。
その翌日またハレットさんがやって来るが、瓶の口に付いているゴムがない。これがないと困ると言い、倉庫の中に入る。そこでキャーッと言う叫び声と共に死んでしまった。
ハレットさんの車を動かそうとしていたリンは、足の不自由なマジシャンのマリオと言う青年と出会う。そして、ハレットさんのことも知られたが何かと協力してくれる。
倉庫の母の死体とハレットさんの死体を庭に埋める二人。雨に打たれたせいなのかマリオは肺炎になり入院する。その後、こん睡状態に・・・。
リンはベッドのマリオに「生き方も行動も父が決めた。でも、もうダメ そばにいて、ひとりにしないで」と涙を流す。彼女が初めて心を許した人なのです。
ある夜、いつの間にか家にフランクがいて、倉庫で母のヘアピンを見つけたと言う。リンの母の真っ赤なつめも・・・。そこでリンは、あのアーモンドの香りの・・・・・・。
ラストは、ショパンのピアノ・コンチェルトが心地よく流れる部屋で、リンのクールな顔がアップに・・・・・・。
★サイコ・サスペンスなのに、ヒューマンドラマのように考えさせられた作品で楽しませて頂きました。少女のジョディが観れたことも良かったです。お薦め致します。
☆ここで皆さまのレビューをちょっと覘かせて頂いて、エコエコアザラクさんのレビューが目に入りました。もしかしたら、彼女のレビューがきっかけでリストインしたのかもしれません。
それから2年半の間ずーっとレンタル出来なくてここでようやく観れたのですね。なにしろ在庫数が13枚ですからね^^;エコエコアザラクさん有難うございました。。。
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76年の映画か。するとこれは映画館でみたのではないのか。当時16歳だから、たぶん田舎の映画館では、この映画はやっていないと思われる。だから、これは学生時代に、名画座でみたか、後にビデオをみたか、なのだが、そこがさだかではない。劇場ではなかったと思う。
でもほんとそれ以来になる。今回のほうが面白かったような気がする。ジョディフォスターを大人の目線でじっくり見られたからなのかもしれない。13歳の少女って、もっと子供っぽいのが普通だけれど、外見は、なんだかひょろっとして、歩き方もぎこちないし、子供だなあと思うけれど、家の中で、モロッコ風の服をきているところは、半分大人の雰囲気がする。子供と大人の中間って、なんだかいい。
一人で生き延びろという父もすごいけれど、それを忠実にまもる少女もすごい。異常な人格ではあるが、それもマリオの存在によって、戻されるだろうなと思われる。
マリオが死ねば、この少女は、ずっとこういう生活を続けることができるのだろうか。日本ではありえないけれど、何だかこの街では、あってもおかしくないような気がする。
懐かしくて、ハラハラしながら見たけっこう素敵な小品だと思う。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
私にとって「可愛い女」というのは「守ってあげたい女」なんですが、ちょっと困ったことに私は、男に(私に)「守ってほしいと思っている女」は苦手なんですね。「自分は自分で守る」って覚悟決めて健気に生きてる女を可愛いと思う。「守ってあげたい」と思う。つまり、私の「守ってあげたい」願望は必然的に満たされない願望なわけです。
この映画でジョディ・フォスターが演じた主人公の少女リンは、詩人で変人の父親が「大人(世間)は敵」と教え込んだとか、暴力的な母親を毒殺しておいて自分で防腐措置して床下に隠してるとか、サイコスリラーっぽい経緯があったことになってますが(そのあたりの描写はほとんど無く、そこは映画の主題と関係無いことが分かります)、とにかく13歳にして既に「自分は自分で守る」覚悟を決めて独りで「白い家」に住んでいる、健気な「可愛い女」なのです。ジョディのファンということもありますが、私はこの初期設定で既にリンちゃんに萌えちゃいましたねぇ。
で、そこに邪悪な「大人(世間)」の代表として家主の女とその息子が登場。リンちゃんは自分の身を守るためにその二人を殺しちゃう羽目になるわけですが、この二人ほとんど漫画ちっくなくらいステレオタイプな悪役で(息子役のチャーリー・シーンの演技なんかコメディ一歩手前って感じで)、これまた「殺人」に纏わるサスペンスがこの映画の主題では無いことが分かります。
こうしてリンちゃんが「自分を自分で守る」ことが不可能な状況が出来あがった時、型どおり「ヒーロー」マリオ君が登場するのですが、このマリオ君がまたすごくイイです。全然強そうじゃないし、足が悪くて変てこなマジシャンの格好しててイケメンでもないけど、「私を守ってほしい」なんて一言も言わない無愛想で頑ななリンちゃんの言葉にカケラも疑いを持たず、全面的に味方する。自分のリスクを顧みず、身を賭して、しかし妙に深刻ぶらず、明るく優しく真剣に「守る」。
初めて人に「守られる」ことのシアワセを知ったリンちゃんの笑顔がほんとに「可愛い」。ジョディの演技が素晴らしいとの評が多いですが、私はあの笑顔は彼女の生来のキャラから来てると信じており、あの笑顔ゆえに「自分は自分で守る」「可愛い女」を演じさせたら彼女の右に出る女優はいないとも信じているのです。彼女のほうから裸になって彼のベッドに飛び込むシーンなど既に彼女が13歳の少女では無く、自分を「守ってくれる」男への愛を自覚した「大人の女」であることを表しており(あれはジョディの姉の吹き替えだそうですが、それは正にその意図があったからでしょう)、全く不自然さを感じませんでしたねぇ(私、18歳の娘の父親ですが)。
この映画は、「自分は自分で守る」覚悟の「可愛い女」が「守り切れない」ほどの苦難に瀕した時(現実には殆ど無いのですが)、私のような「守ってあげたい」男の代表としての「ヒーロー」を登場させて、「可愛い女を守る」という現実では満たされない願望にカタルシスを与える「童話」なのだ、と私には思えます。少なくとも「冷酷な少女の、悪魔のような所業を描いたサイコスリラー」というDISCASの解説は完全な「的外れ」でしょう。
病床で瀕死の彼の胸に顔を埋めて「独りにしないで」と泣くジョディ(いや、リンちゃんか)こそは、「守ってあげたい」男(私)にとってこれ以上は考えられない理想の「可愛い女」であり、その女を守るために全力を使い果たして死んでゆく(マリオは死なないのか?)ことこそ、男(私)の見果てぬ夢なのであります。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:29件
投稿日
2007/10/08
レビュアー
超おこめうまい。※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
今この映画を作ろうと思っても、この作品のような何とも言えないメランコリックな雰囲気を出す事は出来ないだろうと思う。
これを見たのは私が小学生低学年の時で、
最後に青酸カリで人を殺すというのがとてもイメージに残っていて、いつかみたいとずーっと思っていた映画でした。
ようやく見ることが出来て本当に良かった。
小学生の時に見た、何とも言えないいい意味での不思議な印象は、大人になって見てからも全く変わることなく本当に見てよかったと思える作品でした!
微妙なフィルムの古ぼけ具合と、
現代少女にはないちょっと古臭くて、垢抜けない感じの少女だったからこそあの白い家、この映画に似つかわしかったと思う。
特別物凄い美少女と言うわけではないと(個人的に)思ったけど、表面上のカワイさや美しさではない魅力がジョディーフォスターにはあった。
風変わりな父の言いつけで、父の死後一人で生きることを選ばざるをえなかった彼女は、まだ13歳なのに大人よりも大人びていて、でも儚い少女っぽさ、子供っぽさも持っている。
大人のような子供で、子供のような大人というか中間でどちらも感じさせる不思議な魅力があり、
「映画だから」と言われればそれまでだけど、
両親の死後一人で生きろ何ていわれて、大人と戦いながら(殺人をしながら)も一人で生きていくなんてありえねぇ!!
と、言う内容なのに何故か引き込まれて納得してみてしまう・・
マリオと出会ってからの彼女は、純朴な少女らしい面も覗かせるようになるし、なんと言っても病室で「一人にしないで」の台詞には胸が詰まった。
ラストシーンでは、この映画の「嫌な大人の象徴」的な役割を感じさせるあの男性との最後の駆け引きが見事だった・・
ただただゆっくりと死んでいく様を、まだ幼さが残る目で逸らすことなく見続けるラストシーンは見た目は幼いのに冷酷で、そのギャップがたまらなく好きでした。
この作品は余り有名じゃないのかもしれないけど、
個人的にかなり好きな映画です。
ジャンルがサイコスリラーだけど、
サイコスリラーとはまた少し趣が違う気がします。
殺人は行われるけど、恋愛的なような青春映画のような・・・
ジャンルひとつではくくれないというか。
残酷だけど純粋で美しい少女の青春(人生?)物語
だと思ってるんですけど・・・・
切なく儚く、ちょっと憂鬱な感じが漂う映画が好きな方は是非!
投稿日
2012/11/02
レビュアー
mikitty.※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
製作年1976年 。主演は13歳のジョディ・フォスター。イントロダクションを全く読まずに観始め、ジョディに似てる少女だなって思っていたら本人でした^^;
将来人気女優になる素質充分のオーラを放っています。落ち着いた態度で全身全霊で演技する彼女にゾクッとしました。
今作は、13歳とは思えないクールでミステリアスな少女リンの役です。彼女は、村人たちに父と二人で住んでいると言うが誰も父親を見たことがありません。
リンは、父は詩人なので執筆中は誰とも会わないと言う。またある日はニューヨークに行って留守だと言う。
彼女は重大な秘密を胸に秘めています。実は父の遺言とポイズンは冷酷に思えるかもしれませんが、リンにとっては生きて行く為の術(すべ)なのです。
父がリンに、”個性的なおまえを大人は理解しない。一人で生きてトラブルを避けろ。大人に負けるな。必要なら戦え そして生き延びろ”と遺した。
療養中だった父は余命僅かだと悟り、丘を降りて海へ・・・。母は父の遺言でリンがアーモンドの香りのするポイズンを紅茶に入れ・・・。
今夜はハロウインでリンの13歳の誕生日。ケーキで祝っていたらフランクと言うお喋りな男がやって来た。冷たく追い返すが、後で家主のハレットさんの息子だとわかる。
翌日、ハレットさんが葡萄を保存する瓶が床下の倉庫にあると取りに来た。しかし、リンは頑なに拒否する。倉庫から出して置くので明日取りに来てと言うリン。
その翌日またハレットさんがやって来るが、瓶の口に付いているゴムがない。これがないと困ると言い、倉庫の中に入る。そこでキャーッと言う叫び声と共に死んでしまった。
ハレットさんの車を動かそうとしていたリンは、足の不自由なマジシャンのマリオと言う青年と出会う。そして、ハレットさんのことも知られたが何かと協力してくれる。
倉庫の母の死体とハレットさんの死体を庭に埋める二人。雨に打たれたせいなのかマリオは肺炎になり入院する。その後、こん睡状態に・・・。
リンはベッドのマリオに「生き方も行動も父が決めた。でも、もうダメ そばにいて、ひとりにしないで」と涙を流す。彼女が初めて心を許した人なのです。
ある夜、いつの間にか家にフランクがいて、倉庫で母のヘアピンを見つけたと言う。リンの母の真っ赤なつめも・・・。そこでリンは、あのアーモンドの香りの・・・・・・。
ラストは、ショパンのピアノ・コンチェルトが心地よく流れる部屋で、リンのクールな顔がアップに・・・・・・。
★サイコ・サスペンスなのに、ヒューマンドラマのように考えさせられた作品で楽しませて頂きました。少女のジョディが観れたことも良かったです。お薦め致します。
☆ここで皆さまのレビューをちょっと覘かせて頂いて、エコエコアザラクさんのレビューが目に入りました。もしかしたら、彼女のレビューがきっかけでリストインしたのかもしれません。
それから2年半の間ずーっとレンタル出来なくてここでようやく観れたのですね。なにしろ在庫数が13枚ですからね^^;エコエコアザラクさん有難うございました。。。
投稿日
2011/09/21
レビュアー
ケイアイ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
76年の映画か。するとこれは映画館でみたのではないのか。当時16歳だから、たぶん田舎の映画館では、この映画はやっていないと思われる。だから、これは学生時代に、名画座でみたか、後にビデオをみたか、なのだが、そこがさだかではない。劇場ではなかったと思う。
でもほんとそれ以来になる。今回のほうが面白かったような気がする。ジョディフォスターを大人の目線でじっくり見られたからなのかもしれない。13歳の少女って、もっと子供っぽいのが普通だけれど、外見は、なんだかひょろっとして、歩き方もぎこちないし、子供だなあと思うけれど、家の中で、モロッコ風の服をきているところは、半分大人の雰囲気がする。子供と大人の中間って、なんだかいい。
一人で生き延びろという父もすごいけれど、それを忠実にまもる少女もすごい。異常な人格ではあるが、それもマリオの存在によって、戻されるだろうなと思われる。
マリオが死ねば、この少女は、ずっとこういう生活を続けることができるのだろうか。日本ではありえないけれど、何だかこの街では、あってもおかしくないような気がする。
懐かしくて、ハラハラしながら見たけっこう素敵な小品だと思う。
投稿日
2009/11/22
レビュアー
忙中有閑※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
私にとって「可愛い女」というのは「守ってあげたい女」なんですが、ちょっと困ったことに私は、男に(私に)「守ってほしいと思っている女」は苦手なんですね。「自分は自分で守る」って覚悟決めて健気に生きてる女を可愛いと思う。「守ってあげたい」と思う。つまり、私の「守ってあげたい」願望は必然的に満たされない願望なわけです。
この映画でジョディ・フォスターが演じた主人公の少女リンは、詩人で変人の父親が「大人(世間)は敵」と教え込んだとか、暴力的な母親を毒殺しておいて自分で防腐措置して床下に隠してるとか、サイコスリラーっぽい経緯があったことになってますが(そのあたりの描写はほとんど無く、そこは映画の主題と関係無いことが分かります)、とにかく13歳にして既に「自分は自分で守る」覚悟を決めて独りで「白い家」に住んでいる、健気な「可愛い女」なのです。ジョディのファンということもありますが、私はこの初期設定で既にリンちゃんに萌えちゃいましたねぇ。
で、そこに邪悪な「大人(世間)」の代表として家主の女とその息子が登場。リンちゃんは自分の身を守るためにその二人を殺しちゃう羽目になるわけですが、この二人ほとんど漫画ちっくなくらいステレオタイプな悪役で(息子役のチャーリー・シーンの演技なんかコメディ一歩手前って感じで)、これまた「殺人」に纏わるサスペンスがこの映画の主題では無いことが分かります。
こうしてリンちゃんが「自分を自分で守る」ことが不可能な状況が出来あがった時、型どおり「ヒーロー」マリオ君が登場するのですが、このマリオ君がまたすごくイイです。全然強そうじゃないし、足が悪くて変てこなマジシャンの格好しててイケメンでもないけど、「私を守ってほしい」なんて一言も言わない無愛想で頑ななリンちゃんの言葉にカケラも疑いを持たず、全面的に味方する。自分のリスクを顧みず、身を賭して、しかし妙に深刻ぶらず、明るく優しく真剣に「守る」。
初めて人に「守られる」ことのシアワセを知ったリンちゃんの笑顔がほんとに「可愛い」。ジョディの演技が素晴らしいとの評が多いですが、私はあの笑顔は彼女の生来のキャラから来てると信じており、あの笑顔ゆえに「自分は自分で守る」「可愛い女」を演じさせたら彼女の右に出る女優はいないとも信じているのです。彼女のほうから裸になって彼のベッドに飛び込むシーンなど既に彼女が13歳の少女では無く、自分を「守ってくれる」男への愛を自覚した「大人の女」であることを表しており(あれはジョディの姉の吹き替えだそうですが、それは正にその意図があったからでしょう)、全く不自然さを感じませんでしたねぇ(私、18歳の娘の父親ですが)。
この映画は、「自分は自分で守る」覚悟の「可愛い女」が「守り切れない」ほどの苦難に瀕した時(現実には殆ど無いのですが)、私のような「守ってあげたい」男の代表としての「ヒーロー」を登場させて、「可愛い女を守る」という現実では満たされない願望にカタルシスを与える「童話」なのだ、と私には思えます。少なくとも「冷酷な少女の、悪魔のような所業を描いたサイコスリラー」というDISCASの解説は完全な「的外れ」でしょう。
病床で瀕死の彼の胸に顔を埋めて「独りにしないで」と泣くジョディ(いや、リンちゃんか)こそは、「守ってあげたい」男(私)にとってこれ以上は考えられない理想の「可愛い女」であり、その女を守るために全力を使い果たして死んでゆく(マリオは死なないのか?)ことこそ、男(私)の見果てぬ夢なのであります。
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白い家の少女