マンハッタン

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マンハッタン / ウディ・アレン

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映画賞受賞作品

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「マンハッタン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

アレン扮する中年男アイザックは《Vライターとしては売れっ子だったが、シリアスな小説に転向しようと産みの苦しみの最中。彼は粋なレストランで友達とダベっている。共にテーブルを囲むのは大学教授のエールと妻のエミリー。そして、現在、彼が同棲中の17歳の高校生トレーシー。どちらかと言えば彼女の方が夢中で、これ以上深みにハマるのを彼は恐れている。そしてある日、彼はMOMAを見物中のエールが連れていた浮気相手のメリーに恋をする……。不埒なアレンの一転二転する恋心に皆が惑わされてしまい……。

「マンハッタン」 の作品情報

作品情報

製作年: 1979年
製作国: アメリカ
原題: MANHATTAN
受賞記録: 1979年 NY批評家協会賞 監督賞
1979年 LA批評家協会賞 助演女優賞

「マンハッタン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全22件

今撮ったのかと思うくらい変わらぬウディ・アレンの作品

投稿日:2015/10/02 レビュアー:Yohey

ウディ・アレンの作品は好きな人は好きだけど、私はあのスローテンポながら言葉だけはまくしたてるように進んでいくのがどうも違和感があって、すごいいい作品だ!!と思ったものは少ない。でも、なんていうんでしょう、彼独特の空気感というか雰囲気というかそれを作るのがうまくて、なんてことない物語なんだけど、映画だよなぁ、と最後には思わせてくれますね。

この作品は、製作年を全く頭に入れずに観ていたんですが、ウディ・アレンが若作りしているのかと思ったら本当に若い。で、製作年を見たら1979年とのこと。えらい昔なんですよ。でも、これいま(2015年)撮ったと言われてもいけそうな感じなんです。ウディ・アレンの作風が今も変わっていない、という皮肉ではなく、物語自体に昔ながらの古臭いところっていうのが全く感じないんですね。これがすごい。

もちろん美しいマンハッタンの舞台は今はこんなんではないんだけど、街の根底にある部分は変わっていない、そして男女の考え方も変わっていない、だからいつ観てもいけるんです。美しい作品です。この方は多作なので、総ての映画を観るのは難易度が高いんですが、やっぱり、うまいから、あの早口言葉は苦手だけど、また観ようと思ってしまいます。

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これがマンハッタン

投稿日:2011/12/07 レビュアー:bell

 マンハッタンがどういう場所か知らないので調べてみたら、ビジネス、芸術共にアメリカNY州の中核を成す場所らしい。日本で言えば東京なのかな。
 憬れのマンハッタン。しかしその人間模様は軽薄だ。年の差の付き合いは良いとしても、不倫を堂々と公言し、あっちがダメならこっち、こっちがダメならあっちみたいな、その男女の軽々しさに呆れる。
 会話もやたらと芸術ぶった博識ぶりを並べ、まるで自己顕示欲を競い合っているようだ。精神を患い、妻はレズに走って離婚され、いかにもアメリカらしいと言えばそうだが、しかしこの街の人間模様を観ていると、とても憬れとはほど遠い。
 ストーリーだけを追っていると苛つくばかりで、アイザック(ウディ・アレン)のような女を天秤にかける男は、自業自得で別れてしまえば良いと思った。(人のことは言えないが・・・) 正直、人のことなどどうでも良く、この映画はつまらないと思ってしまう。
 でも17歳のトレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)の純粋さに惚れた。ラストの「すこしは人を信じなきゃ」という言葉に救われた。

 この映画はまるでマンハッタンの街の中に入り込んでしまったような錯覚をさせる。マンハッタンを腐敗した街と揶揄し、批判しているかのような描き方だと思う。男女の関係はその象徴として用いたのだろうか。
 観ているときは不快でも、観終えた後にマンハッタンという街が見えてくるから不思議だ。★★★☆

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スノッブな人々

投稿日:2011/09/18 レビュアー:港のマリー

ゴードン・ウィリスの撮るニューヨークの佇まいはため息が出るほど垢抜けて美しく、ガーシュインの音楽も都会の喧噪と哀愁を伝えてグッとくるけれど、映画の本質は、モノクロの辛辣な心理劇ではないかと、私は見た。
「バージニアウルフなんてこわくない」「フェイシズ」の流れに連なる作品のように感じた。内容の深刻度からすると、
「バージニアウルフ…」>「フェイシズ」>>>>>>「マンハッタン」ぐらいか。
本格作家に転身したいテレビライター、雑誌編集者、女優志願の高校生、ノンフィクションライター、高校教師。
教師は違う(こともないか)かもしれないが、後は大都会の表層を飾る「虚業」に生きる面々。プライバシーを切り売りして商売にする。わずかな知識と底の浅い教養を仲間内でひけらかし合い、見栄を張り合う。パーティで出会えばそれぞれ密かに見下し合う。
心休まることのない軽薄で不毛な人間関係を、それでもイライラしながら続けていく。一人でいることはもっと耐え難いから。
みんな精神分析医にかかりながら性のアバンチュールを楽しんでいるという異常さ。
80年代が始まろうとするニューヨークのプチインテリ層、ものすごく歪んでいる。

ウディ・アレンの特色は、その歪みを自虐のユーモアにくるんでさりげなく気付かせるところか。
ラストの若々しいマリエル・ヘミングウェイの堂々とした表情・態度と、うらぶれた中年男ウディの泣き笑いのような情けなさの対比がすばらしい。現実の苦い味が口中にせり上ってくる。人生なんてそんなものだと思わず納得。
さらにそんな人生でもオレは続けていくさ、との希望といえなくもない余韻を感じさせるのも秀逸。

余談だか70年代、アメリカの精神医学界では精神病でも神経症でもない、「パーソナリティ障害」という病態が注目され疾患のカテゴリーとして確立されたそうである。こういう視点で見ると「美人で頭もいい私が放っておかれるのはおかしいと思わない?」と公言するメリー(ダイアン・キートン)は、「自己愛性パーソナリティ障害」ないしは「演技性パーソナリティ障害」だろうか。

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オヤジたちには身につまされる映画だね

投稿日:2006/09/20 レビュアー:ユークス

古い映画だ。若い頃、ウディ・アレンに影響された時期もちょっとはあった事を思い出しながらモノクロの画面にハマって行った。
妻をレズの女に寝取られた中年男の恋愛物語。いかにもニューヨーカーたち、といった男女の出会いや別れをウデイ・アレンの告白的な演出でまとめている。
全編に渡ってちりばめられる当時の知的労働者に共通したへ理屈ともいえる会話ゲームは、男の本音とも思える部分を巧みに挿入しながら、オトナの純愛を描いて妙に心に残る。
登場する女性たちはどれもパワフルで、その時代の空気をうまく描いているが、高校生の少女を演じるマリエル・ヘミングウェイの凛とした初々しさはオヤジたちにはとても魅力的で切ない。

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会話のセンスに脱帽

投稿日:2005/12/24 レビュアー:lovebird

数多くの映画に触れてきましたが、恋する男女の間に交わされるウイットに富んだ「会話」のセンスに脱帽。参りました。はい。この映画から学んだ事はとても多いです。素晴らしい映画でした。

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今撮ったのかと思うくらい変わらぬウディ・アレンの作品

投稿日

2015/10/02

レビュアー

Yohey

ウディ・アレンの作品は好きな人は好きだけど、私はあのスローテンポながら言葉だけはまくしたてるように進んでいくのがどうも違和感があって、すごいいい作品だ!!と思ったものは少ない。でも、なんていうんでしょう、彼独特の空気感というか雰囲気というかそれを作るのがうまくて、なんてことない物語なんだけど、映画だよなぁ、と最後には思わせてくれますね。

この作品は、製作年を全く頭に入れずに観ていたんですが、ウディ・アレンが若作りしているのかと思ったら本当に若い。で、製作年を見たら1979年とのこと。えらい昔なんですよ。でも、これいま(2015年)撮ったと言われてもいけそうな感じなんです。ウディ・アレンの作風が今も変わっていない、という皮肉ではなく、物語自体に昔ながらの古臭いところっていうのが全く感じないんですね。これがすごい。

もちろん美しいマンハッタンの舞台は今はこんなんではないんだけど、街の根底にある部分は変わっていない、そして男女の考え方も変わっていない、だからいつ観てもいけるんです。美しい作品です。この方は多作なので、総ての映画を観るのは難易度が高いんですが、やっぱり、うまいから、あの早口言葉は苦手だけど、また観ようと思ってしまいます。

これがマンハッタン

投稿日

2011/12/07

レビュアー

bell

 マンハッタンがどういう場所か知らないので調べてみたら、ビジネス、芸術共にアメリカNY州の中核を成す場所らしい。日本で言えば東京なのかな。
 憬れのマンハッタン。しかしその人間模様は軽薄だ。年の差の付き合いは良いとしても、不倫を堂々と公言し、あっちがダメならこっち、こっちがダメならあっちみたいな、その男女の軽々しさに呆れる。
 会話もやたらと芸術ぶった博識ぶりを並べ、まるで自己顕示欲を競い合っているようだ。精神を患い、妻はレズに走って離婚され、いかにもアメリカらしいと言えばそうだが、しかしこの街の人間模様を観ていると、とても憬れとはほど遠い。
 ストーリーだけを追っていると苛つくばかりで、アイザック(ウディ・アレン)のような女を天秤にかける男は、自業自得で別れてしまえば良いと思った。(人のことは言えないが・・・) 正直、人のことなどどうでも良く、この映画はつまらないと思ってしまう。
 でも17歳のトレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)の純粋さに惚れた。ラストの「すこしは人を信じなきゃ」という言葉に救われた。

 この映画はまるでマンハッタンの街の中に入り込んでしまったような錯覚をさせる。マンハッタンを腐敗した街と揶揄し、批判しているかのような描き方だと思う。男女の関係はその象徴として用いたのだろうか。
 観ているときは不快でも、観終えた後にマンハッタンという街が見えてくるから不思議だ。★★★☆

スノッブな人々

投稿日

2011/09/18

レビュアー

港のマリー

ゴードン・ウィリスの撮るニューヨークの佇まいはため息が出るほど垢抜けて美しく、ガーシュインの音楽も都会の喧噪と哀愁を伝えてグッとくるけれど、映画の本質は、モノクロの辛辣な心理劇ではないかと、私は見た。
「バージニアウルフなんてこわくない」「フェイシズ」の流れに連なる作品のように感じた。内容の深刻度からすると、
「バージニアウルフ…」>「フェイシズ」>>>>>>「マンハッタン」ぐらいか。
本格作家に転身したいテレビライター、雑誌編集者、女優志願の高校生、ノンフィクションライター、高校教師。
教師は違う(こともないか)かもしれないが、後は大都会の表層を飾る「虚業」に生きる面々。プライバシーを切り売りして商売にする。わずかな知識と底の浅い教養を仲間内でひけらかし合い、見栄を張り合う。パーティで出会えばそれぞれ密かに見下し合う。
心休まることのない軽薄で不毛な人間関係を、それでもイライラしながら続けていく。一人でいることはもっと耐え難いから。
みんな精神分析医にかかりながら性のアバンチュールを楽しんでいるという異常さ。
80年代が始まろうとするニューヨークのプチインテリ層、ものすごく歪んでいる。

ウディ・アレンの特色は、その歪みを自虐のユーモアにくるんでさりげなく気付かせるところか。
ラストの若々しいマリエル・ヘミングウェイの堂々とした表情・態度と、うらぶれた中年男ウディの泣き笑いのような情けなさの対比がすばらしい。現実の苦い味が口中にせり上ってくる。人生なんてそんなものだと思わず納得。
さらにそんな人生でもオレは続けていくさ、との希望といえなくもない余韻を感じさせるのも秀逸。

余談だか70年代、アメリカの精神医学界では精神病でも神経症でもない、「パーソナリティ障害」という病態が注目され疾患のカテゴリーとして確立されたそうである。こういう視点で見ると「美人で頭もいい私が放っておかれるのはおかしいと思わない?」と公言するメリー(ダイアン・キートン)は、「自己愛性パーソナリティ障害」ないしは「演技性パーソナリティ障害」だろうか。

オヤジたちには身につまされる映画だね

投稿日

2006/09/20

レビュアー

ユークス

古い映画だ。若い頃、ウディ・アレンに影響された時期もちょっとはあった事を思い出しながらモノクロの画面にハマって行った。
妻をレズの女に寝取られた中年男の恋愛物語。いかにもニューヨーカーたち、といった男女の出会いや別れをウデイ・アレンの告白的な演出でまとめている。
全編に渡ってちりばめられる当時の知的労働者に共通したへ理屈ともいえる会話ゲームは、男の本音とも思える部分を巧みに挿入しながら、オトナの純愛を描いて妙に心に残る。
登場する女性たちはどれもパワフルで、その時代の空気をうまく描いているが、高校生の少女を演じるマリエル・ヘミングウェイの凛とした初々しさはオヤジたちにはとても魅力的で切ない。

会話のセンスに脱帽

投稿日

2005/12/24

レビュアー

lovebird

数多くの映画に触れてきましたが、恋する男女の間に交わされるウイットに富んだ「会話」のセンスに脱帽。参りました。はい。この映画から学んだ事はとても多いです。素晴らしい映画でした。

6〜 10件 / 全22件