マイケル・コリンズ

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マイケル・コリンズ / リーアム・ニーソン

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「マイケル・コリンズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

1916年、アイルランド革命軍は武装蜂起するも、英国軍の前に敗北した。指導者デ・ヴァレラと共に、コリンズとボーランドも逮捕される。やがて釈放されたコリンズとボーランドは、再び独立運動へと身を投じるのだが……。アイルランド独立のために戦った実在の男たちの物語を、アイルランド出身のN・ジョーダンがメガホンを取って映画化した大力作。<BR><BR>※こちらのタイトルは両面Discでございます。

「マイケル・コリンズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 1996年
製作国: アメリカ
原題: MICHAEL COLLINS
受賞記録: 1996年 ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
1996年 LA批評家協会賞 撮影賞

「マイケル・コリンズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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シャドウ・エフェクト

シューター:狙撃手

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6〜 10件 / 全35件

アイルランドにまつわる映画について

投稿日:2019/08/19 レビュアー:ロキュータス

僕は生来の人見知りで、ひきこもり傾向。   海外旅行は台湾に一度行ったのみ。
海外についての知識は、本やテレビや映画などから、言い換えれば、日本という井戸の中から日本のメディアのフィルターを通して得た断片的な雑学のあつまりにすぎません。
その点を申し上げた上で、アイルランドにまつわる映画について。

アイルランドは、ヘンリー八世やエリザベス一世の時代にも侵略されてましたが、1649年オリバー・クロムウェルにより征服され、イギリスによる長い支配の歴史が続きました。

1845年から49年、主食であるじゃがいも飢饉がアイルランドを襲ったにも関わらず、イングランドへの食糧輸出は続けられるという過酷な政策の結果、大量の餓死者とアメリカへの移民を出し人口は激減。 アイルランド社会は根底から存続の危機に直面した。
僕の世代のアメリカ大統領と言えばケネディですが、その時の移民の末裔。

アメリカでの暴動というと黒人によるものとイメージしてしまいますが、ピート・ハミルも書いたように、史上最大の暴動はアイルランド系によるニューヨーク徴兵暴動。
故国を捨て食うや食わずで、白人最下層であった彼らを、南北戦争中の北軍側が徴兵したのに対して起こしたもの。  これを描いたのが『 ギャング・オブ・ニューヨーク 』

『 風と共に去りぬ 』のスカーレット・オハラの家は成功したアイルランド移民で、故国の実在の聖地タラを農園に名づけたという設定。
実際、作者マーガレット・ミッチェルの母方はアイルランド系。

『 風と共に去りぬ 』が公開され大ヒットした年に、無言の批判なのか『 若き日のリンカーン 』を撮ったジョン・フォードもアイルランド系。
『 怒りの葡萄 』の原作者スタインベックもアイルランド系。
同じくアイルランド系であるジョン・ウェイン、モーリン・オハラ主演で『 静かなる男』をアイルランドでのロケで撮っています。

伊丹十三は『 ロード・ジム 』で共演し友人となったピーター・オトゥールと香港で呑んだ際、英国人たちの香港人への横柄な態度に対して、彼が激しい憤りを示すのに接してます ( エッセイ「 女たちよ ! 」より )

第一次大戦中、アイルランドはドイツから武器を入手し蜂起しますが鎮圧され、それでもその後本作が描くようにマイケル・コリンズ指揮下の武装闘争を展開。
1922年プロテストタントの多い北アイルランドはイギリスに留まるが、南部はイギリス連邦内の高度な自治国アイルランド自由国が成立。
1937年共和国となり、実質的な独立をようやく果たします。

アイルランドは第二次大戦中中立国でした。
ドイツはアイルランド上空を通過して北アイルランドを空爆( 南のアイルランドも誤爆される )、またイギリスの電波傍受や諜報活動の拠点となることを懸念して日独の領事館を閉鎖し外交官を本国に送還するよう、米英がが強く圧力をかけますが、頑として拒絶。
もしドイツがアイルランドが協力を得て上陸すればイギリス本島は挟み撃ちになるため、米英は神経を尖らせていました。

『 鷲は舞い降りた 』はドイツ軍空挺部隊によるチャーチル拉致計画というフィクションだが、ドナルド・サザーランド演じるアイルランド人協力者にはリアリティがありました。 
戦後、同じく中立国だったスペインとともにヨーロッパ統合の流れとアメリカの援助からは外れて経済成長からは出遅れ、1973年EU加盟後1990年代に入り、ようやく急成長を果たしました。

( つづく )

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ニール・ジョーダンが10年以上かけた執念

投稿日:2019/08/16 レビュアー:アクアマリン

生まれて初めての海外旅行先はロンドンでした。
ヒースロー空港の入国検査はとても厳しかったです。
博物館や美術館に入る時は厳しい手荷物検査がありました。
この映画はアイルランド独立運動の闘士マイケル・コリンズの生涯を描いています。
民族独立のためにはテロで人を殺してもよいのか答えに窮します。
血の報復戦や内戦の愚かさがむごたらしいです。
アイルランドは長年にわたって他国の植民地でした。
北アイルランドは昔から住んでいるカトリックと入植者の子孫プロテスタントが混在しているので火種の元です。
休戦したとしても北アイルランド問題は英国最大の政治的・宗教的問題だと痛感しました。

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31歳 ネタバレ

投稿日:2009/07/25 レビュアー:マリコ

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31歳には見えないから、調べるまで31歳で殺されたとは全く分からなかった。写真で見た本当のコリンズは骨太の青年だった。
リーアム・ニーソンも似せてはいるけれども年は隠せなくて、「年齢」からくる悲劇性が薄れてしまった。

たかが31歳ごときで何ができるかと言う意見もあるらしいが、アイルランドの竜馬って感じかな、英雄であるには違いないが、血を流しすぎる。殺しの場面が残酷で、コリンズは出っぱなしで、内乱を描くのに焦りすぎているような気がする映画だった。

また、分刻みに人殺しの場面がある。こんな混乱の後で両国の平和が来るはずもなく、たがいの憎しみが延々と残るに違いない。
事情によって仲間割れがあるまでカリスマだった人なのだから、おそらく、もっと憎しみだけでなくほかの方法や包容力なども持ち合わせていただろうけれど、兎に角流血場面が激しくて、その他諸々を圧倒してしまっていた。

結局、コリンズに偏りすぎている部分が映画として平衡を欠いていると思う。

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見応えあり

投稿日:2008/07/21 レビュアー:rimarima

歴史を作ったのは人間なんだなぁ…と当たり前のことをしみじみ感じました。
戦いから得たものあれば失ったものも数知れず…。
平和が一番です。

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現場叩き上げの男 ネタバレ

投稿日:2008/03/01 レビュアー:ひろぼう

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アイルランド独立の祖となった男、マイケル・コリンズを描いた作品で、史実と違う描写もあるそうですが、それは映画なんで寛容に受け止めましょう。

彼の葛藤が次々と描かれます。イギリスとの独立闘争がテーマなのですが、ストーリーの核はコリンズと共に闘う同士間の葛藤にあります。それは互いに愛し護るものは共通なのに、思想の違いにより選択する手段が異なり、身内間での確執を生んでしまう悲劇にあるのです。人間なので思想が異なるのは当たり前で、それを対話で解決すれば問題は発生しないのですが、思想というのは頑迷で簡単には主旨を変えることができず、暴力を行使しても貫こうとします。また、そこに多くの人の意思が関与して皆が賛同できれば良いのですが、民衆のための独立闘争がいつしか思想の戦い、言い換えると政治へと変貌し、民衆の希望を忘れ去ろうとするのです。
コリンズが妥協の産物であったイギリスとの休戦協定を結ぶのは、民衆の無駄な犠牲を望まないがための苦渋の決断であり、彼が暗殺の現場で対峙する残酷な現実を知り抜いていたためです。対するデ・ヴァレラは知的な政治家で、崇高なる意思を貫くには犠牲もやむなしと考えるのは、血なまぐさい復讐からは何も生み出せないことに気付かなかったためなのでしょう。

アイルランド史に疎い私は、競技場に乱入する装甲車(ブラック・アンド・タンズ>イギリス特殊部隊)の下りが理解出来なくて特典映像等で知ったのですが、本作を理解するには独立闘争に関する少々の予備知識が必須となるようで、観賞後の深みも増してきます。色々調べるうちに、カストロのようなカリスマ性をコリンズに感じてしまいました。
あと気なるのは長尺なのに場面の切替りが早く、余韻に浸る趣きが削がれること。イギリス警察の警部のエピソード等、ストーリーの核とならないシーンの幾らかは、削除した方が映画が引き締まったかもしれませんね。
最後に言わせてもらうと、実在のコリンズは31歳で亡くなったのですが、リーアム・ニーソンがそう見えない・・・蛇足でした。

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マイケル・コリンズ

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アイルランドにまつわる映画について

投稿日

2019/08/19

レビュアー

ロキュータス

僕は生来の人見知りで、ひきこもり傾向。   海外旅行は台湾に一度行ったのみ。
海外についての知識は、本やテレビや映画などから、言い換えれば、日本という井戸の中から日本のメディアのフィルターを通して得た断片的な雑学のあつまりにすぎません。
その点を申し上げた上で、アイルランドにまつわる映画について。

アイルランドは、ヘンリー八世やエリザベス一世の時代にも侵略されてましたが、1649年オリバー・クロムウェルにより征服され、イギリスによる長い支配の歴史が続きました。

1845年から49年、主食であるじゃがいも飢饉がアイルランドを襲ったにも関わらず、イングランドへの食糧輸出は続けられるという過酷な政策の結果、大量の餓死者とアメリカへの移民を出し人口は激減。 アイルランド社会は根底から存続の危機に直面した。
僕の世代のアメリカ大統領と言えばケネディですが、その時の移民の末裔。

アメリカでの暴動というと黒人によるものとイメージしてしまいますが、ピート・ハミルも書いたように、史上最大の暴動はアイルランド系によるニューヨーク徴兵暴動。
故国を捨て食うや食わずで、白人最下層であった彼らを、南北戦争中の北軍側が徴兵したのに対して起こしたもの。  これを描いたのが『 ギャング・オブ・ニューヨーク 』

『 風と共に去りぬ 』のスカーレット・オハラの家は成功したアイルランド移民で、故国の実在の聖地タラを農園に名づけたという設定。
実際、作者マーガレット・ミッチェルの母方はアイルランド系。

『 風と共に去りぬ 』が公開され大ヒットした年に、無言の批判なのか『 若き日のリンカーン 』を撮ったジョン・フォードもアイルランド系。
『 怒りの葡萄 』の原作者スタインベックもアイルランド系。
同じくアイルランド系であるジョン・ウェイン、モーリン・オハラ主演で『 静かなる男』をアイルランドでのロケで撮っています。

伊丹十三は『 ロード・ジム 』で共演し友人となったピーター・オトゥールと香港で呑んだ際、英国人たちの香港人への横柄な態度に対して、彼が激しい憤りを示すのに接してます ( エッセイ「 女たちよ ! 」より )

第一次大戦中、アイルランドはドイツから武器を入手し蜂起しますが鎮圧され、それでもその後本作が描くようにマイケル・コリンズ指揮下の武装闘争を展開。
1922年プロテストタントの多い北アイルランドはイギリスに留まるが、南部はイギリス連邦内の高度な自治国アイルランド自由国が成立。
1937年共和国となり、実質的な独立をようやく果たします。

アイルランドは第二次大戦中中立国でした。
ドイツはアイルランド上空を通過して北アイルランドを空爆( 南のアイルランドも誤爆される )、またイギリスの電波傍受や諜報活動の拠点となることを懸念して日独の領事館を閉鎖し外交官を本国に送還するよう、米英がが強く圧力をかけますが、頑として拒絶。
もしドイツがアイルランドが協力を得て上陸すればイギリス本島は挟み撃ちになるため、米英は神経を尖らせていました。

『 鷲は舞い降りた 』はドイツ軍空挺部隊によるチャーチル拉致計画というフィクションだが、ドナルド・サザーランド演じるアイルランド人協力者にはリアリティがありました。 
戦後、同じく中立国だったスペインとともにヨーロッパ統合の流れとアメリカの援助からは外れて経済成長からは出遅れ、1973年EU加盟後1990年代に入り、ようやく急成長を果たしました。

( つづく )

ニール・ジョーダンが10年以上かけた執念

投稿日

2019/08/16

レビュアー

アクアマリン

生まれて初めての海外旅行先はロンドンでした。
ヒースロー空港の入国検査はとても厳しかったです。
博物館や美術館に入る時は厳しい手荷物検査がありました。
この映画はアイルランド独立運動の闘士マイケル・コリンズの生涯を描いています。
民族独立のためにはテロで人を殺してもよいのか答えに窮します。
血の報復戦や内戦の愚かさがむごたらしいです。
アイルランドは長年にわたって他国の植民地でした。
北アイルランドは昔から住んでいるカトリックと入植者の子孫プロテスタントが混在しているので火種の元です。
休戦したとしても北アイルランド問題は英国最大の政治的・宗教的問題だと痛感しました。

31歳

投稿日

2009/07/25

レビュアー

マリコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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31歳には見えないから、調べるまで31歳で殺されたとは全く分からなかった。写真で見た本当のコリンズは骨太の青年だった。
リーアム・ニーソンも似せてはいるけれども年は隠せなくて、「年齢」からくる悲劇性が薄れてしまった。

たかが31歳ごときで何ができるかと言う意見もあるらしいが、アイルランドの竜馬って感じかな、英雄であるには違いないが、血を流しすぎる。殺しの場面が残酷で、コリンズは出っぱなしで、内乱を描くのに焦りすぎているような気がする映画だった。

また、分刻みに人殺しの場面がある。こんな混乱の後で両国の平和が来るはずもなく、たがいの憎しみが延々と残るに違いない。
事情によって仲間割れがあるまでカリスマだった人なのだから、おそらく、もっと憎しみだけでなくほかの方法や包容力なども持ち合わせていただろうけれど、兎に角流血場面が激しくて、その他諸々を圧倒してしまっていた。

結局、コリンズに偏りすぎている部分が映画として平衡を欠いていると思う。

見応えあり

投稿日

2008/07/21

レビュアー

rimarima

歴史を作ったのは人間なんだなぁ…と当たり前のことをしみじみ感じました。
戦いから得たものあれば失ったものも数知れず…。
平和が一番です。

現場叩き上げの男

投稿日

2008/03/01

レビュアー

ひろぼう

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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アイルランド独立の祖となった男、マイケル・コリンズを描いた作品で、史実と違う描写もあるそうですが、それは映画なんで寛容に受け止めましょう。

彼の葛藤が次々と描かれます。イギリスとの独立闘争がテーマなのですが、ストーリーの核はコリンズと共に闘う同士間の葛藤にあります。それは互いに愛し護るものは共通なのに、思想の違いにより選択する手段が異なり、身内間での確執を生んでしまう悲劇にあるのです。人間なので思想が異なるのは当たり前で、それを対話で解決すれば問題は発生しないのですが、思想というのは頑迷で簡単には主旨を変えることができず、暴力を行使しても貫こうとします。また、そこに多くの人の意思が関与して皆が賛同できれば良いのですが、民衆のための独立闘争がいつしか思想の戦い、言い換えると政治へと変貌し、民衆の希望を忘れ去ろうとするのです。
コリンズが妥協の産物であったイギリスとの休戦協定を結ぶのは、民衆の無駄な犠牲を望まないがための苦渋の決断であり、彼が暗殺の現場で対峙する残酷な現実を知り抜いていたためです。対するデ・ヴァレラは知的な政治家で、崇高なる意思を貫くには犠牲もやむなしと考えるのは、血なまぐさい復讐からは何も生み出せないことに気付かなかったためなのでしょう。

アイルランド史に疎い私は、競技場に乱入する装甲車(ブラック・アンド・タンズ>イギリス特殊部隊)の下りが理解出来なくて特典映像等で知ったのですが、本作を理解するには独立闘争に関する少々の予備知識が必須となるようで、観賞後の深みも増してきます。色々調べるうちに、カストロのようなカリスマ性をコリンズに感じてしまいました。
あと気なるのは長尺なのに場面の切替りが早く、余韻に浸る趣きが削がれること。イギリス警察の警部のエピソード等、ストーリーの核とならないシーンの幾らかは、削除した方が映画が引き締まったかもしれませんね。
最後に言わせてもらうと、実在のコリンズは31歳で亡くなったのですが、リーアム・ニーソンがそう見えない・・・蛇足でした。

6〜 10件 / 全35件