十二単衣を着た悪魔 / 伊藤健太郎
全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
十二単衣を着た悪魔
/黒木瞳
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「十二単衣を着た悪魔」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気脚本家・小説家の内館牧子が源氏物語の世界を舞台に綴った同名ベストセラーを、女優の黒木瞳が「嫌な女」に続いて長編2作目となる監督を務めて映画化した異世界トリップ・エンタテインメント。雷に打たれた拍子に源氏物語の世界に迷い込んでしまった現代のフリーターが、優秀で冷徹な最強ヒロイン“弘徽殿女御”の下で悪戦苦闘しながら成長していく姿を描く。主演は伊藤健太郎。共演に三吉彩花、伊藤沙莉。優秀な弟に劣等感を抱いているフリーターの伊藤雷は、『源氏物語』のイベント会場でのバイトの帰り道、突然雷に打たれ、気づいたら『源氏物語』の世界にトリップしていた。不審者扱いされ牢に閉じ込められた雷は、口から出まかせで陰陽師・伊藤雷鳴を名乗る。そしてたまたま持っていた頭痛薬で皇妃を救い、本当に陰陽師として登用されるのだったが…。 JAN:4907953287228
「十二単衣を着た悪魔」 の作品情報
「十二単衣を着た悪魔」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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十二単衣を着た悪魔の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
HPBRR1134 |
2021年08月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
118枚
|
1人
|
0人
|
十二単衣を着た悪魔の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
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日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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HPBRR1134 |
2021年08月04日
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ユーザーレビュー:7件
をかしうもありけるかな
内館牧子さんの面白解釈『十二単衣を着た悪魔─源氏物語異聞』を原作に、
黒木瞳さんが監督。
伊藤雷(らい)(伊藤健太郎)は、59社から内定が出ぬまま大学を卒業したフリーター。
弟がいるが、すべてに優秀で小さい時からコンプレックスを持っている。
『源氏物語と疾病展』という製薬会社のイベントでバイト中。
雷の鳴ったある時、路上で気を失った雷・・気がつくとどういうわけかそこは、平安時代、
紫式部によって書かれたあの『源氏物語』の世界であった!
パンフレットを持っていた雷は、未来を言い当て、バイトの土産だった頭痛薬が弘徽殿女御
(こきでんのにょうご)に効いて、後宮でまんまと陰陽師として重用されることになる。
源氏物語では完全な悪役として描かれる女御。
だが、内館牧子原作のこの映画では、歯に衣着せぬ物言い、的確な判断力のある魅力的な人物、1000年後の時代に生きていたらさぞ優秀なキャリアウーマンであろうと雷は思う。
助言し、時に慰め、すっかりこの時代に馴染んだ雷はなんと結婚までしてしまう!
(あっちの世界では「プー太郎と付き合うなんて、ないわー」と一言で振られた)
「出っ歯で糸目の驚くほどのブス」の倫子役を誰がやるのかと思ったら、伊藤沙莉さんだ。
初対面こそ悲劇だったが、情が移ってからはメチャクチャ仲良くなる。そして可愛い♪
雷は、色々不便なこっちの世界でも女御に必要とされ、愛する人が出来て、もうこちらの
世界で生きてゆこうと決意。そして30年が過ぎる・・・。
実は面白いのはここから。
弟に劣等感を持ち、ふてくされて生きてきた雷の魂の成長期だ。
兄なのに光源氏の陰に回る春宮(後の朱雀帝)、弘徽殿女御を中心に、藤壺、桐壷、
六条御息所のエピソードをからめる。
ただ、映画では若干説明不足のシーンも見受けられる。
平成に帰った雷が風呂場でボロボロ泣く所。(彼は何が原因で感極まったのか)
両親は雷に気を使って、大っぴらに弟を褒められない、そこに気づいて複雑な雷。
三吉彩花さんや伊藤沙莉さんの熱演も好感です。
が、どちらかというと原作既読の方がすんなり楽しめるかもです。
内館牧子さんの原作(文庫で520ページ!が面白いのでぜひ!)
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タイムスリップ? いやいや異世界トリップもの?
投稿日:2021/09/05
レビュアー:oyoyo
主人公が源氏物語の世界に迷い込むのだが、
源氏物語って実話を元にしたフィクション。
だからタイムスリップじゃないのかな?
弘徽殿女御の人となりからも、“自分自身”や“生き方”について学ばされることが多い。
「身の丈に合ったことだけをして…傷つかぬように生きるなど、小物のすることです!!」
というセリフには衝撃を受けた。
言いたい事をハッキリと言う彼女の豪胆さは気持ちいい。
僕も若いころはこんなんだったかなと思い出した。
でも現実社会で自分を貫く生き方というのは風当たりが激しい。
一歩間違えれば「ワガママ」ととられてしまう。
僕も年月とともに周りにもまれて今じゃすっかり丸くなった(笑)
伊藤沙莉さん、ブスに見えたりかわいく見えたり。
演技の使い分けが出来る希少な存在かも?と思った。
ソフトではあるが、子供と観ると気まずいシーンもあるのでご注意。
ラストは良かった。
感動・・・とまでは行かなかったがそれに近い。
上手くまとめた好印象な終わり方。
80点
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兄弟の確執なのか、弘徽殿女御なのか
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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どちらが中心なのかが定まらないので、語りが散漫でバラバラになりがち。どちらもというのは長編小説では可能でも、時間に制約のある映画では無理で、ストーリーには焦点が必要。兄と弟のどちらかが優秀、どちらかが劣等生という話(今作では弟の方が秀でている)は、よくあるテーマなので、現代的に読み直された弘徽殿女御を、雷の視点から描くという展開にした方がインパクトがあったのではないだろうか。その場合は、あんなにも自分の意見をはっきりと発言する自立した女性である弘徽殿女御が、光源氏の陰になってしまった我が子のために自らを犠牲にして、言いたいこともぐっと我慢して耐え、息子を朱雀帝として即位させるという場面が、クライマックスになるのかもしれない。
今作では、物語の世界に入り込んだ雷が、妻の倫子と生まれるはずだった我が子を難産の末に亡くしてしまうというシーンがクライマックスになっているように思えるので、雷の人間としての成長を描いているとも言えるのだろうが、それだと、『源氏物語』の世界が余りにももったいなさ過ぎる。個人的には、光源氏(単なるプレイボーイではない)をもっと多く登場させて雅な世界を描き、一宮と二宮それぞれの思いや、弘徽殿女御の生き方をさらに深く知りたかったと感じる。(つまり、それなら映画の原作を読めということですね。)
倫子と我が子の死は、現実の世界に戻った後も、雷の心に深い想いを残しており、その余韻がとても効果的なのに、さらに雷と弟の水とのセンチメンタルで新味もない兄弟和解のシーンを長々とつけ加えるなんて、説明過多でげんなりする。余談ですが、この映画は、平安時代へのタイムトリップものではありません。平安時代の宮廷文化を背景にした、世界最古の長編小説とも称される『源氏物語』というフィクションの世界へのトリップです。だから厳密な時代考証は必要ないので、美術やセッティングはこれで充分だという気がします。女性たちの纏う色鮮やかな衣裳が優雅で、とても美しいです。
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賢弟愚兄
投稿日:2022/04/19
レビュアー:こうさま
就活生活に失敗続きのフリーター雷が平安時代にタイムスリップし、とっさの機転で陰陽師雷鳴と名乗り、悪女とされている弘徽殿の女御に仕えながら、その経験で成長してゆくというストーリー。
過去にタイムスリップする作品はいろいろあるが、戦国時代が背景になっているものが多く平安時代というのは珍しい。
本作は内館牧子氏の原作源氏物語異聞で黒木瞳が監督という女性目線で語られる平安絵巻で弘徽殿の女御というのは架空の人物だそうだが光源氏(二宮)の兄朱雀帝(一宮)の母である。
源氏物語は紫式部が書いたとされる長編物語だが第一部は光源氏の女性遍歴が延々と綴られている、父の後妻である藤壺、正妻葵の上、空蝉、夕顔、六条御息所等々延々と続いている。
さてタイムスリップした雷は弘徽殿の女御に頭痛薬を供して信頼を得、源氏物語の小冊子を参考に未来を語り、陰陽師としての地位を確立して行くのだが、彼女の子一宮を即位させたいのだが弟二宮の方が優勢、賢弟愚兄という関係が雷と優秀な弟と重なる。
江戸時代の大奥でもそうだったように、この時代の宮中での帝を中心とした女性関係にともなう嫉妬や権力争いは壮絶なものであったろうが、本作ではあまり深く触れていない。
ただ恐ろしい女性としてのイメージのある弘徽殿の女御が実は優しさを兼ね備えた、現代風のキャリアウーマンであつたという設定がなかなか目新しく、彼女と接している雷にとって人間的に成長する糧となったことは間違いなかろう。
弟に対する劣等感から弟の名門大学合格の祝いの席にも出られなかった雷が現在に戻ってから弟と初めて向き合えたところも、成長の証なんだろう。
なかなか面白い題材の作品である。
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面白かったです
投稿日:2022/05/16
レビュアー:スヌーピー
逆の立場から見たらこうなるのかなと思いこういう解釈も楽しいと思いました。三吉彩花さんかっこよかったです。こういう女性素敵だなと思ったし母は強しだと思いました。
楽しめました。
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ユーザーレビュー
をかしうもありけるかな
投稿日
2021/08/14
レビュアー
くまげらの森
内館牧子さんの面白解釈『十二単衣を着た悪魔─源氏物語異聞』を原作に、
黒木瞳さんが監督。
伊藤雷(らい)(伊藤健太郎)は、59社から内定が出ぬまま大学を卒業したフリーター。
弟がいるが、すべてに優秀で小さい時からコンプレックスを持っている。
『源氏物語と疾病展』という製薬会社のイベントでバイト中。
雷の鳴ったある時、路上で気を失った雷・・気がつくとどういうわけかそこは、平安時代、
紫式部によって書かれたあの『源氏物語』の世界であった!
パンフレットを持っていた雷は、未来を言い当て、バイトの土産だった頭痛薬が弘徽殿女御
(こきでんのにょうご)に効いて、後宮でまんまと陰陽師として重用されることになる。
源氏物語では完全な悪役として描かれる女御。
だが、内館牧子原作のこの映画では、歯に衣着せぬ物言い、的確な判断力のある魅力的な人物、1000年後の時代に生きていたらさぞ優秀なキャリアウーマンであろうと雷は思う。
助言し、時に慰め、すっかりこの時代に馴染んだ雷はなんと結婚までしてしまう!
(あっちの世界では「プー太郎と付き合うなんて、ないわー」と一言で振られた)
「出っ歯で糸目の驚くほどのブス」の倫子役を誰がやるのかと思ったら、伊藤沙莉さんだ。
初対面こそ悲劇だったが、情が移ってからはメチャクチャ仲良くなる。そして可愛い♪
雷は、色々不便なこっちの世界でも女御に必要とされ、愛する人が出来て、もうこちらの
世界で生きてゆこうと決意。そして30年が過ぎる・・・。
実は面白いのはここから。
弟に劣等感を持ち、ふてくされて生きてきた雷の魂の成長期だ。
兄なのに光源氏の陰に回る春宮(後の朱雀帝)、弘徽殿女御を中心に、藤壺、桐壷、
六条御息所のエピソードをからめる。
ただ、映画では若干説明不足のシーンも見受けられる。
平成に帰った雷が風呂場でボロボロ泣く所。(彼は何が原因で感極まったのか)
両親は雷に気を使って、大っぴらに弟を褒められない、そこに気づいて複雑な雷。
三吉彩花さんや伊藤沙莉さんの熱演も好感です。
が、どちらかというと原作既読の方がすんなり楽しめるかもです。
内館牧子さんの原作(文庫で520ページ!が面白いのでぜひ!)
タイムスリップ? いやいや異世界トリップもの?
投稿日
2021/09/05
レビュアー
oyoyo
主人公が源氏物語の世界に迷い込むのだが、
源氏物語って実話を元にしたフィクション。
だからタイムスリップじゃないのかな?
弘徽殿女御の人となりからも、“自分自身”や“生き方”について学ばされることが多い。
「身の丈に合ったことだけをして…傷つかぬように生きるなど、小物のすることです!!」
というセリフには衝撃を受けた。
言いたい事をハッキリと言う彼女の豪胆さは気持ちいい。
僕も若いころはこんなんだったかなと思い出した。
でも現実社会で自分を貫く生き方というのは風当たりが激しい。
一歩間違えれば「ワガママ」ととられてしまう。
僕も年月とともに周りにもまれて今じゃすっかり丸くなった(笑)
伊藤沙莉さん、ブスに見えたりかわいく見えたり。
演技の使い分けが出来る希少な存在かも?と思った。
ソフトではあるが、子供と観ると気まずいシーンもあるのでご注意。
ラストは良かった。
感動・・・とまでは行かなかったがそれに近い。
上手くまとめた好印象な終わり方。
80点
兄弟の確執なのか、弘徽殿女御なのか
投稿日
2021/09/05
レビュアー
hinakksk
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
どちらが中心なのかが定まらないので、語りが散漫でバラバラになりがち。どちらもというのは長編小説では可能でも、時間に制約のある映画では無理で、ストーリーには焦点が必要。兄と弟のどちらかが優秀、どちらかが劣等生という話(今作では弟の方が秀でている)は、よくあるテーマなので、現代的に読み直された弘徽殿女御を、雷の視点から描くという展開にした方がインパクトがあったのではないだろうか。その場合は、あんなにも自分の意見をはっきりと発言する自立した女性である弘徽殿女御が、光源氏の陰になってしまった我が子のために自らを犠牲にして、言いたいこともぐっと我慢して耐え、息子を朱雀帝として即位させるという場面が、クライマックスになるのかもしれない。
今作では、物語の世界に入り込んだ雷が、妻の倫子と生まれるはずだった我が子を難産の末に亡くしてしまうというシーンがクライマックスになっているように思えるので、雷の人間としての成長を描いているとも言えるのだろうが、それだと、『源氏物語』の世界が余りにももったいなさ過ぎる。個人的には、光源氏(単なるプレイボーイではない)をもっと多く登場させて雅な世界を描き、一宮と二宮それぞれの思いや、弘徽殿女御の生き方をさらに深く知りたかったと感じる。(つまり、それなら映画の原作を読めということですね。)
倫子と我が子の死は、現実の世界に戻った後も、雷の心に深い想いを残しており、その余韻がとても効果的なのに、さらに雷と弟の水とのセンチメンタルで新味もない兄弟和解のシーンを長々とつけ加えるなんて、説明過多でげんなりする。余談ですが、この映画は、平安時代へのタイムトリップものではありません。平安時代の宮廷文化を背景にした、世界最古の長編小説とも称される『源氏物語』というフィクションの世界へのトリップです。だから厳密な時代考証は必要ないので、美術やセッティングはこれで充分だという気がします。女性たちの纏う色鮮やかな衣裳が優雅で、とても美しいです。
賢弟愚兄
投稿日
2022/04/19
レビュアー
こうさま
就活生活に失敗続きのフリーター雷が平安時代にタイムスリップし、とっさの機転で陰陽師雷鳴と名乗り、悪女とされている弘徽殿の女御に仕えながら、その経験で成長してゆくというストーリー。
過去にタイムスリップする作品はいろいろあるが、戦国時代が背景になっているものが多く平安時代というのは珍しい。
本作は内館牧子氏の原作源氏物語異聞で黒木瞳が監督という女性目線で語られる平安絵巻で弘徽殿の女御というのは架空の人物だそうだが光源氏(二宮)の兄朱雀帝(一宮)の母である。
源氏物語は紫式部が書いたとされる長編物語だが第一部は光源氏の女性遍歴が延々と綴られている、父の後妻である藤壺、正妻葵の上、空蝉、夕顔、六条御息所等々延々と続いている。
さてタイムスリップした雷は弘徽殿の女御に頭痛薬を供して信頼を得、源氏物語の小冊子を参考に未来を語り、陰陽師としての地位を確立して行くのだが、彼女の子一宮を即位させたいのだが弟二宮の方が優勢、賢弟愚兄という関係が雷と優秀な弟と重なる。
江戸時代の大奥でもそうだったように、この時代の宮中での帝を中心とした女性関係にともなう嫉妬や権力争いは壮絶なものであったろうが、本作ではあまり深く触れていない。
ただ恐ろしい女性としてのイメージのある弘徽殿の女御が実は優しさを兼ね備えた、現代風のキャリアウーマンであつたという設定がなかなか目新しく、彼女と接している雷にとって人間的に成長する糧となったことは間違いなかろう。
弟に対する劣等感から弟の名門大学合格の祝いの席にも出られなかった雷が現在に戻ってから弟と初めて向き合えたところも、成長の証なんだろう。
なかなか面白い題材の作品である。
面白かったです
投稿日
2022/05/16
レビュアー
スヌーピー
逆の立場から見たらこうなるのかなと思いこういう解釈も楽しいと思いました。三吉彩花さんかっこよかったです。こういう女性素敵だなと思ったし母は強しだと思いました。
楽しめました。
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