ドクター・スリープ / ユアン・マクレガー
ドクター・スリープ
/スティーヴン・キング
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(32)
解説・ストーリー
1980年に映画化もされたスティーヴン・キングの傑作ホラー『シャイニング』の続編をユアン・マクレガー主演で映画化。前作の40年後を舞台に、惨劇を生き延びた少年ダニーのその後の物語を描く。共演はレベッカ・ファーガソン、クリフ・カーティス、カイリー・カラン。監督は「ジェラルドのゲーム」のマイク・フラナガン。40年前、雪山のホテルで惨劇が起き、父親に殺されかけた少年ダニー。大人になってからも深いトラウマを克服できず、アルコール依存症に苦しみながらも、今はホスピスで働き、“ドクター・スリープ”とあだ名されて終末期の患者たちから頼りにされる存在となっていた。ある日、そんなダニーのもとに謎のメッセージが届く。送ってきたのは彼と同じ特別な力“シャイニング”を持つ少女アブラだったが…。 JAN:4548967438215
1980年に映画化もされたスティーヴン・キングの傑作ホラー『シャイニング』の続編をユアン・マクレガー主演で映画化。前作の40年後を舞台に、惨劇を生き延びた少年ダニーのその後の物語を描く。共演はレベッカ・ファーガソン、クリフ・カーティス、カイリー・カラン。監督は「ジェラルドのゲーム」のマイク・フラナガン。40年前、雪山のホテルで惨劇が起き、父親に殺されかけた少年ダニー。大人になってからも深いトラウマを克服できず、アルコール依存症に苦しみながらも、今はホスピスで働き、“ドクター・スリープ”とあだ名されて終末期の患者たちから頼りにされる存在となっていた。ある日、そんなダニーのもとに謎のメッセージが届く。送ってきたのは彼と同じ特別な力“シャイニング”を持つ少女アブラだったが…。 JAN:4548967438215
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「ドクター・スリープ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1980年に映画化もされたスティーヴン・キングの傑作ホラー『シャイニング』の続編をユアン・マクレガー主演で映画化。前作の40年後を舞台に、惨劇を生き延びた少年ダニーのその後の物語を描く。共演はレベッカ・ファーガソン、クリフ・カーティス、カイリー・カラン。監督は「ジェラルドのゲーム」のマイク・フラナガン。40年前、雪山のホテルで惨劇が起き、父親に殺されかけた少年ダニー。大人になってからも深いトラウマを克服できず、アルコール依存症に苦しみながらも、今はホスピスで働き、“ドクター・スリープ”とあだ名されて終末期の患者たちから頼りにされる存在となっていた。ある日、そんなダニーのもとに謎のメッセージが届く。送ってきたのは彼と同じ特別な力“シャイニング”を持つ少女アブラだったが…。 JAN:4548967438215
「ドクター・スリープ」 の作品情報
「ドクター・スリープ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ドクター・スリープの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
日・英・吹 |
英:未定、日:未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000758962 |
2020年04月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
174枚
|
1人
|
1人
|
【Blu-ray】ドクター・スリープ(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000758961 |
2020年04月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
79枚
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0人
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1人
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ドクター・スリープの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
日・英・吹 |
英:未定、日:未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000758962 |
2020年04月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
174枚
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1人
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1人
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【Blu-ray】ドクター・スリープ(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
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記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
1000758961 |
2020年04月08日
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1位登録者: |
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ユーザーレビュー:32件
『シャイニングたち』と『ヴァンパイアの一味』の最終決戦
1980年作のスタンリー・キューブリック監督そしてジャック・ニコルソン主演の
『シャイニング』の続編ですが、全然違う映画だと思います。
スティーブン・キングが、ファンの『シャイニング』の続編要望に応えた形で2013年に上梓しました。
四十男になったダン(ダニー・・・ユアン・マクレガー)は、特殊能力を持ちながら、定職も、金も地位も家族さえ持たない孤独な男です。
シャイニングを隠してひっそりと生きて来ました。
ふとバスを降りた町でビリーにアパートと職場を世話してもらいます。
ダンが悪夢の子供時代に狂った父親ジャックから受け継いだのは《短気とアルコール依存症》だけでした。
アルコール依存症の治療グループに入ったダンは主催者から、ホスピスの介護人に推薦されます。
この映画の題名『ドクター・スリープ』の意味は、ダンがホスピスの患者をシャイニングのチカラで安らかに死に誘う・・・そこから付いた題名なのです。
そしてこの映画の中心になるストーリーは、ヴァンパイアとシャイニングの戦い。
ヴァンパイアのリーダーのローズ・ザ・ハット(レベッカ・ファーガソン)のグループ。彼らは生き残るために強いシャイニングを持つ子供たちを誘拐して殺して食べていたのです。
そしてヴァンパイアのエネルギーとなる《生気》を取り入れていました。
一方で、13歳の超能力者の少女・アブラ(カイリー・カラン)は殺されたシャイニングの野球少年に気づき、ローズたちグループと戦い彼らを倒すことを誓います。
ダンの頭脳に潜入してやり取りしたり計画を練ったり、ローズグループを倒すために良きシャイニングは団結します。
そして最終決戦の場所は、キューブリック作品「シャイニング」の舞台となった
あの「展望ホテル」です。
『シャイニング』の映像美がどうしても邪魔してしまい、比べてしまいました。
本作では映像がチープなんですよ。
あんなに豪華絢爛だった「展望ホテル」の内装。床。
そしてエレベーター。血潮が流れ出すエレベーター前に立ち尽くす双子の少女。
40年前の双子の少女はなんと美しかったでしょう。
ジャック・ニコルソンとダニーが追いかけっこする迷路の凍りついてそそり立つ質感。
まったく敵いません。
『シャイニング』の要素も踏まえているけれど、まったく別物の映画です。
ユアン・マクレガーの存在も平凡でした。
ベラ・ファーガソンの方が目立っていましたね。
膨大な原作小説の忠実なダイジェスト版。
スティーブン・キングはお気に入りのようですって。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
ドクター・スリープ
投稿日:2020/02/23
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
超能力合戦をする人たちの話。
原作の【シャイニング】や【ドクター・スリープ】は未読の状態で、かつ映画版【シャイニング】が好きな自分からすると続編というよりはスピンオフを見ているかのような気持ちになる時間でした。
カタキ役として登場する超能力を持っている集団は一体何者なのか? という疑問が終始あって人間じゃないっぽいけど、普通に銃弾は効くんだとか何が有効で何が無効なのかとか気になったまま進んで行きました。
シャイニングという能力も抽象的なものではなく、普通に相手を操ったり物理的に物を動かしたりとスーパーヒーローのような能力になっているのも精神的な怖さとかは一切なくなってしまっている作品で残念でした。クライマックスでなぜか映画【シャイニング】の舞台のホテルに「自分達にも危険なら、カタキ役も危険」という論理で向かいますが、そこでのお化けたちも映画【シャイニング】の怖さではなく、ゾンビのように普通に物理的に襲い掛かってくるキャラクターとなっていて、原作通りなのかもしれないですが何だか悲しい変更でした。
主人公もユアン・マクレガーよりもカタキ役のレベッカ・ファーガソンのほうが登場時間が多い体感で、みんなが能力を使ってあっちゃこっちゃ移動するカットが多いので見ていてグッタリと疲れる描写が多かったです。
それに生理的な問題ですが、子どもが殺されるシーンがガッツリあって、しかも苦痛に悶えながらのシーンとかは受け付けないものがありました。
超能力を持った人たちが戦うという内容で160分もあるのはチト長くて、90分くらいのジャンル映画としてならもっと楽しめたと思える内容の映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
続編ではなく、“シャイニング”が主役の新作だよ!
『シャイニング』の出来に心酔した世代には、これは観ずにはいられない作品でしょう。しかし、劇場公開時の評価には賛否両論ありましたね。
私は予想外に良かったと思いました。ただし『シャイニング(映画)』の続編としてではなく、それを基にした「新作」としてですね。
大々的に“続編”との前宣伝がなされましたが、『ドクター・スリープ』は『シャイニング』を下敷きにしながらも、内容はその続きではなく別のストーリーになっています。『シャイニング』の亡霊活躍部分をうまく紐付けして、新しい恐怖劇として作られており、新旧両世代を十分に楽しませることが出来る快心の出来栄えと私は評価しました。
もちろんあのS・キューブリックが手がけた映像のマジックには及ぶべくもなく、魂が凍りつくような映像美、恐怖感を味わうまでには至らず、だいぶファンタジックな作品になってはいます。でも、ホラーの金字塔といわれる作品の名声に頼った商用臭さが感じられず、十分に及第点をあげられるかなと。
ただ、やや無理筋の部分はありますね。あのホテルの亡霊たちをシャイニングで箱に閉じ込めるとか、さらに魔物たちだけでなく亡霊たちもが“人の生気”を吸うとか...まあでも、これは仕方ない。誰がどうやったって、キューブリック版『シャイニング』の優れた続編(映画)は作れないでしょう。
原作者であるスティーヴン・キング自身が脚本を書いたテレビドラマ版『シャイニング』(1997)がありますが、キューブリック監督の『シャイニング』とはだいぶ雰囲気が違うんですね。亡霊と狂気のホラーではなく、シャイニング(超能力)をベースに夫婦と親子の愛情を軸に流れていくソフトなつくりなんです。なので『ドクター・スリープ』は、基本的に原作である小説版『シャイニング』の続編なのだと思います。
この新作で私が一番印象に残ったのは、魔物たちのリーダーでローズ・ザ・ハット役のレベッカ・ファーガソン。異様に美しく、超はまり役。
ローズが能力を駆使して意識体でアブラの家に向かうシーンがありますが、雲の上をグローバルに飛ぶあのシーン、劇場のスクリーンでは空間の広がりと臨場感があって、スケール感のあるものすごいリアルな映像でした。テレビ画面ではそれが感じられなくて残念。
先に「新旧両世代を十分に楽しませることが出来る」と書いたけど、全体のつくりとしては’70〜80年代のホラー映画の世界観によっているので、やはりシニア向けなのかな。
同じS・キング原作の『ペット・セメタリー』の再映画化作品が1月に公開され観に行ってきたのだが、これも興行収益はあまりよろしくなかったみたい。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
シャイニングは観ておいてください
キューブリック監督の名作でホラー映画の頂点「シャイニング」を見て原作者のSキングが激怒したというのは有名な話。
原作を読んだ方ならラストが違うのはお分かりでしょう。
キングとしては父親のアル中とシャイニングと名付けた能力をもっと中心にしたかったのでしょう。
そこで今作は超能力というか霊感というかのシャイニングを中心にダニ−とヒロインの少女、ダニ−と前作のホテルの黒人の親父とパダワン関係でシャイニングの生体エネルギーを奪い不死に近いバンパイアのような集団と戦うのがメインです。
そこへラストの戦う場所をホテルとして怨霊軍団とバンパイアの戦いになり小説シャイニングの結末も取り込んでしまうのでした。ただ、ちょっと長いですよね。
ホテルの再現も「レディ、プレイヤー1」のほうがスピルバーグによるキューブリック敬愛度が勝っていた気がする。
キューブリックファンもキングファンも、見るべし見るべし見るべし。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
少年の惨殺シーンが嫌すぎて萎えた…
悪霊の巣窟オーバールック・ホテルで、父親に殺されかけたダニー少年のその後が描かれる。
アルコール依存症となり、断酒会に通っているホスピス勤務のダン。
それが、かつてのダニー少年だ。
ダンは、彼を凌ぐほどの超常的能力(シャイニング)を持つ少女・アブラと協力し、
人の精気を奪って生きる魔物・ローズが率いる集団「真の絆」と闘うことに…
スティーブン・キング原作「ドクター・スリープ」を映画化した作品だが、
スタンリー・キューブリック監督「シャイニング」の続編と言った方がよい。
原作小説のエピを拾っているだけで、小説とは別物の仕上がり。
設定を変えるのは良くあることだが、登場人物の生死に関わる改編が多過ぎる。
大団円の感動もない…
原作者キングは了承しているようだが、私的にはなんだかなーだった…
何が胸糞悪いって、少年が惨殺されるシーンをネチネチ描いているところ。
そこだけは原作同様、品格をもって描写して欲しかった。
セリフや演出で描写できる部分をわざわざ描いたのは、やりたかったんだろう。ゲスいわー…
「ドクター・スリープ」とは、死を恐れるホスピスの患者たちにシャイニングを使い、
安らかな眠りに誘うダンの異名である。
死後の世界は「何もないのではないか。それが怖い」という患者に
「死は終わりではない」と微笑むダンが優しい。
キューブリックの「シャイニング」を限りなく再現したホテル、
ダンやアブラの部屋、ローズのキャンピングカー内部など、セットが美しい。
シャイニングの冒頭で使用された曲が流れた時は、ちょっと高揚しました。
ベルリオーズなのに、マーラーだと思い込んでいて恥ずかしい思い出…
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
『シャイニングたち』と『ヴァンパイアの一味』の最終決戦
投稿日
2020/03/12
レビュアー
カマンベール
1980年作のスタンリー・キューブリック監督そしてジャック・ニコルソン主演の
『シャイニング』の続編ですが、全然違う映画だと思います。
スティーブン・キングが、ファンの『シャイニング』の続編要望に応えた形で2013年に上梓しました。
四十男になったダン(ダニー・・・ユアン・マクレガー)は、特殊能力を持ちながら、定職も、金も地位も家族さえ持たない孤独な男です。
シャイニングを隠してひっそりと生きて来ました。
ふとバスを降りた町でビリーにアパートと職場を世話してもらいます。
ダンが悪夢の子供時代に狂った父親ジャックから受け継いだのは《短気とアルコール依存症》だけでした。
アルコール依存症の治療グループに入ったダンは主催者から、ホスピスの介護人に推薦されます。
この映画の題名『ドクター・スリープ』の意味は、ダンがホスピスの患者をシャイニングのチカラで安らかに死に誘う・・・そこから付いた題名なのです。
そしてこの映画の中心になるストーリーは、ヴァンパイアとシャイニングの戦い。
ヴァンパイアのリーダーのローズ・ザ・ハット(レベッカ・ファーガソン)のグループ。彼らは生き残るために強いシャイニングを持つ子供たちを誘拐して殺して食べていたのです。
そしてヴァンパイアのエネルギーとなる《生気》を取り入れていました。
一方で、13歳の超能力者の少女・アブラ(カイリー・カラン)は殺されたシャイニングの野球少年に気づき、ローズたちグループと戦い彼らを倒すことを誓います。
ダンの頭脳に潜入してやり取りしたり計画を練ったり、ローズグループを倒すために良きシャイニングは団結します。
そして最終決戦の場所は、キューブリック作品「シャイニング」の舞台となった
あの「展望ホテル」です。
『シャイニング』の映像美がどうしても邪魔してしまい、比べてしまいました。
本作では映像がチープなんですよ。
あんなに豪華絢爛だった「展望ホテル」の内装。床。
そしてエレベーター。血潮が流れ出すエレベーター前に立ち尽くす双子の少女。
40年前の双子の少女はなんと美しかったでしょう。
ジャック・ニコルソンとダニーが追いかけっこする迷路の凍りついてそそり立つ質感。
まったく敵いません。
『シャイニング』の要素も踏まえているけれど、まったく別物の映画です。
ユアン・マクレガーの存在も平凡でした。
ベラ・ファーガソンの方が目立っていましたね。
膨大な原作小説の忠実なダイジェスト版。
スティーブン・キングはお気に入りのようですって。
ドクター・スリープ
投稿日
2020/02/23
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
超能力合戦をする人たちの話。
原作の【シャイニング】や【ドクター・スリープ】は未読の状態で、かつ映画版【シャイニング】が好きな自分からすると続編というよりはスピンオフを見ているかのような気持ちになる時間でした。
カタキ役として登場する超能力を持っている集団は一体何者なのか? という疑問が終始あって人間じゃないっぽいけど、普通に銃弾は効くんだとか何が有効で何が無効なのかとか気になったまま進んで行きました。
シャイニングという能力も抽象的なものではなく、普通に相手を操ったり物理的に物を動かしたりとスーパーヒーローのような能力になっているのも精神的な怖さとかは一切なくなってしまっている作品で残念でした。クライマックスでなぜか映画【シャイニング】の舞台のホテルに「自分達にも危険なら、カタキ役も危険」という論理で向かいますが、そこでのお化けたちも映画【シャイニング】の怖さではなく、ゾンビのように普通に物理的に襲い掛かってくるキャラクターとなっていて、原作通りなのかもしれないですが何だか悲しい変更でした。
主人公もユアン・マクレガーよりもカタキ役のレベッカ・ファーガソンのほうが登場時間が多い体感で、みんなが能力を使ってあっちゃこっちゃ移動するカットが多いので見ていてグッタリと疲れる描写が多かったです。
それに生理的な問題ですが、子どもが殺されるシーンがガッツリあって、しかも苦痛に悶えながらのシーンとかは受け付けないものがありました。
超能力を持った人たちが戦うという内容で160分もあるのはチト長くて、90分くらいのジャンル映画としてならもっと楽しめたと思える内容の映画でした。
続編ではなく、“シャイニング”が主役の新作だよ!
投稿日
2020/04/10
レビュアー
哲郎
『シャイニング』の出来に心酔した世代には、これは観ずにはいられない作品でしょう。しかし、劇場公開時の評価には賛否両論ありましたね。
私は予想外に良かったと思いました。ただし『シャイニング(映画)』の続編としてではなく、それを基にした「新作」としてですね。
大々的に“続編”との前宣伝がなされましたが、『ドクター・スリープ』は『シャイニング』を下敷きにしながらも、内容はその続きではなく別のストーリーになっています。『シャイニング』の亡霊活躍部分をうまく紐付けして、新しい恐怖劇として作られており、新旧両世代を十分に楽しませることが出来る快心の出来栄えと私は評価しました。
もちろんあのS・キューブリックが手がけた映像のマジックには及ぶべくもなく、魂が凍りつくような映像美、恐怖感を味わうまでには至らず、だいぶファンタジックな作品になってはいます。でも、ホラーの金字塔といわれる作品の名声に頼った商用臭さが感じられず、十分に及第点をあげられるかなと。
ただ、やや無理筋の部分はありますね。あのホテルの亡霊たちをシャイニングで箱に閉じ込めるとか、さらに魔物たちだけでなく亡霊たちもが“人の生気”を吸うとか...まあでも、これは仕方ない。誰がどうやったって、キューブリック版『シャイニング』の優れた続編(映画)は作れないでしょう。
原作者であるスティーヴン・キング自身が脚本を書いたテレビドラマ版『シャイニング』(1997)がありますが、キューブリック監督の『シャイニング』とはだいぶ雰囲気が違うんですね。亡霊と狂気のホラーではなく、シャイニング(超能力)をベースに夫婦と親子の愛情を軸に流れていくソフトなつくりなんです。なので『ドクター・スリープ』は、基本的に原作である小説版『シャイニング』の続編なのだと思います。
この新作で私が一番印象に残ったのは、魔物たちのリーダーでローズ・ザ・ハット役のレベッカ・ファーガソン。異様に美しく、超はまり役。
ローズが能力を駆使して意識体でアブラの家に向かうシーンがありますが、雲の上をグローバルに飛ぶあのシーン、劇場のスクリーンでは空間の広がりと臨場感があって、スケール感のあるものすごいリアルな映像でした。テレビ画面ではそれが感じられなくて残念。
先に「新旧両世代を十分に楽しませることが出来る」と書いたけど、全体のつくりとしては’70〜80年代のホラー映画の世界観によっているので、やはりシニア向けなのかな。
同じS・キング原作の『ペット・セメタリー』の再映画化作品が1月に公開され観に行ってきたのだが、これも興行収益はあまりよろしくなかったみたい。
シャイニングは観ておいてください
投稿日
2020/02/21
レビュアー
恋次郎
キューブリック監督の名作でホラー映画の頂点「シャイニング」を見て原作者のSキングが激怒したというのは有名な話。
原作を読んだ方ならラストが違うのはお分かりでしょう。
キングとしては父親のアル中とシャイニングと名付けた能力をもっと中心にしたかったのでしょう。
そこで今作は超能力というか霊感というかのシャイニングを中心にダニ−とヒロインの少女、ダニ−と前作のホテルの黒人の親父とパダワン関係でシャイニングの生体エネルギーを奪い不死に近いバンパイアのような集団と戦うのがメインです。
そこへラストの戦う場所をホテルとして怨霊軍団とバンパイアの戦いになり小説シャイニングの結末も取り込んでしまうのでした。ただ、ちょっと長いですよね。
ホテルの再現も「レディ、プレイヤー1」のほうがスピルバーグによるキューブリック敬愛度が勝っていた気がする。
キューブリックファンもキングファンも、見るべし見るべし見るべし。
少年の惨殺シーンが嫌すぎて萎えた…
投稿日
2020/05/22
レビュアー
コタロウ(!)
悪霊の巣窟オーバールック・ホテルで、父親に殺されかけたダニー少年のその後が描かれる。
アルコール依存症となり、断酒会に通っているホスピス勤務のダン。
それが、かつてのダニー少年だ。
ダンは、彼を凌ぐほどの超常的能力(シャイニング)を持つ少女・アブラと協力し、
人の精気を奪って生きる魔物・ローズが率いる集団「真の絆」と闘うことに…
スティーブン・キング原作「ドクター・スリープ」を映画化した作品だが、
スタンリー・キューブリック監督「シャイニング」の続編と言った方がよい。
原作小説のエピを拾っているだけで、小説とは別物の仕上がり。
設定を変えるのは良くあることだが、登場人物の生死に関わる改編が多過ぎる。
大団円の感動もない…
原作者キングは了承しているようだが、私的にはなんだかなーだった…
何が胸糞悪いって、少年が惨殺されるシーンをネチネチ描いているところ。
そこだけは原作同様、品格をもって描写して欲しかった。
セリフや演出で描写できる部分をわざわざ描いたのは、やりたかったんだろう。ゲスいわー…
「ドクター・スリープ」とは、死を恐れるホスピスの患者たちにシャイニングを使い、
安らかな眠りに誘うダンの異名である。
死後の世界は「何もないのではないか。それが怖い」という患者に
「死は終わりではない」と微笑むダンが優しい。
キューブリックの「シャイニング」を限りなく再現したホテル、
ダンやアブラの部屋、ローズのキャンピングカー内部など、セットが美しい。
シャイニングの冒頭で使用された曲が流れた時は、ちょっと高揚しました。
ベルリオーズなのに、マーラーだと思い込んでいて恥ずかしい思い出…
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