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ヤクザ同士の血で血を洗う仁義なき抗争劇を描き大ヒットした北野武監督・主演の「アウトレイジ」シリーズ第3弾にして最終章となるバイオレンス・アクション。日本最大勢力となった花菱会の内紛をきっかけに、大友が身を置く国際的フィクサー“張グループ”を巻き込んだ壮絶な全面戦争へと発展していくさまを描き出す。山王会と花菱会の一大抗争が終結し、大友は日韓に強大な影響力を持つフィクサー張会長を頼り、韓国へと渡る。ある時、花菱会の幹部・花田が滞在中の韓国でトラブルを起こし、張会長の手下を殺して日本へと逃げ帰ってしまう。これが引き金となり、張会長率いる張グループと内紛を抱えた花菱会が一触即発状態に。そんな中、いくつもの怒りを抱えた大友は手下の市川を伴い、日本へと舞い戻ってくるのだったが…。 JAN:4934569736833
製作年: |
2017年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日(国内公開版)・日(聴覚障害者用)・英 | 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCDR3683 | 2018年04月24日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
874枚 | 15人 | 5人 |
収録時間:
104分
字幕:
日(国内公開版)・日(聴覚障害者用)・英
音声:
日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
R-15
記番:
BCDR3683
レンタル開始日:
2018年04月24日
在庫枚数
874枚
1位登録者:
15人
2位登録者:
5人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCXR0069 | 2018年04月24日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
794枚 | 5人 | 1人 |
収録時間:
104分
字幕:
音声:
レイティング:
R-15
記番:
BCXR0069
レンタル開始日:
2018年04月24日
在庫枚数
794枚
1位登録者:
5人
2位登録者:
1人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日(国内公開版)・日(聴覚障害者用)・英 | 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCDR3683 | 2018年04月24日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
874枚 | 15人 | 5人 |
収録時間:
104分
字幕:
日(国内公開版)・日(聴覚障害者用)・英
音声:
日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
R-15
記番:
BCDR3683
レンタル開始日:
2018年04月24日
在庫枚数
874枚
1位登録者:
15人
2位登録者:
5人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | BCXR0069 | 2018年04月24日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
794枚 | 5人 | 1人 |
収録時間:
104分
字幕:
音声:
レイティング:
R-15
記番:
BCXR0069
レンタル開始日:
2018年04月24日
在庫枚数
794枚
1位登録者:
5人
2位登録者:
1人
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相変わらずみんなで殺し合いをする第3弾。
冒頭で海に向かうトラックにビートたけしさん演じるシリーズ通しての主人公がいて、その子分とのじゃれあいがあってからナイトシーンでの黒い車にタイトルどーん! と出て赤い文字でスタッフロールというツカミが最高にかっこよかったです。ハングルのネオンの中の異国感も不思議な世界観が出ていたと思います。
韓国での関西のヤクザとのもめ事をきっかけに相変わらずのパワーゲームが繰り広げられていきますが、前作であった関東VS関西の言葉の罵倒合戦みたいなものは、そのメインで怒鳴りあう役者さんたちが高齢化なのか迫力不足が否めなくて、むしろトーンダウンしていておじいちゃん感いっぱいで見ていてかわいそうになってきてしまって気を使ってしまいました。
群像劇で2作目までの実質的な主人公であった小日向文世さん演じる刑事が2つの組織を行ったり来たりして潰し合わせるという【用心棒】の三十郎のような役割の人がいなくなって、物語のエンジンとなるものがないので、勝手に揉め事起こして勝手に滅びていくだけに思えてしまいました。1作目にあった楽しい殺され方みたいなものもなくなり2作目にあった怒鳴りあいもなくなり、基本会話劇で進んで進んで行くので終始退屈な100分間でした。
前作であれだけ強大だった花菱会の西田敏行さんと塩見三省さんが途端に小者感いっぱいになっちゃってキャラクターが変貌ししまってガッカリで、前作の山王会同様、新しい会長がいきなり子分たちを争わせて内ゲバを始めてしまうのも同じことの繰り返しでありしかも過去2作のトーンダウン版のように感じました。塩見三省さんが裏のフィクサーなる大物に謝罪しにいって、その後西田さんが謝りに行って。という繰り返しもいきなり花菱会が前作の山王会が花菱会にやられていたとき同様に簡単に弱みを握られてどんどんと追いやられていくのもパワーバランスが崩れていく面白さみたいなものはなかったです。
初期北野作品にあった斬新なバイオレンスシーンの魅力はもはやなくて、相変わらず単調な銃撃シーンなどが続いてアクション映画としての見せ場が少なくて残念でした。棒立ちで撃ちあったりマシンガンを持って討ち入りなどと【ソナチネ】のような銃撃シーンがあるけれど、それの劣化版みたいに思えて悲しかったです。やっとこさ出所してお祝いされていたヤクザの幹部さんが可哀そうでした。
主人公である大友も韓国からお世話になっている会長さんのためにもはや日本犯罪史に残る殺戮を繰り返していきますが、張会長との間に何があったのかわからないため、どうしてあんな行動をとるのかがよくわからず。ただの狂犬にしか見えなかったです。それでいてアクション映画としての銃撃シーンではなく象徴的な銃撃シーンで見せ場であるバイオレンスシーンにカタルシスが感じられず残念でした。これだけ殺しあってヤクザの幹部って護衛つけないのかなとか余計なことばかり気になっちゃいました。
西田さんが新しい会長との抗争で同生き抜くのかとかの面白さやいまやすっかり小さくなってしまった東京の山王会などの結果も中途半端感がいなめなかったです。個人的には岸辺一徳さんとかはまるで活躍の場がなくて残念でした。
バイオレンス映画としても権謀術数で生き抜いていく面白さもあまり感じられなかったです。
個人的には前作で終わっておいてもよかったのではないかと考えてしまって蛇足な1本に感じてしまいました。そしていったん悪いことしたら更生は絶対許さず死刑にされてしまう考えなんだとわかる映画でした。
このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています
北野武主演、監督「アウトレイジ 最終章」を見ました
キャストは豪華で、西田敏行、塩見三省、名高達男、光石研、松重豊、ピエール瀧、北野組から大森南朋、津田寛治、白竜、上杉連です。
「アウトレイジビヨンド」で、やくざとつるんでいたが、大きくなりすぎた山王会を壊滅させるために、大友と木村を利用した丸暴の刑事を殺害し、韓国のフィクサー張会長のもとに世話になっていた大友。
済州島に遊びに来ていた日本の大手やくざ花菱会の花田は、大友の縄張り内で、張会長の手下を殺してしまう。
これを機に、内紛気味の花菱と、張グループの対立が起こり、因縁のある大友が日本に帰国し、自分の中のけじめ(盟友木村を殺した張本人を突き止めてない)もつけるべく、暴走をするが。。
当然ながらR+15
PGでもない(当然どす)
切ったハッタではなく、もうガンガン撃ち合い、機関銃ガンガン。ちょーバイオレンス
よく言われたのは暴対法で財政が苦しくなったやくざが、財テクだのなんだので、花菱の会長が元証券マンとか、ラストのほうで「これからのやくざはここ(頭を指さして)よ」というシーンや「(大友のような義理人情の)古いやくざはいらん」とか、一時、よく言われたことも組み込んであります。
ちょっとネタバレですが、エンドロールで、すごくせつなくなるシーンがあって、正直、ここでは、私は泣きそうになりました。
バイオレンスは前作2作に比べると落としてあるし、いうほどたけしも出てきません。
圧巻はポスターにもなってる機関銃乱射ですね。テレビでやってはいけません(笑)
最終章になってますよ。今度はどんな映画を作ってくれるかな。
彼はオリジナル脚本だから面白いんですよね
追記
塩見三省、たしか「あまちゃん」のあとで倒れたんですよね。
復帰がむつかしいとかいう噂があって、心配してたのですが、病後、復帰なさっていました!
少々痩せておりますが、セリフの力強さは変わりませんでした!
大杉連、映画の撮影としてはこれが最後ですね。
番宣で、たけしと2人で「浅草キッド」歌ってました もっと彼がみたかった!!!合掌
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
前の作品がそれなりにインパクトがあったのを覚えていたのでどう終わるのかと思って見てみた。
やくざ、極道、仁義、組織、韓国やくざ等など言葉では出てくるが、何を伝えたかったのか描きたかったのかとも思ったが、残念ながら空振り。たけしも、大杉もその他も、迫力が無い。騒がしいだけの感じで、
やくざらしい処刑みたいなのがあったが、前作ほど迫力も寒さも感じない。ならばバイオレンスに徹するかと思えば、そうでもない。淡々tのそれなりのやくざ世界で起こりうる、中途半端なルポルタージュみたいなお話に見えてきてだんだん飽きてきた。期待してみない方が良いかも。そうすれば何が見つかるかも。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
前評判の高かった作品ですが、今作についてはキャスト、俳優陣の演技、情景などに前作、前々作のような緊張感が無く、「今、何が起きていて、何に対して誰がどう動いて、このシーンなのか」が理解できず、ただセリフを棒読みしてるだけのシーンが延々続く「北野武監督らしさのない、つまらない映画」正直「最低の作品」と評価します。
俳優陣でいえば、重要な役どころの「塩見三省」が痛々しく、前作とは「まるで別人の様な姿」で登場。演技にキレがないというか元気がないというか、ヤクザ映画にしては覇気がなく「前作の会長が引退後の組織」が今作のバックボーンにあるのだから、「こんなオッサンが本当に大組織のヤクザの幹部なのか?」と全ての演技にがっかりさせられる。脚本やキャストをを見直すなりで名作アウトレイジの最終章として相応しい作品に仕上げてもらいたかった。
大友の相棒として、ボサボサ髪の変な俳優が出てくるが、これも最低で「なんでこんなやつ?」が映画に出てるのかもよくわからないし、裏社会の組織の役を演じる俳優として不適当でしかない。おそらくスポンサーとかなどからゴリ押しされたのだろうが、北野武にとっては不本意であっただろう。
映画の中品人物を担う敵役のピエール瀧もパっとしない。「凶悪」で見せた須藤役の様な鋭い目つきや人相も演技になく、ただ情けないやつにしか見えない情景が延々続き、塩見と同様に「こんなのが幹部なの?」と思わざるを得ない。「悪いことをして荒稼ぎしているやつ」という役どころなのだから、その才覚というか「なるほど」と思うシーンが全くないままに死んで終わる。本当にクソ映画としか言いようがない。北野武が「自分の思う様に映画が撮れなくなった」と所属事務所を退社する要因になったのかな?と、思わされる作品です。
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
切り取ったシーンはいいんだけどそれだけの映画
ミュージックビデオみたい
このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています
アウトレイジ 最終章
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:39件
投稿日
2018/03/02
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
相変わらずみんなで殺し合いをする第3弾。
冒頭で海に向かうトラックにビートたけしさん演じるシリーズ通しての主人公がいて、その子分とのじゃれあいがあってからナイトシーンでの黒い車にタイトルどーん! と出て赤い文字でスタッフロールというツカミが最高にかっこよかったです。ハングルのネオンの中の異国感も不思議な世界観が出ていたと思います。
韓国での関西のヤクザとのもめ事をきっかけに相変わらずのパワーゲームが繰り広げられていきますが、前作であった関東VS関西の言葉の罵倒合戦みたいなものは、そのメインで怒鳴りあう役者さんたちが高齢化なのか迫力不足が否めなくて、むしろトーンダウンしていておじいちゃん感いっぱいで見ていてかわいそうになってきてしまって気を使ってしまいました。
群像劇で2作目までの実質的な主人公であった小日向文世さん演じる刑事が2つの組織を行ったり来たりして潰し合わせるという【用心棒】の三十郎のような役割の人がいなくなって、物語のエンジンとなるものがないので、勝手に揉め事起こして勝手に滅びていくだけに思えてしまいました。1作目にあった楽しい殺され方みたいなものもなくなり2作目にあった怒鳴りあいもなくなり、基本会話劇で進んで進んで行くので終始退屈な100分間でした。
前作であれだけ強大だった花菱会の西田敏行さんと塩見三省さんが途端に小者感いっぱいになっちゃってキャラクターが変貌ししまってガッカリで、前作の山王会同様、新しい会長がいきなり子分たちを争わせて内ゲバを始めてしまうのも同じことの繰り返しでありしかも過去2作のトーンダウン版のように感じました。塩見三省さんが裏のフィクサーなる大物に謝罪しにいって、その後西田さんが謝りに行って。という繰り返しもいきなり花菱会が前作の山王会が花菱会にやられていたとき同様に簡単に弱みを握られてどんどんと追いやられていくのもパワーバランスが崩れていく面白さみたいなものはなかったです。
初期北野作品にあった斬新なバイオレンスシーンの魅力はもはやなくて、相変わらず単調な銃撃シーンなどが続いてアクション映画としての見せ場が少なくて残念でした。棒立ちで撃ちあったりマシンガンを持って討ち入りなどと【ソナチネ】のような銃撃シーンがあるけれど、それの劣化版みたいに思えて悲しかったです。やっとこさ出所してお祝いされていたヤクザの幹部さんが可哀そうでした。
主人公である大友も韓国からお世話になっている会長さんのためにもはや日本犯罪史に残る殺戮を繰り返していきますが、張会長との間に何があったのかわからないため、どうしてあんな行動をとるのかがよくわからず。ただの狂犬にしか見えなかったです。それでいてアクション映画としての銃撃シーンではなく象徴的な銃撃シーンで見せ場であるバイオレンスシーンにカタルシスが感じられず残念でした。これだけ殺しあってヤクザの幹部って護衛つけないのかなとか余計なことばかり気になっちゃいました。
西田さんが新しい会長との抗争で同生き抜くのかとかの面白さやいまやすっかり小さくなってしまった東京の山王会などの結果も中途半端感がいなめなかったです。個人的には岸辺一徳さんとかはまるで活躍の場がなくて残念でした。
バイオレンス映画としても権謀術数で生き抜いていく面白さもあまり感じられなかったです。
個人的には前作で終わっておいてもよかったのではないかと考えてしまって蛇足な1本に感じてしまいました。そしていったん悪いことしたら更生は絶対許さず死刑にされてしまう考えなんだとわかる映画でした。
投稿日
2018/03/18
レビュアー
じゃじゃまる北野武主演、監督「アウトレイジ 最終章」を見ました
キャストは豪華で、西田敏行、塩見三省、名高達男、光石研、松重豊、ピエール瀧、北野組から大森南朋、津田寛治、白竜、上杉連です。
「アウトレイジビヨンド」で、やくざとつるんでいたが、大きくなりすぎた山王会を壊滅させるために、大友と木村を利用した丸暴の刑事を殺害し、韓国のフィクサー張会長のもとに世話になっていた大友。
済州島に遊びに来ていた日本の大手やくざ花菱会の花田は、大友の縄張り内で、張会長の手下を殺してしまう。
これを機に、内紛気味の花菱と、張グループの対立が起こり、因縁のある大友が日本に帰国し、自分の中のけじめ(盟友木村を殺した張本人を突き止めてない)もつけるべく、暴走をするが。。
当然ながらR+15
PGでもない(当然どす)
切ったハッタではなく、もうガンガン撃ち合い、機関銃ガンガン。ちょーバイオレンス
よく言われたのは暴対法で財政が苦しくなったやくざが、財テクだのなんだので、花菱の会長が元証券マンとか、ラストのほうで「これからのやくざはここ(頭を指さして)よ」というシーンや「(大友のような義理人情の)古いやくざはいらん」とか、一時、よく言われたことも組み込んであります。
ちょっとネタバレですが、エンドロールで、すごくせつなくなるシーンがあって、正直、ここでは、私は泣きそうになりました。
バイオレンスは前作2作に比べると落としてあるし、いうほどたけしも出てきません。
圧巻はポスターにもなってる機関銃乱射ですね。テレビでやってはいけません(笑)
最終章になってますよ。今度はどんな映画を作ってくれるかな。
彼はオリジナル脚本だから面白いんですよね
追記
塩見三省、たしか「あまちゃん」のあとで倒れたんですよね。
復帰がむつかしいとかいう噂があって、心配してたのですが、病後、復帰なさっていました!
少々痩せておりますが、セリフの力強さは変わりませんでした!
大杉連、映画の撮影としてはこれが最後ですね。
番宣で、たけしと2人で「浅草キッド」歌ってました もっと彼がみたかった!!!合掌
投稿日
2018/06/22
レビュアー
OGAHIRO前の作品がそれなりにインパクトがあったのを覚えていたのでどう終わるのかと思って見てみた。
やくざ、極道、仁義、組織、韓国やくざ等など言葉では出てくるが、何を伝えたかったのか描きたかったのかとも思ったが、残念ながら空振り。たけしも、大杉もその他も、迫力が無い。騒がしいだけの感じで、
やくざらしい処刑みたいなのがあったが、前作ほど迫力も寒さも感じない。ならばバイオレンスに徹するかと思えば、そうでもない。淡々tのそれなりのやくざ世界で起こりうる、中途半端なルポルタージュみたいなお話に見えてきてだんだん飽きてきた。期待してみない方が良いかも。そうすれば何が見つかるかも。
投稿日
2018/05/23
レビュアー
ハカセタロウ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
前評判の高かった作品ですが、今作についてはキャスト、俳優陣の演技、情景などに前作、前々作のような緊張感が無く、「今、何が起きていて、何に対して誰がどう動いて、このシーンなのか」が理解できず、ただセリフを棒読みしてるだけのシーンが延々続く「北野武監督らしさのない、つまらない映画」正直「最低の作品」と評価します。
俳優陣でいえば、重要な役どころの「塩見三省」が痛々しく、前作とは「まるで別人の様な姿」で登場。演技にキレがないというか元気がないというか、ヤクザ映画にしては覇気がなく「前作の会長が引退後の組織」が今作のバックボーンにあるのだから、「こんなオッサンが本当に大組織のヤクザの幹部なのか?」と全ての演技にがっかりさせられる。脚本やキャストをを見直すなりで名作アウトレイジの最終章として相応しい作品に仕上げてもらいたかった。
大友の相棒として、ボサボサ髪の変な俳優が出てくるが、これも最低で「なんでこんなやつ?」が映画に出てるのかもよくわからないし、裏社会の組織の役を演じる俳優として不適当でしかない。おそらくスポンサーとかなどからゴリ押しされたのだろうが、北野武にとっては不本意であっただろう。
映画の中品人物を担う敵役のピエール瀧もパっとしない。「凶悪」で見せた須藤役の様な鋭い目つきや人相も演技になく、ただ情けないやつにしか見えない情景が延々続き、塩見と同様に「こんなのが幹部なの?」と思わざるを得ない。「悪いことをして荒稼ぎしているやつ」という役どころなのだから、その才覚というか「なるほど」と思うシーンが全くないままに死んで終わる。本当にクソ映画としか言いようがない。北野武が「自分の思う様に映画が撮れなくなった」と所属事務所を退社する要因になったのかな?と、思わされる作品です。