クソすばらしいこの世界

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日本語に英語と韓国語まで飛び交う日本産バイオレンス・スラッシャー！
大量生産され道端に落ちていて足で蹴られてるような日産Ｃ級スラッシャーとは一味違いまっせ？＾＾

ロスに留学した日本人の男女５名。
留学した実績さえあれば英語なんか喋れなくても親のコネでどこにでも就職できちゃうので
勉強どころか酒とヤクにハマって遊んでばかりいるバカ者達だ。ええなぁ〜楽しそうだったぞ？＾＾

ヤツらと合流した韓国人留学生の女子が主人公（少し長澤まさみ入ってる？＾＾）
英語が上手でマジメで優等生ぽいしっかり者だが、日本人のバカさ加減に呆れて見下し気味。

そこに米国人の殺人鬼が日韓の留学生を襲う！
ところが何と！「転校生」みたいな展開に・・？
そげいな要素は必要ねえだろ・・と少しガッカリしつつも、楽しく観れたぜ。

イエロービッチを縛りあげて斧で「しじみ」ちゃんのウエストに一撃！
これでもか！と栗原類みたいなヤツの細い脚を容赦なく執拗にぶった斬る切株描写は最高！ワロタ＾＾

「ムカデ人間」で有名な「北村昭博」は端役だったが
本作で長編デビューした「朝倉加葉子」脚本・監督は今後の注目株だ。

ホラーらしく私の好きなオチで締め括ってくれたし
クソすばらしいこの世界、イッツァ ビュディフォー フ●ッキンデイ〜♪＾＾

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アメリカの田舎にバカンスに来た若者たちが、凶悪な人物に襲撃される
…というありがちな設定でも、工夫次第でまだまだ面白くなるんだなーと思える作品でした。

冒頭の果てしなく広がるアメリカの田舎のシーンが印象的。広大で誰もいなくて
ここで、襲われないにしても車が故障でもしたらどうするんだろ…と不安に思いますね。
夫婦が襲撃されるシーンはかなり残酷で、つかみはOK♪

バカンスに出かけるのは日本人留学生５人と韓国人留学生。
韓国人はマジメな苦学生、日本人たちは英語も話せず、仲間内だけでつるむ、
バカ丸出しの学生。（このうちの金持ちのボンボンは「ムカデ人間」に出てる北村さん。）
日本人女性である朝倉加葉子監督としてはシビアで自虐的な設定だけど、
猫も杓子も留学っていう今の時代、実際こんな留学生もいそうな気がします。

この地に住む兄弟は、ここを通りかかった　よそ者を襲って、強盗・殺人を繰り返しているらしい。
他人の命は虫けら以下と考え、人種差別意識も激しい、狂った人物。

残虐シーンは容赦なく、かなり恐ろしい。
でも女性が追いかけられてもみあって…の後に、なぜか
少女漫画的展開に？！
ちょっと面くらったけど、それはそれで面白いですね。　

全体の雰囲気もよく、この作品ならではの世界観も感じられ、最初から最後まで楽しめました。

朝倉加葉子監督・脚本作品で、これが長編デビュー作なんですね。
監督と出演者２人の音声解説がついてて少し聞いたのですが、面白かったです。
全編アメリカロケ、アメリカ人の殺人兄弟は現地でオーディションで決めたそうですが、
なかなかよかったですね。

見ていてイラッとする日本人とそれに馴染めない超真面目な韓国人。
何故か途中で登場人物と殺戮兄弟の弟の中身だけが入れ替わってしまう。何処かで観た青春映画の様だ。
途中でチラチラとスプラッターは入れてくるけど継続しないし、イラッとする程、逃げる連中の脚が早い。

とにかくストーリーが破綻してるし、昔々の青春映画のネタを２度も挿んでるしで観てて疲れました。
ヤレヤレ、次はもっとマシな映画を観たい。

何にも面白くないですけど。

構図を観れば、監督に対して疑念が生じる。

それが無くとも見所の一つもない駄作。

映画は楽しませてナンボだと思う。

日本人監督によってアメリカで撮られた本作。話の大筋は殺人鬼物で使い古された設定です。田舎に殺人鬼一家が居て、主人公達一行を襲うという物です。本作の独自の点を挙げるとすれば、まず、主人公達が主人公の韓国人女性及び日本人の男女からなる留学生ということです。次に殺人鬼の一人と主人公達一行のある人物の精神が入れ替わってしまうことです。しかし、どちらの設定も話を面白くするのに全く役立っていません。それどころか話をつまらなくしています。
普通、この手の話では異常事態に気付いて、家に立て籠もった人物は武装したりする物ですが、本作では武装する所か皆、寝てしまう始末。
殺人鬼物はスプラッター描写を過激にすれば、後は適当でいいと考えて、作られでもしたような映画です。
わざわざアメリカまで行って撮る必要は全く無いように思えます。何故、日本で撮らなかったのでしょうか。