プロメテウス

剛力彩芽ちゃん吹き替え下手すぎ…ううう…

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ヒマを持て余し人生に何のサプライズも無いので「プロメテウス」を鑑賞。
しかしながら、この映画にもサプライズは無かった・・

ゴージャス女優 「シャーリーズ・セロン」 私は世界一大好きである。
だが、この女優の映画ってどれもこれも私のジャンルには合わぬ物ばかり。
なので「プロメテウス」も全然期待はしていなかったが、そ〜れにしても期待外れであった。

「人類の起源」をテーマにＣＭ垂れ流ししてたのに、ちょいと話が違うんじゃない？
この映画のオチは人類ではなくあの○○の起源になっちゃってるよ。
こういう類のオオゲサ嘘宣伝は大嫌いだ！

あの○○の起源、それはそれで立派で素晴らしい起源なので「なるほど〜」と誰もが思う事であろう。
ならばその路線で行くべきだろぉ？とツッコミを入れざるを得ない。
人類の起源なんか、チョ〜短いオープニングで初っ端からタネを明かしてしまってるではないか！
いやいや、続編があるらしいので、そこでまた何かあるのかも知れぬが、もう観る気無し・・

そもそも人類の起源は海だろ？それ以前となれば宇宙の誕生でも解明しちゃうのか？
と食って掛かって疑って鑑賞した次第だ。結局、予想した通りオオゲサにする程のネタでもなかった。

上映開始から１時間２０分が過ぎても話に進展無し、イライラ、ムカムカ、超ハズレ感が充満・・
それどころか、未知の惑星に行ったにも係わらず
この天才科学者達は見ただけで全てを判断し予想が全て的中！？って ありえね〜＾＾
しかも「アルマゲドン」入ってるし＾＾

ま、良かった所は
１）信じる信じないは別にして一応、主張したい人類の起源は理解した。別に異見は無い。
２）あの○○の起源も理解した。それは立派。
３）帝王切開のシーンが少しＳＦホラー入っているので、一番気に入った！＾＾

それにしても訳分からんストーリーだった。
やたらと謎（ツッコミ所？）を散らかしておいて何一つ答えを出さず
「答えは続編で♪」みたいな終わり方で何じゃそりゃな感じ。
とはいえ、映像は超キレイだし「シュールなＳＦコメディ」と思えば楽しめなくもない。
基本的に謎の遺跡と宇宙船を行ったり来たりする単調な映画だけどツッコミ所満載で
これを笑えると思うか、許しがたいストーリーの欠陥と思うかは人によりけりだと思う。

物語は白いマッチョな宇宙人が薬みたいなのを飲んで海に飛び込みバラバラになる。
という意味不明なシーンでスタート

宇宙船の会議室。ホログラムで社長さんが登場するが、特殊メイク丸出し。
何で年寄りの役者を使わないの？ひょっとして新手のボケですか？

ロボット君は最初から色んなことを知っていたみたいだし、怪しげな行動でトラブルを引き起こすけど、
その理由・目的は不明。最後まで見ても分からない。

地質学者の人は「僕、怖いから先に帰る」とチキっておきながら、チームとはぐれると積極的に遺跡を探検。
キモイ生き物に遭遇すると「ベイビーコブラちゃんカモーン」・・・って
あんた性格１８０度変わってまんがな。

一方、遺跡から持ち帰った宇宙人の頭にプツプツがあるのを発見したノオミさん。
「電気ショックで何か起こるかも♪」と実験してみると案の定・・・
で、大パニック。アホか、無警戒過ぎるやろ（笑）

その後、とある理由で手術が必要になったノオミさん。
医療マシーンに「私は男専門なので女は無理っす」と言われたのに、
強引にマニュアル操作に切り替えて手術を断行。切開箇所をホチキスで縫合するような荒っぽい処置なのに
術後はノーダメージで元気一杯走り回る・・超人過ぎ
その頃、船外では何故かいきなりゾンビが登場。メチャクチャな展開が超ウケる。

遺跡内では「俺は拳で会話する！！」とばかりに、話しかけるといきなり殴りかかってくるマッチョな宇宙人兄貴
高度な文明を持っているはずなのに行動は野蛮人。

その他のクルーも痛い人ばかり。
何故か隠れて乗船している人がいたり
ノオミさんの根拠ゼロの推測に全く疑問を持たず、突然特攻野郎に変身する純粋すぎる船長さんとその手下とか
倒れてくるアレはチョッと横に走れば簡単に避けられるのに気付かないおバカなシャーリーズとか
バカバカしくてかなり笑えました。

ラストも「お前らだけでどうするつもりやねん！！」というアホみたいな終わり方だったけど
その先に「おバカな大冒険」が待っていそうなので続編が楽しみです。

人類の起源を売りにした宣伝が間違いだと思います。この作品が彼を一躍有名にした、ＳＦ映画の前日譚とは思わなかったです。
正直なところ、謎が多すぎて良く分かりませんでした。
冒頭の大自然を映し出す映像が美しいです。地球かどうかも分からない大地の果てに、巨大な滝があり、その上に謎めいた白い人影が。
人間と酷似した知的生命体が、自分の肉体を分解してばらまいているのはＤＮＡなのでしょうか？
「宇宙人」が人類が生まれる前の地球に来て、ＤＮＡを撒いて生命の芽吹きを起した意図は、監督の人類の起源についての新説ですか？

古代遺跡から、ある惑星からの地球外生命体からのサインだと推測したショウ（ノオミ・ラバス）とホロウェイ（ローガン・マーシャル・グリーン）。
宇宙船プロメテウスは、この惑星を探査する旅に出ます。
宇宙船プロメテウス号の船内は秘密が隠されているのですが、船内は中々格好良いです。一人船内で活動しているデヴィッド（マイケル・ファスベンダー）が無表情で適役ですね。
一方で捜索チームが洞窟の奥に進むと、人間の顔の像や、ミイラ化した死体に遭遇。生命体が存在したことが証明されますが、そこは悪意と恐怖が充満した世界です。
その、生命と死を鮮やかに対比した映像は目を見張ります。ところが核心に近づくにつれ、「神の領域」に足を踏み入れたはずがそこは恐怖が充満した地獄のような空間だったと気づき、裏切られた気持ちになってしまったのでしょうか？見ている私も同じ気持ちでした。
ここへ導いたものは何をしたかったのでしょうか？今一つ理解できません。
ショウはずっと十字架を肌身離さず持っていましたが、自らの外に真の創造主を求めているのでしょうか？あの神のいない世界の物語においては、ちょっと不思議です。
まだ謎が多く残っていて、観終わった後も何だかすっきりしない気分でした。

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世間の評判は悪いようですが、私は楽しめました。

最初に「SCOTT　FREE」と製作会社の名前が出た時に、トニー・スコットを思い出してじんときました。
兄弟で設立した会社なんですよね。この映画が出来上がったときも、兄弟一緒に試写室で見たのかも…悲しいですね。
（以下、ネタバレありです。）

まずつかみはものすごい迫力！
白い宇宙人が滝の上で黒いモノを飲み込んで苦しみまくり、川に落ちる。遺伝子が改造されていく…圧巻でしたね。

その後、私にとってはちょっと退屈なシーンが続きました^^;
でもプロメテウス号を降り、洞窟に入ったあたりから面白くなってきました。なかなかスリリング！

映像的にはいろいろ見どころありましたが、ヒロインのショウ博士の自動手術シーンは特に凄かったですね。
切羽詰まった状況なのにちょっと笑わせてくれるし。

アンドロイドがホロウェイ博士のお酒に黒い液体を入れ、ひどいコトになってしまうわけですが、
このアンドロイド、むかつくほど冷静でしたねー！！
多分、社長の指示なんですよね。こういうひどいことも感情がないから平気で出来てしまう。
２人の情事まで計算のうちで、案の定思惑通りになってしまうなんて(>_<)
「大丈夫ですか？」という丁寧な言葉にも心がこもってないもんね。
「タフですね…」とか、張本人のお前に言われたくないよ。腹立つ！

しかし、ショウ博士は恋人と自分がこんなひどい目にあったのは、
こいつのせいだと知らないまま終わりましたね。なんか不公平…。

エイリアンシリーズについては一応全部見てますが大部分忘れてしまっているので
「これはこうだったんだ」的な謎解きは楽しめなかったんですが、
つくづく「全く人間ってやつは…」とツッコみたくなる映画でした（↓へ…）

☆最後まで団体行動しようよ！
こんな未知の場所で「俺はイヤだ」と別行動する２人^^; 日本人だったらありえないですよね。

☆小さいからって未知の生物を甘く見ちゃいけない！
「かわいいー」とか顔近づけるなんて、危機意識ないのかな…

☆結局、「プロメテウス号は余計なことしちゃった」というお話じゃん！
白い宇宙人を起こさなければ、こんなことにはならなかったんですよね。

でも探究心がなければ進歩もないわけだし、リスク覚悟で突き進むのが人間の本来の姿なのかも。