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火垂るの墓 / 辰己努

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「火垂るの墓」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

自らの体験をもとに書いた、野坂昭如の同名小説をアニメ映画化。戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる過酷な運命を描く。高畑勲監督のリアルかつ繊細な演出により、兄妹の孤独な心情を見事に活写。ふたりの運命を予見するような、闇夜を照らす蛍の姿が痛烈に迫る。また、昭和20年代の日本の生活を克明に描写した美術・演出も秀逸。昭和20年の神戸。急な空襲で母が入院した、14歳の清太と4歳の節子兄妹は、叔母のもとを頼りに訪れる。だがふたりの母が亡くなったのを機に叔母は彼らを邪険にしはじめ、清太は節子を連れて誰もいない防空壕へ。ふたりだけの自炊生活をはじめるが・・・。

「火垂るの墓」 の作品情報

作品情報

製作年:

1988年

製作国:

日本

原題:

Grave of the Fireflies

「火垂るの墓」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ユーザーレビュー:81件

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1〜 5件 / 全81件

泣いてる場合じゃない・・・ ネタバレ

投稿日:2007/09/29 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 はじめて観たときは、涙が止まりませんでした。

 その後、何回観ても泣きました。

 でも、今年TVで放映していたものを、6歳の娘に見せてやりたくて録画して、一緒に観たら、泣けませんでした。
 悲しい物語です。清太が、けなげに妹を守ろうとする姿は、やはり胸を打つものがあります。節子の、
「お母ちゃん、死んじゃったの、知ってる・・・」
と言う言葉には、めちゃくちゃ切なくなりました。でも、泣けませんでした。
 節子が亡くなる少し前、清太に抱きかかえられて氷の削りカスを口に含む場面・・・衰弱しきった節子が、「何が食べたい?」と清太にたずねられて、ほんの少しだけ元気な顔を見せて(!)「またドロップなめたい」と告げる。 まるで屍のような節子が、一瞬だけ血の通った表情を見せるこのシーンでは、6歳の娘が大泣きしました。私も、心底かわいそうだと思いましたが、泣けなかったのです。

 何が変わったのだろう・・・?
 年を取り、責任が増えてきます。いろいろな映画で泣くことは多々あります。その多くは、悲しさと共に、いや、悲しさよりも感動で涙することが多いのかもしれません。
 この作品は最後まで希望を残してくれませんでした。良くなる希望も可能性も全く存在しないのです。良くなることが全くない人生。この映画には感動はなく、私の心を粉々に打ち砕くように感じられるのです。
 6歳の娘と観ながら、今自分がいなくなったらこの子は1人では生きていけないだろうと考えると、泣いていられなかったのかもしれません。この作品が公開される6年前、父を亡くしたときにも私は泣けませんでした。残された幼い弟や妹への責任を考えると泣いている暇などなかったのです。

 素晴らしいアニメ作品であることは確かです。一度は観なければいけない。是非観てもらいたいとも思いますが、願わくば、もっと希望にあふれた、心地よい感動の中で思い切り泣きたいと思うのです。


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中年になった今、見ると・・・

投稿日:2007/09/23 レビュアー:エコエコアザラク

この作品を初めて見た時は、まだ学生の頃でした。
なんて!可愛そうな兄妹なんだ〜親戚も世間も冷てぇぇ!
と涙もんで見てました。
しかし、二児の母となった今、先日のTV再放送でまた鑑賞してみると、大分見方が変わりました。

もし自分が親戚のおばちゃんだったら、と考えてみました。
戦時中、家族の食料確保に苦労する日々。そこに突然、親類の子供が二人も転がり込んできたら・・・しかも兄は無愛想。
最初の一ヶ月ぐらいは、やさしく出来るかもしれない。
だが、その子供が家事も手伝わない、働こうともせず、ただゴロゴロしてたらやっぱ邪魔になってくる。嫌味の一つも言いたくなる。毎晩夜泣きされれば、イラッともする。

戦争が悪いと言ってしまえばそれまでだが、清太に問題があるように思えてしまったのです。意地悪な意見かもしれませんが。

このババアと腹で思ってても、おばさんに気に入られるように
努力し、感謝し、我慢してたら・・・
結局、反抗し、幼い妹のこともよく考えずに家出をしてあんな末路を辿ってしまいました。

節子ちゃんが不憫でたまりません。

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サクマドロップ

投稿日:2007/10/07 レビュアー:Bikke兄

奥さんが言います「私、この映画嫌い」。
8年前、長女が5歳の時にいっしょに観ました。途中、長女はワァーっと泣き出して布団にもぐってしまいました。
それを見て、私も涙が止まりませんでした。
でも、その涙は映画によるものではなく、作品を観て悲しく落ち込んだ長女の心を思って泣いたのです。

確かに戦争の悲惨さ、理不尽さをいやという程に表現している作品です。
戦争に振り回され、生きる事に必死で、生きる為に、自分の為に、家族の為に、慈悲など捨てて、心を鬼にして…でも彼等は必死なんです。
それでも報われる事のない、何も残らないはかない命。蛍にたとえるところもはかなすぎるし辛すぎる…希望がなさすぎる。
一度は観るべき映画でしょう。そのうえで評価するべきです。私は二度と観ませんが。

先日、駄菓子屋でサクマドロップを見つけました。
缶の包装に「節子のサクマドロップ」と節子の姿が印刷されていました。
私はこの映画が嫌いです。

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大人になってもう1度見てみてください。

投稿日:2003/01/01 レビュアー:玖流美

この作品を子供の頃学校の授業の一環として
見た方が多いのではないかと思います。

私も小学校の時に見たのですが、
その時は戦争の被害にあった方の映像がとても生々しく、
【恐ろしく怖い映画】という印象を強く受けたのを覚えています。
「怖い」…感想はそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。
歳を重ねてから「もう1度この作品を見てみたい」
そう思うようになり今回借りてみました。

成長したから当たり前なのかもしれませんが、
「怖い」という印象は全くなく、
小さいながらも必死に生きる兄妹の姿に
涙が止まらなかったと同時に
「私も清太くらいの歳だったら
やはり叔母のところを飛び出したかもしれないけれど、
今の私だったら生き抜く為には
我慢して叔母のところに留まっただろうなぁ」と思い、
若さゆえの正義感やプライドを失ってしまったことに
愕然としました。

小さい頃見た映画を大人になって見るというのは
新たな発見があったりしてお勧めです。

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急に観たくなった。こう言う時代もあったと語り継がれるべき作品。 ネタバレ

投稿日:2008/11/04 レビュアー:pokorou

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火垂るの墓、何度検索しても出てこない。
蛍の墓だと思っていた。宮崎はやおだと思っていた。ジブリだと思っていた。そして私のパソコンのホタルの漢字の変換候補に、火垂るが出なかった事で随分苦労して見つけた。

本作は、戦争により、幼い兄妹が一生懸命生きて行る事を描き出している作品である。戦争で戦っている様子などは一切無く、空襲を受け、非難し、親を失い、親類に世話になる。しかし、居心地が悪く、妹思いの兄が二人での生活を始める。

が、ろくに食事も出来ず、体力が落ちて行く妹。
観るに見かねて、親が残してくれた貯金を引き出しに行き、大量の食糧を買い、妹の元へ戻る兄。そこには衰弱しきった妹の姿が。。。

妹は死に、兄も生きる気力を失い、妹の元へ…

妹が幼く、兄を頼りにしていて、離れるわけにはいかないのは観ていて伝わってきたけど、本当に妹を思うなら、少し心を鬼にしてでも、少しの我慢をしてでも、清潔な環境で、自分もなんらかの収入を得る事を考えては良かったのでは無いかと…そうすれば、節子ちゃんはもっと長生き出来たはず。。。と考えると悔まれる。。。

が、これは映画。こう言う事実もあったと戦後に生まれ、清潔な環境、3度の食事が当たり前、おやつまで食べる現代っ子に、こんな時代もあったんだよ。自分の先祖様達はこんな苦しい環境の中耐え抜いたんだよ、育ったんだよ、とアニメーションで見せてやる事が出来る。

現在でも、食事を満足に食べられない、教育でさえ、まともに受けられない子供達もいる。時代は同じでも、苦しんでいる人はたくさんいてます。

食べ物を粗末にしてたら罰があたるよ。


節子… お兄ちゃん…

兄妹の声が今でも聞こえる様な気がする。

当時はまだ独身だった私。ただ悲しくて、泣いていた。
今は子供を持ち、この子たちが自分の子だったら…と、思うと清太の優しさは十分伝わりますが、節子の為に、自分の為に、今後の二人の為に、あの生活が最善だったとはやはり思えない。。。

その反面、今、自分の子供たちに見せてやりたい。

どう、感じるだろう。

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火垂るの墓

ユーザーレビュー

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泣いてる場合じゃない・・・

投稿日

2007/09/29

レビュアー

こんちゃん

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 はじめて観たときは、涙が止まりませんでした。

 その後、何回観ても泣きました。

 でも、今年TVで放映していたものを、6歳の娘に見せてやりたくて録画して、一緒に観たら、泣けませんでした。
 悲しい物語です。清太が、けなげに妹を守ろうとする姿は、やはり胸を打つものがあります。節子の、
「お母ちゃん、死んじゃったの、知ってる・・・」
と言う言葉には、めちゃくちゃ切なくなりました。でも、泣けませんでした。
 節子が亡くなる少し前、清太に抱きかかえられて氷の削りカスを口に含む場面・・・衰弱しきった節子が、「何が食べたい?」と清太にたずねられて、ほんの少しだけ元気な顔を見せて(!)「またドロップなめたい」と告げる。 まるで屍のような節子が、一瞬だけ血の通った表情を見せるこのシーンでは、6歳の娘が大泣きしました。私も、心底かわいそうだと思いましたが、泣けなかったのです。

 何が変わったのだろう・・・?
 年を取り、責任が増えてきます。いろいろな映画で泣くことは多々あります。その多くは、悲しさと共に、いや、悲しさよりも感動で涙することが多いのかもしれません。
 この作品は最後まで希望を残してくれませんでした。良くなる希望も可能性も全く存在しないのです。良くなることが全くない人生。この映画には感動はなく、私の心を粉々に打ち砕くように感じられるのです。
 6歳の娘と観ながら、今自分がいなくなったらこの子は1人では生きていけないだろうと考えると、泣いていられなかったのかもしれません。この作品が公開される6年前、父を亡くしたときにも私は泣けませんでした。残された幼い弟や妹への責任を考えると泣いている暇などなかったのです。

 素晴らしいアニメ作品であることは確かです。一度は観なければいけない。是非観てもらいたいとも思いますが、願わくば、もっと希望にあふれた、心地よい感動の中で思い切り泣きたいと思うのです。


中年になった今、見ると・・・

投稿日

2007/09/23

レビュアー

エコエコアザラク

この作品を初めて見た時は、まだ学生の頃でした。
なんて!可愛そうな兄妹なんだ〜親戚も世間も冷てぇぇ!
と涙もんで見てました。
しかし、二児の母となった今、先日のTV再放送でまた鑑賞してみると、大分見方が変わりました。

もし自分が親戚のおばちゃんだったら、と考えてみました。
戦時中、家族の食料確保に苦労する日々。そこに突然、親類の子供が二人も転がり込んできたら・・・しかも兄は無愛想。
最初の一ヶ月ぐらいは、やさしく出来るかもしれない。
だが、その子供が家事も手伝わない、働こうともせず、ただゴロゴロしてたらやっぱ邪魔になってくる。嫌味の一つも言いたくなる。毎晩夜泣きされれば、イラッともする。

戦争が悪いと言ってしまえばそれまでだが、清太に問題があるように思えてしまったのです。意地悪な意見かもしれませんが。

このババアと腹で思ってても、おばさんに気に入られるように
努力し、感謝し、我慢してたら・・・
結局、反抗し、幼い妹のこともよく考えずに家出をしてあんな末路を辿ってしまいました。

節子ちゃんが不憫でたまりません。

サクマドロップ

投稿日

2007/10/07

レビュアー

Bikke兄

奥さんが言います「私、この映画嫌い」。
8年前、長女が5歳の時にいっしょに観ました。途中、長女はワァーっと泣き出して布団にもぐってしまいました。
それを見て、私も涙が止まりませんでした。
でも、その涙は映画によるものではなく、作品を観て悲しく落ち込んだ長女の心を思って泣いたのです。

確かに戦争の悲惨さ、理不尽さをいやという程に表現している作品です。
戦争に振り回され、生きる事に必死で、生きる為に、自分の為に、家族の為に、慈悲など捨てて、心を鬼にして…でも彼等は必死なんです。
それでも報われる事のない、何も残らないはかない命。蛍にたとえるところもはかなすぎるし辛すぎる…希望がなさすぎる。
一度は観るべき映画でしょう。そのうえで評価するべきです。私は二度と観ませんが。

先日、駄菓子屋でサクマドロップを見つけました。
缶の包装に「節子のサクマドロップ」と節子の姿が印刷されていました。
私はこの映画が嫌いです。

大人になってもう1度見てみてください。

投稿日

2003/01/01

レビュアー

玖流美

この作品を子供の頃学校の授業の一環として
見た方が多いのではないかと思います。

私も小学校の時に見たのですが、
その時は戦争の被害にあった方の映像がとても生々しく、
【恐ろしく怖い映画】という印象を強く受けたのを覚えています。
「怖い」…感想はそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。
歳を重ねてから「もう1度この作品を見てみたい」
そう思うようになり今回借りてみました。

成長したから当たり前なのかもしれませんが、
「怖い」という印象は全くなく、
小さいながらも必死に生きる兄妹の姿に
涙が止まらなかったと同時に
「私も清太くらいの歳だったら
やはり叔母のところを飛び出したかもしれないけれど、
今の私だったら生き抜く為には
我慢して叔母のところに留まっただろうなぁ」と思い、
若さゆえの正義感やプライドを失ってしまったことに
愕然としました。

小さい頃見た映画を大人になって見るというのは
新たな発見があったりしてお勧めです。

急に観たくなった。こう言う時代もあったと語り継がれるべき作品。

投稿日

2008/11/04

レビュアー

pokorou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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火垂るの墓、何度検索しても出てこない。
蛍の墓だと思っていた。宮崎はやおだと思っていた。ジブリだと思っていた。そして私のパソコンのホタルの漢字の変換候補に、火垂るが出なかった事で随分苦労して見つけた。

本作は、戦争により、幼い兄妹が一生懸命生きて行る事を描き出している作品である。戦争で戦っている様子などは一切無く、空襲を受け、非難し、親を失い、親類に世話になる。しかし、居心地が悪く、妹思いの兄が二人での生活を始める。

が、ろくに食事も出来ず、体力が落ちて行く妹。
観るに見かねて、親が残してくれた貯金を引き出しに行き、大量の食糧を買い、妹の元へ戻る兄。そこには衰弱しきった妹の姿が。。。

妹は死に、兄も生きる気力を失い、妹の元へ…

妹が幼く、兄を頼りにしていて、離れるわけにはいかないのは観ていて伝わってきたけど、本当に妹を思うなら、少し心を鬼にしてでも、少しの我慢をしてでも、清潔な環境で、自分もなんらかの収入を得る事を考えては良かったのでは無いかと…そうすれば、節子ちゃんはもっと長生き出来たはず。。。と考えると悔まれる。。。

が、これは映画。こう言う事実もあったと戦後に生まれ、清潔な環境、3度の食事が当たり前、おやつまで食べる現代っ子に、こんな時代もあったんだよ。自分の先祖様達はこんな苦しい環境の中耐え抜いたんだよ、育ったんだよ、とアニメーションで見せてやる事が出来る。

現在でも、食事を満足に食べられない、教育でさえ、まともに受けられない子供達もいる。時代は同じでも、苦しんでいる人はたくさんいてます。

食べ物を粗末にしてたら罰があたるよ。


節子… お兄ちゃん…

兄妹の声が今でも聞こえる様な気がする。

当時はまだ独身だった私。ただ悲しくて、泣いていた。
今は子供を持ち、この子たちが自分の子だったら…と、思うと清太の優しさは十分伝わりますが、節子の為に、自分の為に、今後の二人の為に、あの生活が最善だったとはやはり思えない。。。

その反面、今、自分の子供たちに見せてやりたい。

どう、感じるだろう。

1〜 5件 / 全81件