レジェンド・オブ・フィスト／怒りの鉄拳

ブルース・リー主演「ドラゴン怒りの鉄拳」の主人公、チェン・ジェン。
その後、ジャッキー・チェンやジェット・リーも演じてきた架空のヒーローを、今作はドニー・イェンが演じたテレビドラマ「精武門」の後日譚を描いたのがこの作品だそうです。
最近は、ドニー・イェンの作品を立て続けに観ていますね。
第１次大戦をカンフーで戦う冒頭は素晴らしかったというか、もうほとんど超人レベルです。
ヨーロッパ戦線から帰還したチェン・ジェンは、レジスタンス活動に参加し、日本軍による反日中国人の処刑を阻止すべく立ち上がるというものですが、日本軍の非道ぶり、派手な爆破シーンなど、日本軍を悪役にした単純な勧善懲悪ものです。
けれど、黒装束に黒マスク。かつてブルース・リーが「グリーン・ホーネット」で演じたキャラクターそのままなので、娯楽映画と割り切れば楽しめます。
クライマックスに因縁のある力石大佐に戦いを挑み、空手道場の門弟をヌンチャクで叩きのめす姿は、ここもブルース・リーそのままですが、見応えたっぷりでした。
ドニー・イェンが、「ドラゴン」の後継者なのかもしれませんね。

AKIRAも戦います。
まあ、敵役なので負けてしまいますが・・・

映画全般としてアクションは凄いですが、
政治色が濃く、ストーリーはいまひとつです。
カンフーアクションを楽しみましょう。

ブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳（ジェット・リーのフィスト・オブ・レジェンド）の後日譚が気になる人は観ておいて損はないと思います。
※前作のラストで主人公が死んでいなかったらの、ifストーリーですが。

７０点！

　冒頭、フランスでのドイツ軍の機関銃に対して主人公のドニー・イエンが宙を飛び大地を駆けるスピード感といったら最高で素晴らしいツカミでした。

　話は主人公が身分を偽り中国へ帰国して抗日運動へと突き進むものですが。基本、クラブのお姉さんといい感じになったり、変装して日本軍をメッタメタにぶん殴っていったりと、日本軍との戦いをメインとして見てもそんなに面白味が感じられませんでした。ひたすら日本軍にやられるいたいけな中国の市民たち。それに抵抗することができない警察だったり。出てくる日本軍はあまりにもステレオタイプで辟易としてしまいますが、憎き日本人たちをやっつけるクライマックスは気持ちよさを感じられるものでした。

　クラブのお姉さんんの正体が実は……。という展開も、ちょっと無理がありすぎて字幕がないと何話してるのかわからないです。そしてその実は○○でしたって展開にも意外性がないし、そもそも主人公が身分を隠してるのも結構早い段階でバレちゃうし。

　とはいえ、ドニーさんのアクションシーンはやっぱりカッコいいし。クライマックスの殴りこみなんかは娯楽映画の王道を行くようなクライマックスで最高でした。悪逆の限りを尽くされて、最後の最後に怒りの鉄拳!　盛り上がること間違いないです。

未だに日本のイメージはこれかい？反日運動もこういう映画が影響しているんちゃうんかい！！

経済的にも多大に世話になっている日本のイメージを悪くする映画を平気で製作する神経の図太さに敬服！！

こんな作品に出演しているAKIRA？にも腹が立つ。プライドはないんか！！

1本で良いから中国の大スターを起用して日本のイメージを一新する作品こさえてんか！！！

遠慮なく顔の相が変わるまでシバき、蹴り倒しついでに首の骨まで折ってくださって。
過激かな？でも構いません、大佐をとりまく日本軍の連中、非道で卑しすぎます。
見どころは満身創痍になっても屈せず立ち上がり、怒りの鉄拳を炸裂させる！！
というところでしょうか。ヌンチャクを使うシーンはちょっと粗っぽいのが残念、多勢の塊りに対して振り回しているだけで
もうちょっと丁寧に太刀対ヌンチャクの捌きも見せてほしかったです。
ワァーと掛られてピタッーといなす間合いの決めが良かっただけにね。