横山秀夫サスペンス / 仲村トオル
横山秀夫サスペンス
/仲村トオル
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(7)
解説・ストーリー
人気ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第1巻。小さな山村の村長選挙をめぐる陰謀を仲村トオル主演で描いた「18番ホール」と、地方新聞社の誤報をめぐるトラブルを岸谷五朗主演で描いた「誤報」を収録。
人気ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第1巻。小さな山村の村長選挙をめぐる陰謀を仲村トオル主演で描いた「18番ホール」と、地方新聞社の誤報をめぐるトラブルを岸谷五朗主演で描いた「誤報」を収録。
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「横山秀夫サスペンス」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第1巻。小さな山村の村長選挙をめぐる陰謀を仲村トオル主演で描いた「18番ホール」と、地方新聞社の誤報をめぐるトラブルを岸谷五朗主演で描いた「誤報」を収録。
「横山秀夫サスペンス」 の作品情報
「横山秀夫サスペンス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
横山秀夫サスペンスのシリーズ商品
横山秀夫サスペンス VOL.1
人気ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第1巻。小さな山村の村長選挙をめぐる陰謀を仲村トオル主演で描いた「18番ホール」と、地方新聞社の誤報をめぐるトラブルを岸谷五朗主演で描いた「誤報」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RJD80097 |
2010年10月27日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚 |
1人 |
0人 |
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横山秀夫サスペンス VOL.2
ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第2巻。売れないフリーライターが巻き込まれる事件を玉山鉄二主演で描いた「自伝」と、とある老人の家に暮らし始めた前科者の男を渡部篤郎主演で描いた「他人の家」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RJD80098 |
2010年10月27日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚 |
0人 |
0人 |
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横山秀夫サスペンスのシリーズ商品
横山秀夫サスペンス VOL.1
作品詳細を開く
- 収録時間:
115分
- 字幕:
日本語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
- レイティング:
- 記番:
RJD80097
- レンタル開始日:
2010年10月27日
- 在庫枚数
11枚
- 1位登録者:
1人
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人気ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第1巻。小さな山村の村長選挙をめぐる陰謀を仲村トオル主演で描いた「18番ホール」と、地方新聞社の誤報をめぐるトラブルを岸谷五朗主演で描いた「誤報」を収録。
横山秀夫サスペンス VOL.2
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- 収録時間:
116分
- 字幕:
日本語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
- レイティング:
- 記番:
RJD80098
- レンタル開始日:
2010年10月27日
- 在庫枚数
12枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
0人
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ミステリー作家・横山秀夫が手掛けた短編小説を映像化したサスペンスドラマ第2巻。売れないフリーライターが巻き込まれる事件を玉山鉄二主演で描いた「自伝」と、とある老人の家に暮らし始めた前科者の男を渡部篤郎主演で描いた「他人の家」を収録。
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洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
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ユーザーレビュー:7件
孤影当然
横山秀夫サスペンス VOL.2 のレビュー
【自伝】玉山鉄二、紺野まひる、原日出子、長塚京三
≪幼い頃に母親が失踪し父親も病気で亡くし叔母に育てられた主人公。母親に捨てられたトラウマから何事にも志を持てず冴えない人生を送っていた。ある日、大手家電量販店チェーンの会長の自伝を執筆する為の面接を受けるとその場で合格となるも、最初の面談時に突然「27年前に人を殺した」と衝撃の告白をされる。主人公がその言葉の真意を調査すると・・・。≫
主人公が現状の冴えない生き様、生活環境等、全ての原因が母親に捨てられた過去にあると云う、何とも幼稚で短絡的な性格に同調できませんが、余りにも露骨過ぎる登場人物の言動等から主人公が己の誤った解釈へ真っ直ぐに到達してしまうのはほんのちょっとだけ同情しちゃいます。
一応”サスペンス”と謳ってますから、この手のジャンルが好きな方なら露骨過ぎる画で、主人公同様の真相へとは安易に誘導されませんので、謎のタネ明かしをされても驚きは少ないでしょうね。
この辺りは毛利小五郎ばりの推理力を誇る私ですら裏の裏を読み取りましたから、ミステリーの部分では物足りません。
なぜに会長は自分の息子ですら不採用にしたり頑なに”縁故採用”をしないのか、履歴書より面接での人物評価だけで採用を決めるのか、このエピソードが最後に主人公の憑きもの落としとしての役割を担っており、実に小気味良いオチへ繋がります。
サスペンス性だけじゃなく、長過ぎた主人公のモラトリアムからの脱却ドラマとして観れば、やっぱり特効薬はショック療法なんだと再認識も出来ます。
個人的には大ファンの紺野まひるを鑑賞出来ただけでも☆が自然と増えてしまうのが嬉しい誤算なのですけどね (*^m^*)
【他人の家】渡部篤郎、戸田菜穂、小野武彦、伊東四朗
≪過去に友人にそそのかされて強盗事件を起こし前科がある主人公。出所後夫婦で毎朝ゴミ拾いをする等、真面目に慎ましく暮らしていたが、大家に前科がある事がバレ部屋を退去する事に。ある日、毎朝ゴミ拾い時に顔を合わせる老人から夫婦で自分との養子縁組をすれば姓が変わる為、過去の罪がバレずに生きていけるが、条件として老人が現在住む家を相続し1日でも長く暮らして欲しいと云う提案を受けるが・・・。≫
過去に起こした罪を背負う夫婦の切ない日常ドラマとしても、お互いへの深い愛情から誤解を抱えたまま暮らす夫婦が誤解を解き、初めて真の夫婦になるまでの夫婦再生ドラマとして観ても愉しめます。
サスペンスとしては『自伝』よりもっと読みやすい登場人物の明らさまな言動から即真相へ到達できる構造となっており、このお話もミステリーの面では物足りませんが、ドラマとしての内容が充実している為相殺すれば十分見応えあります。
本作も『自伝』同様、男が情けないタイプなので、妻役の戸田菜穂に感情移入してしまう仕掛けもズルいですね。
まぁ、紺野まひる同様戸田菜穂も大ファンの私ですから話半分でお願いします(*^m^*)
観終わればご自身のパートナーに優しい態度で接する勇気を貰えるかもしれませんが、その後は自己責任でお願いします。
全2巻観終わりましたが、原作が短編の為2時間の長尺サスペンスドラマにすれば、間違いなく間延びした退屈なドラマになっていたと思いますが、1時間に巧く凝縮されていて見応えありました。
男4人がぶち当たる人間模様にサスペンスを絡めた本作から、次のシリーズでは、どんな種類の人間模様を見せてくれるのか今から観るのが楽しみです。
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隠蔽合戦
横山秀夫サスペンス VOL.1 のレビュー
【18番ホール】出演/仲村トオル、遠藤憲一、田村浩正、西田尚美
■祖父が以前村長だった地元の村長選挙への要請を頑なに断り続けていた主人公が、一転出馬を決意した。その裏には過去にひき逃げ事件で死亡した遺体を埋めた場所が、村興しの開発事業でゴルフコースの18番ホールの建設予定地になっており、村長になって18番ホールの建設場所を変更し、過去の罪を永遠に葬り去らないといけない差し迫った理由があった。■
村会議員や現市長、同級生の殆どが味方になってくれるため、当選確実との友人の言葉だったが、投票日が近付くに連れ形勢が怪しくなってくる。
もしかして、味方である友人の中に裏切り物がいるのでは?
まさか、過去のひき逃げ事件の被害者と何等かの関係を持つ人間が彼を落選させようと画策してるのでは?
その人物が友人たちの中にいるのでは?と、疑心暗鬼から味方であるはずの友人をも信用できず、周囲の人間が全て怪しく見え、勝手に自己崩壊していく心理サスペンス要素の面白さと、友人の中の一体誰が敵陣営と内通しているのか?と、台詞と画ヅラから犯人探しへと巧みにミスリードさせてくれる推理要素がMIXされた面白い内容です。
【誤報】出演/岸谷五朗、渡辺いっけい、尾野真千子、益岡徹
■地方新聞社で整理部に所属する主人公が、写真家の展示会日時を誤って紙面に載せてしまう。今度ミスをすればクビになるかもしれない主人公は、そのミスを隠蔽するため直接写真家に謝罪しようと彼の住居を訪れるが不在の為、名刺だけをポストに置いて帰る。しかし、結局その写真家からクレームが入り、社内にも隠蔽工作がバレてしまい訂正記事が載る事に。その後写真家が他殺体で発見される。■
『クライマーズハイ』ばりの社内のスクープ合戦及び、新聞社の舞台裏が覗けるのがなんとなく愉しいです。
ちなみに、推理ドラマとしては早々に犯人とトリックが分かってしまい、ミステリーとしての面白さは半減も、元は花形部署である記者であった主人公が後輩との競争に負け、いまや本意ではない整理部の仕事をしており、次にミスをしでかすと失職してしまうと云う、過酷なリーマンの出世競争による悲哀が分かりやすく描かれています。
しかし、母は強しとはよく云ったもので、主人公に置き換えてもし自分が妻にあんなモノ言いをされたら即刻離縁するけどね(←ホンマかよw)
2作品それぞれ面白いんですが、オチの意外な落とし所の面白さと、疑心暗鬼から人間不信に陥り、精神的に瓦解していく様を丁寧に描いた『18番ホール』が私好みでした。
ちなみに、オチで主人公の”選択”が描かれていなかった『18番ホール』の顛末が『誤報』で描かれる、と云った次作へのリンクお遊びも愉しいです。
と云う事は次作では『誤報』の顛末が描かれるんでしょうかね。
ってか、『誤報』の内容を次作を観賞するまで覚えていられるか、自己脳との戦いに勝てば愉しめるんですがね (*^m^*)
このレビューは気に入りましたか?
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見ごたえ十分!
『18番ホール』
だいたい、おちは見えてくるんですが、疑心暗鬼になった主人公の、妄想で追い詰められていく様子はすごかったです。
人間、悪いことしてると、いらぬ妄想を抱くものなのですね。
脇も、ベテランで固められてて面白かったです。
『誤報』
これも面白い。
新聞の影響力を考えると、1日違いの日付が命とりになる世界。
ある出来事で、前線記者(岸谷悟郎)が脇に追いやられる。
ライバルの、華々しい活躍を目の当りにして腐る日々。。
ある日自分のミスが、ライバルのミスによって、かき消されたかのように思われたが、本人からのクレームによりさらに立場が悪り、そのクレームをつけてきた男が殺されて、、、とオイオイ、どうなるの?という話でしたが、
ラスト、ああ、これが『新聞屋』なんだな、と思わせる内容でした。
こりゃ、パート2、楽しみです。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
心理サスペンス
4つの作品の接点はすべて1ヶ所。
独立した作品とみて差し支えないのですが、この巻は心理サスペンスという感じです。
2作とも、なんとなくなぞはわかるのですが、落としどころが面白い。
なにげないセリフが、あとで生きてくるんですよ。
横山秀夫さん事体の作品はとても面白く、wowwwowさんは上手く構成してあります。
そのへんの2時間サスペンスよりずっと面白いです。
是非
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1時間の尺だからこその切れ味
2010年春に放送され好評を博した『ドラマW 横山秀夫サスペンス』
横山秀夫さんの短編集『真相』の中でも人気の高い”18番ホール”と”他人の家”、
『看守眼』の中から新聞記者ネタの”静かな家”と”自伝”がドラマ化されています。
仲村トオルさん(18番ホール)、岸谷五朗さん(誤報)、
玉山鉄二さん(自伝)、渡部篤郎さん(他人の家)と実力派俳優4人が、
それぞれ1話完結のドラマの主人公を演じておられ、
その脇もWOWOWドラマならではの豪華キャスト勢ぞろいといった感あり。
私の好みは、18番ホール、誤報、他人の家、自伝の順でした。
”サスペンス”と銘打たれてはいますがドラマ色が強く、自伝に至ってはサスペンス観は皆無かと。
ですが、それを補って余りある展開・演出の妙。
18番ホールから誤報を鑑賞することで、主人公の人生の選択結果が分かるという
個別のストーリーのリンクが鮮やか。
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ユーザーレビュー
孤影当然
投稿日
2013/05/18
レビュアー
AVANZSUR
横山秀夫サスペンス VOL.2 のレビュー
【自伝】玉山鉄二、紺野まひる、原日出子、長塚京三
≪幼い頃に母親が失踪し父親も病気で亡くし叔母に育てられた主人公。母親に捨てられたトラウマから何事にも志を持てず冴えない人生を送っていた。ある日、大手家電量販店チェーンの会長の自伝を執筆する為の面接を受けるとその場で合格となるも、最初の面談時に突然「27年前に人を殺した」と衝撃の告白をされる。主人公がその言葉の真意を調査すると・・・。≫
主人公が現状の冴えない生き様、生活環境等、全ての原因が母親に捨てられた過去にあると云う、何とも幼稚で短絡的な性格に同調できませんが、余りにも露骨過ぎる登場人物の言動等から主人公が己の誤った解釈へ真っ直ぐに到達してしまうのはほんのちょっとだけ同情しちゃいます。
一応”サスペンス”と謳ってますから、この手のジャンルが好きな方なら露骨過ぎる画で、主人公同様の真相へとは安易に誘導されませんので、謎のタネ明かしをされても驚きは少ないでしょうね。
この辺りは毛利小五郎ばりの推理力を誇る私ですら裏の裏を読み取りましたから、ミステリーの部分では物足りません。
なぜに会長は自分の息子ですら不採用にしたり頑なに”縁故採用”をしないのか、履歴書より面接での人物評価だけで採用を決めるのか、このエピソードが最後に主人公の憑きもの落としとしての役割を担っており、実に小気味良いオチへ繋がります。
サスペンス性だけじゃなく、長過ぎた主人公のモラトリアムからの脱却ドラマとして観れば、やっぱり特効薬はショック療法なんだと再認識も出来ます。
個人的には大ファンの紺野まひるを鑑賞出来ただけでも☆が自然と増えてしまうのが嬉しい誤算なのですけどね (*^m^*)
【他人の家】渡部篤郎、戸田菜穂、小野武彦、伊東四朗
≪過去に友人にそそのかされて強盗事件を起こし前科がある主人公。出所後夫婦で毎朝ゴミ拾いをする等、真面目に慎ましく暮らしていたが、大家に前科がある事がバレ部屋を退去する事に。ある日、毎朝ゴミ拾い時に顔を合わせる老人から夫婦で自分との養子縁組をすれば姓が変わる為、過去の罪がバレずに生きていけるが、条件として老人が現在住む家を相続し1日でも長く暮らして欲しいと云う提案を受けるが・・・。≫
過去に起こした罪を背負う夫婦の切ない日常ドラマとしても、お互いへの深い愛情から誤解を抱えたまま暮らす夫婦が誤解を解き、初めて真の夫婦になるまでの夫婦再生ドラマとして観ても愉しめます。
サスペンスとしては『自伝』よりもっと読みやすい登場人物の明らさまな言動から即真相へ到達できる構造となっており、このお話もミステリーの面では物足りませんが、ドラマとしての内容が充実している為相殺すれば十分見応えあります。
本作も『自伝』同様、男が情けないタイプなので、妻役の戸田菜穂に感情移入してしまう仕掛けもズルいですね。
まぁ、紺野まひる同様戸田菜穂も大ファンの私ですから話半分でお願いします(*^m^*)
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全2巻観終わりましたが、原作が短編の為2時間の長尺サスペンスドラマにすれば、間違いなく間延びした退屈なドラマになっていたと思いますが、1時間に巧く凝縮されていて見応えありました。
男4人がぶち当たる人間模様にサスペンスを絡めた本作から、次のシリーズでは、どんな種類の人間模様を見せてくれるのか今から観るのが楽しみです。
隠蔽合戦
投稿日
2013/04/13
レビュアー
AVANZSUR
横山秀夫サスペンス VOL.1 のレビュー
【18番ホール】出演/仲村トオル、遠藤憲一、田村浩正、西田尚美
■祖父が以前村長だった地元の村長選挙への要請を頑なに断り続けていた主人公が、一転出馬を決意した。その裏には過去にひき逃げ事件で死亡した遺体を埋めた場所が、村興しの開発事業でゴルフコースの18番ホールの建設予定地になっており、村長になって18番ホールの建設場所を変更し、過去の罪を永遠に葬り去らないといけない差し迫った理由があった。■
村会議員や現市長、同級生の殆どが味方になってくれるため、当選確実との友人の言葉だったが、投票日が近付くに連れ形勢が怪しくなってくる。
もしかして、味方である友人の中に裏切り物がいるのでは?
まさか、過去のひき逃げ事件の被害者と何等かの関係を持つ人間が彼を落選させようと画策してるのでは?
その人物が友人たちの中にいるのでは?と、疑心暗鬼から味方であるはずの友人をも信用できず、周囲の人間が全て怪しく見え、勝手に自己崩壊していく心理サスペンス要素の面白さと、友人の中の一体誰が敵陣営と内通しているのか?と、台詞と画ヅラから犯人探しへと巧みにミスリードさせてくれる推理要素がMIXされた面白い内容です。
【誤報】出演/岸谷五朗、渡辺いっけい、尾野真千子、益岡徹
■地方新聞社で整理部に所属する主人公が、写真家の展示会日時を誤って紙面に載せてしまう。今度ミスをすればクビになるかもしれない主人公は、そのミスを隠蔽するため直接写真家に謝罪しようと彼の住居を訪れるが不在の為、名刺だけをポストに置いて帰る。しかし、結局その写真家からクレームが入り、社内にも隠蔽工作がバレてしまい訂正記事が載る事に。その後写真家が他殺体で発見される。■
『クライマーズハイ』ばりの社内のスクープ合戦及び、新聞社の舞台裏が覗けるのがなんとなく愉しいです。
ちなみに、推理ドラマとしては早々に犯人とトリックが分かってしまい、ミステリーとしての面白さは半減も、元は花形部署である記者であった主人公が後輩との競争に負け、いまや本意ではない整理部の仕事をしており、次にミスをしでかすと失職してしまうと云う、過酷なリーマンの出世競争による悲哀が分かりやすく描かれています。
しかし、母は強しとはよく云ったもので、主人公に置き換えてもし自分が妻にあんなモノ言いをされたら即刻離縁するけどね(←ホンマかよw)
2作品それぞれ面白いんですが、オチの意外な落とし所の面白さと、疑心暗鬼から人間不信に陥り、精神的に瓦解していく様を丁寧に描いた『18番ホール』が私好みでした。
ちなみに、オチで主人公の”選択”が描かれていなかった『18番ホール』の顛末が『誤報』で描かれる、と云った次作へのリンクお遊びも愉しいです。
と云う事は次作では『誤報』の顛末が描かれるんでしょうかね。
ってか、『誤報』の内容を次作を観賞するまで覚えていられるか、自己脳との戦いに勝てば愉しめるんですがね (*^m^*)
見ごたえ十分!
投稿日
2011/12/05
レビュアー
じゃじゃまる
『18番ホール』
だいたい、おちは見えてくるんですが、疑心暗鬼になった主人公の、妄想で追い詰められていく様子はすごかったです。
人間、悪いことしてると、いらぬ妄想を抱くものなのですね。
脇も、ベテランで固められてて面白かったです。
『誤報』
これも面白い。
新聞の影響力を考えると、1日違いの日付が命とりになる世界。
ある出来事で、前線記者(岸谷悟郎)が脇に追いやられる。
ライバルの、華々しい活躍を目の当りにして腐る日々。。
ある日自分のミスが、ライバルのミスによって、かき消されたかのように思われたが、本人からのクレームによりさらに立場が悪り、そのクレームをつけてきた男が殺されて、、、とオイオイ、どうなるの?という話でしたが、
ラスト、ああ、これが『新聞屋』なんだな、と思わせる内容でした。
こりゃ、パート2、楽しみです。
心理サスペンス
投稿日
2012/01/05
レビュアー
じゃじゃまる
4つの作品の接点はすべて1ヶ所。
独立した作品とみて差し支えないのですが、この巻は心理サスペンスという感じです。
2作とも、なんとなくなぞはわかるのですが、落としどころが面白い。
なにげないセリフが、あとで生きてくるんですよ。
横山秀夫さん事体の作品はとても面白く、wowwwowさんは上手く構成してあります。
そのへんの2時間サスペンスよりずっと面白いです。
是非
1時間の尺だからこその切れ味
投稿日
2019/04/22
レビュアー
伝衛門
2010年春に放送され好評を博した『ドラマW 横山秀夫サスペンス』
横山秀夫さんの短編集『真相』の中でも人気の高い”18番ホール”と”他人の家”、
『看守眼』の中から新聞記者ネタの”静かな家”と”自伝”がドラマ化されています。
仲村トオルさん(18番ホール)、岸谷五朗さん(誤報)、
玉山鉄二さん(自伝)、渡部篤郎さん(他人の家)と実力派俳優4人が、
それぞれ1話完結のドラマの主人公を演じておられ、
その脇もWOWOWドラマならではの豪華キャスト勢ぞろいといった感あり。
私の好みは、18番ホール、誤報、他人の家、自伝の順でした。
”サスペンス”と銘打たれてはいますがドラマ色が強く、自伝に至ってはサスペンス観は皆無かと。
ですが、それを補って余りある展開・演出の妙。
18番ホールから誤報を鑑賞することで、主人公の人生の選択結果が分かるという
個別のストーリーのリンクが鮮やか。
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横山秀夫サスペンス