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政治に翻弄され不遇をかこった元天才指揮者が、1枚のFAXをきっかけに散り散りとなったかつての仲間たちを呼び戻し、偽の楽団でパリ公演を成功させようと奮闘する姿をユーモラスに綴る感動の音楽人情コメディ。監督は「約束の旅路」のラデュ・ミヘイレアニュ。ロシアのボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働くアンドレイは、かつて天才指揮者と謳われた男。しかし、時の共産党政権が進めたユダヤ人演奏家排斥に抗議し解雇されてしまったのだ。そんなある日、清掃中にパリの劇場から届いた出演依頼のFAXを盗み見た彼は、とんでもないことを思いつく。それは、かつての仲間たちを集めて偽の楽団を結成し、ボリショイ代表としてコンサートに出場するというものだった。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
LE CONCERT |
監督: |
ラデュ・ミヘイレアニュ |
---|---|
製作: |
アラン・アタル |
出演: |
アレクセイ・グシュコブ 、 メラニー・ロラン 、 フランソワ・ベルレアン 、 ミュウ・ミュウ 、 ドミトリー・ナザロフ 、 ヴァレリー・バリノフ 、 アンナ・カメンコヴァ 、 アレクサンドル・コミサロフ 、 フランソワ・ベルレアン |
脚本: |
マシュー・ロビンス 、 ラデュ・ミヘイレアニュ 、 アラン=ミシェル・ブラン |
---|---|
撮影: |
ローラン・ダイヤン 、 ローラン・ダイアン |
音楽: |
アルマン・アマール |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ACBR10832 | 2010年11月04日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
92枚 | 1人 | 2人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
ACBR10832
レンタル開始日:
2010年11月04日
在庫枚数
92枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
2人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
124分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ACBR10832 | 2010年11月04日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
92枚 | 1人 | 2人 |
収録時間:
124分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
ACBR10832
レンタル開始日:
2010年11月04日
在庫枚数
92枚
1位登録者:
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一度、道から外れてしまった後には、その道に戻ることは難しい。でも、諦めなければチャンスが巡って来ることを教えてくれます。
今や、劇場清掃員として働く冴えない男アンドレイ(グシュコブ)は、かつては栄あるボリショイ交響楽団の天才指揮者。ある日、清掃中の彼は、パリから劇場に届いたオケへの出演依頼のFAXを目にします。昔の仲間を集め、偽楽団を結成しボリショイ交響楽団に成すますことを思いつき、一同はパリへと向かいます。
そんなあり得ない展開なのに、ぐいぐい引き込まれました。
今は救急車の運転手やポルノ映画のサウンド係で、かろうじて生計を立てているメンバーは、もはやボヘミアンの集団です。
パリに着くなりギャラをよこせと大暴れをしたり、肝心のリハーサルにはやって来ません。胡散臭い人々の集まりが、やがては夢のハーモニーに向かって歩み始めます。
この映画の背景には、ブレジネフ政権下で、ユダヤ人の排斥が強行され、彼らをかばったロシア人までもが弾圧・冷遇されたことがあるようです。そんな彼らを、逆境にめげず逞しく生きて来た姿やマイノリティの人々をユーモアたっぷりと描き、話はユダヤ人の結束と、強い絆を、描いているからなのかもしれません。
アンドレイの指名したソリスト、アンヌ・マリー(メラニー・ロラン)の出生の秘密とアンドレイたちとの因縁が絡みチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とともに、それまで隠されていた様々な事実が明らかになります。
音楽から離れざるをえなかった楽団員たちの表情は、人種の違い、家族への思いが一気に共鳴し合い、再び楽器を手にする喜びで輝いて見えました。
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オーケストラの「名演」というのは、最初の数小節で聴衆を引き込み、中盤を心地良く酔わせ、終盤の盛り上がりへと隙無く、いざなうもの。だが現実にはそんな「完全無欠の演奏」に遭遇出来る機会は、めったにない。
指揮者の解釈が伝わりきってないが故の違和感、オケのコンディション、日程や会場の問題、聴衆のノリ…そんな諸々の障害が立ちはだかり、調和は崩されてゆく。だが指揮者は、そういった悪条件をも巧く乗りきってみせねばならない。それらが揃って出来てこその名指揮者、名演奏と言えるのだから。
さて、この映画。よふかしさんがレビューで看破されてるように、どこかちぐはぐな印象があることは否めない。シリアスかと思えばギャグ、リアルかと思えばどこかラフ。前半中盤後半の、妙なチグハグ感…。
これはしかし、まさに三楽章からなる交響曲、いや協奏曲だと思えばスッキリする。主題が奏でられる第一楽章は、不運の老指揮者と楽団員達が失われた人生を取り戻そうとする胎動の章。第二楽章は一同の悲喜こもごもドタバタの章。第三楽章は全てのゴタゴタが収束し、人生賛歌を謳い上げる歓喜の章…おお、そう思えば、がぜん素晴らしいスコアとなって聴こえてくるじゃないか♪
ドラマの根底には、ブレジネフ政権下のユダヤ人迫害の歴史が生んだ悲劇があるのだが、基本、そういう深刻さは(良いのか悪いのか)たいして感じさせない。ここは素直に、人々の心残りの解消を、彼らと共に味わえばいいのだろう。あと観客側に残された課題は、「第二楽章からの転調に気持ち良く乗ることが出来るかどうか」だ。
しかし…同じ曲を演りながら、指揮とオケがシンクロしておらず、全くドライブ感を得られなかった『のだめカンタービレ』の悲惨なチャイコフスキーに比べ、こちらのアレクセイ・グシュコブの指揮ぶりは文句のつけられないレベルだ。バイオリニストを演じたメラニー・ロランの演奏(演技)も素晴らしい。「最近のバイオリニストは、こんなに美人で演技も出来るのかぁ」と思ってしまったほど。
ぜひとも、ラスト10分はアンドレイになりきり、画面の前で全力で指揮しながらの鑑賞をお薦めする。それまでのモタモタは、このラストの為の「じらし」だったのだ!
(ただ最後、余計な説明をかぶせたことで、せっかくのカタルシスがつぶされてしまう。…あれは蛇足だったなぁ)
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ユーザーレビュー:155件
投稿日
2010/10/29
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
一度、道から外れてしまった後には、その道に戻ることは難しい。でも、諦めなければチャンスが巡って来ることを教えてくれます。
今や、劇場清掃員として働く冴えない男アンドレイ(グシュコブ)は、かつては栄あるボリショイ交響楽団の天才指揮者。ある日、清掃中の彼は、パリから劇場に届いたオケへの出演依頼のFAXを目にします。昔の仲間を集め、偽楽団を結成しボリショイ交響楽団に成すますことを思いつき、一同はパリへと向かいます。
そんなあり得ない展開なのに、ぐいぐい引き込まれました。
今は救急車の運転手やポルノ映画のサウンド係で、かろうじて生計を立てているメンバーは、もはやボヘミアンの集団です。
パリに着くなりギャラをよこせと大暴れをしたり、肝心のリハーサルにはやって来ません。胡散臭い人々の集まりが、やがては夢のハーモニーに向かって歩み始めます。
この映画の背景には、ブレジネフ政権下で、ユダヤ人の排斥が強行され、彼らをかばったロシア人までもが弾圧・冷遇されたことがあるようです。そんな彼らを、逆境にめげず逞しく生きて来た姿やマイノリティの人々をユーモアたっぷりと描き、話はユダヤ人の結束と、強い絆を、描いているからなのかもしれません。
アンドレイの指名したソリスト、アンヌ・マリー(メラニー・ロラン)の出生の秘密とアンドレイたちとの因縁が絡みチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とともに、それまで隠されていた様々な事実が明らかになります。
音楽から離れざるをえなかった楽団員たちの表情は、人種の違い、家族への思いが一気に共鳴し合い、再び楽器を手にする喜びで輝いて見えました。
投稿日
2010/09/29
レビュアー
ぴよさん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
オーケストラの「名演」というのは、最初の数小節で聴衆を引き込み、中盤を心地良く酔わせ、終盤の盛り上がりへと隙無く、いざなうもの。だが現実にはそんな「完全無欠の演奏」に遭遇出来る機会は、めったにない。
指揮者の解釈が伝わりきってないが故の違和感、オケのコンディション、日程や会場の問題、聴衆のノリ…そんな諸々の障害が立ちはだかり、調和は崩されてゆく。だが指揮者は、そういった悪条件をも巧く乗りきってみせねばならない。それらが揃って出来てこその名指揮者、名演奏と言えるのだから。
さて、この映画。よふかしさんがレビューで看破されてるように、どこかちぐはぐな印象があることは否めない。シリアスかと思えばギャグ、リアルかと思えばどこかラフ。前半中盤後半の、妙なチグハグ感…。
これはしかし、まさに三楽章からなる交響曲、いや協奏曲だと思えばスッキリする。主題が奏でられる第一楽章は、不運の老指揮者と楽団員達が失われた人生を取り戻そうとする胎動の章。第二楽章は一同の悲喜こもごもドタバタの章。第三楽章は全てのゴタゴタが収束し、人生賛歌を謳い上げる歓喜の章…おお、そう思えば、がぜん素晴らしいスコアとなって聴こえてくるじゃないか♪
ドラマの根底には、ブレジネフ政権下のユダヤ人迫害の歴史が生んだ悲劇があるのだが、基本、そういう深刻さは(良いのか悪いのか)たいして感じさせない。ここは素直に、人々の心残りの解消を、彼らと共に味わえばいいのだろう。あと観客側に残された課題は、「第二楽章からの転調に気持ち良く乗ることが出来るかどうか」だ。
しかし…同じ曲を演りながら、指揮とオケがシンクロしておらず、全くドライブ感を得られなかった『のだめカンタービレ』の悲惨なチャイコフスキーに比べ、こちらのアレクセイ・グシュコブの指揮ぶりは文句のつけられないレベルだ。バイオリニストを演じたメラニー・ロランの演奏(演技)も素晴らしい。「最近のバイオリニストは、こんなに美人で演技も出来るのかぁ」と思ってしまったほど。
ぜひとも、ラスト10分はアンドレイになりきり、画面の前で全力で指揮しながらの鑑賞をお薦めする。それまでのモタモタは、このラストの為の「じらし」だったのだ!
(ただ最後、余計な説明をかぶせたことで、せっかくのカタルシスがつぶされてしまう。…あれは蛇足だったなぁ)
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オーケストラ!