キャプテン・ウルフ

笑い、感動、家族愛、子供の成長などディズニーのエッセンスがてんこ盛り。そして物語りも、もはや定番と言ってもよいコワ面のマッチョ俳優がおよそ似つかわしくない子供たちとのドタバタの触れ合いの中で、互いが感化され成長（変化）していくというお話。

まあこれほど頭を使わずに見られる映画で、そこそこの映画に仕上がっているのはディズニーならではでしょうか。正直大人が見る分にはちと物足りない。子供と一緒に、時には会話しながら見るには最適な映画。



またまた素敵なレビュアーさんを発見したのでご紹介します。
まずガラリーナさん、以前他のレビュアーさんも紹介されていたような・・・。
それからひらりさん、大型長文レビュアーさんです。
DISCASのレビュアーさん達のレビューがすごく充実していて、もしかすると日本で一番充実した映画評価欄じゃないかって思います。
いつも皆さんのレビュー楽しみに、そして参考にさせて頂いています。

ちょっと期待しすぎた感はありましたが、それなりに楽しくみられました。
もっと爆笑映画かと思っていたのですが、意外にほのぼの。（KEEさん、おっしゃる通り。）ヴィン・ディーゼルの新しい魅力を発見した映画でした。
それにしても、赤ちゃんからティーンエージャーまで、さまざまな年齢の５人の子育てはほんとに大変。男性にみてほしい映画です。

ところでこの映画で約１ヶ月ぶりのレビューのKEEさん、療養中なのだそうですね。どうぞゆっくり休んで、またたくさんレビューを書いてください。楽しみにしています。

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面白いですねー
コメディのセンスが日本人向きなのかもしれない。
自分自身、いわゆるアメリカンジョークでは笑えない性質
なのですが、これは笑えました。

ヴィン・ディーゼルもコメディな演技をするわけではないので
違和感ありません。脚本の勝利でしょうね。

全体的にどういう展開になるかは全て読める感じ。
でも、それがしらけるのではなくどこで出てくるのかなと
ワクワク感につながるところがいい。
あの上司も出てきて依頼、なんだか目つきあやしいし、
隣の中国人も同じく。
家族にいろいろなことを教えるけど、それもきっと全てどこかで
役にたつんだろうなぁっと（笑）
あのダンスもまさにトラップをかいくぐるものでしたもんね。
尺も短くて、楽しい映画を観たい時にまさにお勧めの作品だと
思います。

アクション俳優がコメディ映画に出演するギャップと言えば、やはりＡシュワルツネッガーでしょうか。

本作では、ガチガチの軍人がベビーシッターをするというギャップが面白さの肝なのですが、どうもヴィン・ディーゼルの演技が、アクション俳優的な重厚さが抜け切れず、ギャップを楽しむまで至らず、浮いた感じに仕上がってしまいました。

そう考えると、シュワルツェネッガーのキンダガートンコップのほうが、ずっとよく見えてしまいますね。
笑いの中に、シリアスを絡めるのか、シリアスな演技の中に笑いを挿入するのか、俳優の個性と脚本の方向性がモノをいうところでしょうか。
観客の好みによっても評価が分かれるかもしれませんね。

まぁ、内容的には、うまくまとまっており、勧善懲悪を象徴するようなエピソード、努力が実ると言う訓示的なエピソードも絡めつつ。

ディズニー映画的には合格ラインなのかもしれません。
私は、まぁまぁ、★★★☆☆

タフネスを売りにするアクションスターのイメージ戦略としては「普段は近寄りがたいけど、本当はぬわ〜んて、いい人なんだぁ〜」という印象を焼き付けやすいチャイルドコメディは効果的。
特に彼のようにアンチヒーローのイメージが強いと今後の活躍の場も限られてくるので、ここいらでイメチェンを図ろうというところでしょうか。そういえば、ターミネータのシュワちゃんも子供がらみのコメディ作品に出てました。

そして本作の感想、ヴィン・ディーゼルって「ぬわ〜んて、いい人なんだぁ〜」(笑)好感度ＵＰ、ＵＰですよ。

特殊部隊で訓練された主人公と多感期の子供達がぶつかり、ギャップと緊張からはじまる。子供達の悩みどころを主人公なりのやり方で解決していくうちに、しだいにお互いうち解けてゆく…
物語の構成は安心して見られる王道タイプでよくできています。

私見ですが、ヴィン・ディーゼルの次回作は彼の大きな転機になるような気がします。それが当たればシュワちゃんなみのスーパーアクションスターに格上げになるのではないかなぁ。そんでもって、日本のＣＭなんかに出て知名度あげれば文句ないけど。次回作は今まで以上に慎重に作品を選んで、ぜひ日本でも大ブレイクしてほしいです。