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河童のクゥと夏休み / 田中直樹

河童のクゥと夏休み /木暮正夫

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が、木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、なんと河童の子どもが姿を現わした。康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められていたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、周囲に気づかれないよう注意するのだったが…。

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

監督:

原恵一

出演:

田中直樹なぎら健壱ゴリ冨沢風斗

原作:

木暮正夫木暮正夫

音楽:

若草恵若草恵

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「河童のクゥと夏休み」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が、木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、なんと河童の子どもが姿を現わした。康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められていたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、周囲に気づかれないよう注意するのだったが…。

「河童のクゥと夏休み」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本

「河童のクゥと夏休み」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

監督:

原恵一

出演:

田中直樹なぎら健壱ゴリ冨沢風斗

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DISCASへクレーム

投稿日:2008/05/25 レビュアー:red

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少年のひと夏の成長記 ネタバレ

投稿日:2008/06/13 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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原監督が20年以上も温めてきた企画を映画化しただけの事あって、家族や、いじめ、環境破壊、マスコミ、それに操られる人々・・・と様々なメッセージが込められていますね。

冒頭、江戸時代の父親との別れのシーンから入り、この後どう現在に展開するのかなぁ〜と思っていたら、うまく話が進んでいきましたね。さらに、出演したTV番組で悲しい再会というおまけもきちんと描かれていました。

河童が主人公というファンタジックな世界に、河童は現代社会では「異質なもの」の象徴として表現され、閉塞的な現代社会や、子供の世界では、異質なものを受け入れるという寛容さはどうも持ちえていないし、人間の厭なところを剥き出しにして、きっと誰もがどこかでハッとする場面があるのではないでしょうか?私も、この中にいたら?と反省です。
地味で、少し気弱な少年が、しっかりと成長できるのは、クゥとの冒険が大きいのでしょうが、その背景には愛情に包まれた家族の存在があります。

私は、犬の「おっさん」にも肩入れしてしまいましたよ。
おっさんと以前の飼い主の少年のことも、最後の最後まで己を引きずっていて悲しかったです。

パープルローズさんのおっしゃるように、確かにお母さん役の西田尚美さんの喋り方は、淡々としていて折角の家族の絆がだいなしになっていますね。
それに引き換え、クゥの言葉遣いは、世話になった一家への挨拶と、失われた日本人の心の表現がきちんと言葉で表されていて感心してしまいました。

このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています

現代人の軽薄さ、醜さ ネタバレ

投稿日:2008/06/08 レビュアー:パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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おもしろかったです。138分とアニメにしては長尺なのですが、時間を忘れてみてしまいました。

江戸時代、沼を埋め立てて田んぼにするというお役人に抗議に行った河童の父さんは、切り殺されてしまう。
その直後に起こった地震によって、半ば化石になってしまった河童の息子は、小学生康一に見つけられ、現代の東京によみがえる。

子供たちの言葉使いがあまりにも今風の軽さで、ちょっとひいてしまいました。
普通ならいちばん感情移入してしまうであろう、康一少年の母親、この人もなんだか妙に軽いノリの人で、あまり好きになれませんでした。
本当なら康一と河童のクゥが遠野へ旅立つシーンの、
「振り返りもしないんだから・・・。」
というせりふでジ〜ンとくるはずなのに、このお母さんのせいでそうでもなかったです。
しかし現代人の軽薄さに対して、クゥが持っている昔の価値観がとても新鮮に写るのです。
「お世話になった恩がある。」とか、
「迷惑かけるわけにはいかない。」とか、
子カッパなのにあんたはえらい!!と言いたくなります。

また康一が淡い恋心を抱くクラスメートの菊池さん、この子が康一のお母さんより落ち着いていて大人っぽい。
だけどクラスでは「ウザい」と言われ、いじめの対象になっている。回りの軽いノリにあわせられない子は孤立し、親は友達のような親子関係が理想だと信じている。なんて悲しいことでしょう。

珍獣発見のニュースに醜い取材合戦を繰り広げる報道関係者と野次馬たち。
クゥのいちばんの味方であったはずの康一でさえ、TV取材の申し込みに舞い上がってしまい、クゥの気持ちを思いやれなくなってしまう。

そんな中で、康一一家の飼い犬オッサンの悲しい過去と献身、そして親の離婚と転校という重荷を背負った菊池さんが、最後に男物の靴を手すりから投げ捨てるシーンには心を動かされました。あまり詳しくは語られていないサイドストーリーがよかったです。
康一とクゥが遠野の川で生き生きと泳ぐシーンもすばらしい。「ウォーターホース」の主人公がネッシーと湖で泳ぐシーンよりもずっとよかったです。
私たちが失ってしまった古きよき時代の価値観を思い出させてくれたクゥ、初めて海を見たときの驚きの表情、つぶらな瞳がかわいいクゥ、佳作アニメです。是非ご覧ください。

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後生に残したいと思うくらいの傑作 ネタバレ

投稿日:2008/06/01 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 夏休み中にかみさんと娘でららぽーと横浜のTOHO CINEMASに観に行ったら、満席で観られなかったのです。(かわりに「NARUTO」を観たらしい)
 松竹系の一部でしか上映していない上に、一日1〜2回しか上映していなかったのです。
 
 入場しようとすると「河童のクゥ・・・」は満席という表示が。前日にネットで予約しておいてよかった・・・。

 河童のクゥ親子の江戸時代の話から始まります。

 そしてすぐに現代に・・・
 当初、かなりリアルに描かれた背景と、セル画の人物とのミスマッチに違和感を感じたり(基本的に輪郭線の無い油絵や、不透明水彩画に、輪郭線のはっきりした日本画が乗っかっているような)デッサンの悪さ(人物の全体に対して足が明らかに小さかったり)など、あら探しばかりしていたのですが、30分を過ぎた辺りから、ストーリーに引き込まれます。その頃には、そういう違和感も払拭されていました。
 そこからは、クゥの苛烈な運命と、その行く末に画面から目が離せない状態になりました。身につまされる話や、ショッキングな展開、感動のシークエンスもあり、少なくとも5〜6回は嗚咽が出そうになるのをこらえました。
 娘も、ところどころ声を上げて泣いています。
 私の左側に座っていた女の子は、上映時間138分のうち、後半の60分は、泣き続けていました。

 泣ける映画が良い映画だとは思いませんが、この作品は、脚本が素晴らしいです。138分という長い映画であるにも関わらず、6歳のウチの娘も、他の子供達も誰1人、あきて騒いだり、他のことをしたりはしませんでした。あきっぽい子供を138分間、画面に集中させるだけの脚本でした。

 この物語には、さまざまな問いかけがあります。家族のあり方・・・異質な物への反応・・・いじめに関すること・・・メディア・マスコミのありよう・・・
 一応のハッピーエンドは見せてくれますが、この後の公一少年の行く末やクゥの未来・・・と。

 原作は、30年前に作られた作品だそうですが、今の世相にとてもマッチして、今、映画化される為にあったのじゃないかと思えます。
 作品中、クゥの台詞に、
「偶然なんかじゃねえよ。ずっと前からきまっていたに違いねぇだ」
というのがあるのですが、この映画のことを言っているような気がしました。

 日本のアニメというと、「エヴァンゲリオン」や「パプリカ」等々、その特異な世界観やパフォーマンスが評価されているのだと思いますが、この作品は原作が持つ味わいを、見事に生かしつつ、問題提起をしている脚本を「レミーのおいしいレストラン」にも負けていないと評価したいと思うのです。
 もちろん、アニメーションも水面の質感など、素晴らしいものがありますが・・。

 脚本・監督は原恵一。「クレヨンしんちゃん モーレツ大人帝国の逆襲」の監督です。さすがですね。

 声優を子役が演じていたりして、少しつたない部分があったりしますが、そんなことは些細なことと思わせるほどの秀逸なストーリーでした。

 ストーリーも、とても書きたいのですが、皆さんにもぜひ観ていただきたい素晴らしい作品なので、あえて書きません。是非ご覧になって下さい。
 小学校高学年から、中高生、そして大人にも観て欲しいと思います。(うちの娘には、少し難しかったようです。面白かったとは言ってますけど)

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多くの人が見られるように在庫を増やしてもらえませんか。

投稿日:2008/06/19 レビュアー:一視同仁

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ユーザーレビュー:87件

DISCASへクレーム

投稿日

2008/05/25

レビュアー

red

少年のひと夏の成長記

投稿日

2008/06/13

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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原監督が20年以上も温めてきた企画を映画化しただけの事あって、家族や、いじめ、環境破壊、マスコミ、それに操られる人々・・・と様々なメッセージが込められていますね。

冒頭、江戸時代の父親との別れのシーンから入り、この後どう現在に展開するのかなぁ〜と思っていたら、うまく話が進んでいきましたね。さらに、出演したTV番組で悲しい再会というおまけもきちんと描かれていました。

河童が主人公というファンタジックな世界に、河童は現代社会では「異質なもの」の象徴として表現され、閉塞的な現代社会や、子供の世界では、異質なものを受け入れるという寛容さはどうも持ちえていないし、人間の厭なところを剥き出しにして、きっと誰もがどこかでハッとする場面があるのではないでしょうか?私も、この中にいたら?と反省です。
地味で、少し気弱な少年が、しっかりと成長できるのは、クゥとの冒険が大きいのでしょうが、その背景には愛情に包まれた家族の存在があります。

私は、犬の「おっさん」にも肩入れしてしまいましたよ。
おっさんと以前の飼い主の少年のことも、最後の最後まで己を引きずっていて悲しかったです。

パープルローズさんのおっしゃるように、確かにお母さん役の西田尚美さんの喋り方は、淡々としていて折角の家族の絆がだいなしになっていますね。
それに引き換え、クゥの言葉遣いは、世話になった一家への挨拶と、失われた日本人の心の表現がきちんと言葉で表されていて感心してしまいました。

現代人の軽薄さ、醜さ

投稿日

2008/06/08

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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おもしろかったです。138分とアニメにしては長尺なのですが、時間を忘れてみてしまいました。

江戸時代、沼を埋め立てて田んぼにするというお役人に抗議に行った河童の父さんは、切り殺されてしまう。
その直後に起こった地震によって、半ば化石になってしまった河童の息子は、小学生康一に見つけられ、現代の東京によみがえる。

子供たちの言葉使いがあまりにも今風の軽さで、ちょっとひいてしまいました。
普通ならいちばん感情移入してしまうであろう、康一少年の母親、この人もなんだか妙に軽いノリの人で、あまり好きになれませんでした。
本当なら康一と河童のクゥが遠野へ旅立つシーンの、
「振り返りもしないんだから・・・。」
というせりふでジ〜ンとくるはずなのに、このお母さんのせいでそうでもなかったです。
しかし現代人の軽薄さに対して、クゥが持っている昔の価値観がとても新鮮に写るのです。
「お世話になった恩がある。」とか、
「迷惑かけるわけにはいかない。」とか、
子カッパなのにあんたはえらい!!と言いたくなります。

また康一が淡い恋心を抱くクラスメートの菊池さん、この子が康一のお母さんより落ち着いていて大人っぽい。
だけどクラスでは「ウザい」と言われ、いじめの対象になっている。回りの軽いノリにあわせられない子は孤立し、親は友達のような親子関係が理想だと信じている。なんて悲しいことでしょう。

珍獣発見のニュースに醜い取材合戦を繰り広げる報道関係者と野次馬たち。
クゥのいちばんの味方であったはずの康一でさえ、TV取材の申し込みに舞い上がってしまい、クゥの気持ちを思いやれなくなってしまう。

そんな中で、康一一家の飼い犬オッサンの悲しい過去と献身、そして親の離婚と転校という重荷を背負った菊池さんが、最後に男物の靴を手すりから投げ捨てるシーンには心を動かされました。あまり詳しくは語られていないサイドストーリーがよかったです。
康一とクゥが遠野の川で生き生きと泳ぐシーンもすばらしい。「ウォーターホース」の主人公がネッシーと湖で泳ぐシーンよりもずっとよかったです。
私たちが失ってしまった古きよき時代の価値観を思い出させてくれたクゥ、初めて海を見たときの驚きの表情、つぶらな瞳がかわいいクゥ、佳作アニメです。是非ご覧ください。

後生に残したいと思うくらいの傑作

投稿日

2008/06/01

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 夏休み中にかみさんと娘でららぽーと横浜のTOHO CINEMASに観に行ったら、満席で観られなかったのです。(かわりに「NARUTO」を観たらしい)
 松竹系の一部でしか上映していない上に、一日1〜2回しか上映していなかったのです。
 
 入場しようとすると「河童のクゥ・・・」は満席という表示が。前日にネットで予約しておいてよかった・・・。

 河童のクゥ親子の江戸時代の話から始まります。

 そしてすぐに現代に・・・
 当初、かなりリアルに描かれた背景と、セル画の人物とのミスマッチに違和感を感じたり(基本的に輪郭線の無い油絵や、不透明水彩画に、輪郭線のはっきりした日本画が乗っかっているような)デッサンの悪さ(人物の全体に対して足が明らかに小さかったり)など、あら探しばかりしていたのですが、30分を過ぎた辺りから、ストーリーに引き込まれます。その頃には、そういう違和感も払拭されていました。
 そこからは、クゥの苛烈な運命と、その行く末に画面から目が離せない状態になりました。身につまされる話や、ショッキングな展開、感動のシークエンスもあり、少なくとも5〜6回は嗚咽が出そうになるのをこらえました。
 娘も、ところどころ声を上げて泣いています。
 私の左側に座っていた女の子は、上映時間138分のうち、後半の60分は、泣き続けていました。

 泣ける映画が良い映画だとは思いませんが、この作品は、脚本が素晴らしいです。138分という長い映画であるにも関わらず、6歳のウチの娘も、他の子供達も誰1人、あきて騒いだり、他のことをしたりはしませんでした。あきっぽい子供を138分間、画面に集中させるだけの脚本でした。

 この物語には、さまざまな問いかけがあります。家族のあり方・・・異質な物への反応・・・いじめに関すること・・・メディア・マスコミのありよう・・・
 一応のハッピーエンドは見せてくれますが、この後の公一少年の行く末やクゥの未来・・・と。

 原作は、30年前に作られた作品だそうですが、今の世相にとてもマッチして、今、映画化される為にあったのじゃないかと思えます。
 作品中、クゥの台詞に、
「偶然なんかじゃねえよ。ずっと前からきまっていたに違いねぇだ」
というのがあるのですが、この映画のことを言っているような気がしました。

 日本のアニメというと、「エヴァンゲリオン」や「パプリカ」等々、その特異な世界観やパフォーマンスが評価されているのだと思いますが、この作品は原作が持つ味わいを、見事に生かしつつ、問題提起をしている脚本を「レミーのおいしいレストラン」にも負けていないと評価したいと思うのです。
 もちろん、アニメーションも水面の質感など、素晴らしいものがありますが・・。

 脚本・監督は原恵一。「クレヨンしんちゃん モーレツ大人帝国の逆襲」の監督です。さすがですね。

 声優を子役が演じていたりして、少しつたない部分があったりしますが、そんなことは些細なことと思わせるほどの秀逸なストーリーでした。

 ストーリーも、とても書きたいのですが、皆さんにもぜひ観ていただきたい素晴らしい作品なので、あえて書きません。是非ご覧になって下さい。
 小学校高学年から、中高生、そして大人にも観て欲しいと思います。(うちの娘には、少し難しかったようです。面白かったとは言ってますけど)

多くの人が見られるように在庫を増やしてもらえませんか。

投稿日

2008/06/19

レビュアー

一視同仁

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