こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
ジャンル : HOWTO ドキュメント/その他
“LGBTQ”とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアの頭文字で、セクシュアリティのマイノリティの呼称。そんなLGBTQの若者のための学校がニューヨークにあるハーヴェイ・ミルク・ハイスクール。本作は、その理念に賛同したジョン・キャメロン・ミッチェルと多数のミュージシャンたちが、同校のためのチャリティプロジェクトとして、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュートアルバムを制作する過程を追ったドキュメンタリー。1年にわたるアルバム制作を軸に、同学校に通う4人の生徒たちにもフォーカスをあて、彼らの抱える悩みや希望を並行して映し出していく。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
FOLLOW MY VOICE: WITH THE MUSIC OF HEDWI |
監督: |
キャサリン・リントン |
---|---|
出演: |
ジョン・キャメロン・ミッチェル 、 ベン・フォールズ 、 ルーファス・ウェインライト 、 オノ・ヨーコ 、 ヨ・ラ・テンゴ 、 フランク ブラック 、 ザ・ブリーダーズ 、 ヨ・ラ・テンゴ 、 ブリーダーズ 、 ベン・リー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ULD374 | 2008年01月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
101分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
ULD374
レンタル開始日:
2008年01月25日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
101分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ULD374 | 2008年01月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
101分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
ULD374
レンタル開始日:
2008年01月25日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作は、2つのドキュメンタリー作品が同時並行で描かれてゆく。一つは、有名ミュージシャンに参加を依頼し、トリビュートアルバムを完成させるまでのドキュメント。もう一つは、ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールに通学する4人の高校生の日常を追うドキュメント。2つのドキュメントが同時に存在しているので、正直それぞれ深掘りができずに中途半端な感じもしていた。ところが、終盤。シンディ・ローパーの歌う「真夜中のラジオ(Midnight Radio)」で、涙腺が決壊。4人の高校生が人生の新たな一歩を踏み出すその様子とシンディの圧倒的な歌唱力を引き出すレコーディング風景、2つのドキュメントがここで見事に合致して、大きなうねりを起こす。出演料などの問題だろうか。シンディの姿が映像に映っていないのがとても残念なのだが、それでもこの歌声は必見ならぬ必聴。1人でも多くの人に彼女の歌う「Midnight Radio」を聴いて欲しいと心から思う。
また、「Midnight Radio」に限ったことではなく、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」それぞれの楽曲の素晴らしさを改めて実感する。LGBTQの若者たちを救うチャリティー活動である、と言う前に、一つひとつの楽曲がミュージシャンたちに歌いたいと思わせる魅力を持っていることが、参加の決め手となったのは間違いないと思う。
「ヘドウィグ」の製作者たちも、ハーヴェイ・ミルク校の関係者も、共にLGBTQの若者たちの側に付いている、いわば味方たちばかりである。なので、当たり前だが映画は最初から一貫して彼らに寄り添って描かれてゆく。だからこそ、ラストシーン、校門前に立ちはだかる学校の公立化反対派の出現が、浮き足だった私の心を現実に引き戻す。このきりりとした痛み、それもまたアメリカの現実であるがゆえに、多くの人に本作を見て欲しいと願う。
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュートアルバム「ウィッグ・イン・ア・ボックス」のレコーディング風景と、ニューヨークにあるLGBTQの学校「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」に通う若者達のドキュメンタリー。
アルバムの売り上げは学校へ贈るというものだ。
LGBTQの意味はイントロダクションにもあるが、
レズビアン(Lesbian):女性の同性愛者
ゲイ(Gay):特に男性の同性愛者
バイセクシャル(Bisexual):両性愛者
トランスセクシャル(Transsexual):性同一性障害者の中で、特に強く自己の性に対して不快感を覚え、外科的手術による解消の欲求が強い人。
クィア(Queer):同性愛者などを含むセクシュアルマイノリティーの総称。
の頭文字。
この作品の魅力は、やはりLGBTQのハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの学生達です。
エンジェルは小さい頃から自分の性に違和感を持ち、女性として生活しながらも親の理解を得られない。
ラファエルは両親から長男として期待をされているが、普通高校でゲイであることからいじめを受けた。
レズビアンのテナジャは、同性愛は異常で不健康とされる宗教の中で育ち、まったく理解が得られない。そんな環境から抜け出して自立している。
一方でレズビアンのメイは16才で家族にカミングアウト。家族に理解されて、モデルとしてスカウトされ活躍している。
メガネをして素朴なイメージがあったメイがモデルという仕事をこなしていくとどんどん綺麗になっていくのがわかります。
主にこの4人に焦点を当てる構成で、レコーディング風景と交互に映し出されます。
メイは比較的恵まれた環境にいるものの、他の3人はいちばん愛されるべき存在の両親に理解を得ていません。
その事に対し、学校や監督のカメラの前では気丈に明るく振舞うのですが、ビデオ日記の中ではとても素直に悲しみを表していますね。
学校名ですが、1977年にアメリカで初めて自らがゲイであることを明らかにして選挙で選ばれたサンフランシスコ市の議員「ハーヴェイ・ミルク」から取ったもの。
議員は就任して1年足らずに、同市庁舎内で同僚の議員に市長とともに射殺された。
この事件の裁判で、撃った元議員はわずか7年8か月の禁固刑を宣告される。
評決は不服と激怒した同性愛者らがサンフランシスコで広範囲にわたる暴動を起こした。「ホワイト・ナイトの暴動」である。
ドキュメンタリー映画にもなったのでこちらにも興味がわくところです。
ところでオノ・ヨーコって歌上手いの?
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
人間には、何でも分類したがる悪い癖がある。本作で“LGBTQ”や“Queer”という言葉を初めて聞いた。日本でも性的少数派を指す言葉が色々あるけれど、このドキュメントを見ると、そういう分類が意味無いと思えてくる。
ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの生徒達が感じる、自分は何者でもないと言う疎外感、それは思春期特有のものなのか、LGBTQであるゆえなのか。私には理解することが出来ないだろう。でも、自分が自分らしく生きるための闘いは私を含め人類共通だと思う。
ヘドウィグ好き・ロック好きで借りたのに一粒で二度美味しかった。つっこみどころとしてはオノ・ヨーコの携帯電話のかけ方。
このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています
ここに登場している子どもたちの、
勇気と真摯な生き方に、祝福を!!!
そして、彼らのために立ち上がった大人たちの、
コツコツと地道な活動に、頭が下がる。
この映画は、特別な子どもたちだけのものではない。
自己を受け入れること、自尊感情を持って生きることの、
大事なメッセージが、ここにある。
自分のハートに従って生きること、
社会の要請に従って生きることのハザマで、
悩み苦しんでいる若者も少なくないだろう。
社会に従属して、自分を偽るのか、
自分を表現して、社会を変えるのか。
思春期の全ての子どもたちに、
学校で、クラスみんなで、観てもらいたい映画だ。
まずは、先生に観てもらわなきゃ。。嫌な顔するだろうなぁ。。
オノ・ヨーコや有名人たちっていうのは、
ある意味、社会を変えてきた人たちなんだよね。
たった一人じゃないって、この映画を観て思ってもらえたら。
このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
セクシャルマイノリティの子どもが安心して通える場をということで作られた、ニューヨークのハーヴェイ・ミルク高校を支援するためのチャリティプロジェクトとして、ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュートアルバムを制作する過程と、ハーヴェイ・ミルク高校の4人の生徒にフォーカスを当てて映したドキュメンタリー。
LGBTQ(レズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、バイセクシュアル、クィア)のための学校があるってだけで驚きですが、そこに通ってる子達は、人とは違う自分の性に苦しみ葛藤し、家族や周囲に理解されず、ひどい差別やいじめを受けた経験がありました。
このハーヴェイ・ミルク高校に通うようになって、ありのままの自分でいられることから、安心できる居場所となって、自分が来たい服を着て、恋愛も出来て、仲間がいて、自分らしく生きることが出来るようになっていく、そういう様子が生徒達から伝わってきました。
自分が自分でいて良いと自分からも他者からも認められ肯定される、このことがどれほど大切なことか、映画を見てあらためて感じました。
チャリティアルバムの制作に携わったミュージシャン達が歌う歌はどれも素晴らしかったですが、特に、シンディ・ローパーの「真夜中のラジオ」を聴いた時、セクシャルマイノリティであるがゆえに、ずっとずっと苦しんで傷ついてきた子ども達の事と重なって、涙が溢れ、すごく感動しました。
最後に、アルバムが完成した直後に、ハーヴェイ・ミルク高校が公立高校と認可され、多くの支援者や反対を唱える人たちの間を、晴れ晴れとして堂々と歩いて学校に入っていく生徒達がとても印象的でした。
それぞれの違いも認められ、誰もが大切にされる、当たり前に権利が守られることの大切さを思いました。
隣の国の人を見下したり、「愛国心」を振りかざして敵のようにして侮辱し合ってる偏狭な人たちは、この映画を見てどう思うのだろう。
このレビューは気に入りましたか? 0人の会員が気に入ったと投稿しています
ヴォイス・オブ・ヘドウィグ
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:9件
投稿日
2008/02/24
レビュアー
ガラリーナ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作は、2つのドキュメンタリー作品が同時並行で描かれてゆく。一つは、有名ミュージシャンに参加を依頼し、トリビュートアルバムを完成させるまでのドキュメント。もう一つは、ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールに通学する4人の高校生の日常を追うドキュメント。2つのドキュメントが同時に存在しているので、正直それぞれ深掘りができずに中途半端な感じもしていた。ところが、終盤。シンディ・ローパーの歌う「真夜中のラジオ(Midnight Radio)」で、涙腺が決壊。4人の高校生が人生の新たな一歩を踏み出すその様子とシンディの圧倒的な歌唱力を引き出すレコーディング風景、2つのドキュメントがここで見事に合致して、大きなうねりを起こす。出演料などの問題だろうか。シンディの姿が映像に映っていないのがとても残念なのだが、それでもこの歌声は必見ならぬ必聴。1人でも多くの人に彼女の歌う「Midnight Radio」を聴いて欲しいと心から思う。
また、「Midnight Radio」に限ったことではなく、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」それぞれの楽曲の素晴らしさを改めて実感する。LGBTQの若者たちを救うチャリティー活動である、と言う前に、一つひとつの楽曲がミュージシャンたちに歌いたいと思わせる魅力を持っていることが、参加の決め手となったのは間違いないと思う。
「ヘドウィグ」の製作者たちも、ハーヴェイ・ミルク校の関係者も、共にLGBTQの若者たちの側に付いている、いわば味方たちばかりである。なので、当たり前だが映画は最初から一貫して彼らに寄り添って描かれてゆく。だからこそ、ラストシーン、校門前に立ちはだかる学校の公立化反対派の出現が、浮き足だった私の心を現実に引き戻す。このきりりとした痛み、それもまたアメリカの現実であるがゆえに、多くの人に本作を見て欲しいと願う。
投稿日
2008/03/13
レビュアー
旭竜「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュートアルバム「ウィッグ・イン・ア・ボックス」のレコーディング風景と、ニューヨークにあるLGBTQの学校「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」に通う若者達のドキュメンタリー。
アルバムの売り上げは学校へ贈るというものだ。
LGBTQの意味はイントロダクションにもあるが、
レズビアン(Lesbian):女性の同性愛者
ゲイ(Gay):特に男性の同性愛者
バイセクシャル(Bisexual):両性愛者
トランスセクシャル(Transsexual):性同一性障害者の中で、特に強く自己の性に対して不快感を覚え、外科的手術による解消の欲求が強い人。
クィア(Queer):同性愛者などを含むセクシュアルマイノリティーの総称。
の頭文字。
この作品の魅力は、やはりLGBTQのハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの学生達です。
エンジェルは小さい頃から自分の性に違和感を持ち、女性として生活しながらも親の理解を得られない。
ラファエルは両親から長男として期待をされているが、普通高校でゲイであることからいじめを受けた。
レズビアンのテナジャは、同性愛は異常で不健康とされる宗教の中で育ち、まったく理解が得られない。そんな環境から抜け出して自立している。
一方でレズビアンのメイは16才で家族にカミングアウト。家族に理解されて、モデルとしてスカウトされ活躍している。
メガネをして素朴なイメージがあったメイがモデルという仕事をこなしていくとどんどん綺麗になっていくのがわかります。
主にこの4人に焦点を当てる構成で、レコーディング風景と交互に映し出されます。
メイは比較的恵まれた環境にいるものの、他の3人はいちばん愛されるべき存在の両親に理解を得ていません。
その事に対し、学校や監督のカメラの前では気丈に明るく振舞うのですが、ビデオ日記の中ではとても素直に悲しみを表していますね。
学校名ですが、1977年にアメリカで初めて自らがゲイであることを明らかにして選挙で選ばれたサンフランシスコ市の議員「ハーヴェイ・ミルク」から取ったもの。
議員は就任して1年足らずに、同市庁舎内で同僚の議員に市長とともに射殺された。
この事件の裁判で、撃った元議員はわずか7年8か月の禁固刑を宣告される。
評決は不服と激怒した同性愛者らがサンフランシスコで広範囲にわたる暴動を起こした。「ホワイト・ナイトの暴動」である。
ドキュメンタリー映画にもなったのでこちらにも興味がわくところです。
ところでオノ・ヨーコって歌上手いの?
投稿日
2008/02/23
レビュアー
ジワタネホ 人間には、何でも分類したがる悪い癖がある。本作で“LGBTQ”や“Queer”という言葉を初めて聞いた。日本でも性的少数派を指す言葉が色々あるけれど、このドキュメントを見ると、そういう分類が意味無いと思えてくる。
ハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの生徒達が感じる、自分は何者でもないと言う疎外感、それは思春期特有のものなのか、LGBTQであるゆえなのか。私には理解することが出来ないだろう。でも、自分が自分らしく生きるための闘いは私を含め人類共通だと思う。
ヘドウィグ好き・ロック好きで借りたのに一粒で二度美味しかった。つっこみどころとしてはオノ・ヨーコの携帯電話のかけ方。
投稿日
2008/05/05
レビュアー
みぃしゃここに登場している子どもたちの、
勇気と真摯な生き方に、祝福を!!!
そして、彼らのために立ち上がった大人たちの、
コツコツと地道な活動に、頭が下がる。
この映画は、特別な子どもたちだけのものではない。
自己を受け入れること、自尊感情を持って生きることの、
大事なメッセージが、ここにある。
自分のハートに従って生きること、
社会の要請に従って生きることのハザマで、
悩み苦しんでいる若者も少なくないだろう。
社会に従属して、自分を偽るのか、
自分を表現して、社会を変えるのか。
思春期の全ての子どもたちに、
学校で、クラスみんなで、観てもらいたい映画だ。
まずは、先生に観てもらわなきゃ。。嫌な顔するだろうなぁ。。
オノ・ヨーコや有名人たちっていうのは、
ある意味、社会を変えてきた人たちなんだよね。
たった一人じゃないって、この映画を観て思ってもらえたら。
投稿日
2010/11/07
レビュアー
mimitakoyaki※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
セクシャルマイノリティの子どもが安心して通える場をということで作られた、ニューヨークのハーヴェイ・ミルク高校を支援するためのチャリティプロジェクトとして、ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュートアルバムを制作する過程と、ハーヴェイ・ミルク高校の4人の生徒にフォーカスを当てて映したドキュメンタリー。
LGBTQ(レズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、バイセクシュアル、クィア)のための学校があるってだけで驚きですが、そこに通ってる子達は、人とは違う自分の性に苦しみ葛藤し、家族や周囲に理解されず、ひどい差別やいじめを受けた経験がありました。
このハーヴェイ・ミルク高校に通うようになって、ありのままの自分でいられることから、安心できる居場所となって、自分が来たい服を着て、恋愛も出来て、仲間がいて、自分らしく生きることが出来るようになっていく、そういう様子が生徒達から伝わってきました。
自分が自分でいて良いと自分からも他者からも認められ肯定される、このことがどれほど大切なことか、映画を見てあらためて感じました。
チャリティアルバムの制作に携わったミュージシャン達が歌う歌はどれも素晴らしかったですが、特に、シンディ・ローパーの「真夜中のラジオ」を聴いた時、セクシャルマイノリティであるがゆえに、ずっとずっと苦しんで傷ついてきた子ども達の事と重なって、涙が溢れ、すごく感動しました。
最後に、アルバムが完成した直後に、ハーヴェイ・ミルク高校が公立高校と認可され、多くの支援者や反対を唱える人たちの間を、晴れ晴れとして堂々と歩いて学校に入っていく生徒達がとても印象的でした。
それぞれの違いも認められ、誰もが大切にされる、当たり前に権利が守られることの大切さを思いました。
隣の国の人を見下したり、「愛国心」を振りかざして敵のようにして侮辱し合ってる偏狭な人たちは、この映画を見てどう思うのだろう。