天国の樹

「天国の階段」の子役の二人が少し大人っぽくなっての登場です。長野県のある温泉町、在日韓国人の多い町の話から始まります。　お父さんとお母さんが再婚したために、兄妹となっての運命の出会いです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪が積もりドラマに風情を与えます。通学路の並木道「冬ソナ」の様な街路樹が続きます。どなたかご存知でしたら教えてください。是非行ってみたいと思います。　　　　　　　　　　　　　寂しい時、辛い時、雪の中を「裸足で」歩きます。　　　　　　「足が凍ると心が寒くないから」と…　　　　　　　　　　　　ガラス越しに、涙をぬぐったり、手を重ねたりとイ・ビョンホンとチェ・ジウの「美しき日々」を思い出します。　　　　　　　「俺を愛してくれた人、俺を捨てずにそばにいてくれた人はお前だけだ。だからそばにいてくれ」という兄を置いて、妹は東京に行ってしまいました。「永遠にお前を守る」と言い残して兄も去って行きました。　　どんな最終話が待っているのでしょうか？「大きな大きな古時計おじいさんの時計・・・・」の曲が流れます。切なさが伝わって来る作品です。　

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キーワードは「永遠にお前を守る」です。ちよっとストーカーの様なところもありますが…　　　　　　　　　　　　　　　　　お父さんとお母さんが再婚をしたら、兄妹となりそれは禁断の恋であり、お父さんとお母さんが死んでしまったら、もう他人なので誰に気兼ねすることなく、愛し合う事ができると…　　　　　日本ならどうでしょう？血の繋がりを重視するので、こうはならないと思うのですが…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以前に「雪だるま」という作品がありましたね。これも義理の兄妹の話で、姉が死んでしまっても許されなかったですよね。　　日本はこうはならないので、ちょっと驚きました。　　　　　　韓国は「家」を大事にすると聞きました。家計図も大事にしているそうです。その違いでしょうか？　　　　　　　　　　　　　「イ・ジャンス」監督らしいラストです。「献身的な愛」が待っています。前回ほど驚きませんでしたが…　

舞台は長野。父親の死後旅館を切り盛りしていたハナの母親が再婚。再婚相手は韓国人。母親の死後、心を閉ざしている一人息子ユンソを連れての来日‥ハナ(パク・シネ)とユンソ(イ・ワン)の兄妹としての出会いです。
お互い心をひかれるも、兄妹として接しようとするハナ。そして自分の気持ちをハナにぶつけるユンソ。
そんな二人の別れと再会。雪景色は美しく、音楽もとっても良いですし、切ないラブストーリーなのですが〜

なにか余りに強引でわざとらしいドラマ運びで３巻あたりから少々しらけつつも‥逆にそのわざとらしさが気になって一気に見てしまいました。色々とツッコミドコロ満載のドラマです。
１話４７分位の１２話と、韓国ドラマとしては短いので見やすいですネ。
それにしても理解出来ないラスト。一体何がどうなって、ああなったのでしょうか？まさか自殺！？
あれがイ・ジャンス監督の描きたかった“無償の愛”なのでしょうか？私には良く分かりませんが‥‥
ハナもかわいそうですが、ユンソがとっても気の毒。
父親が再婚して日本に来なければ、あんな辛い思いも、あんな最後も無かっただろうに〜まあ、それが“運命”なの〜？
見終わって感動とは違う、何か重苦しくやるせない気持ちになりましたネ。

一番印象に残ったのは交通事故のシーン。人形でなくスタントマンですよね〜？
バン！と凄い音と共に二人がボンネットにたたきつけられ吹っ飛びました。余りの迫力に３−４回巻き戻して見てしまいました。
いつもながら交通事故シーンは凄かったです〜
それとイ・ワン君の日本語。「俺だけで　カンベンしてくれ」と言っているのが、何度聞いても「ケンベンしてくれ」と聞こえるので一人で笑って見ていましたネ。
個人的にイ・ワン君は“白雪姫”の方が全然良いです！昨日“天国の樹”を見て後味が悪かったので、“白雪姫”を見てお口直しをして寝ました。

白雪姫のレビューに「今後のイ・ワン君の動きの注目」と書きましたが、思ったとおりやってくれましたね。演技もずい分上達していて、特に「涙のラーメン」シーンは印象的でした。
さて、主演のイ・ワンとパク・シネですが、二人は「天国の階段」のシン・ヒョンジュンとチェ・ジウの子ども時代を演じたということもあってか、色々なシーンで「天国の階段」とかぶっているように感じました。
「天国の階段」では、親の再婚で義理の兄妹になって、兄のテファは最初は冷たかったのですが、誕生日に妹のチョンソにワカメスープを作ってもらって恋に落ちるというパターンでしたが、「天国の樹」ではワカメスープの部分がラーメンになっているぐらいで設定はほとんど同じのようでした。
一つ疑問に思ったのは、舞台が日本で、韓国人が日本人の役を演じるということに対して抵抗感はなかったのかなということです。
これはドラマと関係ないことですが、私はかれこれ１０年ぐらい韓国語をやっていますけど、いまだにカタコトの域を出ません。１６歳の韓国の女の子が日本語を巧みに操っているのを見て羨ましく思いました。
さて、肝心のドラマの方ですが、出会ってはいけない二人が出会ってしまった。愛し合ってはいけない二人が愛し合ってしまった。運命に翻弄された二人の結末やいかに…。という内容で、これぞ韓国ドラマだという複雑な人間関係と、どろどろ感、たっぷりと涙を誘い、交通事故もあって、韓国ドラマの真髄が楽しめます。

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天国の階段の子役時のチョンソ(パク・シネ）とテファ(イワン）を配役にした意図はなんだろうか・・・

天国の階段でチョンソに無償の愛を捧げたテファ　本作を見終えてテファとユンソがどうしてもダブる。。。

どうしようもない孤独・絵の才能・無償の愛・前半で言えば挙動不審さはテファにそっくりだ

天国の階段でのテファが生まれ変わり再びチョンソに逢いたくて本作が誕生したのではないだろうか？
今回も連れ子同士、、、兄妹になってしまったのに愛してしまう過程はそっくりだ。
だけど今回は相思相愛になった祈願成就だ　テファだったら『生まれ変わっても、きっとまたチョンソを愛する』
ユンソは『お前を守る　永遠に』　孤独で冷え切った心を温めてくれた人に捧げる愛
ユンソはテファの精神そのもの　無償の愛　愛する人の一部になったのも。。。

私には輪廻転生ドラマにしか感じなくなりました。

本作ですが、一昔の韓国ドラマらしくありえない展開などあり韓国ドラマに慣れている私は、気軽に視聴してました。
泣きのシーンではパク・シネちゃんが本当に上手くて切なくしてくれます。
日本人ヤクザもユキの手下ですがコミカルな場面もあり楽しませ、暗いイメージしかなかったユンソも４巻あたりは明るい笑顔も見せてくれました。
全６巻という長さも簡潔でよかったです。ユンソの挙動不審さ、あり得ない展開面白かったです。またガラス越しキスなどロマンティックでした。
ハートのシールがガラスに散りばめてあり、なかなか面白い使い方だと思います。女子高生ならでは！！！
最後を考えるとやはりテファ＝ユンソにしか感じれない　天国の階段を見た方には見て欲しい作品です。若手２人が本当に寒い中よく頑張りました！！！