ゆりかごを揺らす手

おすすめ度★★★★☆

ネタバレ無用！

この映画はまあまあのビッグタイトル（小粒の中のだけど・・・）だと思うのに意外とレビューが少ないですね。
ひと昔前の作品だからかな？

当時はこの手のストーリーはまだ新鮮で、お〜っ！と思わされました。
オカルトでもユウレイでもスプラッターでももちろんゾンビでもないけど、
こういうちょっと本当にありそうな狂気ってコワイですよね。

評価は甘目かもしれませんが、初見当時はかなりおもしろいと思いました。
いま初めて観たなら★×3くらいかもしれません。

でもおすすめです！
最近の映画はネタ切れ！という方は是非(^^)

レベッカ・デモーネイは大好きですが、
最近あんまり見掛けませんね（泣）
『三銃士』（この映画と同じくDisneyの方）での悪女ぷりも最高でした。
美人で冷たい役どころが多いけど、本当はやさしいお姉さんなんだろうな〜、
とか勝手に妄想しておりました（笑）

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これは16年前の映画。
いつ観たのか覚えていないけど、凄く記憶されていた。

この作品の数年後、日本のTVで「冷たい月」と言うドラマが放送され、その内容がこの作品のパクリかと思えるくらい似ていた。

「冷たい月」ではベビーシッター役は中森明菜さんでした。
ちなみに奥さん役は永作ひろみさん。

「ゆりかごを揺らす手」がまだ記憶に新しい頃に放送されていたので、そのままのストーリーと思っていたが、後半が「冷たい月」のほうが、えげつなかった様に思う。

しかし、いずれにせよ、ベビーシッター役の恐ろしい事。
私的には、中森明菜さんの方が怖かった気がする。


褒める訳では無いけど、頭良いよね。
心理的に追い込んでいく、陥れる、手なずける。

元はと言えば、クレアの旦那がセクハラしたせいじゃないｗ
死んだ夫に対しては恨みって言うか、なんでやねん！みたいな事は感じなかったの？いきなり復讐？

訴えられて、旦那は自殺、身ごもっていた赤ちゃんを死産してしまった事は同情するけど、その後の行動が理解出来ない。

「私の家族」って、違うし。

でも・・・一番の被害者は奥さんのお友達よね。。。
友人を守る為必至の思いで駆け付けたのに、まんまと罠にはまってしまった…なんて事…

ラストで奥さんは喘息のフリをして不意打ち！
ついにクレアに勝ったのだ。

そして、黒人さんがガンバリを見せてくれたね。
自分がこの家族を守る！赤ちゃんを抱かせて貰い、とても嬉しそうに軽くステップを踏む感じで歩いていった。
良い味が出てました。


何故か、ふと思いだしてレンタルしてみたけど、やっぱり面白い。良く出来たストーリーやわ。

検索してみたけど、「冷たい月」は無かったｗ
結構な視聴率だったらしいんやけどね、DVDにまではなれないのねｗ

でも…ほんまに女っておとろしいわ。

男女問わずお暇があったらご覧ください。

あなたは、あなたのご主人は、マイケルの様になれますか…？

ふふふ・・・

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凄いお話でした。
まず、産婦人科のセクハラしてきた医師が断然悪いんですよ。
だってね、胸の検査は患者が言ってきたら触診すればいいんだし、
調べる必要性があったならば、一言ほしいですよね。
膣の検査も手袋をしてる風を装い、外してやってましたしね。あんなのは論外です!!
私も風邪で病院に行った時に、嫌な思いした事あるんですが、
ここから先が日本とアメリカの違いなのかな〜（汗
私の場合は、２度と行かない!!で終わったんですが、
クレアと旦那はそうはしない。「他に被害に遭う人が出てくるかもしれないから…」と
そのセクハラ医師を訴える。私もされたと他にも被害者が出てきて、大騒ぎになり、
セクハラ医師は自殺をしてしまう。が、その医師には妻がいて、妻のお腹には子供が…。
妻のペイトンは財産を奪われ、ショックで倒れ、お腹の子供は亡くなってしまう。

それからペイトンは復讐心からクレアに近づき、住み込みのナニーになる。
主人を亡くし、自分の子供も亡くし、子供を産めなくなった。なんて話聞いたら、
母性本能が歪んだ形で出てしまうんじゃないかって、ちょっと躊躇しそうですが…（汗
このクレアはいい人なんだか、よく分からない。何かにつけて、信じ過ぎな気がする。

家に入ればこっちのもの。ペイトンは地味にクレア家に入り込んでいく。
ほんとに最初は地味になんです。でも、子供を手懐けて、自分の周りを固める。
それでも誰かしらに少しずつバレていく。そして、バレたら排除。
ソロモンの頬を叩いた時はちょっと驚いた（汗
ペイトンの異常性が凄く出てたな〜と私が思ったのは、植物園のトイレで暴れた時。
クレアの旦那さんの論文を破り、トイレのシュポシュポで壁を叩きまくる。
あの時のペイトン役のレベッカ・デモーネイの顔が怖い怖い(_　_|||)

まぁ、ラスト当然そうなるんだな〜。って感じなんですが、
レベッカ・デモーネイの綺麗だけど冷たい感じが満載な映画で見応えは十分でした。

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幸せだった生活と母になる希望を奪われた女の復讐を描いたサスペンス。
夫を訴えたクレア一家に子守として屋敷に入り込み、ジワジワと嫌がらせを仕掛けるペートン。凄い執念と憎悪です。
逆恨みと言ってしまえばそれまでだけど、夫の軽率な行動のせいで妻までもこんなに追い詰められてしまうのも気の毒です。ペートンの一家を恨む気持ちも理解できます。

最期は一件落着してハイ終わりみたいなオチは予想してましたが、軽度の知的障害者・庭師ソロモンの活躍がアクセントになって終盤のシナリオが盛り上がって良かったです。彼の存在がなかったら単調な物語になってたと思います。一度はペートンの罠にはまりクレア家から解雇されてたのに、ここで登場！！！グッドタイミングでしたね（笑

連ドラではペートン役を中森明菜が演じてました。時々、醒めた目で永作博美を睨む演技がハマってました（笑

国内ＴＶドラマで似たもの（リメイク？）を
見ていたので内容は知っていました。

が、それでもこういう話は地味に怖くて面白いです。

医師のセクハラ事件が訴訟問題にまで展開し自殺。
その妻が復讐心から、
セクハラの被害者でもあり原告でもある
クレア一家にナニーとしてもぐりこむ・・・。

天使の顔をしたナニーは悪魔だった、って感じでしょうか。

事件から半年たったころ、
クレア家に赤ちゃんが産まれたタイミングを狙ってづき、
虎視眈々と復讐の時期を待つべートンは地味に怖いです。

最初は直接の肉体的苦痛を与えずに
子供を自分になつかせる、味方につける
旦那を味方につけるなど
精神的に苦痛を与えるイヤーなやり方です。

したたかな怖さを感じます。

最後は予想通りですが、わかってても十分楽しめました。

日本のＴＶドラマ版（中森明菜×永作博美）
も面白かった記憶があります。
レビュアーさんの情報では浅野ゆう子バージョンもあるそうです。
レンタルにならないかな・・・