サイドウォーク・オブ・ニューヨーク

面白かった。

日ごろ、恋愛観についていつも考えているので非常に参考になった。

この映画は、私がまだアメリカに住んでいたころ、新聞のレビューで高い評価を受けていたんだけど、見逃していた映画なので、ようやく観れたという作品。

エドワード・バーンズ、なかなか才能ありますね。
役者としても結構好きなんだけど。

私が気になる、ロザリオ・ドーソンが出ています。
彼女の心情がとっても伝わってきて、うまいなあ、と唸ってしまった。

たかが恋愛、SEXといいながらも、依存している私たち。
NYという街でそれを上手く表現しています。軽いタッチでありながら深い。
考えさせられた。
結局、自分がどうしたいのか、ということ。
何かに縛られるのは、愛ゆえか、エゴか？何のため？？

観てよかった。

６人の男女がドキュメンタリーチックに個々の恋愛観や結婚観、そしてＳｅｘについて語りながら、別れたり、新しい恋をしたり、一回だけのＳｅｘが人生を変えてしまったりと上手く６人が絡み合って、物語が進んでいきます。この映画を見てると結婚よりはずっと恋愛をしている方が幸せなのかも・・・なんて思ってしまいます。世の中、出会う人は沢山いるけど、やっぱ一人の人とじっくりと恋愛をしたいなと自分自身思いました。そこの恋愛に臆病になっているあなた！素敵な恋を求めて外に出ましょう！！っていう気になりますので、ぜひ見て下さい。　

エドワード・バーンズは、俳優としても監督としても成功してますよね。　でも、個人的に彼の監督作品はその時によって、'結構好きかも☆'って思える映画と、'あぁ、コレは無理'と思う作品と両極端です。　ちなみに、この映画は後者…。　出演者はそれなりに豪華なんですが、こういうタイプの映画はあんまり好きではナイです。　最終的に、みんなつながってたっていう終わり方なんですが、それぞれがどういうストーリーだったか覚えてないし。　

舞台が、私の大好きなNYだったことだけは良かったです!!

登場人物6人がばらばらのようで、実はそれぞれの人生がリンクしていくっていうストーリー。いろんなところにシーンがうつったりするけど、わかりにくいところはない。

低予算で作成した関係上？、それぞれの人物にインタビューする、という形式で心情を語らせているところが随所にでてくるんだけど、それが結構うざい。それがあるからこそ、この映像（自主製作のような映像）でも違和感ないし、ストーリーもわかりやすいとは思うんだけど。みているこっちのテンポをずらす感じがあっていまいち。

ヘザー・グラハムは、ジャケットにでているので、もっと重要人物かと思ってしまったし。全体的にう〜んって思っちゃいました。

一応ストーリー展開はあるし、最後まで見れるんだけど、見終わったあと、ふ〜ん。それで？と思ってしまう。ニューヨークの町をある一定期間観察しましたっていうだけで、ストーリーを味わった感がない映画でした。

登場人物が多いのでそれぞれのストーリーを把握するのに苦労しました。ドキュメンタリータッチの作り方には・・・。ウーン。
途中で眠っちゃったので見直しばっかで、ラストまで観るのに４日もかかっちゃいましたー。
私としては当初期待してたより面白くなかったなぁ。