Ｏ（オー）

最後まで映画を観て、気分が良いはずがありません。人間の嫉妬は、本当に怖いですね。これが映画でよかったと思います。内容が暗いので、この後、楽しい映画を観ましょう。

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”僕は空を飛びたかった　鷹のように。嫉妬が醜いのは知っている、だが空を飛び　人を見下ろしていると生を実感する”
名門高校のバスケットボール部に所属するヒューゴ(ジョシュ・ハートネット)は、チームの花形選手オーディン（マカーイ・ファイファー）に対する嫉妬の炎を胸に秘めていた。ヒューゴが密かに想いを寄せている学園のマドンナ的存在デジー（ジュリア・スタイルズ）も彼と相思相愛の仲だった。そしてバスケット部のコーチである自分の父親もオーディンには必要以上に目をかけていた。
愛に飢え嫉妬に狂ったヒューゴは徐々に周りを巻き込みオーディンに罠を掛けていく。そして徐々にオーディンを破滅に導いていく。自分も破滅に向かっているとは知らずに・・・。人種差別やドラッグが出てくるのはアメリカ的だが、嫉妬は人類いいえ生き物すべてに神が与えた試練なのかもしれない。この作品はシェイクスピアの『オセロ』を現代のハイスクールに置き換えたものなのだそうです。どの時代にも存在する嫉妬と言う厄介なものは永遠なのですね。
主人公のヒューゴを演じたジョシュ・ハートネットですが、とてもぴったり合った役だと思いました。自分は手を下さず遠巻きに見てほくそ笑んでいる。ニヒルでポーカーフェイスな顔立ちが何も言わなくとも冷酷に感じる。白々しく嘘をつく彼が恐い。
この作品は10年前21才の時のジョシュですが、最近では『アイ・カム・ウイズ・ザ・レイン』でキムタク・ビョンフォンと競演しています。大人のセクシーなジョシュが見れます。
シリアスな作品で、主人公にたいしてイライラしますが惹き込まれます。お薦めです。

全然違った。
自分よりも優れている者への嫉妬心、親から適当にあしらわれている孤独感、ここまでくると最悪です。
親友のふりをして、綿密にプランをたて、もうどん底です。
あー、この役は根性悪の最悪な役だけどそれでもジョシュはステキだった。
ラストはどうしようもなくつらい、悲しい、暗いの三拍子です。
へこんでいる気分で見たので、余計憂鬱になってしもた。。。実に失敗だった。
オーディン役は、何とERのDR.プラット。バスケが本当に上手なのには驚き。

人間って結構単純なんです。
だからこそ嘘情報を信じて行動するんですね。
最終的に全ての報いは自分に返ってくる訳だけど。
ストーリーは悪くない。
個人的には好きです。もっとスリラー調だったら良かったな。

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シェークスピアのオセロが、原作。
舞台が高校っていうところが、いまいち子どもだましのような気がした。
好きな役者がそろっていたが、それも活かされてないような。Ｍｅｋｈｉなどは、もう２６なのに、高校生役はちょっと苦しくないか？？とも思ったし。
Ｊｕｌｉａ Ｓｔｉｌｅｓはいい役者だけど、これは彼女じゃなくても良かった感じ。
肝心なＪｏｓｈ Ｈａｒｎｅｔｔは、なかなかよかったけど、それにしても、そんなにみんなＨｕｇｏにだまされるものか？？？
と、思ってしまった。
逆に、もっと大人向けの話にしても良かったかも。