誘拐犯

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行き当たりバッタリで誘拐した女は、
裏組織のボスの子供を身ごもった出産間近の代理母だった。
調子に乗って１５００万ドルの身代金を要求してみたものの、
ボスも黙って金を出すわけではない。
子供を奪還しようと、過激な護衛と掃除屋を送り込む。

代理母が誘拐犯とのグルだと疑う護衛は、
代理母を奪還した後、
子供を出産させ、子供だけをボスに届けることに。
代理母の境遇に同情してしまった誘拐犯は、
護衛から、救出するように後を追う。

役割と悪人の構図が逆転してしまう手法が、うまい。
多くを語られない含みの場面も多くて、楽しめた。

・誘拐犯の二人は、ホモの関係にあるような、
　精液提供所での会話
・富豪の息子の医師が起こした、ボルチモアでの失敗の内容は
　全く語られていない
・代理母ロビンは、掃除屋ジョーの娘かのような
　二人の距離感

ほかにもあったかもしれないけど、含みがイライラしない程度に面白い。
最後の銃撃戦でも、死に切らなかったところが、
後味をよくしてる。
なかなかに、よく纏まった傑作です。

　でもかなり前に観たので忘れている(面白かったのに！？)
　確か誘拐するんだよね…(タイトルに書いてあるだろ！)
あ、そうそう！ベニチオが頭良い方でライアンがおバカな方なんよね。で、妊婦を誘拐しちゃってえ、殺し屋まで現れてえ…
思い出したよ！そうだったそうだった！
最後なんてメチャクチャでね。なんじゃこりゃあ〜っていう終わり方でしたよ。でも考えすぎてわけわかんなくなった監督のご乱心ラストではなくて、この終わり方だから面白かったの。
ベニチオが好きで、ゆえに借りて観たんだけど、予想以上に面白くて。ライアンとベニチオ、華のない凸凹コンビが最後まで魅せてくれましたよ。
　いやでもベニチオが好きだからかなあ。どっちも誰それ？みたいな人には厳しいのかしら。どうなのかしら。
　『誘拐犯』なんてありきたりなタイトルから想像する話とはかなり違うはずですよ。期待を裏切ってくれます。もちろん良い意味で。
ここはひとつオススメしときましょう！

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なんだか、この映画、後半までなかなかＩｎｔｏしなかったんだよね。
話が複雑すぎて。
途中で見るのやめようかと思ったんだけど、ラストのメキシコでの銃撃戦は必見。
かっこいいんだけど、Ｂｅｎｉｃｉｏ Ｄｅｌ Ｔｏｒｏ
このひと、見方によっては、ブラピに見えると評判ですが、私は中村雅俊とかぶってるとおもうんだけど。
別に、私、中村雅俊はどーでもいいんだけど。

それと、Ｔａｙｅ Ｄｉｇｇｓが、Ｃｏｏｌな役でびっくり。いつも、ちょっとお馬鹿な役が多いもので。

まあ、いい男がいっぱいの映画です。

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コレはサスペンスでアクション満載。更にコメディーの様な要素もありの映画って感じで楽しめました。
初めはそんなに観る気にならなくて、他の事をしながらチラチラと観ていたら“あ、ベニチオ・デル・トロが出てるんだ。。”と思い、何となくちゃんと観始めたら不思議な魅力？？みたいなものを感じて結局最後まで観てしまった。。
ベニチオ・デル・トロってあたしの中ではもっと冷酷な役のイメージだったんだけど、この作品では案外人間味があっていい奴だったとこも良かった。

最後のシーンではスッゲー銃撃戦になるんだけど、そこの部分もカッチョ良かった。

ひとつ、不思議だったのは、ジョー（ジェームズ・カーン）とチダック（スコット・ウィルソン）が並んだときにすっごく似てたので、“どっちかが二役やってるのか？！”って思ってたんだけど、違う人だったんだな。。

『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家が監督デビューした作品で、
さらにベニチオ・デル・トロ、ジュリエット・ルイスが主演となると期待せずにはいられない！
って感じだったんですが、
ストーリーは結構終始淡々としてました。
さらになんとなく謎が謎のまま終わってしまうような感もあり、ちょっと消化不良ぎみな感じでもありました。
でも、ベニチオ・デル・トロの存在感だけはすごいです！

他にもライアン・フィリップにジェームズ・カーン、ほとんど無名ですが、『いまを生きる』でちょっと性格の悪い生徒を演じてた俳優さんもひさびさに出演してて（お医者さんの役）、
メンバーには文句なし！

ただ、余談ですが、ジュリエット・ルイスに意見！
いくら臨月の妊婦でもそんな歩き方になるかよ！　と思いました（笑）。
先月まで妊婦だった私としてはちょっと腑に落ちなかったです。
結構しゃきしゃき歩けるもんですよ〜。