２８ＤＡＹＳ

ヴィゴ目線のレビューです。この作品の後、彼は「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役でブレイクしちゃうのです。
10本まとめてヴィゴの出演作をレビューしてきましたが、大活躍してる映画というのはさほどなかったので、
よくぞ抜擢してくださいました！と思いました。

さてさて、この映画、サンドラブロック扮するグエンがアルコールと薬物中毒で更生施設にいれられての28日間のお話。
ヴィゴはその中の酒と女にだらしない野球選手の役柄。
もみあげはなしです！よかった・・・
野球選手ということで、なんとなくさわやかで、割合普通な感じのいい感じの男の人を演じてます。昼メロが好きだったりして可愛い。
ただ、どことなく危なげな、怪しげな感じが全くないので、ヴィゴファンとしてはちょっと物足りない。

でも、この映画、ヴィゴ見たさに見たのですが、意外と良い映画です。
施設での様々な人間関係などが丁寧に描かれていて、
これはけっこう好きなタイプの映画でした。

アル中のサンドラ・ブロックってすごくぴったり（←失礼！）のイメージっていうのがおもしろく、かつ意外な点。
っていうか、本当に見てるだけでもムカついてくるアル中の人を見事に演じてたサンドラ・ブロックには拍手！
あと、嬉しいのはそのほかの出演陣で、いい男（なんだけれど、どちらかというとロン毛の方がよりいい）のヴィゴ・モーテンセンと、スティーヴ・ブシェミが競演してるところがイイ！

ストーリーも普通にイイ！　けど、私としてはラストをもう少し盛り上げてほしかったかな…。
最後は普通の流れにしてもいいんじゃないかしら…と、ラブコメ好きの私は思いました。
でも、単純に楽しめる映画です。
この映画みたいに、たくさんの人々が主人公の生活にいい意味で関わってくる話って、なんだか心が洗われます。

更正施設での28日間を描いたストーリー。

アルコール中毒である
サンドラブロックが嫌だ。
私は全くといっていいほど
アルコールを口にしないので
アルコールで暴れる人は嫌だ。

アルコールのせいにして自分の
理性を失う人はどうかと思う。
私には理解できない。

サンドラブロックみたいに症状が
ひどい人は更正施設に入ればいい。

サンドラブロックは更正施設に入り
自分を変えようとがんばります。
とてもがんばりやさんです。
彼女がどこまで頑張れるのかを
あなたの目で確かめてください。


最後までこちらのレビュー読んでいただき
ありがとうございました。

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お酒を飲むと記憶がなくなる人はたくさんいるけど、アメリカは本当にお酒やドラッグの人が多いそうな。更正施設もたくさんあるそうだけど、この映画は、そこに集まってきた人達が一癖あるひとばかりでおもしろかった。Ｓ・ブロックも情緒不安定な感じが出ていてよかったけど、脇役の人達がグー。ヴィゴは最後に「恋の予感？」ってかんじだったけど、結局退所後は接点がなくなっちゃうのね。ヴィゴの役はちょっと「えー」でした。ヴィゴファンの人は見ない方がいいかも・・・
同室の女の子の表情が病的でぴったりでした。それにしても、アメリカにも「昼メロ」があるなんて、びっくり。

更正施設でのお話のはずなのに、中毒患者が禁断症状に苦しむ図ってのがほとんどありません。
焦点は患者の人間性や人間関係。グエン（サンドラ・ブロック）が入ったグループのメンバーは、女子高生・医者・大リーガー・・・と皆個性的で自己主張も強い！バラバラなんだけど、「克服するぞ！」っていう絆みたいなものが見えて思いっきりヒューマンドラマです。だから、ありきたりな話にまとまってしまってるのが残念。。。サンドラ・ブロックも、アル中の役だから期待したのに毎回一緒の演技だし。