ワグ・ザ・ドッグ ウワサの真相 / ダスティン・ホフマン
ワグ・ザ・ドッグ ウワサの真相
/バリー・レヴィンソン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(16 )
解説・ストーリー
デ・ニーロとD・ホフマンの二大名優が競演したシニカル・コメディ。現役合衆国大統領が執務室で少女と淫行に及ぶという衝撃的事件が発生。通称もみ消し屋ことブリーンが、大衆の目を事件からそらすように依頼される。ブリーンはハリウッドのプロデューサー、モッツを利用し、架空の戦争をでっちあげる。爆撃作戦を実行したように思わせ、反戦ソングを一晩で作り上げる。すべてはうまくいったように見えたのだが……。
デ・ニーロとD・ホフマンの二大名優が競演したシニカル・コメディ。現役合衆国大統領が執務室で少女と淫行に及ぶという衝撃的事件が発生。通称もみ消し屋ことブリーンが、大衆の目を事件からそらすように依頼される。ブリーンはハリウッドのプロデューサー、モッツを利用し、架空の戦争をでっちあげる。爆撃作戦を実行したように思わせ、反戦ソングを一晩で作り上げる。すべてはうまくいったように見えたのだが……。
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「ワグ・ザ・ドッグ ウワサの真相」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
デ・ニーロとD・ホフマンの二大名優が競演したシニカル・コメディ。現役合衆国大統領が執務室で少女と淫行に及ぶという衝撃的事件が発生。通称もみ消し屋ことブリーンが、大衆の目を事件からそらすように依頼される。ブリーンはハリウッドのプロデューサー、モッツを利用し、架空の戦争をでっちあげる。爆撃作戦を実行したように思わせ、反戦ソングを一晩で作り上げる。すべてはうまくいったように見えたのだが……。
「ワグ・ザ・ドッグ ウワサの真相」 の作品情報
「ワグ・ザ・ドッグ ウワサの真相」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ワグ・ザ・ドッグ/ウワサの真相の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
日本語・日本語吹替え用
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PCBP70686
2003年06月16日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
7枚
0人
1人
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
ワグ・ザ・ドッグ/ウワサの真相の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
97分
日本語・日本語吹替え用
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PCBP70686
2003年06月16日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:16件
キルスティン狙いの方は観なくてよろしい。
キルスティン・ダンスト狙いで観た。情報操作のために雇われた駆け出しの女優という設定で、極秘作戦なのにこれに出演したことをレジュメに書いていいかと聞くところは本物らしくて良い。また、衣装の所為もあるが、アルバニア人を見たことないのに本物のアルバニア人に見えるからうけた。 その10分くらいの登場で、もう出番は無い。キルスティン狙いの方は観なくてよろしい。 情報操作というのは何も新しい話しではないのに、なんで1997年にこんな映画を造ったのだろうかと不思議だ。たしかに、当時はもう国同士の戦争なんか過去のものになりつつあり、コンラッドがCIAに諭すように、これからは見えない相手が敵なんだ、という認識が始まった頃なのかもしれない。その意味では、この映画は(原作があるが)、現実を先取りしていた。実際、911なんかは情報操作の塊だ。アメリカの自作自演だという証拠が山盛りである。いまの映像技術を駆使したら、テレビの聴衆をだますことは簡単だろう。 しかし、情報操作は技術の問題ではない。操作する知恵のある人間が必要なのは古今東西同じ。その役をダスティン・ホフマンが演じるハリウッドのプロデューサー。この映画は普段話題に上る「監督」ではなくて「プロデューサー」の仕事と手腕を見せているところに面白みがある。あの癖のあるプロデューサーは、パラマウントを再建した【ある愛の詩、ゴッド・ファーザーなどをプロデュースした】ロバート・エヴァンスを模したものに違いない。その言動や仕種がそっくりで、笑える。 アカデミープロデュース賞というのは無いんだよ、とホフマンは嘆いてみせる。多くのプロデューサーの気持ちを代弁しているだろう。プロデューサーがキャスティングを考え、音楽を指示し、ストーリーを書かせ、映像に指示を入れる。作品が自分のものと思いたい気持ちも当然だろう。 キルスティンがほとんど出ないのはがっかりだったが、ホフマンがプロデューサーの仕事をまるで本物がやっているように【ロバート・エヴァンスの真似だが】演じているのは見ものだった。しかし情報操作という切り口では、もう11年前の映画では新鮮味が無いのは仕方ない。 しかしこの邦題はひどい。うわさの真相なんて、お昼のテレビ番組みたいじゃないか。タイトルの所為で客が入らなかったと思うよ。
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本当にありそうで笑えない…
投稿日:2004/12/09
レビュアー:うりぽー
大統領のスキャンダルを架空の戦争をでっちあげることでもみ消そうとする流れが、国内政治の失点を外敵の存在をもってあいまいにしてると揶揄されている、アメリカの手法に通じるところがある。公開後からそれほどたたないうちに米国大統領のスキャンダル、そしてイラク情勢の悪化といった流れが現実に起こったことから本国でも話題を呼びヒットした。そういう意味でこの映画はただの政治コメディではなく、社会に重いメッセージを投げかけるものである。 出演者は二大大物俳優にどうしても目がいってしまうが(もちろん演技はすばらしい)、ちょい役のキャスティングにも力をおしんでおらず、でっちあげキャンペーンのテーマ曲はウイリー・ネルソンが本腰いれて作っているという手の加えよう。 アメリカの社会情勢に関心を持っている人ほど、よりこの映画のおもしろさがわかるはず。
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ギャラとキャストの無駄使い
投稿日:2010/04/03
レビュアー:Kavi
偶然にも、公開当時、 アメリカではクリントン大統領の下半身問題とイラク戦争が勃発してて、タイムリーな映画になったんだけど。 映画(フィクション)より現実(ノンフィクション)の方が、面白ろいのは当たり前で。 ハリウッドを代表する二大俳優を使って、何て駄作を作ったんだろう。 タイミングが悪かったせいもあるね、お二人もさぞ残念だったに違いない。
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はい
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ワンパターンな笑い→毒を、もっと毒を
本作品の笑いの質は「メディアがばらまく情報を信じる?へー?(笑」という、皮肉っぽい種類。しかしね、メディアの情報操作を笑ってみても、空しいだけでは? 先日、宮沢賢治の詩をもじって「雨ニモアテズ、風ニモアテズ・・・」と、現代の子供を皮肉ったかのような戯文をネットで読みました。ところが最後の1行「コンナ現代ッ子ニダレガシタ」と、何とも平板なフレーズ。皮肉でも何でもなかったのです。子供を皮肉るのは風刺の方向が間違っているのはもちろんですが、かといって「ダレガシタ」と問題提起されても脱力するだけ。 作者は匿名らしいけど、何に毒を浴びせているのか、風刺だとしたらその標的も意味不明。(社会全体に対する啓蒙的意図でもあるのでしょうか?) 本作品も権力に切り込むでもなく、個人攻撃するでもなく、毒が足らない感じ。(実は誰かを当てこすってたり?) マスメディアが情報操作されているんですね、はあそうですか。 で? 情報操作をするなとおっしゃるんですか? まさかそんな幼稚なことはおっしゃいますまい。情報が対象を切り取ったものでしかない以上、編集され構成されない限り情報を発信すること自体できないんですからね。 では、情報操作の意図が問題なのでしょうか? 具体的にどこが問題だとおっしゃるのですか? この映画でそれは示されてないようですが。 確かに4〜5分に1度くらい笑えますから、ひとつゆるゆると笑わせていただきましょうかね。あ、結構なお点前で的な映画。 デ・ニーロが例の無邪気な笑顔を見せつつ演じるブーリンは、冷徹なフィクサー。「戦争はショービジネスだ」という発想で、大統領のスキャンダルから注意をそらすべく戦争の情報をでっち上げる。 ダスティン・ホフマンが演じる映画プロデューサ。プロデューサ業に対する評価が低いことにだいぶ不満らしい。尊大な態度、そのため彼にはちょっとしたオチが用意されている。 CIAの横槍や、英雄に仕立て上げるはずの兵士のアクシデントも、彼らは機転を利かして乗り切る。秘書格のアン・ヘッシュと3人、頭の回転の速い人たちを演じてます。 さて、窓の外を眺めてみますか。 大統領のSEXスキャンダルから注意をそらすために戦争を利用する。一見クリントン氏のルインスキースキャンダルとアフガン空爆の図式だけど、クリントン政権にはリチャード・クラークというテロ対策の閣僚がいてアルカイダの脅威を警告していた。ブッシュJr政権は彼に冷や飯を食わせたらしいけど、クリントン氏は彼の話を聞いといたおかげで安全保障上の決断と評価される目を残しましたね。9・11の8年前、クリ氏在任中にWTCビルが爆弾テロに遭っていることを思い出すと、政治家の視力を鈍らせる要因としてはイロよりカネの力の方が強いようだということがわかりますね。 ブーリンたちは「戦火のアルバニアから逃げてきた少女」をでっち上げるのですが、父ブッシュの時代に在米クウェート大使の娘(当然米国在住)を「クウェートから奇跡的に脱出した少女」に仕立て上げ、下院の公聴会で嘘の証言をさせたことが実際にあったそうです。(高木徹著『戦争広告代理店』) 高木氏の本はボスニア紛争で米国の広告業者がセルビア人に対するマイナスイメージを作り上げ、善玉・悪玉に白黒、色分けしていく様子を追っています。“人種の坩堝”は米国の専売特許ではありませんね。それを米国の代名詞だとするのも、れっきとした情報操作では。それが世界のいかに多くの部分を見えなくしてしまっているかを考えてみる必要があるのかも。 善玉・悪玉の単純化したイメージが結果、民族間の差別と憎悪をもたらしたという報告が『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(木村元彦著)。 ●使用上の注意w 「メディアは操作されている!」と、わざわざ言うまでもないことを鬼の首でも取ったように“見破った”気になってしまう可能性なしとしない。 でも、本作品は笑う映画で、笑えないのなら見る意味はありません。 社会派な視点で見るなら「キングの報酬」(1986年シドニー・ルメット監督)とか、「誘導尋問 けがれなき証言者たち」(1995年オリバー・ストーン監督)、お古いところで「群衆」(1941年フランク・キャプラ監督)などがシゲキ的かも。
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クリントン政権の時代、NYでこの映画を見ました。
投稿日:2007/05/07
レビュアー:ちんとん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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この映画が公開された頃、ニューヨークに住んでいた。そして、公開後、現実にクリントン政権で似たようなできごとが続いて起きたため、「大統領はこの映画からヒントを得て、スキャンダルが報道されそうになるたびに、どこかへ爆撃を行っているのではないか」という話が何度かアメリカのマスコミ上で取りざたされたのを見聞きした。 「犬はなぜしっぽを振るのか。それは犬のほうがしっぽよりかしこいから。もし、しっぽのほうがかしこかったら、しっぽが犬を振る。(Wag the Dog)」という、映画の冒頭に出てくることばが、この映画の中身そのものをあらわしている。すなわち、しっぽ(大統領側近)が大統領を振る話。そして、国民もしっぽ(大統領)に振りまわされているのかもと…。 大統領選を間近に控えた時期の現職大統領にスキャンダルが…。続投のためのキャンペーン映像もむなしくテレビに流れる。そこで、大統領のイメージを作っている側近(ロバート・デニーロ)達が考えたのが、ハリウッドの大物監督(ダスティン・ホフマン)を起用すること。監督はその期待に応え、嘘のニュースを作り、ちまたには関連した感動的な歌が流行るようにするといった具合に大胆に情報操作を演出していく。 大統領の、嘘で塗り固められたイメージ、でっち上げ、黒幕の存在といったことに目を奪われて話の筋を追うが、そういったダイナミックな話の下に組み込まれているのが、この映画監督はいったい何を考えてこんなことに熱中しているのかという点。ここ(最後に彼がつぶやくことば)に別の、さらにハリウッドをおちょくったようなメッセージも隠されている。
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ユーザーレビュー
キルスティン狙いの方は観なくてよろしい。
投稿日
2008/10/10
レビュアー
bokensdorf
キルスティン・ダンスト狙いで観た。情報操作のために雇われた駆け出しの女優という設定で、極秘作戦なのにこれに出演したことをレジュメに書いていいかと聞くところは本物らしくて良い。また、衣装の所為もあるが、アルバニア人を見たことないのに本物のアルバニア人に見えるからうけた。 その10分くらいの登場で、もう出番は無い。キルスティン狙いの方は観なくてよろしい。 情報操作というのは何も新しい話しではないのに、なんで1997年にこんな映画を造ったのだろうかと不思議だ。たしかに、当時はもう国同士の戦争なんか過去のものになりつつあり、コンラッドがCIAに諭すように、これからは見えない相手が敵なんだ、という認識が始まった頃なのかもしれない。その意味では、この映画は(原作があるが)、現実を先取りしていた。実際、911なんかは情報操作の塊だ。アメリカの自作自演だという証拠が山盛りである。いまの映像技術を駆使したら、テレビの聴衆をだますことは簡単だろう。 しかし、情報操作は技術の問題ではない。操作する知恵のある人間が必要なのは古今東西同じ。その役をダスティン・ホフマンが演じるハリウッドのプロデューサー。この映画は普段話題に上る「監督」ではなくて「プロデューサー」の仕事と手腕を見せているところに面白みがある。あの癖のあるプロデューサーは、パラマウントを再建した【ある愛の詩、ゴッド・ファーザーなどをプロデュースした】ロバート・エヴァンスを模したものに違いない。その言動や仕種がそっくりで、笑える。 アカデミープロデュース賞というのは無いんだよ、とホフマンは嘆いてみせる。多くのプロデューサーの気持ちを代弁しているだろう。プロデューサーがキャスティングを考え、音楽を指示し、ストーリーを書かせ、映像に指示を入れる。作品が自分のものと思いたい気持ちも当然だろう。 キルスティンがほとんど出ないのはがっかりだったが、ホフマンがプロデューサーの仕事をまるで本物がやっているように【ロバート・エヴァンスの真似だが】演じているのは見ものだった。しかし情報操作という切り口では、もう11年前の映画では新鮮味が無いのは仕方ない。 しかしこの邦題はひどい。うわさの真相なんて、お昼のテレビ番組みたいじゃないか。タイトルの所為で客が入らなかったと思うよ。
本当にありそうで笑えない…
投稿日
2004/12/09
レビュアー
うりぽー
大統領のスキャンダルを架空の戦争をでっちあげることでもみ消そうとする流れが、国内政治の失点を外敵の存在をもってあいまいにしてると揶揄されている、アメリカの手法に通じるところがある。公開後からそれほどたたないうちに米国大統領のスキャンダル、そしてイラク情勢の悪化といった流れが現実に起こったことから本国でも話題を呼びヒットした。そういう意味でこの映画はただの政治コメディではなく、社会に重いメッセージを投げかけるものである。 出演者は二大大物俳優にどうしても目がいってしまうが(もちろん演技はすばらしい)、ちょい役のキャスティングにも力をおしんでおらず、でっちあげキャンペーンのテーマ曲はウイリー・ネルソンが本腰いれて作っているという手の加えよう。 アメリカの社会情勢に関心を持っている人ほど、よりこの映画のおもしろさがわかるはず。
ギャラとキャストの無駄使い
投稿日
2010/04/03
レビュアー
Kavi
偶然にも、公開当時、 アメリカではクリントン大統領の下半身問題とイラク戦争が勃発してて、タイムリーな映画になったんだけど。 映画(フィクション)より現実(ノンフィクション)の方が、面白ろいのは当たり前で。 ハリウッドを代表する二大俳優を使って、何て駄作を作ったんだろう。 タイミングが悪かったせいもあるね、お二人もさぞ残念だったに違いない。
ワンパターンな笑い→毒を、もっと毒を
投稿日
2007/07/15
レビュアー
レンタル仮面
本作品の笑いの質は「メディアがばらまく情報を信じる?へー?(笑」という、皮肉っぽい種類。しかしね、メディアの情報操作を笑ってみても、空しいだけでは? 先日、宮沢賢治の詩をもじって「雨ニモアテズ、風ニモアテズ・・・」と、現代の子供を皮肉ったかのような戯文をネットで読みました。ところが最後の1行「コンナ現代ッ子ニダレガシタ」と、何とも平板なフレーズ。皮肉でも何でもなかったのです。子供を皮肉るのは風刺の方向が間違っているのはもちろんですが、かといって「ダレガシタ」と問題提起されても脱力するだけ。 作者は匿名らしいけど、何に毒を浴びせているのか、風刺だとしたらその標的も意味不明。(社会全体に対する啓蒙的意図でもあるのでしょうか?) 本作品も権力に切り込むでもなく、個人攻撃するでもなく、毒が足らない感じ。(実は誰かを当てこすってたり?) マスメディアが情報操作されているんですね、はあそうですか。 で? 情報操作をするなとおっしゃるんですか? まさかそんな幼稚なことはおっしゃいますまい。情報が対象を切り取ったものでしかない以上、編集され構成されない限り情報を発信すること自体できないんですからね。 では、情報操作の意図が問題なのでしょうか? 具体的にどこが問題だとおっしゃるのですか? この映画でそれは示されてないようですが。 確かに4〜5分に1度くらい笑えますから、ひとつゆるゆると笑わせていただきましょうかね。あ、結構なお点前で的な映画。 デ・ニーロが例の無邪気な笑顔を見せつつ演じるブーリンは、冷徹なフィクサー。「戦争はショービジネスだ」という発想で、大統領のスキャンダルから注意をそらすべく戦争の情報をでっち上げる。 ダスティン・ホフマンが演じる映画プロデューサ。プロデューサ業に対する評価が低いことにだいぶ不満らしい。尊大な態度、そのため彼にはちょっとしたオチが用意されている。 CIAの横槍や、英雄に仕立て上げるはずの兵士のアクシデントも、彼らは機転を利かして乗り切る。秘書格のアン・ヘッシュと3人、頭の回転の速い人たちを演じてます。 さて、窓の外を眺めてみますか。 大統領のSEXスキャンダルから注意をそらすために戦争を利用する。一見クリントン氏のルインスキースキャンダルとアフガン空爆の図式だけど、クリントン政権にはリチャード・クラークというテロ対策の閣僚がいてアルカイダの脅威を警告していた。ブッシュJr政権は彼に冷や飯を食わせたらしいけど、クリントン氏は彼の話を聞いといたおかげで安全保障上の決断と評価される目を残しましたね。9・11の8年前、クリ氏在任中にWTCビルが爆弾テロに遭っていることを思い出すと、政治家の視力を鈍らせる要因としてはイロよりカネの力の方が強いようだということがわかりますね。 ブーリンたちは「戦火のアルバニアから逃げてきた少女」をでっち上げるのですが、父ブッシュの時代に在米クウェート大使の娘(当然米国在住)を「クウェートから奇跡的に脱出した少女」に仕立て上げ、下院の公聴会で嘘の証言をさせたことが実際にあったそうです。(高木徹著『戦争広告代理店』) 高木氏の本はボスニア紛争で米国の広告業者がセルビア人に対するマイナスイメージを作り上げ、善玉・悪玉に白黒、色分けしていく様子を追っています。“人種の坩堝”は米国の専売特許ではありませんね。それを米国の代名詞だとするのも、れっきとした情報操作では。それが世界のいかに多くの部分を見えなくしてしまっているかを考えてみる必要があるのかも。 善玉・悪玉の単純化したイメージが結果、民族間の差別と憎悪をもたらしたという報告が『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(木村元彦著)。 ●使用上の注意w 「メディアは操作されている!」と、わざわざ言うまでもないことを鬼の首でも取ったように“見破った”気になってしまう可能性なしとしない。 でも、本作品は笑う映画で、笑えないのなら見る意味はありません。 社会派な視点で見るなら「キングの報酬」(1986年シドニー・ルメット監督)とか、「誘導尋問 けがれなき証言者たち」(1995年オリバー・ストーン監督)、お古いところで「群衆」(1941年フランク・キャプラ監督)などがシゲキ的かも。
クリントン政権の時代、NYでこの映画を見ました。
投稿日
2007/05/07
レビュアー
ちんとん
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この映画が公開された頃、ニューヨークに住んでいた。そして、公開後、現実にクリントン政権で似たようなできごとが続いて起きたため、「大統領はこの映画からヒントを得て、スキャンダルが報道されそうになるたびに、どこかへ爆撃を行っているのではないか」という話が何度かアメリカのマスコミ上で取りざたされたのを見聞きした。 「犬はなぜしっぽを振るのか。それは犬のほうがしっぽよりかしこいから。もし、しっぽのほうがかしこかったら、しっぽが犬を振る。(Wag the Dog)」という、映画の冒頭に出てくることばが、この映画の中身そのものをあらわしている。すなわち、しっぽ(大統領側近)が大統領を振る話。そして、国民もしっぽ(大統領)に振りまわされているのかもと…。 大統領選を間近に控えた時期の現職大統領にスキャンダルが…。続投のためのキャンペーン映像もむなしくテレビに流れる。そこで、大統領のイメージを作っている側近(ロバート・デニーロ)達が考えたのが、ハリウッドの大物監督(ダスティン・ホフマン)を起用すること。監督はその期待に応え、嘘のニュースを作り、ちまたには関連した感動的な歌が流行るようにするといった具合に大胆に情報操作を演出していく。 大統領の、嘘で塗り固められたイメージ、でっち上げ、黒幕の存在といったことに目を奪われて話の筋を追うが、そういったダイナミックな話の下に組み込まれているのが、この映画監督はいったい何を考えてこんなことに熱中しているのかという点。ここ(最後に彼がつぶやくことば)に別の、さらにハリウッドをおちょくったようなメッセージも隠されている。
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