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謹厳だが世間知らずのイマヌエル・ラート教授は、キャバレーの歌姫ローラに恋をし、彼女と一晩を過ごしてしまう。次の朝、それが学生たちに知れ渡り、学校を辞めキャバレーの巡業に同行するようになる。月日がたち、教授は道化者に変装し手品のお相手を勤めていた。やがて一座は、彼が勤めていた学校のある街へと巡業してきて・。妖艶なディートリヒの脚線美と歌声が、世界中の目と耳を釘付けにした代表作。 JAN:4949478091768
製作年: |
1930年 |
---|---|
製作国: |
ドイツ |
原題: |
DER BLAUE ENGEL |
監督: |
ジッセフ・フォン・スタンバーグ 、 ジョセフ・フォン・スタンバーグ |
---|---|
製作: |
エンリッヒ・ポマー 、 エリッヒ・ポマー |
出演: |
マレーネ・ディートリッヒ 、 エミール・ヤニングス 、 ローザ・ヴァレッティ 、 クルト・ゲロン 、 ハンス・アルバース 、 ロサ・バレンティ 、 クルト・ゲロン 、 ハンス・アルベルス |
脚本: |
ロベルト・リーブマン 、 ロベルト・リーブマン |
原作: |
ハインリヒ・マン 、 ハインリッヒ・マン |
撮影: |
ギュンター・リッタウ 、 ギュンター・リター |
音楽: |
フレデリック・ホランダー |
謹厳だが世間知らずのイマヌエル・ラート教授は、キャバレーの歌姫ローラに恋をし、彼女と一晩を過ごしてしまう。次の朝、それが学生たちに知れ渡り、学校を辞めキャバレーの巡業に同行するようになる。月日がたち、教授は道化者に変装し手品のお相手を勤めていた。やがて一座は、彼が勤めていた学校のある街へと巡業してきて・。妖艶なディートリヒの脚線美と歌声が、世界中の目と耳を釘付けにした代表作。 JAN:4949478091768
製作年: |
1930年 |
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製作国: |
ドイツ |
原題: |
DER BLAUE ENGEL |
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ジッセフ・フォン・スタンバーグ 、 ジョセフ・フォン・スタンバーグ |
---|---|
製作: |
エンリッヒ・ポマー 、 エリッヒ・ポマー |
出演: |
マレーネ・ディートリッヒ 、 エミール・ヤニングス 、 ローザ・ヴァレッティ 、 クルト・ゲロン 、 ハンス・アルバース 、 ロサ・バレンティ 、 クルト・ゲロン 、 ハンス・アルベルス |
脚本: |
ロベルト・リーブマン 、 ロベルト・リーブマン |
---|---|
原作: |
ハインリヒ・マン 、 ハインリッヒ・マン |
撮影: |
ギュンター・リッタウ 、 ギュンター・リター |
音楽: |
フレデリック・ホランダー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
103分 | 字幕スーパー版 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
CPVD1176R | 2009年01月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
3枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
103分
字幕:
字幕スーパー版
音声:
レイティング:
記番:
CPVD1176R
レンタル開始日:
2009年01月05日
在庫枚数
3枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
103分 | 字幕スーパー版 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
CPVD1176R | 2009年01月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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収録時間:
103分
字幕:
字幕スーパー版
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記番:
CPVD1176R
レンタル開始日:
2009年01月05日
在庫枚数
3枚
1位登録者:
0人
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ディートリッヒとスタンバーグが出会った作品として知られる。トーマス・マンの兄ハインリヒによる原作は『ウンラート教授』というらしいが、映画の原題は「青い天使」。踊り子ディートリッヒが働くキャバレーの名で、「みだらな天使」との意味もあるそうだ。これを『嘆きの天使』とした邦題は、実に素晴らしい。邦題から感じられるポエジーは、はたして中身に合っているのかといえば少々疑問ではあるけれど。
現代の観客には、前半のゆったりしたテンポがつらいのは確かだろう。ムルナウ作品で知られる名優エミール・ヤニングスが、ギムナジウムの初老の教授ラートを演じる。彼は生真面目で頑固かつ時に暴力的ですらあり、学生たちからはウンラート(unrat=汚物)と渾名されている。学生とのあれこれや踊り子ローラ・ローラ(ディートリッヒ)との出会いなどはどこかコミカルで、のんびりしたものである(余談だが、ローラ・ローラという役名のなんと妖しいことだろうか)。
映画が張り詰めるのは、ウンラートがローラ・ローラと結婚してギムナジウムをクビになったあたり。ローラ・ローラはキャバレーでいかがわしい自分の写真を売っていたのだが、ウンラートが「俺の貯えがあるうちはこんなもの売るな!」とやめさせる。その次の瞬間、時はたち、ウンラートが客席を回ってローラ・ローラの写真を売り歩いているショットにつながるのだ。
これは非常にケレンたっぷりのショッキングな演出で、ここから後のヤニングスの演技は鬼気迫るものになっていく。映画はウンラートの破滅を冷酷に追いかけていく。ヤニングスの演技はまさにサイレント時代の大芝居で、観る者にひじょうに強く訴える。
だがしかし――ディートリッヒ演じるローラ・ローラは、堕ちていくウンラートを歯牙にもかけない。非難すらほとんどしない。関心すらなくなってしまったようだ。後悔も愛情もなく、彼女は舞台で恋の歌を歌い続ける。ヤニングスのサイレントな大芝居に眼を瞠りながらも、いつしかディートリッヒの無情に惹かれていく。トーキーの申し子ディートリッヒの歌うfalling in love again 。そのハスキーな歌声が、ヤニングスを追い詰めていく。
サイレントからトーキーへ、映画の大転換の瞬間に生まれた奇怪なる秀作。70点。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
古い映画だが、人間の奥底を描いているようで惹き付けられた。昔の作品でもこういう複雑な心理描写があったことに息を飲んだ。
マレーネ・ディートリッヒの初期の作品らしいが、若いだけあってさすがにその妖艶な肢体には目を奪われる。美人かどうかは分からないが、男を幻惑させる魔力を持っている。
そのとおりに物語でもラート教授(エミール・ヤニングス)は、その女の魔力に引き寄せられてメロメロになってしまう訳だが、教育現場だけで堅物に生きてきた男の弱点が、見事に浮き上がってくる。後半の道化師をやらされ自尊心がズタズタに引き裂かれていく、ローラ教授の葛藤には鬼気さえ感じた。
淀川長治氏の解説ではマレーネ・ディートリッヒ演じるローラは、悪女でくすぶった女だと言っていたが、ローラはもともと盛り場で生きてきたので、そういう性質にならざるを得ない女だ。むしろ問題があったのはラート教授で、彼女の誘惑、優しさに、それが愛だと勘違いしてのめり込んでしまったのだから、自業自得なのである。
と言っても長年独身で、容姿端麗な女に気のある素振りをほのめかされたら、飲み屋の女だろうとなんだろうと、その気になってしまう男心は十分に理解できる。無理もない。ラート教授には同じ独身男として同情してしまう。
ラート教授には一時的ではあっても、幸せな時間を過ごしたのだから、それで良かったではないかと、フォローしてあげたい。
そんな訳でマレーネ・ディートリッヒの美脚がクローズアップされがちな作品だが、エミール・ヤニングスの迫真の演技も見応えがあった。
気になったのは淀川氏の解説では、ディートリッヒが歌う歌は「Falling in love again」と発音されていたが、 このDiscではどうも発音が異なっているように聴こえる。しかし「YouTube」で検索すると確かに「Falling in love again」と歌っているので、これは当Discの独語がオリジナルで、一方で英語吹き替え版が存在するのだろうと思ったが、詳しいことは分からない。★★★★☆
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ユーザーレビュー:7件
投稿日
2010/01/28
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ディートリッヒとスタンバーグが出会った作品として知られる。トーマス・マンの兄ハインリヒによる原作は『ウンラート教授』というらしいが、映画の原題は「青い天使」。踊り子ディートリッヒが働くキャバレーの名で、「みだらな天使」との意味もあるそうだ。これを『嘆きの天使』とした邦題は、実に素晴らしい。邦題から感じられるポエジーは、はたして中身に合っているのかといえば少々疑問ではあるけれど。
現代の観客には、前半のゆったりしたテンポがつらいのは確かだろう。ムルナウ作品で知られる名優エミール・ヤニングスが、ギムナジウムの初老の教授ラートを演じる。彼は生真面目で頑固かつ時に暴力的ですらあり、学生たちからはウンラート(unrat=汚物)と渾名されている。学生とのあれこれや踊り子ローラ・ローラ(ディートリッヒ)との出会いなどはどこかコミカルで、のんびりしたものである(余談だが、ローラ・ローラという役名のなんと妖しいことだろうか)。
映画が張り詰めるのは、ウンラートがローラ・ローラと結婚してギムナジウムをクビになったあたり。ローラ・ローラはキャバレーでいかがわしい自分の写真を売っていたのだが、ウンラートが「俺の貯えがあるうちはこんなもの売るな!」とやめさせる。その次の瞬間、時はたち、ウンラートが客席を回ってローラ・ローラの写真を売り歩いているショットにつながるのだ。
これは非常にケレンたっぷりのショッキングな演出で、ここから後のヤニングスの演技は鬼気迫るものになっていく。映画はウンラートの破滅を冷酷に追いかけていく。ヤニングスの演技はまさにサイレント時代の大芝居で、観る者にひじょうに強く訴える。
だがしかし――ディートリッヒ演じるローラ・ローラは、堕ちていくウンラートを歯牙にもかけない。非難すらほとんどしない。関心すらなくなってしまったようだ。後悔も愛情もなく、彼女は舞台で恋の歌を歌い続ける。ヤニングスのサイレントな大芝居に眼を瞠りながらも、いつしかディートリッヒの無情に惹かれていく。トーキーの申し子ディートリッヒの歌うfalling in love again 。そのハスキーな歌声が、ヤニングスを追い詰めていく。
サイレントからトーキーへ、映画の大転換の瞬間に生まれた奇怪なる秀作。70点。
投稿日
2010/11/26
レビュアー
bell※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
古い映画だが、人間の奥底を描いているようで惹き付けられた。昔の作品でもこういう複雑な心理描写があったことに息を飲んだ。
マレーネ・ディートリッヒの初期の作品らしいが、若いだけあってさすがにその妖艶な肢体には目を奪われる。美人かどうかは分からないが、男を幻惑させる魔力を持っている。
そのとおりに物語でもラート教授(エミール・ヤニングス)は、その女の魔力に引き寄せられてメロメロになってしまう訳だが、教育現場だけで堅物に生きてきた男の弱点が、見事に浮き上がってくる。後半の道化師をやらされ自尊心がズタズタに引き裂かれていく、ローラ教授の葛藤には鬼気さえ感じた。
淀川長治氏の解説ではマレーネ・ディートリッヒ演じるローラは、悪女でくすぶった女だと言っていたが、ローラはもともと盛り場で生きてきたので、そういう性質にならざるを得ない女だ。むしろ問題があったのはラート教授で、彼女の誘惑、優しさに、それが愛だと勘違いしてのめり込んでしまったのだから、自業自得なのである。
と言っても長年独身で、容姿端麗な女に気のある素振りをほのめかされたら、飲み屋の女だろうとなんだろうと、その気になってしまう男心は十分に理解できる。無理もない。ラート教授には同じ独身男として同情してしまう。
ラート教授には一時的ではあっても、幸せな時間を過ごしたのだから、それで良かったではないかと、フォローしてあげたい。
そんな訳でマレーネ・ディートリッヒの美脚がクローズアップされがちな作品だが、エミール・ヤニングスの迫真の演技も見応えがあった。
気になったのは淀川氏の解説では、ディートリッヒが歌う歌は「Falling in love again」と発音されていたが、 このDiscではどうも発音が異なっているように聴こえる。しかし「YouTube」で検索すると確かに「Falling in love again」と歌っているので、これは当Discの独語がオリジナルで、一方で英語吹き替え版が存在するのだろうと思ったが、詳しいことは分からない。★★★★☆
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嘆きの天使