フック

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ピーター・パンはおとなになっちゃダメでしょ、というのが大前提のはずなのに、仕事中毒のおとな？　しかもロビン・ウィリアムズ？
どーすんのよこれー。というわけでどうしても気になり、一度はリストから削除したものを再度入れなおし、レンタルしてみた。

ティンカーベルが、かっ可愛くない…。と思ったらジュリア・ロバーツかい。美人女優かつ大女優だということは認めるけど、よくティンカーベルに起用したなあ。大胆すぎ。
ティンカーベルには不思議の国のアリスと同じくらいロリ要素が期待されていると思うのだが、ジュリア・ロバーツには成熟とか円熟とかはあってもロリ要素は皆無だ…。
ピーター・パンが年を取っているからって、なにもティンカーベルまで老成しなくてもよかったんだよ…。

ピーター・パンのトレードマークともいうべき、腰に両手を当てて仁王立ちするポーズ。にっ、似合わん…。最後のほうなんてこっそりやってるし。（笑）

フック船長は魅力的でしたね。私の好きなダスティン・ホフマンが演じているからというのもあるが、キャラ造形的に美味しいんだもん。タイトルロールだけのことはある。
いやまあしかし怪作であることは間違いないと思う。

夏休みなので、子供のリクエストものばかり借りてます。
これは以前みたのですが、やっぱりあんまりワクワクもドキドキもしませんでした。
「大人になったピーターパン」の物語なので、ロビン・ウィリアムズというキャスティングは、当時としては良かったのでしょうが、おっさんが空を飛んでるのをみても、いまひとつワクワクしません。作品としてはかなり子供向けなのに、主役がおっさんというのはどうかと思います。ジェレミー・サンプターのピーターパンの方がよっぽどいいです。
そして、どうしても許せないのはジュリア・ロバーツのティンカーベル。下品でサイテーの妖精です。
若かりし頃のかわいいグウィネス・パルトロウがチラッと見れたのだけは拾い物でした。
これがスピルバーグというのもちょっと不安。「トランスフォーマー」を見なければいけないんですが、「子供向け」という話ですので。

当時、映画館で観ました。
大人になって、飛び方を忘れたたピーターパン。
ロビン・ウィリアムズが好演しています。
悪役のフック船長(ダスティン・ホフマン）も魅力的。
意外と子供っぽいところがあります。

自分の子供を助けるために飛ぶ努力をするピーターが健気です。
なかなか飛べないのでヤキモキするが、
ピーターが飛べるようになってからは、物語がグンと面白くなります。
空を飛ぶピーターパンは爽快。

このような夢のある映画大好き。

９０点

是非小さいお子様にみせてあげて下さい！
私自身、小学生くらいの時に観て、
とても面白かった作品です。
アニメのピーターパンシリーズとは違った教訓も
そこにはあります。

漫画家さんで最初は少年誌や少女漫画からスタートした人が、年数を経るに付け青年誌や大人向けコミックに活躍の場を移すケースが良くある。年齢と共に感性が歳を取ってしまうのだ。

スピルバーグ監督もそうなのだろう。今から１５年前のこの映画の時点で既に感性が老いて来てしまっている。この映画を更に１０年前に撮っていたら結構面白い作品になったのかもしれないが、これなら素直にディズニー辺りが製作した方が無難な出来になったはず。

ストーリーの発想は悪くないのに脚本がイマイチで、それを老いた感性で撮ったものだから妙にズレた映画になってしまっている。映画の出だしは良いのに、その後のテンポが悪すぎて退屈。この手の物語はどうせオチは見えてるのだから、そこに至るまでの面白さ気持ち良さが全てなのに私は全く乗れなかった。

キャスティングもこの映画辺りからビッグネームを使う様になり、役者の名前やカラーに頼る傾向が出てきた。「グッドモーニング・べトナム」のパロディはニヤリとさせられたが、それこそロビン・ウイリアムズ本人のキャラクターを意識し過ぎてる証拠。

最新作の「ミュンヘン」で再確認したが、スピルバーグ監督の感性は今や社会派映画に最も適していると思う。製作会社も観客もこの人に昔のイメージを追い求めるのではなく、素直に今現在のこの人を見るべきでしょう。さもないと「宇宙戦争」の様なゴミ映画が量産されるようになってしまう。