ミスティック・ピザ

コネチカット州のミスティックという港町。
どうやら実際にある地名のようですね。
その街のミスティック・ピザというピザ屋で働く3人の少女。
頭が良くてイェール大学に進む予定のキャット。
その美人の姉にジュリア・ロバーツ扮するデイジー。
恋人ビルとの結婚になかなか踏み切れないジョジョ。

「プリティ・ウーマン」でブレイクする前のジュリア・ロバーツ。
まだちょっとぽっちゃりしていて、初々しさも残る感じ。
ちょっぴりハスッパでお金持ちのお坊ちゃんとの恋愛という
役柄は、このころからのはまり役なのでしょうか？

キャットもデイジーもジョジョも恋に悩むお年頃。
３者３様の恋模様が繰り広げられて・・・
３人の友情や姉妹の温かい愛が小気味いいです。

そして、この店のピザがとても美味しそう♪
秘伝のソースは店で働く女の子たちにも秘密。
一体何が入っているのやら・・・
ピザが食べたくなること必至の、さわやかな映画です。

おすすめくださったBINさん、ありがとうございました。

　小さな田舎町にあるミスティックピザというピザ店で働く仲良し姉妹と友人３人の、３様の甘辛な恋愛模様を、軽いタッチで描いている。

　ファッションは少々古くさいが、恋する乙女心は今も昔も変わらない。優しく見守る、地域社会の人間関係が温かい。最後にほろりとさせられます。

　主演のジュリア・ロバーツはさすがの存在感だし、やんちゃそうで初々しい、若きマット・デイモンがちらりと出演しているのも嬉しい。

ジュリアがまだ新鮮なんだけど、すごい存在感です。
面白かった。リリ・テイラーは相変わらずの好演。
まさに青春。
ミスティックピザで私もバイトしたいと思った。
楽しそう！友情も素敵！

ニギさんにレビューを勧めていただいたので、
私もレビューを書いてみることにしました。

最近は『魔法にかけられて』で自分の乙女度合いが・・なようですが、
私にとっての”乙女な心”は『ミスティック・ピザ』かな。
ジョジョ役のりり・テイラーが好きで見つけた作品なのですが。

物語はイントロ通り。
なんのひねりも隠しもない。そのまんまなのに、
ニギさんやゆみゆみさんが素敵に書いてくださっているので、そちらを是非。
パープルローズさんも面白い話を教えて下さっています。

ジョジョとデイジーとキット、自分の人生を前にして
「幸せになりたい！でも誰かに幸せにしてもらうんじゃない。」
３人はたった１度のその時、自分の気持ちから目をそらさない。
つらい涙を流しても自分に嘘をつかない。
大事なことはシンプル。

２０年前のどこにでもありそな青春話でも、
ビデオを買って何度も観てしまうほど
”ミスティック・ピザ”の３人が好き。
この年齢になると、お店のマンマやデイジーとキットのママにも教えられる。
大人になるのは難しいけど。

ん十年前、日本ではまだピザが珍しかった頃、
私もピザレストランでバイトしていました。
その時の忘れられない思い出は・・んー（涙）。

何の期待もしないで観たけど、あたしにはお宝作品に出逢えた感じ。
ポルトガル移民２世の姉妹を、一軒のレストランを中心に描く感じが、
この前観た『リストランテの夜』とダブって感じたかな。
こちらはコミカルな部分もあって、青春ラブストーリーに仕上がってますが。
今作では“ミスティック・ピザ”というピザ屋で働く、姉デイジーと妹キャット、
二人の親友のジョジョの３人の恋と成長、そして姉妹愛を描いた作品。

ジュリア演じる、学はないけど容姿に自身のある恋多きデイジーと、
エール大入学の決まった秀才だけど奥手なキャット、この正反対の姉妹が、
傷つきながらも真剣に恋をして、時に自分勝手な行動から衝突したりもするんだけど、
でもやっぱり悲しんでいる時には、そっと寄り添ってあげる。
そんな姉妹愛にほっこりできる。あたし本当にこうゆうのに弱い。
三者三様の恋が描かれ、彼女たちがいろんな問題にぶち当たりながら、
成長していく姿も２０年前の話だけど、いつの時代も変わらないねぇ〜って感じだった。

３人が揃って着てるピザ屋のユニフォームがダサいけど、何気に可愛い。
しかも、ジョジョの服装がレギンスを取り入れてて、
流行って２０年周期なのねって、ある意味感心。

ラストに描かれる、ミスティックを切り盛りするマンマの心意気に感激して、
ちょっと涙ぐんぢゃった。心憎いエピソードを入れてくれたことに、感謝。

『プリティ・ウーマン』以前のジュリア・ロバーツ作品。
２０年経った今も、昔と全然変わってない！老いを感じさせないジュリアって凄い。
ちょい役でマット・デイモンも登場してましたよ。当時、１７歳とか！？
めちゃめちゃ少年だし。ボーンシリーズで見慣れた彼の姿からは、想像できない。
映画初出演の演技と、幼さを残したマットはめっけものかもｗ