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電送人間 / 鶴田浩二

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電送人間 /福田純

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「電送人間」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 一人の男が銃剣で刺殺されるという事件が起こった。犯人を追いつめたものの、男の姿は密室から忽然と消えうせていた。事件を追う桐岡記者は、物質転送を研究する仁木博士が、犠牲者と犯人・須藤を繋ぐカギであることを知る。犠牲者を含む大西たちは、14年前、須藤と仁木博士を生き埋めにしていたのだった……。

「電送人間」 の作品情報

作品情報

製作年:

1960年

製作国:

日本

原題:

SECRET OF THE TELEGIAN

「電送人間」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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多摩川園から不二家へ

投稿日:2007/01/23 レビュアー:裸足のラヴァース

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電送人間は窓から逃げる。 ネタバレ

投稿日:2007/12/08 レビュアー:正太郎

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

物語は、電送人間・須藤兵長(中丸忠雄さん)の、
大日本帝国と自分を裏切った悪者への復讐劇と
なりますが、須藤の情念は巨大化し歪み、やがて
は彼自身をも滅ぼしていく、と云う悲劇の力学を
忠実にたどっていきます。

中丸さんの表情の変化が少ない、能面のような
須藤はかなり恐いです。

須藤と共に悪者たちに生き埋めにされた科学者・
仁木博士(佐々木孝丸さん)が、国粋主義者であ
ると云う設定には唸りました。
佐々木さんご自身が、「インターナショナル」の訳詩
者でもある左翼からの転向者だと云うことだし、仁
木博士の「わしの描いていた理想国歌も消えた」と
云う台詞には、映画を越えていろいろなことを思っ
てしまったのでした。

「液体人間」の白川由美さんがヒロインだし、軍国
キャバレー大本営(笑)でいきなり金粉ショーが始
まった時には、これはサービスシーンを楽しむ映画
か? と期待したのですが、そちらの線は、取って
付けたような白川さんの着替えのシーンがその後
一つあるだけ、期待しないで下さい。

冒頭、遊園地のお化け屋敷のカップルの男性が、
学生学生した児玉清さんです。しかしクレジットに
名前がない!

なんだかなあ、「透明人間」も入れてください、
TSUTAYAさん。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

ハエ男を思い出す

投稿日:2012/03/27 レビュアー:kazupon

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

中丸氏の演技が見事 ネタバレ

投稿日:2007/07/20 レビュアー:永岡ともよし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「液体人間」「ガス人間」に続いて製作され、より犯罪スリラー色が明確にされた作品が、この「電送人間」です。本質が悲恋物語であった「ガス人間」に比べると、一つ前の「液体人間」に近い雰囲気を持っていますが、殺人犯の姿が人間態で示される分、怪獣映画からは遠ざかっていると言えるでしょう。
本作品では、一応の主演コンビが東宝専属ではなかった鶴田浩二氏、「液体」で美女役を好演した白川由美さんとなってはいますが、正直なところ、2人の印象は芳しいものではありません。
実際に観た方なら、恐らく誰でも納得出来るでしょうが、主役扱いではなくとも、やはりタイトル・ロールである電送人間・須藤兵長こと、中丸忠雄氏こそ、この映画の看板俳優なのです。
幼時にテレビで拝見した記憶から、もっと早くに生まれた方だと思い込んでいたのですが、資料によると中丸氏は1933年の生まれで、「電送人間」当時では20代後半に入ったばかりの若手だったのです。
確かに本作品中でも中丸氏の姿は実に若々しく、14年前に兵役にあったにしては若干無理が感じられます。しかし、その初出シーンから、まるで生命感さえ削り取ったような無表情(実は理由あり)は、作品全体の恐怖感を1人で担って、真に見事な出来栄えでありました。
作品の難点を敢えて挙げるとするなら、上映時間の制限からか、最後に余韻を残す一場面が欲しかった気がします。須藤兵長が目的の殺人を完遂し、電送プロセスに入るも、ある障害から苦痛にもがきながら消滅していくのですが、その後に誰かの台詞か、復讐の空しさを感じさせる情景があれば、もっと完成度が増したのではないでしょうか。
「電送人間」は大掛かりなミニチュア撮影はありませんが、合成もそつなく効果を発揮していますし、とにかく若き中丸忠雄氏の熱演が何よりの見ものです。名作としての風格では「ガス人間」には及びませんが、映画好きなら観ておいて絶対に損はありません。

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ハウダニット? ネタバレ

投稿日:2019/07/04 レビュアー:さっちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 東宝特撮のうち「〇〇人間」というタイトルのうち、すでに『美女と液体人間』は映画会のお題として取り上げており、残るは『ガス人間第1号』だけだっ!となる訳ですが、それぞれの作品が互いに関連してはおりません。
 本作は、どちらかというと犯罪映画のトリック(と言っていいのかという疑問はありますが。)に物質電送というアイディアを使った感が強く、SFとしての映像的な見せ場は、それほど印象深くないと言えます。
 ただし、ドラマとしては中丸忠雄の陰惨な犯人像が復讐劇の緊迫感を強めております。惜しむらくは脚本の練り方がイマイチ不足しているように思えて、犯人やアリバイ作りの秘密が割に早い時期に観客に分かってしまうのと、それをなぞる形で物語が進行するのが平板な印象を与えてしまいます。そのためでしょうか、鶴田浩二や土屋嘉男の演技も、どことなく為所がない感じです。
 戦争中の犯罪に対する復讐と、その手段としての銃剣による刺殺というのは戦争から、まだ15年という時代背景を感じさせます。大西たちの金塊の横領、隠匿というのは、敗戦時に高級士官や将官による貴金属や物資の隠匿があったというのは様々な文献にも出てきますし、実際に本作のようなことがあったとしても不思議ではないと当時の観客はリアルな話として受け止めたのではないかと思います。色々な意味で当時の世相を映した作品ではないかと思います。
 さて、ここで”趣味の時間”といきたいのですが、戦時中の回想シーンでは須藤が大西たちに38式歩兵銃らしきものを突き付けるのと大西がブローニングM1910らしき拳銃で須藤と仁木博士を銃撃するくらいです。その代わりと言っては何ですが、大西たちが拳銃を持っていて戦時中の14年式拳銃、モーゼルHSCなどが見て取れます。これらは出来がいいので他の作品で特別に作成したものの流用かなと思ってしまいます。
 さぁ、今度は『ガス人間第1号』だ!!

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ユーザーレビュー

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多摩川園から不二家へ

投稿日

2007/01/23

レビュアー

裸足のラヴァース

電送人間は窓から逃げる。

投稿日

2007/12/08

レビュアー

正太郎

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物語は、電送人間・須藤兵長(中丸忠雄さん)の、
大日本帝国と自分を裏切った悪者への復讐劇と
なりますが、須藤の情念は巨大化し歪み、やがて
は彼自身をも滅ぼしていく、と云う悲劇の力学を
忠実にたどっていきます。

中丸さんの表情の変化が少ない、能面のような
須藤はかなり恐いです。

須藤と共に悪者たちに生き埋めにされた科学者・
仁木博士(佐々木孝丸さん)が、国粋主義者であ
ると云う設定には唸りました。
佐々木さんご自身が、「インターナショナル」の訳詩
者でもある左翼からの転向者だと云うことだし、仁
木博士の「わしの描いていた理想国歌も消えた」と
云う台詞には、映画を越えていろいろなことを思っ
てしまったのでした。

「液体人間」の白川由美さんがヒロインだし、軍国
キャバレー大本営(笑)でいきなり金粉ショーが始
まった時には、これはサービスシーンを楽しむ映画
か? と期待したのですが、そちらの線は、取って
付けたような白川さんの着替えのシーンがその後
一つあるだけ、期待しないで下さい。

冒頭、遊園地のお化け屋敷のカップルの男性が、
学生学生した児玉清さんです。しかしクレジットに
名前がない!

なんだかなあ、「透明人間」も入れてください、
TSUTAYAさん。

ハエ男を思い出す

投稿日

2012/03/27

レビュアー

kazupon

中丸氏の演技が見事

投稿日

2007/07/20

レビュアー

永岡ともよし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「液体人間」「ガス人間」に続いて製作され、より犯罪スリラー色が明確にされた作品が、この「電送人間」です。本質が悲恋物語であった「ガス人間」に比べると、一つ前の「液体人間」に近い雰囲気を持っていますが、殺人犯の姿が人間態で示される分、怪獣映画からは遠ざかっていると言えるでしょう。
本作品では、一応の主演コンビが東宝専属ではなかった鶴田浩二氏、「液体」で美女役を好演した白川由美さんとなってはいますが、正直なところ、2人の印象は芳しいものではありません。
実際に観た方なら、恐らく誰でも納得出来るでしょうが、主役扱いではなくとも、やはりタイトル・ロールである電送人間・須藤兵長こと、中丸忠雄氏こそ、この映画の看板俳優なのです。
幼時にテレビで拝見した記憶から、もっと早くに生まれた方だと思い込んでいたのですが、資料によると中丸氏は1933年の生まれで、「電送人間」当時では20代後半に入ったばかりの若手だったのです。
確かに本作品中でも中丸氏の姿は実に若々しく、14年前に兵役にあったにしては若干無理が感じられます。しかし、その初出シーンから、まるで生命感さえ削り取ったような無表情(実は理由あり)は、作品全体の恐怖感を1人で担って、真に見事な出来栄えでありました。
作品の難点を敢えて挙げるとするなら、上映時間の制限からか、最後に余韻を残す一場面が欲しかった気がします。須藤兵長が目的の殺人を完遂し、電送プロセスに入るも、ある障害から苦痛にもがきながら消滅していくのですが、その後に誰かの台詞か、復讐の空しさを感じさせる情景があれば、もっと完成度が増したのではないでしょうか。
「電送人間」は大掛かりなミニチュア撮影はありませんが、合成もそつなく効果を発揮していますし、とにかく若き中丸忠雄氏の熱演が何よりの見ものです。名作としての風格では「ガス人間」には及びませんが、映画好きなら観ておいて絶対に損はありません。

ハウダニット?

投稿日

2019/07/04

レビュアー

さっちゃん

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 東宝特撮のうち「〇〇人間」というタイトルのうち、すでに『美女と液体人間』は映画会のお題として取り上げており、残るは『ガス人間第1号』だけだっ!となる訳ですが、それぞれの作品が互いに関連してはおりません。
 本作は、どちらかというと犯罪映画のトリック(と言っていいのかという疑問はありますが。)に物質電送というアイディアを使った感が強く、SFとしての映像的な見せ場は、それほど印象深くないと言えます。
 ただし、ドラマとしては中丸忠雄の陰惨な犯人像が復讐劇の緊迫感を強めております。惜しむらくは脚本の練り方がイマイチ不足しているように思えて、犯人やアリバイ作りの秘密が割に早い時期に観客に分かってしまうのと、それをなぞる形で物語が進行するのが平板な印象を与えてしまいます。そのためでしょうか、鶴田浩二や土屋嘉男の演技も、どことなく為所がない感じです。
 戦争中の犯罪に対する復讐と、その手段としての銃剣による刺殺というのは戦争から、まだ15年という時代背景を感じさせます。大西たちの金塊の横領、隠匿というのは、敗戦時に高級士官や将官による貴金属や物資の隠匿があったというのは様々な文献にも出てきますし、実際に本作のようなことがあったとしても不思議ではないと当時の観客はリアルな話として受け止めたのではないかと思います。色々な意味で当時の世相を映した作品ではないかと思います。
 さて、ここで”趣味の時間”といきたいのですが、戦時中の回想シーンでは須藤が大西たちに38式歩兵銃らしきものを突き付けるのと大西がブローニングM1910らしき拳銃で須藤と仁木博士を銃撃するくらいです。その代わりと言っては何ですが、大西たちが拳銃を持っていて戦時中の14年式拳銃、モーゼルHSCなどが見て取れます。これらは出来がいいので他の作品で特別に作成したものの流用かなと思ってしまいます。
 さぁ、今度は『ガス人間第1号』だ!!

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