ハンガー

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待望のDVD化！しかし手持ちのLDの方が画質が良いのは
ちと残念・・・　まあ、販売してくれるだけ有り難いです。
歌手としてのDavid Bowieのファンだったので、当時中学生で
見に行って「ん！」と、周りから見られてた事を思い出します。

私は映画の肝は先ず脚本第一主義ですが、この作品は例外。
とにかく綺麗な静止画の連続、と言う感じの映像感は今見ても
凄いと思う、CM出身だけあってライティング凝りまくりです。
(兄貴と違ってスモークは出ません)
それにしても主演Catherine Deneuve、共演Susan Sarandon
Cliff De Young、Dan Hedayaにチョイ役でWillem Dafoeで
David Bowie様。デビュー作にしては凄いキャストです。
TVシリーズ「THE HUNGER」の元となる作品でもありますが
この作品の次があの「TOP GUN」ですがTony Scott監督の
本来の作風はコッチであると思う(いや、思いたい)ですね。

「スタイリッシュ」この映画に最も相応しい形容詞だと思う。

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ここはNY。暗闇の世界で歌い踊るファッショナブルなヴァンパイアたちが素敵。ヴァンパイアはシガレットがお好きらしい。
オレンジ色の陽がNYの街を染める頃、ヴァンパイアカップルが車を飛ばし帰宅する。永遠のヴァンパイア美女ミリアム（カトリーヌ・ドヌーヴ）と200年もの間、青年であるジョン（デヴィット・ボウイ）。彼はミリアムから永遠の命を与えられたヴァンパイアでジゴロ。
ある日、ジョンに老化が起き始めた。すぐ老化現象研究家のセーラ医師を訪ねるが、待っている間に見る見る老化が進み、あの美しい青年ジョンが老人になってしまったのです。病院を飛び出し、若者を襲うジョンだが無駄のようだ。いつも訪ねてくる可愛いアリスをつい殺してしまった。もうすっかり頭髪は抜け落ちしわくちゃな顔になってしまった・・・。
ジョンは帰宅したミリアムに、杖を手にしゃがれ声で「永遠の若さを約束したのに・・・」と詰め寄る。しかし、ミリアムは「私には無理、殺すことも出来ない」と。そして、「人間は死ねるが私たちは死ねない。土の中で、腐った森で、永遠の暗闇の中で見たり聞いたり感じ続けるのだ」と。その後、ミリアムの手でジョンは棺に納められ、屋根裏部屋の他の棺と共に安置された・・・。
セーラはジョンの診察をしなかったのことが気がかりで自宅を訪問するが、遠くの病院に行ったと言うミリアム。セーラとヴァンパイア美女ミリアムの出逢いです。ここからレズシーンが映し出されるのですが、その時は一躍話題になったそうです。しかし、この映画は一昔前の作品です。余り期待しないほうがいいかも知れません。でも、2人とも美しくセクシィですし、ヴァンパイアの噛み噛みシーンもあるので面白かったです。ヴァンパイアが好きでボーッと観たい時にお薦めです！！

吸血鬼モノがっけこう好きだ。
それと、カトリーヌドヌーヴとスーザンサランドンという組み合わせがどう仕上がってるのか興味があったから見てみた。
美しくエロいといいな、とか思って。

監督自身のコメントで「映画にCM的映像を持ち込んだ当時としては画期的な作品」と言っている。
そうか・・・？
私もいちおう業界の人だが、ちょっと他の映画のワンシーンを思わせる美術があったりぐらいで、別段どうということもなかった。
他にもポルノチックなところはあったが、全然美しくもエロティックでもない。
糸引くキスが生々しすぎて、他人の猥褻行為をのぞき見しているようで不愉快。

カトリーヌは、ただの裕福な中年美人てとこだ。
人を餌食にして永遠の時を生きてきたと思わせるような凄みはないし、なぜ何の魅力も描かれてないスーザンサランドンを選んだのかも意味不明。
吸血鬼ならもっと冷酷で謎めいているべきじゃないか？
消化不良の失敗作。

これまた、何故予約していたのか忘れた作品。そして俳優陣もまったくチェックしていませんでした。そしたらお若いデビット・ボウイ様がいきなり出てきて、ああたまげた！

かの頃、彼はバイセクシャルなカリスマとして、少女（言わんでも分かると思うけど、ワタシの事）の心を鷲掴みにして話さない王子様でした。美しく妖しい親日家として、遠くにありながら身近な存在でした。そういえば吸血鬼の役をやった事があると小耳に挟んでいたのですが・・・なるほど適役です。どこか貴族的な二人、カトリーヌ・ドヌーブとデビット・ボウイ。美しい部屋に美しい音楽、どんなに乱れても乱れないメイク・・・。すばらくデカダンな空気・・。ボウイのオッドアイ・・。

す・て・き(^・^)

スーザン・サランドンと言えば、即浮かぶのは「ロレンツォのオイル」の鬼気迫るも優しく悲しい役。今回もパワフルでした。例のギョロ目をグリグリさせて・・妖しい事してくれます。作成された時代が８０年代のせいか、オトナシ目でしたが（残念！）

ストーリーはちょっと横に置いておいて・・・「死なない」の言葉通り「死なない」状態。これには少々ゾッとさせられました。そして、それを懲りずに繰り返す女吸血鬼役カトリーヌ・ドヌーブは、「愛している」と涙を流しながら、その実自らしか愛せないほど長い間生きてしまったのでしょう。それはそれで悲しいお話。そして愛人となった人は・・・。

つかみが悪いですね
デヴィッド・ボウイのファンならともかく、そうでないなら冒頭の掴みのシーンで逃げたくなります
彼の古臭いライブシーンやナルシスティックな感じがありますから
1983年制作なんで仕方がないですけど・・・

でもそこを乗り切って話が早老化現象になったときに少し食いつきました
そしてさらにネタバレになるかと思ったんですがイントロに書いてあるので、書いてしまいますが、ヴァンパイアの話になってくると、異色作だなと思いました
作中では匂わす程度で、はっきりとはヴァンパイアを語っていません
抽象的なシーンが多いのも特徴です

ヴァンパイアが老化していく話なんてなかなかありませんね
しかも一瞬で
でもヴァンパイアだから老化しても死なない←最悪

女王の交代劇でもあります

誰のレビューを読んで本作品を借りようと思ったのか？
なんで借りようと思ったのか？全く記憶にありませんが、派手さはないもののそこそこおもしろかったです
トニー・スコット監督だから借りたのかもしれませんが、今の彼のスピード感ある作風とは真逆です


スーザン・サランドンって人こそ不老の人なんじゃないかと思えるほど、老け顔のせいか、今とあんまり変わらない感じです（小笑