小さな恋のメロディ

小さな恋のメロディの画像・ジャケット写真
小さな恋のメロディ / マーク・レスター
全体の平均評価点:
(5点満点)

53

  • DVD
ジャンル:

「小さな恋のメロディ」 の解説・あらすじ・ストーリー

少年少女の淡い恋心を描いたラブ・ストーリーの傑作。典型的な中流家庭のダニエルと、貧しいながらもやんちゃなトムは大の仲良し。2人は学校が終わると、いつも一緒に遊んでいた。そんなある日2人は学校で女子生徒がバレエの練習をしている部屋を見つけ、のぞき見をしていた所、その中の一人の少女の姿がダニエルの目に止まった。その美しい少女の名前はメロディ。彼は彼女に夢中になってしまうが……。

「小さな恋のメロディ」 の作品情報

製作年: 1971年
製作国: イギリス
原題: MELODY

「小さな恋のメロディ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

小さな恋のメロディの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
106分 日本語 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PCBH70097 2004年11月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
18枚 7人 3人

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ユーザーレビュー:53件

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1〜 5件 / 全53件

好きにならずにいられない

投稿日:2008/12/11 レビュアー:JUCE

 人を愛するのは愚か者のする事なのだろうか。自分の気持ちを素直に表現できるのはバカだから?この映画を観るとプレスリーの『好きにならずにいられない』の歌詞のことを思い出しました。
 自分のやりたい事や好きなことに夢中になれる(なってしまう)子ども時代、その対象が異性だったら?それを描いたのがこの作品です。純粋であるがゆえに自分の気持ちを止められらない。「好きな人と一緒にいたいだけなのにどうしていけないの?」とメロディは泣き伏します。当然大人の目線で見れば10歳で結婚なんて出来るわけが無いし、「なんてバカな、やっぱり子どもだ」と思うでしょう。このあたりの意識の持ち方がそのままこの映画に対する見方の境界線になるのでないでしょうか。
 前に観た時にはいったいいくつの時にみたのかも覚えていないくらいですが、ラスト付近の一連のシークエンスはイメージとして残っていました。しかし他は全く覚えていませんでしたので今回はかなり新鮮な気持ちで見ることが出来ました。「同年代の男の子がみんなトレーシー・ハイドに恋をした」と当時は言われていたと思いますが、流石にこのおっさんにはそんな感情は巻き起こらず、ビージーズの曲とともに懐かしさの方が大きかったと思います。

 この映画では登場人物以外の主人公としてビージーズの曲が存在します。バッグに流れる音楽では無く、ビージーズの曲が流れるところでは音楽のバックとして映像が流れるという構成になっているのです。SE(状況音)なども消されています。そう考えるとこの映画はビージーズのとても長いプロモーションビデオとも言えそうです。ただ物語部分とミュージックシーンのバランスと連携は非常に上手く行っています。

 全体の生硬さと展開の強引さはあるものの、今観てもなかなか気持ちの良い作品です。

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この後のことは、想像しちゃいけません(笑)ネタバレ

投稿日:2008/12/29 レビュアー:こんちゃん

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 私が中学生の純粋な少年だった頃の作品ですねえ。
 ええ、ええ。私だって昔からおっさんだったわけではないのです(笑)純粋だった頃もあり、紅顔の美少年だった頃もあり・・・(今は厚顔無恥なおっさんですが・・・)
 マーク・レスターを見ると、ホントに私の少年時代に(似てないから!全く!・・・失礼しました・・)
 メロディとダニエルの
「好きなのに、なぜ一緒にいちゃいけないの?」
と言う疑問は、自分も大昔に思ったことでしたねえ。
 中学3年から高校にかけて付き合っていた子と、本気で学校を辞めて結婚しようと思ってました(笑)
 部のOB(当時、もう25〜6だった人)に一笑に付されて、同じようなことを言ったら、
「ホントにそんなことができたら、裸で逆立ちして、町内をまわってやるよ」
と言われて悔しかった・・・
 結局、そんなことはできませんでしたけどね・・(笑)

 今年の初めに公開された「音符と昆布」と言う邦画があります。私はDVDになってから観たのですが、
「映像と音楽の融合」
と言うようなコンセプトだったような気がします。池脇千鶴の演技には感心したものの、そういう意味では成功したとは思えない出来だったのですが、この「小さな恋のメロディ」では、38年も前にそういったコンセプトを成功させているんですよねえ。

 全編を貫くビー・ジーズやクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの音楽が、二人の幼い恋物語を阻害することなく包み込んでいます。歌が流れるシーンでは台詞は無く、ミュージック・クリップのようなのですが、ストーリーから乖離することもありませんし、映像と音楽がそれぞれを引き立てあってまさに融合しています。

 今になって観なおして見ると、そんなさわやかな部分だけでなく、自分勝手な子供たちだったり、大人のエゴだったりがある意味「きちんと」描かれていて、ちょっとびっくりしたのですが(笑)やはり名作と言えるんじゃないかと思いますねえ。
 ハリウッド作品と勘違いしていたのですが、イギリス映画なんですねえ。イギリスってなんとなく保守的なイメージがあるんですけど、音楽にしても芸術にしても、伝統的なものを打破して新しいものを生み出していくのは、けっこうイギリスだったりするんですよね。(「ブーリン家の姉妹」を観ても、そう思いましたね。離婚したいがために国の宗教を変えちゃったりするんですから・・・)

 とにかく、50歳前後の人にとっては、ひとかたならぬ思い入れのある作品でしょう。
 トレイシー・ハイドは、この作品の後たいした作品には出演せず(OLになったらしい)その後、ちらっとカムバックしたのですが、なんだか不細工なおデブちゃんになっていて落胆した記憶があります(笑)
 マーク・レスターは順調に美青年になっていったのですが、俳優としては代表作といえるようなものは無いんですよね。今は整体師をやっているとか・・・。
 ああ、トム役のジャック・ワイルドは一昨年だか亡くなったんでしたね。

 今年ももう残り少なくなり、レビュー投稿もこれが最後かなと思います。今日、劇場で観た作品のレビューを何本か投稿して終わりにしようと思ったのですが、昨日これを観て、とても懐かしく感じたので・・。

 駄文・与太話の長文レビューを呼んで、ポチして下さった皆様、今年1年間ありがとうございました。
 来年も、変わらず与太話レビューを投稿すると思いますが、温かい目と寛容の心で勘弁してやってください。
 それでは、良いお年を。


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自分の初恋も想い出したりして。

投稿日:2012/02/16 レビュアー:ゆういちろう

劇場公開時には日本で(のみ)大ヒットしたイギリス映画。11歳の男の子と女の子の初恋が描かれた小品です。
今観ても瑞々しくて可愛らしいけど、やっぱり当時の熱狂は想像しにくいなぁ。最近で例えれば、『リトル・ランボーズ』規模の作品が、ハリウッド大作ばりにヒットしたってことだもんね。

やっぱり時代背景が大きかったんでしょう。当時は60年・70年安保の直後だから、映画で描かれる“自由への逃走”や“Don't trust over thirty(30代以上を信じるな)”の思想的雰囲気が、多くの若者の心を捉えたんだと思う。
それと、欧米的な学園生活に対する物珍しさや憧れもあったかもしれない。

作品としては、大人になって観ると、また印象が変わりますね。
とても若いころ(もしくは無垢な時代)なら、主人公ダニエルとメロディに感情移入して「大人は判ってくれない!」となるんでしょうが、今観ると、そんなに悪い大人って出てきてないんだよなぁ。ちょっと醜悪な描かれ方はしてるけど、先生たちやダニエルのママも本質的には悪い人じゃない。
なかでもメロディのパパなんかはとても良い人です。娘の気持ちも汲み取ってやりたいけど、でもやっぱり「結婚するには若すぎる」って、そりゃそーだ(笑)。

有名なトロッコのラストシーンは、その後どうなったとか考えない方がいいんでしょうね。正直、今すぐにはどんな未来もないわけで。
幼い初恋の情熱、その一瞬を切り取った作品だし、そこで思考を止めて良いんだと思います。

ダニエルの親友オーンショーを演じたジャック・ワイルドは、2006年に亡くなられてたんですね。惜しいな。ワルっぽいけど、ほんとはナイーブで良い奴ってキャラクターがとても印象的でした。

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40年色あせない恋のメロディー。ネタバレ

投稿日:2007/11/30 レビュアー:ホワイト

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1970年、日本が安保闘争に明け暮れている頃、
私達はこの音楽を聴いた。

ザ・ビージーズの音楽だ。
映画音楽でありながら、当時のランキングを総なめして、
常に一位だった。

主演のマーク・レスター と トレーシー・ハイド

この二人は当時の映画雑誌の全ての人気投票で何年にもわたって(少なくとも5年は)一位だった。

アランパーカー監督(ミッドナイトエキスプレスやフェームでも有名)は人の心を操る魔術師のようだ。

幼い少年と少し大人びた少女の恋心を正面から美しく抱きしめた。

なんと賛美を送って良いか。

挿入歌の「若葉の頃」が全てを語ってくれている。

〜僕が小さくて、クリスマスツリーが大きかった頃、
何故か時間が経ってしまった〜

〜そして僕が大きくなりクリスマスツリーが小さくなったとき
何かがやってきて時が聞こえなくなった〜

子供と言うには大人すぎて、本当は子供ではなかった時期が誰にでもある。
子供扱いされる事への抵抗。

大人になると忘れてしまう何か。

中原中也ではないが

汚れちまった悲しみに
今日も小雪がふりかかる

大人になんかなりたくない。
何故、好きだと言うだけでは結婚できないの?

この質問になんと答えればいいのか。

二人の会話にこのようなのが出てくる。
「50年も人を愛し続けられる?」
「うん・・・だってもう1週間も愛し続けている」

35年ぶりに見たが、「汚れちまった」自分にレモンの香りを運んでくれました。
素敵な映画です。カメラマンも素晴らしい。

100点ご家族でどうぞ。

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伝説の映画

投稿日:2007/01/20 レビュアー:勝王

 この映画は私のように子供のころ「ロードショー」を読んでいた人間にとっては、伝説の映画でした。70年代の「ロードショー」を支えたのはこの映画と、「燃えよドラゴン」でしたね。それほど少年少女読者に支持された映画なので、私がリバイバルで見たときも、最初から「名作」だと思って見たんですけど、印象は薄かったです。確かによくできているし、面白いんですけど、興奮はなし。それはこの映画が悪いというより、私が乗り遅れてしまったような気もしますね。だから、映画がどうとかいうより、さびしかったです。それでも、トレーシー・ハイドが下手なバレエを踊る場面などは、やっぱり胸が痛くなるほど感銘を受けましたよ(子供でしたから)。
 この映画の中でとってもかわいいトレーシー・ハイドは、その後、ずいぶん成長してから「ロードショー」で(あんまり美しくない)セミヌードを見せたりしてかつてのファンのイメージをぶち壊してがっかりさせ、幸せな子供時代はすでに終わってみんな大人になってしまったんだ、ということを私たちに知らせてくれました。いわば現実でアメリカン・ニューシネマのほろ苦さみたいなものを味わったわけで、その意味でも伝説的な少女スターでした。
 脚本はアラン・パーカー。パーカーはこの映画に乗り遅れた私に、ちゃんと次の「夢」を与えてくれました。それが「ダウンタウン物語」。こっちには乗り遅れませんでしたよ。トレーシー・ハイドの代わりにジョディ・フォスターが私の姫となったのでした。最近、「フライトプラン」でやっぱりイメージがぶち壊れちゃいましたが。ジョディがうるさいおばさんになっちゃった「フライトプラン」なんて、レビューする気も起こりませんもんね。
 

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