家族狩り / 松雪泰子
全体の平均評価点: (5点満点)
(4)
解説・ストーリー
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第1巻。児童ケアセンターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛める一方、アルツハイマー型認知症の父と介護疲れの母と暮らし、ストレスを感じていた。第1話を収録。
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第1巻。児童ケアセンターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛める一方、アルツハイマー型認知症の父と介護疲れの母と暮らし、ストレスを感じていた。第1話を収録。
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「家族狩り」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第1巻。児童ケアセンターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛める一方、アルツハイマー型認知症の父と介護疲れの母と暮らし、ストレスを感じていた。第1話を収録。
「家族狩り」 の作品情報
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家族狩りのシリーズ商品
家族狩り Vol.1
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第1巻。児童ケアセンターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛める一方、アルツハイマー型認知症の父と介護疲れの母と暮らし、ストレスを感じていた。第1話を収録。
収録時間: |
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音声: |
64分 |
日 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TCED2414 |
2015年02月04日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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家族狩り Vol.2
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第2巻。都内で起きた麻生家の一家心中事件現場に駆け付けた刑事・馬見原は、息子による心中事件ではなく誰かが家族を狩っている、と確信する。第2話と第3話を収録。
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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TCED2415 |
2015年02月04日 |
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家族狩り Vol.3
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第3巻。少年らの奇襲に遭った浚介は、大怪我をした上、記憶を失くしてしまう。自分の名前さえ分からない浚介だが、ある名前が記憶に残っており…。第4話と第5話を収録。
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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2015年02月04日 |
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家族狩り Vol.4
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第4巻。浚介の必死の呼び掛けで、不登校だった実森勇治が高校にやって来た。ところが元担任・美歩の心ないひと言で、勇治は再び心を閉ざしてしまう。第6話と第7話を収録。
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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TCED2417 |
2015年02月04日 |
在庫枚数 |
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家族狩り Vol.5
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第5巻。駒田は游子の家に不法侵入し、民子ら家族を殺そうとした。一時保護所で父・駒田を待つ玲子のためにも大事にはしたくない游子だったが…。第8話と第9話を収録。
収録時間: |
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103分 |
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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レンタル開始日: |
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TCED2418 |
2015年02月04日 |
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家族狩り Vol.6
天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第6巻。行方不明になった游子が芳沢家にいると気付いた浚介は、馬見原に助けを求めつつ急いで芳沢家へと向かう。ところが、大野から一撃を受け…。最終第10話を収録。
収録時間: |
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54分 |
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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レンタル開始日: |
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TCED2419 |
2015年02月04日 |
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家族狩りのシリーズ商品
家族狩り Vol.1
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64分
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2015年02月04日
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第1巻。児童ケアセンターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛める一方、アルツハイマー型認知症の父と介護疲れの母と暮らし、ストレスを感じていた。第1話を収録。
家族狩り Vol.2
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第2巻。都内で起きた麻生家の一家心中事件現場に駆け付けた刑事・馬見原は、息子による心中事件ではなく誰かが家族を狩っている、と確信する。第2話と第3話を収録。
家族狩り Vol.3
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第3巻。少年らの奇襲に遭った浚介は、大怪我をした上、記憶を失くしてしまう。自分の名前さえ分からない浚介だが、ある名前が記憶に残っており…。第4話と第5話を収録。
家族狩り Vol.4
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第4巻。浚介の必死の呼び掛けで、不登校だった実森勇治が高校にやって来た。ところが元担任・美歩の心ないひと言で、勇治は再び心を閉ざしてしまう。第6話と第7話を収録。
家族狩り Vol.5
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第5巻。駒田は游子の家に不法侵入し、民子ら家族を殺そうとした。一時保護所で父・駒田を待つ玲子のためにも大事にはしたくない游子だったが…。第8話と第9話を収録。
家族狩り Vol.6
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天童荒太の原作小説を松雪泰子と伊藤淳史の共演で描くサスペンスドラマ第6巻。行方不明になった游子が芳沢家にいると気付いた浚介は、馬見原に助けを求めつつ急いで芳沢家へと向かう。ところが、大野から一撃を受け…。最終第10話を収録。
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ユーザーレビュー:4件
衝撃的なタイトルに敬遠
「おやじ狩り」とか「ホームレス狩り」という言葉を連想し、不穏な空気を感じてずっと観るのを躊躇っていました。
しかし、原作者が『永遠の仔』『包帯クラブ』『悼む人』を書いた天童荒太と知り、観てみたくなりました。
ドラマは、都内で連続して起きている一家心中事件を中心に、警視庁捜査一課の刑事・馬見原(遠藤憲一)、東京都児童ケアセンターの福祉心理士・氷崎游子(松雪泰子)、高校の美術教師・巣藤浚介(伊藤淳史)の3人とその関係者を巻き込んで話が進んでいきます。
氷崎游子、馬見原、巣藤たちは、それぞれに仕事や家庭、職場、人間関係に問題を抱えています。
この三人の職業は、他人と関わり、他人の生活にまで踏み込んでいく性格のものなので、相手がある以上、自分たちの努力だけではどうにもならないのでした。
ある一家心中事件において、臨場した馬見原は直感的に無理心中に見せかけた殺人事件ではないかと疑います。
その現場には、二種類のにおいが残されており、ひとつは甘い匂い、もうひとつは何かの薬品の臭いでした。
別の機会に馬見原は、その甘い方の香りを氷崎から嗅ぎ取ります。
巣藤は、偶然にも心中事件の家の近くに住んでいて、事件当夜の悲鳴に気づいていたのですが、関わり合いになるのが嫌で通報しませんでした。
こうして三人をつなぐ糸がもつれ合い、新たな事件に導かれていきます。
他人の家庭のことは外から見ているだけでは分からないし、どこの家族にも多かれ少なかれ問題があります。
それを厄介事として避け続けるのか、真正面から向き合って行くのかが、今後の家族のあり方に影響してくるようです。
そして再生不能と判断された家族が狩られていくのでした。
それでは『狩り』をしているのは誰か?
一人、二人と犯人を推理しながらの鑑賞でした。
不登校、イジメ、引きこもり、家族の自殺、アルコール依存症、認知症、詐欺、介護等々、家族を崩壊させるに足る要因がたくさん提示され、他人事ではないと思いながらも、実際にその状況にならなければ真剣に考えられないのも事実です。
暗くて重いテーマで、凄まじいシーンもたくさんありましたが、巣藤と教え子の鈴木 渓徳(北山宏光)とのやり取りや氷崎の両親との会話など、心が和む会話も挿入され、適度に重い雰囲気を緩和してくれました。
氷崎游子の母(浅田美代子)は、本当に等身大で、彼女の発する言葉がリアルで、家庭でよく見る光景だと感じました。
サスペンスが主ですが、家族の人間ドラマでもありました。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
大石静の脚本。
「家族狩り」(2014)。
天童荒太の原作の映画であれば、「悼む人」(原作:2009、映画:20159)が良かった。
彼の小説は「永遠の仔」(1999)を読んでいます。
これを原作とした、2000年、日本テレビで放映されたドラマも見ました。
中谷美紀、渡部篤郎、椎名桔平、石田ゆり子の主演でした。
さて、この「家族狩り」は、原作は1995年に発表され、このTVドラマは、2014年に放映されています。(22:00 - 22:54の深夜枠)
原作は、この映画を見たあとで、読んでいるところです。長いです。
大石静(おおいししずか)の脚本は、原作の長い深刻なストーリーを、ユーモアで緩和しつつ、整理している。
(複雑なものを、分かりやすくしている。長編原作を裁く脚本家にとって、至難の業なのだろう。大石静は、成功している。)
家庭が崩壊するということが、家族心中になるということがあるが、
このドラマは、それを越えて、極北の山に分け入っていく。
出てくる次の三人の人物は、すべて、「家族」の問題を抱えている。
巣藤浚介(すどうしゅんすけ:伊藤淳史は、「バスキア」が好きな、高校の美術教師。
氷崎游子(ひざきゆうこ:松雪泰子)は、東京都の児童センターの、心理相談員。
馬見原光毅(まみはらこうき:遠藤憲一)は、警視庁の警部補。
両親と子供のいる家庭で、一家心中事件が続いている。
馬見原は、現場で、二種のにおいを嗅ぎ、これは「殺人だ」と勘づく。
題名の「家族狩り」の「狩り」は、狩猟で獲物を追い込むことである。
けれども、このドラマでは、全く別の意味で、「狩る」は使われている。
「送る」という意味だ。
折り鶴の世界が最後に見え、驚く。
馬見原は、游子を疑い、浚介は否定できなくなる。
前半は、いくつか(多く)の家庭の心中、崩壊過程を描いていく。
後半は、シャンプー、白アリのキーワードに集約されていく。
全10話なのに、レンタルDVDは、5枚でなはく、6枚だ。
これも、ミステリ。
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暗く重たいドラマを、和むキャラで緩和
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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*****TV放送、全10話みての感想*****
一家心中が続いている…
ほんとに、心中なのか?
もしかして、同一犯による殺人??
誰かが、家族を狩っている?
…そうだとしたら、一体、誰が……。
社会問題を背景に描かれたサスペンスドラマ。
暗く重たいドラマ。
心の闇がせまってくるような…
見てるだけで、どんよりしてくるような……。
そんな雰囲気を、
伊藤淳史さん演じる美術教師の男が、打ち消す(笑)
暗さを、柔らかく、あったかい空気に変える……。
彼のおかげで、そこまで重くならなかった。
(だからといって、明るくもならないストーリーだけど)
*****以下ネタバレ*****
ラスト、
結局、闇は消えない。
家庭内暴力は、無くならない。
そして、家族狩りは、続く…みたいな…
問題を訴えかける様な、くら〜い終わり方……。
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重いテーマ、現在社会の抱える闇
今5話目まで進みました。
ちょっと犯人、目星がつきました。
「におい」を感じた馬見原の近くにいたのは2人、電話相談にいたのも同じ2人。
いかにも怪しそうな主人公より、彼女を餌に、隣にいて壊れかけた家庭を探して狩っている気がする。
あまりにもうまく人の心をつかみすぎる。
こーゆーやつのが一番怪しい。
彼女にに似ている美術教師。
人の心をつかむのがうまい。
どうやってここまで来た伏線を回収するのか、後半戦が楽しみです。
伏線
DVの父親
エリート家族の一人娘の家庭内暴力
登校拒否児(彼に対する担任の、美術教師の恋人、ほんとにサイテーですな、こいつ)
認知症の父。
馬見原の家庭崩壊と、油井の元妻へのストーカー。誰が情報、もらしてるんだろ。。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
衝撃的なタイトルに敬遠
投稿日
2015/04/09
レビュアー
kazupon
「おやじ狩り」とか「ホームレス狩り」という言葉を連想し、不穏な空気を感じてずっと観るのを躊躇っていました。
しかし、原作者が『永遠の仔』『包帯クラブ』『悼む人』を書いた天童荒太と知り、観てみたくなりました。
ドラマは、都内で連続して起きている一家心中事件を中心に、警視庁捜査一課の刑事・馬見原(遠藤憲一)、東京都児童ケアセンターの福祉心理士・氷崎游子(松雪泰子)、高校の美術教師・巣藤浚介(伊藤淳史)の3人とその関係者を巻き込んで話が進んでいきます。
氷崎游子、馬見原、巣藤たちは、それぞれに仕事や家庭、職場、人間関係に問題を抱えています。
この三人の職業は、他人と関わり、他人の生活にまで踏み込んでいく性格のものなので、相手がある以上、自分たちの努力だけではどうにもならないのでした。
ある一家心中事件において、臨場した馬見原は直感的に無理心中に見せかけた殺人事件ではないかと疑います。
その現場には、二種類のにおいが残されており、ひとつは甘い匂い、もうひとつは何かの薬品の臭いでした。
別の機会に馬見原は、その甘い方の香りを氷崎から嗅ぎ取ります。
巣藤は、偶然にも心中事件の家の近くに住んでいて、事件当夜の悲鳴に気づいていたのですが、関わり合いになるのが嫌で通報しませんでした。
こうして三人をつなぐ糸がもつれ合い、新たな事件に導かれていきます。
他人の家庭のことは外から見ているだけでは分からないし、どこの家族にも多かれ少なかれ問題があります。
それを厄介事として避け続けるのか、真正面から向き合って行くのかが、今後の家族のあり方に影響してくるようです。
そして再生不能と判断された家族が狩られていくのでした。
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不登校、イジメ、引きこもり、家族の自殺、アルコール依存症、認知症、詐欺、介護等々、家族を崩壊させるに足る要因がたくさん提示され、他人事ではないと思いながらも、実際にその状況にならなければ真剣に考えられないのも事実です。
暗くて重いテーマで、凄まじいシーンもたくさんありましたが、巣藤と教え子の鈴木 渓徳(北山宏光)とのやり取りや氷崎の両親との会話など、心が和む会話も挿入され、適度に重い雰囲気を緩和してくれました。
氷崎游子の母(浅田美代子)は、本当に等身大で、彼女の発する言葉がリアルで、家庭でよく見る光景だと感じました。
サスペンスが主ですが、家族の人間ドラマでもありました。
大石静の脚本。
投稿日
2016/03/23
レビュアー
ちゅく
「家族狩り」(2014)。
天童荒太の原作の映画であれば、「悼む人」(原作:2009、映画:20159)が良かった。
彼の小説は「永遠の仔」(1999)を読んでいます。
これを原作とした、2000年、日本テレビで放映されたドラマも見ました。
中谷美紀、渡部篤郎、椎名桔平、石田ゆり子の主演でした。
さて、この「家族狩り」は、原作は1995年に発表され、このTVドラマは、2014年に放映されています。(22:00 - 22:54の深夜枠)
原作は、この映画を見たあとで、読んでいるところです。長いです。
大石静(おおいししずか)の脚本は、原作の長い深刻なストーリーを、ユーモアで緩和しつつ、整理している。
(複雑なものを、分かりやすくしている。長編原作を裁く脚本家にとって、至難の業なのだろう。大石静は、成功している。)
家庭が崩壊するということが、家族心中になるということがあるが、
このドラマは、それを越えて、極北の山に分け入っていく。
出てくる次の三人の人物は、すべて、「家族」の問題を抱えている。
巣藤浚介(すどうしゅんすけ:伊藤淳史は、「バスキア」が好きな、高校の美術教師。
氷崎游子(ひざきゆうこ:松雪泰子)は、東京都の児童センターの、心理相談員。
馬見原光毅(まみはらこうき:遠藤憲一)は、警視庁の警部補。
両親と子供のいる家庭で、一家心中事件が続いている。
馬見原は、現場で、二種のにおいを嗅ぎ、これは「殺人だ」と勘づく。
題名の「家族狩り」の「狩り」は、狩猟で獲物を追い込むことである。
けれども、このドラマでは、全く別の意味で、「狩る」は使われている。
「送る」という意味だ。
折り鶴の世界が最後に見え、驚く。
馬見原は、游子を疑い、浚介は否定できなくなる。
前半は、いくつか(多く)の家庭の心中、崩壊過程を描いていく。
後半は、シャンプー、白アリのキーワードに集約されていく。
全10話なのに、レンタルDVDは、5枚でなはく、6枚だ。
これも、ミステリ。
暗く重たいドラマを、和むキャラで緩和
投稿日
2015/01/06
レビュアー
BEEFジャーキー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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*****TV放送、全10話みての感想*****
一家心中が続いている…
ほんとに、心中なのか?
もしかして、同一犯による殺人??
誰かが、家族を狩っている?
…そうだとしたら、一体、誰が……。
社会問題を背景に描かれたサスペンスドラマ。
暗く重たいドラマ。
心の闇がせまってくるような…
見てるだけで、どんよりしてくるような……。
そんな雰囲気を、
伊藤淳史さん演じる美術教師の男が、打ち消す(笑)
暗さを、柔らかく、あったかい空気に変える……。
彼のおかげで、そこまで重くならなかった。
(だからといって、明るくもならないストーリーだけど)
*****以下ネタバレ*****
ラスト、
結局、闇は消えない。
家庭内暴力は、無くならない。
そして、家族狩りは、続く…みたいな…
問題を訴えかける様な、くら〜い終わり方……。
重いテーマ、現在社会の抱える闇
投稿日
2015/03/21
レビュアー
じゃじゃまる
今5話目まで進みました。
ちょっと犯人、目星がつきました。
「におい」を感じた馬見原の近くにいたのは2人、電話相談にいたのも同じ2人。
いかにも怪しそうな主人公より、彼女を餌に、隣にいて壊れかけた家庭を探して狩っている気がする。
あまりにもうまく人の心をつかみすぎる。
こーゆーやつのが一番怪しい。
彼女にに似ている美術教師。
人の心をつかむのがうまい。
どうやってここまで来た伏線を回収するのか、後半戦が楽しみです。
伏線
DVの父親
エリート家族の一人娘の家庭内暴力
登校拒否児(彼に対する担任の、美術教師の恋人、ほんとにサイテーですな、こいつ)
認知症の父。
馬見原の家庭崩壊と、油井の元妻へのストーカー。誰が情報、もらしてるんだろ。。
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家族狩り
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