三毛猫ホームズの推理

ミステリー好きにとっては、“入門書” といってもいい三毛猫ホームズ。
今さらね〜…と思いながらも鑑賞。

でも古く感じることはなかったし、猫のホームズを人間に変化させるアイディアは、ナイス！
しかも、マツコ （オス？ メス？） というのがいいねー (⌒o⌒)v　

事件解決のヒントは、もう少しネコとしてさりげなく…と思うこともあったけど、
相葉ちゃんと動物の組み合わせには、安心感が。――『志村どうぶつ園』 のおかげだ（笑）

でもちょっと相葉ちゃん演じるキャラに一貫性がないかな。
同じ刑事だった父親に憧れてなった刑事を、辞めたい辞めたいと言い続けるところとか、
辞めたいといいながらも、ラストで説得してたりとか…

う〜ん…(――;)　 いつも見終わった最後に思うのが、
相葉ちゃん主演のドラマって、結局ファンの人だけが楽しめるモンだな――ということなんだよね。
でも今回は、三毛猫のシュシュちゃんがいつもいつも可愛かったから、
ネコ好きも、とりこめるかな（笑）

原作は、ご存知、赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズです。
主人公の片山義太郎刑事に嵐の相葉君。
女性恐怖症で、血を見ると気絶してしまうという、およそ刑事には不向きな正確。
自分でもそれを分かっていて、何度も辞表を出しているようなダメ駄目刑事です。
しかし、片山家には『一家に一刑事』という家訓があり、兄のヒロシ、妹の晴美の温かくも厳しい応援と重たすぎる期待を一身に背負っているのでした。
1話目の事件の際に、ひょんなことから三毛猫のホームズと出会い、以来、ホームズのアドバイスで事件を解決していくことになります。
このホームズは謎に満ちていて、片山家とは深い因縁がありそうです。
また、ホームズは、時々、人間の姿になって義太郎の前に現れるのですが、その時の姿がマツコ・デラックスなのです。
マツコ・デラックスさん、台詞回しが全くの普段どおりで、演技をしているようには見えません。
毎回、コスプレのように色々な職業に扮しての登場です。
犯人は誰か？などと真剣に推理するタイプのドラマではなく、半人前のダメ刑事の成長物語といった程度のお気楽なミステリーです。
最終回、ファン投票によって選ばれる二通りのエンディング（おかえりホームズorさよならホームズ）が用意されていたようです。
さて、どちらが採用されたのでしょうか？
といっても、ほんの数分の短いエンディングでしたよ。

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赤川次郎の人気シリーズ。
私も、高校生のとき、よく読んだが、
こういうのはえてして、つまらなくなる。

というか、元々、赤川次郎作品は、
読みやすさを優先し、ストーリーは、もう、
度外視なところがあるので、
ま、それをどう表現するかが問題。

基本的に、定番の
ホームズ・ワトソン流のストーリー。
猫が名探偵というのが、新しい。

本作の一番の特徴は、
ホームズが、一部で、人間化し、
マツコデラックスが、それをやっていること。

これは、賛否あるだろうが、
私は、賛成だ。
というのは、猫では、CGとかでごまかすことはできるが、
ま、所詮、それまで。

意外と、この猫とマツコでラックスが、
似ている感じもあって、
これは、誰が思いついたのかわからないけど、
私は、いい選択をしたと思う。

その他、石津がイケメン的なのは、
かなり違和感。

結構、実直なイメージだった気がするんだけど、
どうだっただろう。。。

ま、そんな細かいところを言う作品ではないし、
言ってみれば、最初のコンテナのも、
あんなのじゃ、普通に下に行くわけで、
まったく不確実な殺し方。

基本、そういうのが多く、
トリックとは言えない程度が多い。

ま、コメディだからといって、
それをよしとするかというと、否なんだけど、
ま、マツコデラックスのおかげで、
それもありかなという感じもしたね．