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「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、シャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォーを主演に迎えて撮り上げた衝撃の問題作。愛する息子を事故で失った夫婦が悲嘆と絶望の中で辿るあまりにも残酷な運命を、美しくかつ衝撃的な映像で描き出していく。シャルロット・ゲンズブールは本作の演技でみごとカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。夫婦が愛し合っているさなかに、目を離していた幼い息子がマンションから転落死してしまう。深い悲しみと自責の念で精神を病んでいく妻。セラピストの夫は、自ら妻の治療に当たるべく、彼女を人里離れた森の奥の山小屋に連れて行く。妻を救いたい一心で、懸命に心理療法を施す夫だったが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
デンマーク/ドイツ/フランス/スウェーデン/イタリア/ポーランド |
原題: |
ANTICHRIST |
受賞記録: |
2009年 カンヌ国際映画祭 女優賞 |
監督: |
ラース・フォン・トリアー |
---|---|
製作: |
ミタ・ルイーズ・フォルデイガー |
製作総指揮: |
ペーター・オールベック・イェンセン 、 ペーター・ガルデ |
出演: |
ウィレム・デフォー 、 シャルロット・ゲンズブール 、 ストルム・アヘシェ・サルストロ |
脚本: |
ラース・フォン・トリアー |
撮影: |
アンソニー・ドッド・マントル |
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、シャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォーを主演に迎えて撮り上げた衝撃の問題作。愛する息子を事故で失った夫婦が悲嘆と絶望の中で辿るあまりにも残酷な運命を、美しくかつ衝撃的な映像で描き出していく。シャルロット・ゲンズブールは本作の演技でみごとカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。夫婦が愛し合っているさなかに、目を離していた幼い息子がマンションから転落死してしまう。深い悲しみと自責の念で精神を病んでいく妻。セラピストの夫は、自ら妻の治療に当たるべく、彼女を人里離れた森の奥の山小屋に連れて行く。妻を救いたい一心で、懸命に心理療法を施す夫だったが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
デンマーク/ドイツ/フランス/スウェーデン/イタリア/ポーランド |
原題: |
ANTICHRIST |
受賞記録: |
2009年 カンヌ国際映画祭 女優賞 |
監督: |
ラース・フォン・トリアー |
---|---|
製作: |
ミタ・ルイーズ・フォルデイガー |
製作総指揮: |
ペーター・オールベック・イェンセン 、 ペーター・ガルデ |
出演: |
ウィレム・デフォー 、 シャルロット・ゲンズブール 、 ストルム・アヘシェ・サルストロ |
脚本: |
ラース・フォン・トリアー |
---|---|
撮影: |
アンソニー・ドッド・マントル |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-18 | KIBR1196 | 2011年09月07日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
29枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
104分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
R-18
記番:
KIBR1196
レンタル開始日:
2011年09月07日
在庫枚数
29枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
104分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-18 | KIBR1196 | 2011年09月07日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
29枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
104分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
R-18
記番:
KIBR1196
レンタル開始日:
2011年09月07日
在庫枚数
29枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
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ラース・フォン・トリアー監督の問題作(というかラースフォントリアー監督作品=問題作みたいなもんですが)
『アンチクライスト』を観てきました(((; °д°)))アワワワ
いやー、スゴイ!何がスゴイって、いきなりスクリーンいっぱいのぼかしとかあるんですけどwww
(要するにスクリーンいっぱいの結合部)
まぁそれは置いといて、実際のところ、本当に素晴らしい映画でした♪
まだ3月ですが、個人的には、今年No1になるかも知れません(←ベスト5入りは確実!)
◇◆◇
【基本的に、ネタバレしてます】
監督曰く、これは本当の意味でのホラー映画でも無ければ、本当の意味での宗教的な映画でも無いとのこと。
なら、どんな映画なのか?との問いに、監督は「ミュージカルではないダンサー・イン・ザ・ダーク」と答えています((φ(・д・。)ほほう
そして、「映画は、メッセージを発するための手段(メディア)では無い、
メッセージを発したいのなら別の手段(メディア)で行うべきだ」という発言もしています((φ(・д・。)ほうほうほう、訴えていないとな!
ということは、この作品はジャンル映画(≒娯楽映画)では無く、宗教に代表されるような生き方やモラルを訴えかける映画でも無いということか?
ということは、本作は、鬱を患っていたというトリアー監督が、自らの心の闇を覗き込んだ映画であり、
人間の暗部に於ける真理を探求するために作った映画であって、自らの思考を映像化して提示した映画と捉えるのが適当なのかな?
宗教的な描写が多いけど、それは、宗教について描いてるのではなく、
真理の探求をするためには、西欧文明で育った自分と宗教(キリスト教)は切っても切り離せないということか?
まぁ、今のトリアー監督は、シャーマニズムに傾倒してるので、思考を映像化すれば、自然と反発的なキリスト教の分析(要するに批判)が現れてくるのは当然といえば当然かな?
どのようにして自ら(トリアー監督)が鬱になったのかを分析して、心の闇を映像化した映画ということやね((φ(・д・。)
主役の男(セラピスト)は、これまで、人間の暗部を描き続けてきたトリアー監督自身の投影であり、
何もかも解っているつもりだった男が、深淵を覗き込み続けた結果、深淵に飲み込まれてしまうまでを描いた映画と考えると、非常にしっくりと腑に落ちる。
精神を病んだ妻は、自らの映画のメタファーか?
自らの映画で描く人間の精神を探求し、悲嘆のプロセスについて分析しているときに、
そこに自らの心の闇であるキリスト教の考え(すなわち女性嫌悪や自然への恐怖、欲望を悪とする考え)があった場合に、
再生することは可能なのか?と考え始めたのを起点として負のスパイラルに陥ったのではないか?
そしてキリスト教的考えを否定して、シャーマニズムに傾倒することで、精神の安定を取り戻したということかも?
自然への恐怖、自分への恐怖、女性への恐怖、悪魔への恐怖・・・
主人公の男が、妻の研究を知ったとき、妻の再生が不可能であることを悟り、そして、その研究の内容を知ることで、自らも再生不可能な悲嘆のプロセスを歩むことを悟る・・・
3人の乞食が揃ったとき、そこにあるのは生か死か?
トリアー的には、キリスト教的考えでは、死しか無いということか?
※ぼかしが多すぎて、ラストの顔はぼかしなのかと思ったら、あれはぼかしでは無いんやね?
※あの血が飛ぶところも、ちょんぎったのか傷ついただけなのかわからんかったけど、あれもちょん切れては無いでOKやんね?
※無修正版のDVDが出ることはあるんやろか?無修正で観たい!オープニングシーンは別にぼかしあってもええけどww
◇◆◇
うーむ、自分はキリスト教(宗教全般)を否定はしないですが、
このトリアーの自己分析映画(もしくは心の闇映画www)は、非常に面白かったっすね((φ(・д・。)
否定、肯定は置いといて、非常に刺激的で考えさせられる、脳を活性化する映画でした(」°□°)」<まぁ理解できてる自信は全く無いけどね!
とりあえず、西欧圏でここまで不謹慎な映画を撮っちゃうトリアーって、
バカすぎてスキですш(`∇´*)ш不謹慎かどうかを決める基準はなんなんだ?って考えるとそれも又面白いですな♪
大好きですが、オススメはしないぞm9(°∀°)どーん
※実は、サイコサスペンスホラー映画(要するに娯楽映画)としてキチンと成立していると、個人的には思っていますが、描写がエグすぎるのでオススメはできません!
※アンチクライストと聞いて、ニーチェを連想しましたが・・・なーんも読んでないので、スルーしました(笑)
個人的満足度 92点(ぼかしがなければ!) オススメ度 60点(オススメできんよさすがにね!)
このレビューは気に入りましたか? 22人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダメだこりゃ・・こっちにまで「ウツ」がウツりそうで・・
夫婦が快楽に溺れている最中に赤ちゃんが転落死。
立ち直れない妻を連れ夫の「ウィレム・デフォー」は森へ移り住む。
夫の必死の看病に反して妻は「狂気」へと・・
例えば「エヴァンゲリオン」が最終回に向かうにつれ独特な世界観を放ちマニアック街道まっしぐらに進むのだが
あ〜れにはひっくり返って脳天打撲したような憶えがある^^;
本作もそれに似たような臭いが漂っていて、超マニアック妄想夢想のような世界観に思えた。
こんなんじゃ何の思想か何の宗教か何の芸術を狙ってんのか知りたくもならない。
ハァ・・芸術と縁の無いワシャァ観てらんないので早送りしたとさ・・
このレビューは気に入りましたか? 20人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
凄い映画だ…。あるシーンを切り取って「これに嫌悪感を覚える」などと指摘するような作品ではない。どのシーンも必要だと思う…といっても、全然わからない^^; 2回見てみた。
生命の誕生につながる美しい行為をしている最中に大切な息子の命を失うという、残酷で悲惨な設定。
通常なら、悲しみと後悔にうちひしがれた夫婦が、2人でそれを克服していく展開になるのだろうけど、ランス・フォー・トリアー監督の場合、全然違う物語になる。暗い。
妻の恐れの根源である森(エデン)に行き、妻が実は森で論文を書いていたときからおかしかったことがわかる。論文の魔女狩りの資料集めで、精神を病んでしまったのか?
息子に靴を左右逆に履かせていたり…。まさか、生まれてきた子を罪だと感じていたのか?
1回目見た時は、私は女性なので母親側の立場で見ていて、とにかく夫のゴーマンさに苛立った。妻の考えを否定し、自分が助けてあげなくては…と妻の暴言も落ち着いて受け止めるその表情を見ていると、「この人は上から目線で助けることによって、自己満足を得たいだけなのではないのか?」と思えた。
愛欲と傲慢さ という人間の罪を描いていたのか?
2回目見てみると、1回目とは随分受け止め方が違った。
まず冒頭のモノクロの美しいシーン。よく見ると赤ちゃんの靴、3つの兵隊の置物があって、これから起こることをすべて暗示していた。これは2人がたどるべき運命だったということ?
(妻が魔女裁判について調べていたのも、最初から決められた運命だった?)
夫に対する考えも変わって「愛をもって彼女を救いたい、医者には何もわかっていないんだ」というのは、心からの気持ちだったのかもしれないと思えてきた。
でも「夫」とではなく、「セラピスト」と24時間一緒にいることの苦痛は考えなかったのか?
わが子が落ちる瞬間を知りながら、愛欲に溺れていたのなら、妻は絶対に自分を許せないと思う。
3人の賢者ならぬ乞食が現れ、自分が死ぬと考えたのだろう。
でも、本当に子が落ちるところを見たのか?本当は落ちたのに気がつかなかったのではないのか?あまりの罪の意識が作りあげた幻覚なのでは…?
よくわからないけど、この監督が鬼才なのは間違いない。
何回か見たら、わかるのか…いやいや、きっと私にはわからないだろう^^;
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ユーザーレビュー:41件
投稿日
2011/07/25
レビュアー
KASPAR※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ラース・フォン・トリアー監督の問題作(というかラースフォントリアー監督作品=問題作みたいなもんですが)
『アンチクライスト』を観てきました(((; °д°)))アワワワ
いやー、スゴイ!何がスゴイって、いきなりスクリーンいっぱいのぼかしとかあるんですけどwww
(要するにスクリーンいっぱいの結合部)
まぁそれは置いといて、実際のところ、本当に素晴らしい映画でした♪
まだ3月ですが、個人的には、今年No1になるかも知れません(←ベスト5入りは確実!)
◇◆◇
【基本的に、ネタバレしてます】
監督曰く、これは本当の意味でのホラー映画でも無ければ、本当の意味での宗教的な映画でも無いとのこと。
なら、どんな映画なのか?との問いに、監督は「ミュージカルではないダンサー・イン・ザ・ダーク」と答えています((φ(・д・。)ほほう
そして、「映画は、メッセージを発するための手段(メディア)では無い、
メッセージを発したいのなら別の手段(メディア)で行うべきだ」という発言もしています((φ(・д・。)ほうほうほう、訴えていないとな!
ということは、この作品はジャンル映画(≒娯楽映画)では無く、宗教に代表されるような生き方やモラルを訴えかける映画でも無いということか?
ということは、本作は、鬱を患っていたというトリアー監督が、自らの心の闇を覗き込んだ映画であり、
人間の暗部に於ける真理を探求するために作った映画であって、自らの思考を映像化して提示した映画と捉えるのが適当なのかな?
宗教的な描写が多いけど、それは、宗教について描いてるのではなく、
真理の探求をするためには、西欧文明で育った自分と宗教(キリスト教)は切っても切り離せないということか?
まぁ、今のトリアー監督は、シャーマニズムに傾倒してるので、思考を映像化すれば、自然と反発的なキリスト教の分析(要するに批判)が現れてくるのは当然といえば当然かな?
どのようにして自ら(トリアー監督)が鬱になったのかを分析して、心の闇を映像化した映画ということやね((φ(・д・。)
主役の男(セラピスト)は、これまで、人間の暗部を描き続けてきたトリアー監督自身の投影であり、
何もかも解っているつもりだった男が、深淵を覗き込み続けた結果、深淵に飲み込まれてしまうまでを描いた映画と考えると、非常にしっくりと腑に落ちる。
精神を病んだ妻は、自らの映画のメタファーか?
自らの映画で描く人間の精神を探求し、悲嘆のプロセスについて分析しているときに、
そこに自らの心の闇であるキリスト教の考え(すなわち女性嫌悪や自然への恐怖、欲望を悪とする考え)があった場合に、
再生することは可能なのか?と考え始めたのを起点として負のスパイラルに陥ったのではないか?
そしてキリスト教的考えを否定して、シャーマニズムに傾倒することで、精神の安定を取り戻したということかも?
自然への恐怖、自分への恐怖、女性への恐怖、悪魔への恐怖・・・
主人公の男が、妻の研究を知ったとき、妻の再生が不可能であることを悟り、そして、その研究の内容を知ることで、自らも再生不可能な悲嘆のプロセスを歩むことを悟る・・・
3人の乞食が揃ったとき、そこにあるのは生か死か?
トリアー的には、キリスト教的考えでは、死しか無いということか?
※ぼかしが多すぎて、ラストの顔はぼかしなのかと思ったら、あれはぼかしでは無いんやね?
※あの血が飛ぶところも、ちょんぎったのか傷ついただけなのかわからんかったけど、あれもちょん切れては無いでOKやんね?
※無修正版のDVDが出ることはあるんやろか?無修正で観たい!オープニングシーンは別にぼかしあってもええけどww
◇◆◇
うーむ、自分はキリスト教(宗教全般)を否定はしないですが、
このトリアーの自己分析映画(もしくは心の闇映画www)は、非常に面白かったっすね((φ(・д・。)
否定、肯定は置いといて、非常に刺激的で考えさせられる、脳を活性化する映画でした(」°□°)」<まぁ理解できてる自信は全く無いけどね!
とりあえず、西欧圏でここまで不謹慎な映画を撮っちゃうトリアーって、
バカすぎてスキですш(`∇´*)ш不謹慎かどうかを決める基準はなんなんだ?って考えるとそれも又面白いですな♪
大好きですが、オススメはしないぞm9(°∀°)どーん
※実は、サイコサスペンスホラー映画(要するに娯楽映画)としてキチンと成立していると、個人的には思っていますが、描写がエグすぎるのでオススメはできません!
※アンチクライストと聞いて、ニーチェを連想しましたが・・・なーんも読んでないので、スルーしました(笑)
個人的満足度 92点(ぼかしがなければ!) オススメ度 60点(オススメできんよさすがにね!)
投稿日
2011/09/19
レビュアー
ホヨマックス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダメだこりゃ・・こっちにまで「ウツ」がウツりそうで・・
夫婦が快楽に溺れている最中に赤ちゃんが転落死。
立ち直れない妻を連れ夫の「ウィレム・デフォー」は森へ移り住む。
夫の必死の看病に反して妻は「狂気」へと・・
例えば「エヴァンゲリオン」が最終回に向かうにつれ独特な世界観を放ちマニアック街道まっしぐらに進むのだが
あ〜れにはひっくり返って脳天打撲したような憶えがある^^;
本作もそれに似たような臭いが漂っていて、超マニアック妄想夢想のような世界観に思えた。
こんなんじゃ何の思想か何の宗教か何の芸術を狙ってんのか知りたくもならない。
ハァ・・芸術と縁の無いワシャァ観てらんないので早送りしたとさ・・
投稿日
2011/10/19
レビュアー
みなみ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
凄い映画だ…。あるシーンを切り取って「これに嫌悪感を覚える」などと指摘するような作品ではない。どのシーンも必要だと思う…といっても、全然わからない^^; 2回見てみた。
生命の誕生につながる美しい行為をしている最中に大切な息子の命を失うという、残酷で悲惨な設定。
通常なら、悲しみと後悔にうちひしがれた夫婦が、2人でそれを克服していく展開になるのだろうけど、ランス・フォー・トリアー監督の場合、全然違う物語になる。暗い。
妻の恐れの根源である森(エデン)に行き、妻が実は森で論文を書いていたときからおかしかったことがわかる。論文の魔女狩りの資料集めで、精神を病んでしまったのか?
息子に靴を左右逆に履かせていたり…。まさか、生まれてきた子を罪だと感じていたのか?
1回目見た時は、私は女性なので母親側の立場で見ていて、とにかく夫のゴーマンさに苛立った。妻の考えを否定し、自分が助けてあげなくては…と妻の暴言も落ち着いて受け止めるその表情を見ていると、「この人は上から目線で助けることによって、自己満足を得たいだけなのではないのか?」と思えた。
愛欲と傲慢さ という人間の罪を描いていたのか?
2回目見てみると、1回目とは随分受け止め方が違った。
まず冒頭のモノクロの美しいシーン。よく見ると赤ちゃんの靴、3つの兵隊の置物があって、これから起こることをすべて暗示していた。これは2人がたどるべき運命だったということ?
(妻が魔女裁判について調べていたのも、最初から決められた運命だった?)
夫に対する考えも変わって「愛をもって彼女を救いたい、医者には何もわかっていないんだ」というのは、心からの気持ちだったのかもしれないと思えてきた。
でも「夫」とではなく、「セラピスト」と24時間一緒にいることの苦痛は考えなかったのか?
わが子が落ちる瞬間を知りながら、愛欲に溺れていたのなら、妻は絶対に自分を許せないと思う。
3人の賢者ならぬ乞食が現れ、自分が死ぬと考えたのだろう。
でも、本当に子が落ちるところを見たのか?本当は落ちたのに気がつかなかったのではないのか?あまりの罪の意識が作りあげた幻覚なのでは…?
よくわからないけど、この監督が鬼才なのは間違いない。
何回か見たら、わかるのか…いやいや、きっと私にはわからないだろう^^;
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アンチクライスト