ＲＥＣ／レック２

パート１観賞後すぐに本作へと馳せ参じましたが、私の期待以上の素晴らしい出来具合に至高のひと時を過ごしました♪

１でゾンビ発生原因が感染系じゃなく、まさかのオカルト系（憑依系）かと予想させるラストからの続きなんですが、続編が陥るマンネリな演出はさすがに踏襲せず、複数のグループが携えるカメラの映像をリレーしたり、予想的中のエクソシスト登場でバラゲロ得意分野への強引な舵切りを果たしたり、私だけを楽しませるために演出してくれたん？？って思わせるオカルト三昧の展開に堪能しました♪ホンマに私用に作ってくれたんでしょう(￣∀￣*)

過去のバラゲロ作品をご覧になられた方ならご存知だと思いますが、この監督の突拍子も無い意外な演出は本作でも惜しみなく披露されてます。感染系からオカルト系への移行やガキゾンビにホヨさんも連想された『マーターズ』風骨皮ゾンビの造形など♪
過去にも『機械じかけ〜』の”シャーロット”の造形、『ネイムレス』の思わず後ずさりしてしまうオチ、原案『サイコシスター』の水から登場する○○、普通の監督なら避けて通りそうなネタやオチを得意満面顔で断行してしまうお茶目さに私は心より心酔しておりますぞよ♪

さて、ラストで描かれたマウスＴＯマウスにより続編はカーペンター的な疑心暗鬼に陥る人々を観れそうな予感がｗ
その間にバラゲロ監督はまたまた進化されるんでしょうねｗ
個人的にこのシリーズ鉄板です♪
バラゲロ監督ありがとう♪
最後に元阪急監督・上田氏のお言葉を拝借します・・・バラゲロええでぇー！ええでぇー！

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任務を完了するまでは絶対に出られない絶望感。
ゾンビは俊敏なので気の抜けない緊迫感。
特殊部隊のヘルメットに小型カメラを装着した事により
観客も闘ってるかのような疑似体験。
手振れカメラは大嫌いだがこの小型カメラはブレても酔わない。
暗視カメラでしか見えないオカルト異次元。
ノンストップで飽きる事もない。
前編も後編も結構ガチ怖い。
とにかく続編をここまでオモロく作り上げたので完璧！

だが、ゾンビ物語じゃなかった・・普通のゾンビで良かったのに？
いや！この意外性は全然有り！
そう言えば最上階にいる「ヤツ」はマーターズに出て来る激痩せキャラに似ている。
前編でゾンビならぬ違和感を感じてはいたが、まさかの正体・・。

低予算でここまで制作できるんだから天才じゃないですかねぇ。

　「1」より工夫があって、映画のつくり的にはより洗練されたように思います。でもカメラマンの「ハァハァ」がちょっと余計で気になります。普段からもっと鍛えたほうが良いんじゃない？
　でもやはり無理にP.O.Vにする必要が無いように思います。P.O.Vにするためにカットを割りにくくなって、カットを切り替えるために、ごまかしでノイズや一瞬カメラがショックでブラックアウトするとか、そういった小手先の小細工がどうも気になって仕方がありません。ちょっとP.O.Vの撮影に振り回されてしまっているように思います。今回はパートタイムでカメラの主観映像を挟むというのでも問題が無いし、逆にそのほうが無理が無いように思います。ちょっと策に溺れ過ぎ。

　しかしその展開、確かに意外ではあるけど「えっ！」というよりは、むしろ「オイオイ」という感じで、「コリャなんでもありだな」と苦笑するしかありません。ちょっと強引過ぎる気がします。ちょっとここでもひいてしまいました。決して悪くない出来なのにこうした細かいマイナスポイントが積み重なって私にはいまひとつでした。前半ほとんど女性が出てこず、華が無いというか色気が無いというのはマイナスポイントには入れてません（笑）

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愛しのアンヘラが犯された、、、、(￣¬￣*)

と、冒頭からいきなりラストのネタバレから入ったのねｗ
だってさ、だってアンヘラに「にゅるっ」って、、、
あ〜ショックやん、ひたすらショックやったやん（￣へ￣；）
え？、お前の感情なんかど〜でもええわ！って？
、、、そんなご無体な（笑）

ごめんなさい、れぶーしますｗ
えっと本作、続編というより後編なので全然違和感がなく同じ空気感なのは嬉しい
ただ一つ大きく変わった点があります、それは映像が垂れ流しではない事です
前作は状況判断が出来ないのと、テレビクルーという立場から
終始録画状態で未編集という設定でしたが、今回はやたら撮影が中断されます
物語の流れ上と立場が違う人間の撮影なんで逆にリアルですが
やたらぶつ切りなのと、そして手ぶれがハンパじゃないです（苦笑）
設定上しょうがないですが、途中何度か窓から遠くの景色を、、、夜で見えんｗ

今回あのアパートで恐怖体験をするのは、神父とＳＷＡＴ隊員４人
そして悪ガキ達３人に前回の生き残り消防隊員と民間人の２人
それぞれが時間差で交わり、真実に辿り着くという流れです
神父からも分かる様に、感染というか原因はなんと悪魔だったんですね〜（笑）
そんなアホなと思う方もいるだろうが、私はオカルト大歓迎なんで問題なし
それも手伝い化物達が一層不気味なものに見えて効果ありでした
今回も状況判断出来ない人間達の意味不明な言動がイラっとします
ちょっとＳＷＡＴ隊員の取り乱し方は度を越えてますが（笑）
そして終盤前回の主役アンヘラが生き残っており合流し
感染元であろう少女メディロス＆血探しが続きます
一人一人脱落しながらもやっとこ隠し部屋を発見します
そうそう、前回でもツッコんだ暗視機能付きカメラは
アンヘラが合流時大事そうに抱えていました、あえてツッコまない（爆）
でも不明な点が一つ、暗視カメラの必要性は理解出来ますが
人の目には見えないのに存在する仕掛けって何？（笑）
誰が施したん？、悪魔？研究してた博士？どっちにしても不明です
で、問題のラスト、、、、悪魔？登場で怪し過ぎる展開オチｗ
ど、どうなっとんねん！って感じですが思い切りには感服しました。（爆）

前回が手持ち＆フェイクものでは特化して面白かったんで心配でしたが
続編の呪縛に囚われる作品が多い中、十分な出来だったと思います
不満を抱く方も多いでしょうが、ただの感染流行ものよりは良かったです♪

そして、勝手に『３』の展開予想しちゃいます（笑）
あれは多分外宇宙生物だな（爆）
だって血が『遊星からの物体Ｘ』ばりに反応したもの♪
んで、なんつっても十字架より踏み付けで勝てそうだから〜。

　REC1があれほど眠かったので全く期待してなかった続編。一緒に借りたので一応観ておくかという感じでＩＮ。1ではホラー連続鑑賞2回目で眠くなったことを考慮し、今回は昼休みに鑑賞したので気力体力とも絶好調 笑
　続編も揺れはするものの、1と違って安定感があるし、制作費が違うのか外側の描写とか、手持ちカメラの視点を幾つか変えたりして、興味をどんどん高める方向へ進めて行く脚本が素晴らしい。暗視スコープとか、転がるカメラとか、電池切れとか、小道具関連の使い方の工夫は文句なしにおもしろさに繋がってる。

（これより一部ネタバレあり）
　悪魔！　リアルなフェイクドキュメンタリーにこれかい！　あの最悪の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い出すが、本作はあんな鑑賞者を嘗めた作りでは終わらない。学生映画レベルとエンタテインメントプロが創り出すものの違いを見せ付けてくれた。思わずＡ−評価を付けたくなった位だ。
　ラストカットを見ると続編がありそうな気配が漂うが、そいつはどうだろう？　3をおもしろく作れるなら完全脱帽だが。。。
　ラストシーンで女に覆いかぶさられてみたい……恐怖に勝るスケベ心がちらり（爆）


※レーティングは、A+,A,A-＞B+,B,B-＞C+,C,C- の9段階。