正義の味方

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オリンピックのせいで、
残念ながら、見ることのできない回があったけど・・・

たぶん、２００８年夏クールでは、
一番、面白かったドラマ。

たかびーな姉と、その姉に従ってしまう妹の、
コント的な、コメディタッチのドラマ。

なんといっても、
志田未来の、虐げられた妹役が、
あまりに、はまり役すぎて、
なんでもやる、
そして、痒いところに手が届くような可愛らしい演技で、
美人ではないけど、とても可愛い彼女のキャラクターを、
１００％引き出したドラマ。

山田優も、ロボット的な美しさを、うまく活かした、
キャスティングの勝利だろう。

一部、父が、有給を全部つかって、
会社をリストラされそうな人たちの再就職先を探すとか、
ありえなさすぎる展開も、わずかながらあるが、
コメディにありがちな、そういう展開は、
ごく少数にとどめられていて、
脚本のうまさも光っている。

日テレ商品の、さりげないＣＭが、
多いのは、少し気にはなるが。。。（笑）
許せる範囲だと思う。

ま、作品としては、軽い感じで、
あまり、深く考える必要はない作品ではあるのだけど・・・

現実問題、この話は、相手が姉なので、
身内だからというのもあるけど、
たとえば、夫からすると、元々、身内ではないわけで、
許せるかという、
結構、大きな課題は、あると思う（笑）

けど、でも、リアリティは、私的には、感じた。

結論のない問題だけど、
志田未来が、なぜ、姉に従ってしまうのか
という問題があって、
そこにリアリティがあると感じるか感じないかが、
この物語への印象に、差が出る気がする。

相手が山田優なら、いいかというと、
いいといってしまいそうになるけど、
そういう問題ではないんだろうね、現実としては（笑）

結局、この姉は、たとえば、
妹に彼氏を追いかけにいかせたり、
少ないながらも、妹を愛している言動を見せるんだよね。

やっぱり、こういう、
愛がある行動をとっているか、
そして、それが伝わっているか
という点が、大事なんだろうね。

テレビ放送を途中からしか見てないので、借りた。神奈川県庁舎が官庁として使われているが、ぴったりだ。山田優と志田未来が姉妹とは少し無理がある。性格的にはぴったりの配役だとは思うが。福田麻由子が妹だとどんなドラマができただろうか。ドタバタの福田麻由子も見てみたい。

山田優ちゃんの男ぽい演技が光ってます。
美人で悪魔な姉役の山田優ちゃんと、僕な妹志田未来ちゃん。
悪魔な時の山田優ちゃんの男ぽい演技が良かった。
走る姿は絶品です。悪役ターミネータ、そっくり。
見終わって、スカッとしました。

気楽に見れますよ。

いや、何が凄いって志田未来の演技力は素晴らしい。
正直言って他の方の演技がかすんでしまうくらい。
昔のギャグ漫画みたいに実際にはそんなリアクションはしないだろうという
かなりのオーバーリアクションなんですが
それが全く白々しく感じません。

ただ、難点は山田優が凄い美人と言う設定ですが
それほど美人とは思えないところくらい…。（ファンの方には申し訳ない。）
演技の方はそれほど悪くないと思いますが…。

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ナイナイナイ、ありえないよ〜
と思いながらも、するすると見やすくて
全巻を続けてみてしまいました。

コメディですが、結局は、姉妹愛のお話で
二人は、いいおねえちゃんであり、いい妹でした。
（結構、ラストはほろっとしてしまいました。）

志田未来ちゃんのシリアスドラマじゃないのは
めずらしかったです。
１万円のお小遣いをもらって彼女がバカ踊りする
シーンは、笑ってしまいました。