フロスト警部　ニューシーズン

個人的には英国のテレビドラマの最高傑作、フロスト警部シリーズ。
過去に三十ぐらいの数の作品がつくられており、
回を追うごとに面白くなってきていました。
元々原作が傑作推理小説なのですが、原作者が多作ではないため、
数作目以後は、テレビ用に書き下ろされていました。
が、これが原作に劣らない面白さ。
昨年制作されたらしき今回の３本をとても楽しみにしていましたが、
この作品については、う〜ん、平均的なサスペンスにとどまっています。
フロストをはじめ個性的で愉快な警察署の面々が年をとってしまっていますが、
外見は変わっても中味は変わらず楽しい。
でも今回はマレット署長の出番も少ないし、もっと警察署内のやりとりやフロスト警部の私生活（特にこれまでは彼の熟年の恋愛がよかったです）を描いて欲しかった。
このシリーズは、そういった事件とは関係のないところでの
フロスト警部をとりまく人間模様が面白しろかったのに。
謎解きも今回は平凡。人気シリーズなので、もっと脚本を練って欲しかった。
まあでも、大ファンとしては、新作でフロスト警部に会えただけで、よしとしましょう。
このシリーズの初期のものは画像が粗いのが欠点ですが、
数年前の作品は画像的によくなっている上、ストーリィも奥深く、
２０００年代前半が、このシリーズの頂点だったのかな。
その頃の作品のレンタルもお願いしたいです。

チョップ、チョップ。
（「急いで、急いで」部下に仕事にかかれと言う時のフロスト警部の口癖。）

原作本から、入りました。[クリスマスのフロスト]
[フロスト日和][夜のフロスト]
夢中で読みました。フロスト警部の人物像が凄い。
ワーカホリックっで、何時寝てるやら？何時お風呂に入っているやら？
ただし、一日中食べていることは確か！

そのうちにAXNミステリーチャンネルに入会して
心おき無く、毎週観れる恩恵に浴する幸運を得ました。
ともかく一作、一作、制作サイドも役者さんも全力投球。
フロスト警部は老骨に鞭打って、アクションだって、こなします。
家庭も無く、仕事だけ。孤独なフロスト警部ですが、難事件の
途切れること無く、試行錯誤しながら、不屈の正義感で、犯人を
逮捕します。
シリーズ作品は、100本位あるのではないかしら？
主役の体力の衰えもあり、シリーズは完結しています。

1番好きな英国ミステリーはフロスト警部シリーズ。
大好きなフロストさんです。

　主役の警部が余りにも老けすぎ。アームチェアー・ディテクティブならこのキャスティングも有得るだろうが、現役の刑事と言うのは、無理が有り過ぎ。
　見ていて息苦しくなって来るほどの耄碌ぶりに、感情移入できなかった。
　このキャスティングの狙いは奈辺にあるのか。それがこのドラマの最大の謎である。

期待していたのに、おいおいとタマげる結果。
TVシリーズなので例の下ネタが×××になるのは予想していましたが、まさかキャラクターまで×××になるとは。
漂う哀愁をシニカルに韜晦する、あのフロストを描かないのになぜこの原作を選んだのだろう？が、このシリーズ最大のミステリーだな、こりゃ。

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　すみません、思い入れたっぷりなんで、作品のレビューに行く前に前置きが長くあります。

大好きな作品がレンタルに来てくれて、もう大満足です！！

　ヘレンミレンの『第一容疑者』や『名探偵モンク』とか、ケーブルテレビで楽しんでた作品のひとつで、放送が終了しちゃったんで契約を打ち切ったぐらい好きな作品でした。

　元々ご存知とは思われますが、『クリスマスのフロスト』や『フオスト日和』って小説で楽しんでいた作品だったんで、ケーブルテレビで放送されてるって知ってその当時購入したてのＨＤレコーダーで録画し、DVD-Rに残して楽しんで・・・

　ちょっと内容が重いんですよね。
人間関係や軋轢とかもあって。
　『渡る世間に・・・』程ではないんですが、そういうのが苦手なもんで、録画して何作品かは観たんですが、後々でいいやって安心しきってたんです。『第一容疑者』も

　でも、DVD-Rが安物の台湾製を使ってしまったので、データが再生できなくなって・・・悲劇でした（泣）

　『第一容疑者』の方はレンタルされてたんで半年ぐらいかけて全部借りれたんですが、『フロスト警部』はレンタルもなく、あきらめてました。

　『モンク』の方も、ビデオテープでは近くのレンタルショップであったんですが、見逃した作品は多くて今後のレンタル開始を期待して待ってる所です（ほぼ諦めてはいますが）

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作品のレビュー

　いきなり帰宅した家の寝室から、見知らぬ男の全裸死体が見つかったり、ワシントン条約に違反した保護動物の密輸絡みで殺人事件が起きたりと、相変わらず物騒なデントン警察なんですが、事件だけでなく居候させてるプレスリーとの女の引き込み騒動とかを絡めて、堅物なだけでない、チョイ悪（？）な色気もまだまだ現役な警部が健在でした！

　（ここはネタバレになります）
ちょっと不審に思えたのが若さ故の浅墓さってのが随所に見られちゃうってか、息子の同級生のマルコが女教師との件をつい漏らしてしまうとか、甘いんじゃないかなぁ？とも思えちゃいました。

　音楽教師のヘイマーシュが、教え子と恋愛関係にあるってのだけど、悪女っぽさを匂わせてるのに、結局は２４歳の浅はかなその場しのぎの嘘で乗り切ろうとする点とか、フロスト警部の相手としては役不足？
　まぁ、フロスト警部は明智小五郎とかではないんで、彼女が黒トカゲになる謂れもないんですが、期待しすぎのこちらの勇み足でしょうかね？

　遺体発見した家族の息子、アダムの友人マルコムとが、鍵の貸し借りの話をするシーンで、ボーイズラブ？さすがイギリス？って勘違いしちゃいました（笑）

　３７話だそうですが、人気の作品なんだし、全作品がレンタルになってくれたら嬉しいんです！

　最後に、イーストバンク高校に、死体で発見された美術教師バートレーの素行を学生らに聴取した後、フロストと同僚がこぼした愚痴、最高です！
　同僚がこぼした愚痴に切り返すフロストの見事さ！
お楽しみください！　是非！お勧めです！！