赤い運命　ＤＶＤ−ＢＯＸ

山口百恵の赤いシリーズはよく知りません。
それがかえって良かったのでしょう。
この作品は面白く観ることができました。
設定は伊勢湾台風のころであるから相当古い話です。
若干違和感はあるものの１巻・２巻は本当に面白い。
しかし最終３巻は無理やり終わらせたという感じです。
話が錯綜し、まるでごった煮状態です。
二人の娘の「運命」を描いていたまでは良かったのですが、話はちょっと次元の違う方向へ向かってしまいます。
これを第３巻だけで片付けようというのには相当無理があるのでは。
でもまあ面白いので一度ご覧下さい。

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山口百恵の方のドラマは観た事がありません。ストーリーも私にとっては初めてでした。

時代背景が重要なカギになるドラマなので、リメイクであっても、時代を移動することができないので、自動車や洋服などがレトロでした。また、それがストーリーの重みを増していたように思います。

内容は、始まりはほぼ個人的な話だと思っていたら、最後には日本の社会・歴史的背景が深く絡んでいて、考えさせられる部分がたくさんありました。そして、その歴史的事実をこのドラマで初めて知る部分がありました。

それにしても、犯罪者の父親をこれほどまでに信じて尽くす、けなげな娘がいるのでしょうか。それが、本当の父親でないとわかっても態度は変わりませんでした。そして、冷酷に接する今までの友人で犯罪者の本当の娘に対しても、いつでも暖かく接している、こんなに優しい人間がいるのでしょうか。ドラマとは言え、その人柄に感動しました。もし、私が同じ立場だったら、こんなに強く優しく生きられるだろうか。こんなことを考えさせられる、そんな意味においても、後世語り継ぎたいドラマであり、リメイクするにふさわしい内容だと思いました。

綾瀬はるかは、どことなく山口百恵の雰囲気が感じられるような人ですね。このドラマだったから、そう感じたのかもしれないですが、、、。友人役の新人俳優は、ちょっとセリフが棒読み調でしたね。

ひとつ気になったのは、玉木宏を友人に譲ったような感じになりましたが、実際の所、誰と結婚したのか、あるいは結婚しなかったのか、最後はっきりしませんでした。そこが少し気になります。山口百恵編では、そこのところ、はっきり見せているのでしょうか。

起伏の激しさは昭和の日本のドラマの象徴化？(笑)
それを現代版にしてみると…意外と無理なく楽しめる。
あの頃のドラマって本当に丁寧に作られていたんだと実感します。

努力家の綾瀬はるかで正解ですね。
山口百恵とは違った魅力で視聴者を魅了します。

しかし、まぁ、これ、実際だったらこの歳になって言われてもなぁ〜って思います。
自分だったら。(笑)

親子ってなだろう？
過去に縛られる、人間ってなんだろう？
人としての永遠の謎についても触れているのかもしれない。

いや、でも、そんなこと抜きで綾瀬はるかが可愛いです。(笑)

綾瀬はるかちゃんファンはもちろん、山口百恵世代じゃなくても
引き込まれると思うけど、　話の展開が長そうだったので最後の一枚だけを借りてみました。恋愛のお話ではなく、戦争時代に生き翻弄された人間の生き様が描かれています。

こー言うドロドロした昼ドラ系は私弱いです・・・
今後の展開が楽しみですが、予想できてしまうところが
昼ドラ系ですね（笑）
綾瀬はるか適役〜
２時間ドラマの帝王船越さんの悪役には驚きましたが
いつもとは違うギャップがいいですね。
今後の展開はいかに・・・