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毛利元就 完全版 / 中村橋之助

毛利元就 完全版 /中村橋之助

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DVD

旧作

解説・ストーリー

97年に放映されたNHK大河ドラマの完全版第1巻。「3本の矢」の逸話で知られ、小国である安芸の国から一代で中国地方の大国を築いた武将・毛利元就。知謀策謀に長けた彼を、苦労人で家族思いという等身大の人物像で描く。第1話から第3話までを収録。

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「毛利元就 完全版」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

97年に放映されたNHK大河ドラマの完全版第1巻。「3本の矢」の逸話で知られ、小国である安芸の国から一代で中国地方の大国を築いた武将・毛利元就。知謀策謀に長けた彼を、苦労人で家族思いという等身大の人物像で描く。第1話から第3話までを収録。

「毛利元就 完全版」 の作品情報

作品情報

製作年:

1997年

製作国:

日本

「毛利元就 完全版」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

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CD

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1〜 5件 / 全23件

弱小毛利家の置かれた微妙な立場と両親との死別 ネタバレ

投稿日:2006/06/04 レビュアー:RUSH

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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第1話「妻たちの言い分」、第2話「若君ご乱心」、第3話「城主失格」を収録している。第1話は今とは違って力が入っていたのか1時間半という通常の2話分となっている。主役毛利元就を演じるのは歌舞伎役者である中村橋之助。ただしドラマのストーリー上、第6話まで登場しない。元就の幼少期を岩渕幸弘、少年期をV6の森田剛が演じている。最近のものとは違い、当時の大河は主役の役者が登場するまでに結構時間がかかっていた。つまりそれでも視聴率はとれたということにほかならない。最近は主役の役者を最初から登場させても視聴率がとれない。内容も薄っぺらで脚本がまったくといってつまらないものが多くなっている。この作品の脚本は内舘牧子が担当しているが、首をかしげるシーンもちょこちょこあるが時におもしろくコミカルに時にはシリアスに元就の生涯をうまくまとめきっている。

元就がまだ松寿丸と呼ばれていた頃の毛利家は安芸の国にあまたある武家の内の一つでしかなかった。周りを敵に囲まれ周囲に気を配りながらお家の存続、安寧に励んでいた。しかし、その苦労たるや第1話を見ただけでその実情がわかるようになっている。安芸の国での毛利家の立場(四面楚歌状態)、家中での権力争い(桂氏と井上氏)、大内家と尼子家に挟まれ板挟み状態の毛利家の苦悩、正室と側室(祥の方vs杉の方)・側室と側室(杉の方vs相合の方)の争いと当時の君主である弘元に気が休まる日はなかった。この元就の父親である弘元は八方美人タイプで誰にでも好かれようとし、争いを起こすのが嫌いなタイプの人間らしくどう見ても武将の器ではないのがすぐにわかる。それを西郷輝彦はなかなかうまく演じていたと思う。また正室、祥の方の優しさを竹下景子が、プライドが高く楽天的でブランド志向な杉の方を松坂慶子がうまく演じていた。

今巻では元就の幼少期・少年期を中心に両親と松寿丸の関係と両親との死別による松寿丸の変化、杉の方と松寿丸の関係の変化、毛利家の微妙な立場と安芸の国を取り囲む大内家と尼子家の思惑、家中権力闘争がじっくりと描かれていく。当時の毛利家が置かれていた安芸の国の状況や弘元の苦悩、幼くして猿掛城の城主になり井上(片岡鶴太郎)に言いように利用される松寿丸の様子を見逃さないでほしい。

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よく生き、よく死に・・いよいよ元就は天に召されるのでした・・ ネタバレ

投稿日:2006/08/06 レビュアー:RUSH

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【第48話 輝元参上!】毛利軍が出雲に攻め込み既に2年と半年が過ぎようとしていた。毛利軍は尼子軍を兵糧攻めへと追い込んでいた。幸鶴丸は元服し輝元と名乗り、この戦に参陣する。元就は赤川を使い尼子を調略し始める。輝元は手柄を挙げようと先走りピンチに陥ってしまう・・。

【第49話 淋しき覇者】出雲を攻め始めて早4年近く。元就の調略は準備が整いつつあった。後は最後の仕上げだけとなっていた。その仕上げを小三太に託すのだが・・。

【第50話 よく生き、よく死に】尼子義久の降伏により毛利家は中国全土を支配下に収めることに成功した。これにより毛利は中国最大の戦国大名となり他国にも知られるようになる。側室小夜との間に子が出来た。元就71歳の快挙!。しかし、その元就にも寿命が迫っていたのだった・・。

中国制覇からその死までを描いている。元就という武将は典型的な大器晩成型の武将であるが、僕がこの武将が好きな理由は幾つかあるが、その最大の理由は天下統一を目指していなかった所にある。これは同じく戦国武将である上杉謙信も同様で同じように好きな武将なのであるが、安芸の国の平定のみを目指していた元就がいつしか時代と共に世代交代によってその目的はもっと大きなものとなってしまった。それは3人の素晴らしい息子達に恵まれたことがその要因で中国を制覇しても息子達にこれ以上毛利を大きくしてはならぬと教え説いているところからもその姿勢が伺える。最後は調略によって毛利家を大きくしてきた元就が天国に行けるのかはたまた地獄に真っ逆さまなのか夢幻の中での演出で幕を閉じるのだが、調略は立派な戦略。人間の性格を見抜く力に卓越していたからこそ出来る技。自分もそうありたいものだ。

このドラマは元就の一生を描いているが、彼を取り巻く女たちもまた主役であったといっても過言ではない。個性的な女性たちがたくさん出てくる。華やかな杉、気が強く元就の愚痴の聞き役であった美伊、吉川と毛利の間で揺れた藤野、長女可愛、いつでも冷静な隆元の妻寿、ブスでも明るさを失わない美々などなど挙げれば切りがない。元就の成功は彼女たちがいなければ成し遂げられていなかったはず。実際ドラマ通りであったかはわからないが男というものは女なしでは何も出来ない人種なのかもしれない等と考えさせられる(笑)。ここ10年の大河ドラマの中で一番の出来映えだろう。

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厳島合戦に決着がつく!毛利家は中国地方の半分を手に入れる! ネタバレ

投稿日:2006/07/30 レビュアー:RUSH

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【第40話 嵐こそ好機】厳島に毛利家、大内家が揃いにらみ合いが続いていた。村上水軍は両家から援軍要請がありどちらにつくか迷っていた。村上水軍がついたほうが有利となるのは明白だったのだ。次郎はどちらにつくのか・・?

【第41話 奇襲厳島】嵐を利用して元就は厳島にいる陶軍に奇襲を仕掛けようとするが家臣はそれを止めるのだが・・。厳島合戦はクライマックスを迎える!

【第42話 最後の女】元就と隆元の確執が表面化し、隆元派と元就派に分列する危険性をはらんでいた。父の元気のなさを心配した三男、隆景は妙を側室にしようとするのだが・・?大内氏は滅亡し、尼子家の内部では元就の調略は尾を引いており、弱体化の傾向が見て取れるようになる。

【第43話 三子教訓状】大内家を滅亡させた毛利家では増えた領地の分配でもめにもめていた。兄弟間で喧嘩が絶えず、元就は妙と気をもむ。兄弟間のいがみ合いはエスカレートし、収拾がつかなくなっていく。そして隆元、元春、隆景、可愛(えの)は偶然?に山口にいる元就を訪ねることになり、一同集まったのだが・・。そして人生最後の仕事が終わった藤野は安らかに眠るようにこの世を去る。

今巻の見所は当然厳島合戦だろう。毛利家が中国地方の覇権を握るきっかけとなった戦のクライマックスが描かれるからだ。村上水軍を率いる次郎の行動、次郎を補佐し続けた加芽の最期、元就の命がけの決戦、晴賢と次郎の一騎打ち(史実かどうかは不明)と見所はたくさんある。その中でも見所は加芽の最期と次郎vs晴賢だ。加芽の最期は涙を誘い、次郎vs晴賢ではジリジリとした緊迫感を味わえる。元就は勝てるはずのない戦を織田信長が今川義元に勝った桶狭間の戦いの如き奇襲攻撃で勝利を得る。しかし、この勝利には元就の非凡な数々の調略の結果によるもので隆元はその調略に嫌気がさしそれが元で父親である元就との溝を深めていってしまう。それが今巻では最高潮に達し殴り合いにまで発展する。この後、毛利家は尼子と決着を付けることになるが、毛利家内部の問題、特に隆元と元就の確執が大きな不安材料となる。元就は59歳にして最後の側室を設ける。それが妙だ。彼女とのエピソードは笑いが絶えないので毛利家の今後に暗い影がさす中に一筋の光明となっている。

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元就の浮気その後から時代は次世代へ!毛利vs尼子!毛利絶体絶命! ネタバレ

投稿日:2006/07/08 レビュアー:RUSH

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【第20話 隠し女】毛利家は他の国人領主とは違って尼子ではなく大内についた。尼子についたかと思えば大内につく。その時々の情勢を睨み的確な判断をしていく元就。そんな元就も加芽にぞっこんで毎日加芽の館に入り浸りとなる。そんな夫を見てさすがの美伊も夫の浮気に気がつく。元就は悩んだあげく加芽に側室になるよう頼むのだが・・。

【第21話 百万一心】大内義興が死に後ろ盾を失った毛利家。雪の方の実家である高橋家は内乱の真っ最中。高橋家を攻めるよう雪の方は郡山城を後にするという行動で元就に示す。雪の方は京に上ると元就にいっておきながら実のところ高橋家にもどるのだった。そして元就は高橋家滅亡を決意する。

【第22話 三本の矢】高橋家を滅亡させた元就は他の国人領主達から警戒され始める。元就は尼子詮久と兄弟のちぎりを結ぶ。この時初めて詮久と対面し今後両者の対決を予想させる。元就は尼子が攻めてきた時の対策として長女可愛を好敵手宍戸家へ政略結婚させようと単身宍戸家へ乗り込み合意を取り付ける。一方尼子経久は詮久に家督を譲り、大内も毛利を信用出来ないようで長男千代寿丸を人質に出すよう強要される。そして元就は男兄弟3人を集め「三本の矢」の教訓を伝授する。

【第23話 尼子襲来】大内家で人質となった千代寿丸は元服し隆元となった。長らく大内義興に使えてきた陶興房は死に絶える。そんな折、尼子詮久は新宮党を使って毛利家の郡山城を攻めさせるが宍戸氏の活躍で敗退し、これに激怒した詮久が2万の軍勢で郡山城を攻め、毛利家は今や絶体絶命に陥っていた。

今巻の主なイベントとしては「大内義興の死」「雪の方の行動」「三本の矢の教訓伝授」「陶興房の死」「尼子vs毛利」が挙げられる。この中で一番有名なのは「三本の矢」であろう。一本の矢では折れるが3本の矢では折れないように兄弟力を合わせるのだという教えを男3兄弟、千代寿丸(隆元)、松寿丸(元春)、徳寿丸(隆景)に伝授するシーンはあまりにも有名だ。また長女、可愛の結婚そして尼子に攻められ様子を見に行った元就と可愛の再会シーンは涙を誘う。そして尼子の攻めにその能力の限りを尽くして対応する元就の姿はとても印象に残る。圧倒的な兵力の差がある尼子と毛利。この絶体絶命状態を元就がどう切り抜けるかは次巻の見所となる。元就の力が徐々に発揮され始め毛利家は大きくなっていく。

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松寿丸の成長過程と大内・尼子に振り回される毛利家のピンチを描く ネタバレ

投稿日:2006/06/04 レビュアー:RUSH

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第4話「女の器量」、第5話「謀略の城」、第6話「恋ごころ」、第7話「われ敵前逃亡す」を収録している。今巻の見所は松寿丸の成長過程と大内家と尼子家の思惑に翻弄されピンチに陥る毛利家が描かれる所だろう。今巻の第6話よりいよいよ主役である中村橋之助が登場する。また兄である興元を当時売り出し中であった渡部篤郎が演じている。

松寿丸(森田剛)は井上(片岡鶴太郎)にいいように利用され城から追い出されてしまう。また杉の方も井上を振ったことから城から追い出され松寿丸との奇妙な生活が始まるのだが、敬遠の仲であったこの二人の気持ちが変化していく。大内氏(細川俊之)に幸千代丸の元服を利用して京上洛を強要され、毛利家当主である元就の兄、興元(幸千代丸)は祖父である福原を共にし大内氏と一緒に上洛する。一方、大内氏に同じように上洛を要請された尼子氏(緒形拳)は安芸の国の武田氏を利用し瀬戸内への進出をたくらんでいた。毛利家はそのとばっちりをもろに受けることとなってしまう。君主のいない郡山城では松寿丸を筆頭に井上、桂、渡辺、志道が留守を預かっていた。その時、尼子と同盟した武田氏の偵察隊が郡山城にやってくるのだが、杉の方と松寿丸の活躍で見事に追い返すことが出来た。松寿丸の才能が初めて光った瞬間であった。このシーンの杉の方と松寿丸の関係の変化を見逃してはいけない。孤独に苛まれ愛に飢えていた松寿丸、そしてそれに気がついた杉の方の心境の変化はうまく描かれていたように思う。

京での戦は熾烈を極め、京の街は大混乱を喫し、市民達は京を出て逃げざるを得なくなっていく。このいわば難民たちが毛利家に止まることになり、松寿丸は初恋に落ちる。そして松寿丸は元服し元就となる。そしてしばらくして兄、興元が京から何の連絡もなしに突然帰国する。久しぶりに見る兄は驚くべき変貌を遂げており、兄を見た元就は驚愕する。興元は大内氏の許可なしに京から逃げ帰ってきたのだ。そのことを元就に打ち明けるシーンは今でも記憶に残っている程渡部篤郎の演技は素晴らしいので見逃さないで欲しい(渡部の顔が鼻水だらけになってちょっときたないけど(^^ゞ)。また、尼子派であった桂(草刈正雄)と尼子氏の密会シーンでの緒形・草刈の演技も見逃せない。大内氏の毛利家成敗が決定的となった今、大ピンチに陥った毛利家の取る道や如何に・・。

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弱小毛利家の置かれた微妙な立場と両親との死別

投稿日

2006/06/04

レビュアー

RUSH

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第1話「妻たちの言い分」、第2話「若君ご乱心」、第3話「城主失格」を収録している。第1話は今とは違って力が入っていたのか1時間半という通常の2話分となっている。主役毛利元就を演じるのは歌舞伎役者である中村橋之助。ただしドラマのストーリー上、第6話まで登場しない。元就の幼少期を岩渕幸弘、少年期をV6の森田剛が演じている。最近のものとは違い、当時の大河は主役の役者が登場するまでに結構時間がかかっていた。つまりそれでも視聴率はとれたということにほかならない。最近は主役の役者を最初から登場させても視聴率がとれない。内容も薄っぺらで脚本がまったくといってつまらないものが多くなっている。この作品の脚本は内舘牧子が担当しているが、首をかしげるシーンもちょこちょこあるが時におもしろくコミカルに時にはシリアスに元就の生涯をうまくまとめきっている。

元就がまだ松寿丸と呼ばれていた頃の毛利家は安芸の国にあまたある武家の内の一つでしかなかった。周りを敵に囲まれ周囲に気を配りながらお家の存続、安寧に励んでいた。しかし、その苦労たるや第1話を見ただけでその実情がわかるようになっている。安芸の国での毛利家の立場(四面楚歌状態)、家中での権力争い(桂氏と井上氏)、大内家と尼子家に挟まれ板挟み状態の毛利家の苦悩、正室と側室(祥の方vs杉の方)・側室と側室(杉の方vs相合の方)の争いと当時の君主である弘元に気が休まる日はなかった。この元就の父親である弘元は八方美人タイプで誰にでも好かれようとし、争いを起こすのが嫌いなタイプの人間らしくどう見ても武将の器ではないのがすぐにわかる。それを西郷輝彦はなかなかうまく演じていたと思う。また正室、祥の方の優しさを竹下景子が、プライドが高く楽天的でブランド志向な杉の方を松坂慶子がうまく演じていた。

今巻では元就の幼少期・少年期を中心に両親と松寿丸の関係と両親との死別による松寿丸の変化、杉の方と松寿丸の関係の変化、毛利家の微妙な立場と安芸の国を取り囲む大内家と尼子家の思惑、家中権力闘争がじっくりと描かれていく。当時の毛利家が置かれていた安芸の国の状況や弘元の苦悩、幼くして猿掛城の城主になり井上(片岡鶴太郎)に言いように利用される松寿丸の様子を見逃さないでほしい。

よく生き、よく死に・・いよいよ元就は天に召されるのでした・・

投稿日

2006/08/06

レビュアー

RUSH

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【第48話 輝元参上!】毛利軍が出雲に攻め込み既に2年と半年が過ぎようとしていた。毛利軍は尼子軍を兵糧攻めへと追い込んでいた。幸鶴丸は元服し輝元と名乗り、この戦に参陣する。元就は赤川を使い尼子を調略し始める。輝元は手柄を挙げようと先走りピンチに陥ってしまう・・。

【第49話 淋しき覇者】出雲を攻め始めて早4年近く。元就の調略は準備が整いつつあった。後は最後の仕上げだけとなっていた。その仕上げを小三太に託すのだが・・。

【第50話 よく生き、よく死に】尼子義久の降伏により毛利家は中国全土を支配下に収めることに成功した。これにより毛利は中国最大の戦国大名となり他国にも知られるようになる。側室小夜との間に子が出来た。元就71歳の快挙!。しかし、その元就にも寿命が迫っていたのだった・・。

中国制覇からその死までを描いている。元就という武将は典型的な大器晩成型の武将であるが、僕がこの武将が好きな理由は幾つかあるが、その最大の理由は天下統一を目指していなかった所にある。これは同じく戦国武将である上杉謙信も同様で同じように好きな武将なのであるが、安芸の国の平定のみを目指していた元就がいつしか時代と共に世代交代によってその目的はもっと大きなものとなってしまった。それは3人の素晴らしい息子達に恵まれたことがその要因で中国を制覇しても息子達にこれ以上毛利を大きくしてはならぬと教え説いているところからもその姿勢が伺える。最後は調略によって毛利家を大きくしてきた元就が天国に行けるのかはたまた地獄に真っ逆さまなのか夢幻の中での演出で幕を閉じるのだが、調略は立派な戦略。人間の性格を見抜く力に卓越していたからこそ出来る技。自分もそうありたいものだ。

このドラマは元就の一生を描いているが、彼を取り巻く女たちもまた主役であったといっても過言ではない。個性的な女性たちがたくさん出てくる。華やかな杉、気が強く元就の愚痴の聞き役であった美伊、吉川と毛利の間で揺れた藤野、長女可愛、いつでも冷静な隆元の妻寿、ブスでも明るさを失わない美々などなど挙げれば切りがない。元就の成功は彼女たちがいなければ成し遂げられていなかったはず。実際ドラマ通りであったかはわからないが男というものは女なしでは何も出来ない人種なのかもしれない等と考えさせられる(笑)。ここ10年の大河ドラマの中で一番の出来映えだろう。

厳島合戦に決着がつく!毛利家は中国地方の半分を手に入れる!

投稿日

2006/07/30

レビュアー

RUSH

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【第40話 嵐こそ好機】厳島に毛利家、大内家が揃いにらみ合いが続いていた。村上水軍は両家から援軍要請がありどちらにつくか迷っていた。村上水軍がついたほうが有利となるのは明白だったのだ。次郎はどちらにつくのか・・?

【第41話 奇襲厳島】嵐を利用して元就は厳島にいる陶軍に奇襲を仕掛けようとするが家臣はそれを止めるのだが・・。厳島合戦はクライマックスを迎える!

【第42話 最後の女】元就と隆元の確執が表面化し、隆元派と元就派に分列する危険性をはらんでいた。父の元気のなさを心配した三男、隆景は妙を側室にしようとするのだが・・?大内氏は滅亡し、尼子家の内部では元就の調略は尾を引いており、弱体化の傾向が見て取れるようになる。

【第43話 三子教訓状】大内家を滅亡させた毛利家では増えた領地の分配でもめにもめていた。兄弟間で喧嘩が絶えず、元就は妙と気をもむ。兄弟間のいがみ合いはエスカレートし、収拾がつかなくなっていく。そして隆元、元春、隆景、可愛(えの)は偶然?に山口にいる元就を訪ねることになり、一同集まったのだが・・。そして人生最後の仕事が終わった藤野は安らかに眠るようにこの世を去る。

今巻の見所は当然厳島合戦だろう。毛利家が中国地方の覇権を握るきっかけとなった戦のクライマックスが描かれるからだ。村上水軍を率いる次郎の行動、次郎を補佐し続けた加芽の最期、元就の命がけの決戦、晴賢と次郎の一騎打ち(史実かどうかは不明)と見所はたくさんある。その中でも見所は加芽の最期と次郎vs晴賢だ。加芽の最期は涙を誘い、次郎vs晴賢ではジリジリとした緊迫感を味わえる。元就は勝てるはずのない戦を織田信長が今川義元に勝った桶狭間の戦いの如き奇襲攻撃で勝利を得る。しかし、この勝利には元就の非凡な数々の調略の結果によるもので隆元はその調略に嫌気がさしそれが元で父親である元就との溝を深めていってしまう。それが今巻では最高潮に達し殴り合いにまで発展する。この後、毛利家は尼子と決着を付けることになるが、毛利家内部の問題、特に隆元と元就の確執が大きな不安材料となる。元就は59歳にして最後の側室を設ける。それが妙だ。彼女とのエピソードは笑いが絶えないので毛利家の今後に暗い影がさす中に一筋の光明となっている。

元就の浮気その後から時代は次世代へ!毛利vs尼子!毛利絶体絶命!

投稿日

2006/07/08

レビュアー

RUSH

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【第20話 隠し女】毛利家は他の国人領主とは違って尼子ではなく大内についた。尼子についたかと思えば大内につく。その時々の情勢を睨み的確な判断をしていく元就。そんな元就も加芽にぞっこんで毎日加芽の館に入り浸りとなる。そんな夫を見てさすがの美伊も夫の浮気に気がつく。元就は悩んだあげく加芽に側室になるよう頼むのだが・・。

【第21話 百万一心】大内義興が死に後ろ盾を失った毛利家。雪の方の実家である高橋家は内乱の真っ最中。高橋家を攻めるよう雪の方は郡山城を後にするという行動で元就に示す。雪の方は京に上ると元就にいっておきながら実のところ高橋家にもどるのだった。そして元就は高橋家滅亡を決意する。

【第22話 三本の矢】高橋家を滅亡させた元就は他の国人領主達から警戒され始める。元就は尼子詮久と兄弟のちぎりを結ぶ。この時初めて詮久と対面し今後両者の対決を予想させる。元就は尼子が攻めてきた時の対策として長女可愛を好敵手宍戸家へ政略結婚させようと単身宍戸家へ乗り込み合意を取り付ける。一方尼子経久は詮久に家督を譲り、大内も毛利を信用出来ないようで長男千代寿丸を人質に出すよう強要される。そして元就は男兄弟3人を集め「三本の矢」の教訓を伝授する。

【第23話 尼子襲来】大内家で人質となった千代寿丸は元服し隆元となった。長らく大内義興に使えてきた陶興房は死に絶える。そんな折、尼子詮久は新宮党を使って毛利家の郡山城を攻めさせるが宍戸氏の活躍で敗退し、これに激怒した詮久が2万の軍勢で郡山城を攻め、毛利家は今や絶体絶命に陥っていた。

今巻の主なイベントとしては「大内義興の死」「雪の方の行動」「三本の矢の教訓伝授」「陶興房の死」「尼子vs毛利」が挙げられる。この中で一番有名なのは「三本の矢」であろう。一本の矢では折れるが3本の矢では折れないように兄弟力を合わせるのだという教えを男3兄弟、千代寿丸(隆元)、松寿丸(元春)、徳寿丸(隆景)に伝授するシーンはあまりにも有名だ。また長女、可愛の結婚そして尼子に攻められ様子を見に行った元就と可愛の再会シーンは涙を誘う。そして尼子の攻めにその能力の限りを尽くして対応する元就の姿はとても印象に残る。圧倒的な兵力の差がある尼子と毛利。この絶体絶命状態を元就がどう切り抜けるかは次巻の見所となる。元就の力が徐々に発揮され始め毛利家は大きくなっていく。

松寿丸の成長過程と大内・尼子に振り回される毛利家のピンチを描く

投稿日

2006/06/04

レビュアー

RUSH

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第4話「女の器量」、第5話「謀略の城」、第6話「恋ごころ」、第7話「われ敵前逃亡す」を収録している。今巻の見所は松寿丸の成長過程と大内家と尼子家の思惑に翻弄されピンチに陥る毛利家が描かれる所だろう。今巻の第6話よりいよいよ主役である中村橋之助が登場する。また兄である興元を当時売り出し中であった渡部篤郎が演じている。

松寿丸(森田剛)は井上(片岡鶴太郎)にいいように利用され城から追い出されてしまう。また杉の方も井上を振ったことから城から追い出され松寿丸との奇妙な生活が始まるのだが、敬遠の仲であったこの二人の気持ちが変化していく。大内氏(細川俊之)に幸千代丸の元服を利用して京上洛を強要され、毛利家当主である元就の兄、興元(幸千代丸)は祖父である福原を共にし大内氏と一緒に上洛する。一方、大内氏に同じように上洛を要請された尼子氏(緒形拳)は安芸の国の武田氏を利用し瀬戸内への進出をたくらんでいた。毛利家はそのとばっちりをもろに受けることとなってしまう。君主のいない郡山城では松寿丸を筆頭に井上、桂、渡辺、志道が留守を預かっていた。その時、尼子と同盟した武田氏の偵察隊が郡山城にやってくるのだが、杉の方と松寿丸の活躍で見事に追い返すことが出来た。松寿丸の才能が初めて光った瞬間であった。このシーンの杉の方と松寿丸の関係の変化を見逃してはいけない。孤独に苛まれ愛に飢えていた松寿丸、そしてそれに気がついた杉の方の心境の変化はうまく描かれていたように思う。

京での戦は熾烈を極め、京の街は大混乱を喫し、市民達は京を出て逃げざるを得なくなっていく。このいわば難民たちが毛利家に止まることになり、松寿丸は初恋に落ちる。そして松寿丸は元服し元就となる。そしてしばらくして兄、興元が京から何の連絡もなしに突然帰国する。久しぶりに見る兄は驚くべき変貌を遂げており、兄を見た元就は驚愕する。興元は大内氏の許可なしに京から逃げ帰ってきたのだ。そのことを元就に打ち明けるシーンは今でも記憶に残っている程渡部篤郎の演技は素晴らしいので見逃さないで欲しい(渡部の顔が鼻水だらけになってちょっときたないけど(^^ゞ)。また、尼子派であった桂(草刈正雄)と尼子氏の密会シーンでの緒形・草刈の演技も見逃せない。大内氏の毛利家成敗が決定的となった今、大ピンチに陥った毛利家の取る道や如何に・・。

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