ギャング・オブ・ニューヨーク / レオナルド・ディカプリオ
ギャング・オブ・ニューヨーク
/マーティン・スコセッシ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(109 )
解説・ストーリー
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。
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「ギャング・オブ・ニューヨーク」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」 の作品情報
「ギャング・オブ・ニューヨーク」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ギャング・オブ・ニューヨークの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
168分
日本語・英語・日本語吹替え用
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
DZ9107
2003年07月25日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
10枚
0人
1人
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ギャング・オブ・ニューヨークの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
168分
日本語・英語・日本語吹替え用
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
DZ9107
2003年07月25日
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ユーザーレビュー:109件
ダニエル・ディ・ルイスの存在感
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「アメリカン・ギャングスター」が近々公開されるからでしょうか?本作や、「スカーフェイス」などギャング抗争ものが流行っていますね。 「この復讐が終われば、愛だけに生きると誓う」というキャッチ・コピーですが、そんな恋愛ものは、付けたしであって、ディカプリオとダニエル・ディ・ルイスとの血で血を洗う抗争が主題です。 開拓先住民と、新興アイルランド移民者との民族抗争を背景にした壮大な歴史物語でもあり、スコセッシ監督ならではの作品です。 物語は、主人公の属する地下組織から出て、地上の光を浴びるまでの圧迫感を与えて、それを開放させるようなオープニングで、終始緊張感が漂います。 1846年、NY。アメリカ生まれの住人ネイティブスとアイルランド移民の組織デッド・ラビッツが対立し、両組織の壮大な抗争の中で、神父でラビッツのボスが、敵のボス、ビリー(ダニエル・ディ・ルイス)に殺される。殺された神父の幼い息子(ディカプリオ)は、復讐のために、素性を隠してビリーの組織に潜り込む。 常に続く緊張感、あれほどまでに、残虐なビリーに何故か魅力を感じてしまうのは、彼の演技力なのでしょうか? 立派なコールマン髭を蓄え、独特の語り口で人々をまとめるカリスマ性とユーモアをも兼ね備えた実力者は、存在感があります。 以前に観たときは、組織対組織の対立のクライマックスが、観る者の期待を裏切る結末に、何とも煮えきらない気持ちになりましたが、改めて観てみると、大きな時代の流れの中では、個人なんてちっぽけなものであり、どうすることの出来ない不可抗力みたいなものを感じました。 どんなにその時は、繁栄しても、時代の流れの波に逆らうことは出来ず、ビリーも然り、過ぎ行く時代の一部で、新しい時代の到来を感じながらも、彼の主義を貫き通していく姿がいたたまれなく、「ナイフの血は消えない」とした、これこそがアメリカというという国家の歴史なのだと言っているのではないでしょうか? 失われし魂の物語としてみると、あのラストが納得のいくようになりました。 ディカプリオもアイドル的存在から脱却出来たほどの演技力です。
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人間の抱く葛藤すべてが歴史に飲み込まれていく
投稿日:2005/01/29
レビュアー:ケチケチ
「この復讐が終われば、愛だけに生きると誓う。」という映画のキャッチコピーですが、配給会社の的を射ないキャッチです。映画が描いているのは父と子の関係ですし、終始復讐に燃える主人公を描いた映画でもありません。 アメリカの歴史について予備知識がないと難解な映画です。イギリス系vsアイルランド系という対立が、プロテスタントvsカトリックという宗教対立であることを最低限理解しないと、映画の中に描かれる擬似的な親子関係の葛藤も民衆の対立も理解できません。 主人公アムステルダム(これもNYの古い呼び名)が、少年院から出所して聖書を捨てますが、プロテスタントの牧師による祝福を拒否し、カトリック教徒としての対立を暗示するものだと思います。この段階では復讐心に燃えることもなく、生きるために敵であるビルに近づきます。またビルも、自らが殺した神父の息子だと薄々感づきながらも、息子のような感覚に捕らわれて彼を自分の側に置いています。そういった視点で見ると、実父の敵と憎悪の火種を持ちながらもビルに父親像を見、身を挺して命を救ってしまうアムステルダムの葛藤にも共感できますし、密告によって明らかにされてしまったアムステルダムの正体を、組織のボスとして放置できない、公と私の間で揺れるビルの感情にも共感できます。ビルは出来るものならばアムステルダムから復讐心が消えていることを願っていたはずです。 ジェニーとアムステルダムの恋も描かれてはいますが、親子の関係を描くための女性の扱いでしかありません。エディプスコンプレックスによる殺意の目覚め、彼女の危険を見せつけてアムステルダムの復讐心の有無を確認しようとするビル、女性との愛よりも親子関係の決着に重きを見いだして対決に向かうアムステルダムなど、彼女を取り巻くエピソードによって擬似的な親子の心情が描かれています。 父と子、公と私、宗教、人種など、それらすべての葛藤を飲み込んでしまう、歴史に対する虚しさを訴えるクライマックスだと思います。宗教対立も徴兵暴動も9.11テロも同レベルとして、剃刀に付いた血のように、アメリカに染みついた血が消えないという事実を突きつける映画だと思います。 予備知識を持って見れば何とか理解はできますが、感情の機微に共感するには日本人にとっては難解すぎると映画だと思います。5段階評価は、2。
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難解
「アビエーター」を観に行く前にもう1度観ようと思ってレンタルしてみたが、届いたその日にテレビでオンエアされていたのは、ちょっと悔しかった。 非常に難解。レオナルド・ディカプリオとキャメロン・ディアスの恋愛ものみたいな宣伝をされてしまったが、これは恋愛ものではないし、「タイタニック」のようにわかりやすい映画でもない。イギリス系移民とアイルランド系移民(すなわちプロテスタントとカトリック)の対立の映画であることを、最低限知っていないと。(ケチケチさんが詳しく書いてくださっています。) アカデミー賞で、レオではなくダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞にノミネートされて、「えっ?主役はレオじゃなかったの?」と思った人も多いと思うが、私もそのひとり。でも、この映画は父と子(擬似的な関係だが)の話であることを念頭に置いて観ると、それも納得できた。 アムステルダム(レオ)は父の復讐のためにビル(ダニエル・デイ・ルイス)に近づくが、彼の愛人であったジェニーを愛してしまった自分、また劇場で暗殺されかかったビルを助けてしまった自分に戸惑う。一方、ビルは早い段階でアムステルダムがバロン神父の息子であることに気づいていたように思える。それは、ビルが I'd never had a son. と過去完了で言っていることから想像できる。(つまり、今までは息子はいなかったが、今は息子のような存在のおまえがいると)また、アムステルダムがバロン神父の息子であることを密告してきた若者に対して、理不尽な怒りを爆発させ、ジェニーをナイフ投げの標的にすることで、アムステルダムを挑発している。アムステルデムが今では自分を父のように思っていることを願いながら。 結局はネイティブス対デッドラビッツの抗争の中で、二人は対決せざるを得なくなるが、その対決は復讐というほど激しいものではなく、またビルはアムステルダムに殺されることを受け入れているようでもあった。 911のテロの影響でこの映画の編集が遅れ、公開が1年遅れたと聞いたが、911後ツインタワーのカットを削除した映画も多かった中、この映画ではちゃんとツインタワーが写っていた。この映画で描かれた人種間の抗争も、テロも、ニューヨークの歴史の一部ということなのだろう。
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いったい主役は誰??
投稿日:2004/04/28
レビュアー:RUSH
前評判は非常に高かった作品。観賞後の感想は「期待はずれ」。いったい主役は誰なんだ?間違いなくディカプリオのはず・・・でも私にはダニエル・デイ=ルイスが主役にしか見えなかった。彼の演技のおかげで救われました。お金がかかっている割には訴えてくる物が私にはなかったです。たぶん私があほなのでしょう。期待していただけに残念でした(ToT)。
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19世紀、ニューヨーク
投稿日:2004/11/10
レビュアー:iuiu
19世紀のNYの街の感じは「スリーピー・ホロウ」にも登場していたものと似ていて、その後地上でもっとも繁栄する大都会が百〜150年ほど前はあんな感じだったのかとわかって興味深い。 ディカプリオは顔で損してるんじゃないかと思った。演技力のある俳優だということを、見始めてしばらくたつまで思い出せないからだ。ダニエル・デイ・ルイスが「17年後」初めて画面に登場したとき、藤岡弘に似てると思った。藤岡氏ファンの私はその瞬間からどんどん入って行けた。(笑) 一大叙事詩と謳うだけあって、ディカプリオがコドモコドモしている時代から一人前の男になるまでを丁寧に追っている。2時間45分超という時間も苦にならなかった。中盤の転機にも違和感がなかった。 リンカーンの大統領当選、奴隷解放、南北戦争、劇中劇「アンクル・トムの小屋」、徴兵制、市民暴動…、決して『昔の出来事』でも『対岸の火事』でもない。 映像特典はとくになし。
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ユーザーレビュー
ダニエル・ディ・ルイスの存在感
投稿日
2008/01/21
レビュアー
ミルクチョコ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「アメリカン・ギャングスター」が近々公開されるからでしょうか?本作や、「スカーフェイス」などギャング抗争ものが流行っていますね。 「この復讐が終われば、愛だけに生きると誓う」というキャッチ・コピーですが、そんな恋愛ものは、付けたしであって、ディカプリオとダニエル・ディ・ルイスとの血で血を洗う抗争が主題です。 開拓先住民と、新興アイルランド移民者との民族抗争を背景にした壮大な歴史物語でもあり、スコセッシ監督ならではの作品です。 物語は、主人公の属する地下組織から出て、地上の光を浴びるまでの圧迫感を与えて、それを開放させるようなオープニングで、終始緊張感が漂います。 1846年、NY。アメリカ生まれの住人ネイティブスとアイルランド移民の組織デッド・ラビッツが対立し、両組織の壮大な抗争の中で、神父でラビッツのボスが、敵のボス、ビリー(ダニエル・ディ・ルイス)に殺される。殺された神父の幼い息子(ディカプリオ)は、復讐のために、素性を隠してビリーの組織に潜り込む。 常に続く緊張感、あれほどまでに、残虐なビリーに何故か魅力を感じてしまうのは、彼の演技力なのでしょうか? 立派なコールマン髭を蓄え、独特の語り口で人々をまとめるカリスマ性とユーモアをも兼ね備えた実力者は、存在感があります。 以前に観たときは、組織対組織の対立のクライマックスが、観る者の期待を裏切る結末に、何とも煮えきらない気持ちになりましたが、改めて観てみると、大きな時代の流れの中では、個人なんてちっぽけなものであり、どうすることの出来ない不可抗力みたいなものを感じました。 どんなにその時は、繁栄しても、時代の流れの波に逆らうことは出来ず、ビリーも然り、過ぎ行く時代の一部で、新しい時代の到来を感じながらも、彼の主義を貫き通していく姿がいたたまれなく、「ナイフの血は消えない」とした、これこそがアメリカというという国家の歴史なのだと言っているのではないでしょうか? 失われし魂の物語としてみると、あのラストが納得のいくようになりました。 ディカプリオもアイドル的存在から脱却出来たほどの演技力です。
人間の抱く葛藤すべてが歴史に飲み込まれていく
投稿日
2005/01/29
レビュアー
ケチケチ
「この復讐が終われば、愛だけに生きると誓う。」という映画のキャッチコピーですが、配給会社の的を射ないキャッチです。映画が描いているのは父と子の関係ですし、終始復讐に燃える主人公を描いた映画でもありません。 アメリカの歴史について予備知識がないと難解な映画です。イギリス系vsアイルランド系という対立が、プロテスタントvsカトリックという宗教対立であることを最低限理解しないと、映画の中に描かれる擬似的な親子関係の葛藤も民衆の対立も理解できません。 主人公アムステルダム(これもNYの古い呼び名)が、少年院から出所して聖書を捨てますが、プロテスタントの牧師による祝福を拒否し、カトリック教徒としての対立を暗示するものだと思います。この段階では復讐心に燃えることもなく、生きるために敵であるビルに近づきます。またビルも、自らが殺した神父の息子だと薄々感づきながらも、息子のような感覚に捕らわれて彼を自分の側に置いています。そういった視点で見ると、実父の敵と憎悪の火種を持ちながらもビルに父親像を見、身を挺して命を救ってしまうアムステルダムの葛藤にも共感できますし、密告によって明らかにされてしまったアムステルダムの正体を、組織のボスとして放置できない、公と私の間で揺れるビルの感情にも共感できます。ビルは出来るものならばアムステルダムから復讐心が消えていることを願っていたはずです。 ジェニーとアムステルダムの恋も描かれてはいますが、親子の関係を描くための女性の扱いでしかありません。エディプスコンプレックスによる殺意の目覚め、彼女の危険を見せつけてアムステルダムの復讐心の有無を確認しようとするビル、女性との愛よりも親子関係の決着に重きを見いだして対決に向かうアムステルダムなど、彼女を取り巻くエピソードによって擬似的な親子の心情が描かれています。 父と子、公と私、宗教、人種など、それらすべての葛藤を飲み込んでしまう、歴史に対する虚しさを訴えるクライマックスだと思います。宗教対立も徴兵暴動も9.11テロも同レベルとして、剃刀に付いた血のように、アメリカに染みついた血が消えないという事実を突きつける映画だと思います。 予備知識を持って見れば何とか理解はできますが、感情の機微に共感するには日本人にとっては難解すぎると映画だと思います。5段階評価は、2。
難解
投稿日
2005/03/27
レビュアー
パープルローズ
「アビエーター」を観に行く前にもう1度観ようと思ってレンタルしてみたが、届いたその日にテレビでオンエアされていたのは、ちょっと悔しかった。 非常に難解。レオナルド・ディカプリオとキャメロン・ディアスの恋愛ものみたいな宣伝をされてしまったが、これは恋愛ものではないし、「タイタニック」のようにわかりやすい映画でもない。イギリス系移民とアイルランド系移民(すなわちプロテスタントとカトリック)の対立の映画であることを、最低限知っていないと。(ケチケチさんが詳しく書いてくださっています。) アカデミー賞で、レオではなくダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞にノミネートされて、「えっ?主役はレオじゃなかったの?」と思った人も多いと思うが、私もそのひとり。でも、この映画は父と子(擬似的な関係だが)の話であることを念頭に置いて観ると、それも納得できた。 アムステルダム(レオ)は父の復讐のためにビル(ダニエル・デイ・ルイス)に近づくが、彼の愛人であったジェニーを愛してしまった自分、また劇場で暗殺されかかったビルを助けてしまった自分に戸惑う。一方、ビルは早い段階でアムステルダムがバロン神父の息子であることに気づいていたように思える。それは、ビルが I'd never had a son. と過去完了で言っていることから想像できる。(つまり、今までは息子はいなかったが、今は息子のような存在のおまえがいると)また、アムステルダムがバロン神父の息子であることを密告してきた若者に対して、理不尽な怒りを爆発させ、ジェニーをナイフ投げの標的にすることで、アムステルダムを挑発している。アムステルデムが今では自分を父のように思っていることを願いながら。 結局はネイティブス対デッドラビッツの抗争の中で、二人は対決せざるを得なくなるが、その対決は復讐というほど激しいものではなく、またビルはアムステルダムに殺されることを受け入れているようでもあった。 911のテロの影響でこの映画の編集が遅れ、公開が1年遅れたと聞いたが、911後ツインタワーのカットを削除した映画も多かった中、この映画ではちゃんとツインタワーが写っていた。この映画で描かれた人種間の抗争も、テロも、ニューヨークの歴史の一部ということなのだろう。
いったい主役は誰??
投稿日
2004/04/28
レビュアー
RUSH
前評判は非常に高かった作品。観賞後の感想は「期待はずれ」。いったい主役は誰なんだ?間違いなくディカプリオのはず・・・でも私にはダニエル・デイ=ルイスが主役にしか見えなかった。彼の演技のおかげで救われました。お金がかかっている割には訴えてくる物が私にはなかったです。たぶん私があほなのでしょう。期待していただけに残念でした(ToT)。
19世紀、ニューヨーク
投稿日
2004/11/10
レビュアー
iuiu
19世紀のNYの街の感じは「スリーピー・ホロウ」にも登場していたものと似ていて、その後地上でもっとも繁栄する大都会が百〜150年ほど前はあんな感じだったのかとわかって興味深い。 ディカプリオは顔で損してるんじゃないかと思った。演技力のある俳優だということを、見始めてしばらくたつまで思い出せないからだ。ダニエル・デイ・ルイスが「17年後」初めて画面に登場したとき、藤岡弘に似てると思った。藤岡氏ファンの私はその瞬間からどんどん入って行けた。(笑) 一大叙事詩と謳うだけあって、ディカプリオがコドモコドモしている時代から一人前の男になるまでを丁寧に追っている。2時間45分超という時間も苦にならなかった。中盤の転機にも違和感がなかった。 リンカーンの大統領当選、奴隷解放、南北戦争、劇中劇「アンクル・トムの小屋」、徴兵制、市民暴動…、決して『昔の出来事』でも『対岸の火事』でもない。 映像特典はとくになし。
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