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終電車 / カトリーヌ・ドヌーヴ

終電車 /フランソワ・トリュフォー

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

ドイツ占領下のパリ。女優マリオンは、南米に逃亡したユダヤ人で、支配人兼演出家の夫の代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしていることになってはいたが、その実、夫ルカは劇場の地下に潜んでいた。現在の演出家ジャン=ルーは独軍にも顔がきき、御用評論家とも親しい。相手役ベルナールはどうもレジスタンスと通じているらしい。そして新作『消えた女』は好評を持って迎えられるが、評論家ダクシアは芝居をユダヤ的と非難した。そんな折、抜き打ちのゲシュタポの捜査が行われた……。

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「終電車」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ドイツ占領下のパリ。女優マリオンは、南米に逃亡したユダヤ人で、支配人兼演出家の夫の代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしていることになってはいたが、その実、夫ルカは劇場の地下に潜んでいた。現在の演出家ジャン=ルーは独軍にも顔がきき、御用評論家とも親しい。相手役ベルナールはどうもレジスタンスと通じているらしい。そして新作『消えた女』は好評を持って迎えられるが、評論家ダクシアは芝居をユダヤ的と非難した。そんな折、抜き打ちのゲシュタポの捜査が行われた……。

「終電車」 の作品情報

作品情報

製作年:

1980年

製作国:

フランス

原題:

LE DERNIER METRO/THE LAST METRO

「終電車」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

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国内・海外ドラマ

5,400
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アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

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1〜 5件 / 全22件

本当に女性が美しい時は・・・

投稿日:2005/01/15 レビュアー:BIN

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舞台裏からこっそり見ていた劇中劇 ネタバレ

投稿日:2009/03/05 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ナチスの占領下のパリを舞台に、ユダヤ人演出家の夫ルカと、新進喜悦の俳優ベルナールとの狭間で激しく揺れ動く愛なんて言ったら、まさしく不倫ものになってしまうのですが、そこはトリュフォー、そうならないのが不思議ですね。

劇中で、初演成功で、思わずマリオンがベルナールにキスした瞬間からあれっ?て思うのですが、それまでは全くと言って良いほどマリオンがベルナールの思いを感じられませんでした。
何故なら、作品がその部分を見せていないからだと思います。
これは、トリュフォーはわざとそうしたのでしょうね。
物語の終盤にさしかかるまで、ユダヤ人夫をかくまう気丈な女という感じで描かれています。
夫の「ベルナール、妻は君にぞっこんだ」このセリフで決定的になります。
夫は、表舞台に出ることができないため、通気口からのみ二人の演技を通してしか知ることができません。
しかし、マリオンは女優です。役を演じていた彼女の中に、役を越えたベルナールの思いを見つけてしまったということなのでしょうか?

ラストの展開にやられたと思うと同時に、カトリーヌ・ドヌーブの魅力がさらにアップします。BINさんも書いていらっしゃるように、トリュフォーとドヌーブは恋愛関係にあったようです。
なので彼女の魅力を知り尽くしての演出なのかもしれません。


このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています

ドヌーヴに見惚れる。

投稿日:2006/08/22 レビュアー:ユルング

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行き過ぎずリアル ネタバレ

投稿日:2006/05/27 レビュアー:sautet

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ドイツ占領下のパリ
女優・マリオンは支配人兼演出家の夫・ルカの代わりに
劇場を切り盛り
夫はドイツ軍から身を守るため
国外脱出の噂を流し 
密かに劇場の地下に暮らしている

演出家である彼が
劇場の地下に潜んでいることを
劇団のメンバーも知らない

ホテルで暮らすドヌーブが
毎夜帰ったと見せかけて地下へ潜り
その日の稽古の報告をする

 観ているうちに
 ドイツ軍に見つかるんじゃない!?と
 はらはらドキドキする

新作の相手役に抜擢した俳優・ベルナール
稽古を重ねるうち
お互いを意識しあうマリオンとベルナール
マリオンは彼を遠ざけ冷静さを保とうとする

 観ているうちに
 二人の距離はどうなるの!?
 地下と地上 夫と愛人 で三角関係になってしまうの!?と
 はらはらドキドキする

劇場の命運をかけた新作は
地下から密かに稽古を見守るルカが
以前書いたことにして届けるメモをもとに演出されて行く
稽古が進むと同時に
戦火も増し
劇場への偵察 
密告者の暗躍 
新作への検閲が劇団を襲う

いよいよ幕が開き
舞台は始まりを告げる

やげてベルナールはレジスタンスへの参加を決意し
夫・ルカは地上への脱出を抑えられなくなる
女優・マリオンは芝居を成功させ 劇場と夫を守ろうと
その演技に全てをかける

とにかく滑らかで流れるように
お芝居の進行とともに
戦火の市民の息遣いとともに
物語が進んで行く

近頃の よくある戦争映画は
戦闘シーンをリアルに描き
生生しく残酷であることを赤裸々に見せる
そのリアリズムを提唱し
その映像の再現に最新鋭の技術と最大限の予算が投じられている

いろんなことを
技術的に可能にしてしまった結果
行き過ぎてしまうことが少なくないような気がする

そういうものに慣らされてしまうと
逆にいろんなことをリアルに感じられなくなってしまうのではないかと
とても怖くなる

たとえば
ドヌーブの抑えた感情表現は
大人の女性の女心を巧妙なまでに描き出していたし
「終電車」はその作品を通じて
表現の自由 人権の尊重を奪われる戦争の悲劇を
一つの劇場を通して的確に訴えていたと思う
それらはとても行き過ぎずリアルに感じられた

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

ナチス占領下のモンマルトル劇場

投稿日:2017/06/26 レビュアー:カマンベール

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全22件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:22件

本当に女性が美しい時は・・・

投稿日

2005/01/15

レビュアー

BIN

舞台裏からこっそり見ていた劇中劇

投稿日

2009/03/05

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ナチスの占領下のパリを舞台に、ユダヤ人演出家の夫ルカと、新進喜悦の俳優ベルナールとの狭間で激しく揺れ動く愛なんて言ったら、まさしく不倫ものになってしまうのですが、そこはトリュフォー、そうならないのが不思議ですね。

劇中で、初演成功で、思わずマリオンがベルナールにキスした瞬間からあれっ?て思うのですが、それまでは全くと言って良いほどマリオンがベルナールの思いを感じられませんでした。
何故なら、作品がその部分を見せていないからだと思います。
これは、トリュフォーはわざとそうしたのでしょうね。
物語の終盤にさしかかるまで、ユダヤ人夫をかくまう気丈な女という感じで描かれています。
夫の「ベルナール、妻は君にぞっこんだ」このセリフで決定的になります。
夫は、表舞台に出ることができないため、通気口からのみ二人の演技を通してしか知ることができません。
しかし、マリオンは女優です。役を演じていた彼女の中に、役を越えたベルナールの思いを見つけてしまったということなのでしょうか?

ラストの展開にやられたと思うと同時に、カトリーヌ・ドヌーブの魅力がさらにアップします。BINさんも書いていらっしゃるように、トリュフォーとドヌーブは恋愛関係にあったようです。
なので彼女の魅力を知り尽くしての演出なのかもしれません。


ドヌーヴに見惚れる。

投稿日

2006/08/22

レビュアー

ユルング

行き過ぎずリアル

投稿日

2006/05/27

レビュアー

sautet

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ドイツ占領下のパリ
女優・マリオンは支配人兼演出家の夫・ルカの代わりに
劇場を切り盛り
夫はドイツ軍から身を守るため
国外脱出の噂を流し 
密かに劇場の地下に暮らしている

演出家である彼が
劇場の地下に潜んでいることを
劇団のメンバーも知らない

ホテルで暮らすドヌーブが
毎夜帰ったと見せかけて地下へ潜り
その日の稽古の報告をする

 観ているうちに
 ドイツ軍に見つかるんじゃない!?と
 はらはらドキドキする

新作の相手役に抜擢した俳優・ベルナール
稽古を重ねるうち
お互いを意識しあうマリオンとベルナール
マリオンは彼を遠ざけ冷静さを保とうとする

 観ているうちに
 二人の距離はどうなるの!?
 地下と地上 夫と愛人 で三角関係になってしまうの!?と
 はらはらドキドキする

劇場の命運をかけた新作は
地下から密かに稽古を見守るルカが
以前書いたことにして届けるメモをもとに演出されて行く
稽古が進むと同時に
戦火も増し
劇場への偵察 
密告者の暗躍 
新作への検閲が劇団を襲う

いよいよ幕が開き
舞台は始まりを告げる

やげてベルナールはレジスタンスへの参加を決意し
夫・ルカは地上への脱出を抑えられなくなる
女優・マリオンは芝居を成功させ 劇場と夫を守ろうと
その演技に全てをかける

とにかく滑らかで流れるように
お芝居の進行とともに
戦火の市民の息遣いとともに
物語が進んで行く

近頃の よくある戦争映画は
戦闘シーンをリアルに描き
生生しく残酷であることを赤裸々に見せる
そのリアリズムを提唱し
その映像の再現に最新鋭の技術と最大限の予算が投じられている

いろんなことを
技術的に可能にしてしまった結果
行き過ぎてしまうことが少なくないような気がする

そういうものに慣らされてしまうと
逆にいろんなことをリアルに感じられなくなってしまうのではないかと
とても怖くなる

たとえば
ドヌーブの抑えた感情表現は
大人の女性の女心を巧妙なまでに描き出していたし
「終電車」はその作品を通じて
表現の自由 人権の尊重を奪われる戦争の悲劇を
一つの劇場を通して的確に訴えていたと思う
それらはとても行き過ぎずリアルに感じられた

ナチス占領下のモンマルトル劇場

投稿日

2017/06/26

レビュアー

カマンベール

1〜 5件 / 全22件

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