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BLUE/ブルー / 松山ケンイチ
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「BLUE/ブルー」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「ヒメアノ〜ル」「愛しのアイリーン」の吉田恵輔監督が松山ケンイチを主演に迎え、人一倍ボクシングに情熱を注ぎながらもなかなか報われない男がボクシング仲間たちと織りなす切なくも熱い人間模様を描いた青春ドラマ。共演は東出昌大、柄本時生、木村文乃。誰よりもボクシングを愛し、ジムで黙々とトレーニングに励む瓜田だったが、その努力が結果に結びつくことはなく、負け続けのボクシング人生を送っていた。同じジムの後輩・小川は対照的に才能に恵まれ、いまや日本チャンピオン目前のスター候補生。しかも瓜田の初恋の相手・千佳との結婚も控えていた。それでも腐ることなくひたむきに努力を続ける瓜田。そんな中、ボクシングをかじって女の子にモテたいという軽薄な青年・楢崎がジムに通い始めるのだったが…。 JAN:4988101214082

「BLUE/ブルー」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

日本

「BLUE/ブルー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 3件 / 全3件

BLUE・そして・メランコリー

投稿日:2021/09/01 レビュアー:アーモンド

2021年・監督は吉田恵輔。
主演のボクサー役・松山ケンイチは減量して、限界まで身体を絞っている。
頬はコケ、あばら骨は浮き骨格の太さだけが強調される。
2年間かけて準備・役作りした姿は鬼気迫るが、同時に諦観のような
静けさも感じさせるのだ。
ボクシングの青コーナーは挑戦者のコーナー(弱い方のコーナーでもある)
常に青コーナーのボクサー瓜田。
そんな瓜田のクソッタレな人生に吉田恵輔監督はフォーカスして、人生の意味を込めた。

瓜田(松山ケンイチ)は負け続けのボクサーで、キャリア20年でほとんど勝てていない。
それなのにボクシングを絶対にやめない男の物語です。
共演の東出昌大もガリガリに身体を絞って、役に打ち込んだ。
言葉少ないストイックな男で、カッコよくて絵になる。
ここでも瓜田は負けている。
その上・小川は連勝を続けていて日本チャンピオン目前なのだ。
瓜田の恋人だった千佳(木村文乃)も、いつのまにか小川の婚約者に変わっている。

努力と才能。
平凡と非凡。
理想と現実。

ボクシングは麻薬か!!
本気の打ち合いは男を酔わせる。虜にする。
やっぱり麻薬だ!

吉田恵輔監督は中学生から30年、ボクシングを続けているそうです。
この映画ではあえて派手なノックアウト・シーンを省いた。
しかも、打つ振りではなく、実際に打ち合うことで、ボクシング・シーンのリアルを
追求している。
勝ち続けるボクサーにも負ける日が来る。
上昇ばかりと思ってた小川のボクシング人生にも思いがけぬ暗雲がたれこめる。
これが人生のプラスとマイナスの秤。

勝つことだけが人生ではない。
負けても勝っても人生は続く。
無い物ねだりしても仕方ない。
今あるもの、
今持っているもので、
輝くのだ。
嘘っぱちでないクソッタレな人生が瓜田を輝かせる。
人は瓜田の負け続けの人生に自分を重ねて、感動する。

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勝ち負けだけで人生を語ってはいけない

投稿日:2021/12/29 レビュアー:飛べない魔女

ブルー、青コーナー、それは挑戦者の色。
こよなくボクシングを愛するが勝てない弱きボクサー瓜田。
才能に恵まれ日本チャンピオンのタイトル目前にしながら
病がそれを絶ちふさがる小川。
中学生にボコボコにされ、少しでも強くなりたい
それに女子にもてたいとボクシングを始めた楢崎。
3人のボクサーたちの悲喜交々に哀愁あり
それぞれの悲しみや喜びに
心がちょっぴり震えた。

心優しき瓜田はその優しさ故に勝てないのか。
勝てなくてもボクサーでいることに拘るのは
ボクシングが好きだから。
試合に負けても人生に負けたわけではないよ。
瓜ちゃん、ガンバレ!って心から応援したくなった。

役にストイックに挑む松ケンは
この役のために2年かけて体を作ったという。
頬はこけ精悍な顔つきになり、細いが腹筋は割れて
本物のボクサーのようだった。
イエスの印象が強いので(笑)、この人こんなかっこよかったんだ、
と改めて認識した次第。

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下積み達の日常が、とても感じ良く描かれている。 ネタバレ

投稿日:2021/11/16 レビュアー:CCR

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何故か邦洋問わず、ボクシングを題材にする映画には外れが少ないと自分は思っている。洋だと古くはカーク・ダグラスの「チャンピオン」、ポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」、ジェームズ・R・ジョーンズの「ボクサー」、ロバート・デ・ニーロの「レイジング・ブル」、ミッキー・ロークの「ホームボーイ」、ラッセル・クロウの「シンデレラマン」、ヒラリー・スワンクの「ミリオン・ダラー・ベイビー」、デンゼル・ワシントンの「ザ・ハリケーン」、マーク・ウォールバーグの「ザ・ファイター」、ジェイク・ギレンホールの「サウスポー」、ウィル・スミスの「アリ」、そのモハメド・アリ自身が本人を演じた「アリ/ザ・グレ−テスト」なんて珍品もあった。(但し、ジョン・ヴォイドの「チャンプ」は甘ったるくて大嫌いだし、そして余りに有名作ではあるがスタローンの「ロッキー」は試合シーンに、余りにリアリティが感じられず好きになれない。通常、あんなに最初、ぼこぼこに打たれた後に超人的にやり返して形勢大逆転するなんて実際の試合ではまず有り得ない。それに防御ディフェンスのテクニックがまるで描かれていない。終盤で疲れ切っているならいざ知らず、序盤から殆どディフェンスなしで、あんな棒立ち状態で双方のパンチをボカスカ当て合って尚且つ平気で立ってるなんて余りにリアルさに欠ける。プロの一発のパンチ力をなめるなと云いたい。まぁ、大なり小なりこの傾向は上記の作品群にも一部当てはまるが。) 邦だとあまりに古いのは知らないが、清水健太郎の「ボクサー」、赤井英和の「どついたるねん」、辰吉丈一郎の半ドキュメント「JOE」,菅田将暉の「あゝ荒野」、安藤サクラの「百円の恋」、キックボクシングだが横浜流星の「きみの瞳が問いかけている」、森山未來の「アンダー・ドッグ」と秀作が多い。そして本作の監督、吉田恵輔は実際に自身がボクシングを普段、実践しているせいかボクシングジムの内部と普段の生活描写がえらいリアルで細かい。自分もサラリーマンになってからボクシングジムで練習してきたので、いつも横目でプロになって上を目指す若いプロボクサー達を間近に見てきたから、この作品の描く下積みボクサー達の性格や行いが非常に身近にリアルに感じてしまう。その殆どが、思うように結果が出せず、いつしかジムを去って行く。それでも己の可能性に賭けてみたくなる程、このスポーツには麻薬の様な魅力があるのだ。なので本作で序盤、柄本時生がド素人でジムに入ってきて当初は練習で下手くそな感じがリアルでよく分かる。その彼を小バカにしていた赤毛の生意気な若造が、こつこつ基礎の反復練習を続けた柄本にスパーリングでボコボコにされちゃう所なんて正に地味だが基礎をいつも地道に心がける重要性をこの監督は自分で実践しているからよく分かっている。更にボクサーには常に残酷な運命をもたらす描写も東出昌大にパンチドランカーの症状を見せてリアルに描いた。才能がありながらパンチドランカーや網膜剥離のせいで去って行かざるを得ないボクサーの悲しい運命をこの監督はきっちり描いた。(松山ケンイチが幼馴染みの木村文乃に遊びで両手にバンテージを撒きながら彼女に「ボクシング始めた事、後悔してる?」と尋ねられ、「後悔はしてないよ。でも・・・。」と云った後、笑って無言なのも,そこにこの世界の非常さ残酷さの何かを感じる。体調に異変が迫りながらも何とか日本チャンピオンになった東出と、再び敗者となった松山は皆に知らせる事無くジムを去ってしまう。体の限界が近づいている東出の初防衛戦とプロになった柄本の前座試合がクライマックスになる。しかし、この二人は善戦するが敗者となって結局主人公3人がいずれも最後は敗者なのだが、普通こんなタイプのボクシング映画はなかった。これは実際にボクシングをやっている監督だからこその実際の勝負の現場を目の当たりにしているからこそ、その厳しさ、一勝する事の難しさ、そんなにこの世界は劇的なドラマの様に甘くはないんだ、という事と彼等にエールを送っているのがラストの東出、柄本のランニングシーン、松山の職場の魚市場で一人黙々とシャドーやっているシーンで唐突に終わるところに、監督の彼等に対する物凄い愛情を感じて映画的にはウケを狙う様な劇的な展開が無いからこそリアルで好感が持てる。

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BLUE/ブルー

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BLUE・そして・メランコリー

投稿日

2021/09/01

レビュアー

アーモンド

2021年・監督は吉田恵輔。
主演のボクサー役・松山ケンイチは減量して、限界まで身体を絞っている。
頬はコケ、あばら骨は浮き骨格の太さだけが強調される。
2年間かけて準備・役作りした姿は鬼気迫るが、同時に諦観のような
静けさも感じさせるのだ。
ボクシングの青コーナーは挑戦者のコーナー(弱い方のコーナーでもある)
常に青コーナーのボクサー瓜田。
そんな瓜田のクソッタレな人生に吉田恵輔監督はフォーカスして、人生の意味を込めた。

瓜田(松山ケンイチ)は負け続けのボクサーで、キャリア20年でほとんど勝てていない。
それなのにボクシングを絶対にやめない男の物語です。
共演の東出昌大もガリガリに身体を絞って、役に打ち込んだ。
言葉少ないストイックな男で、カッコよくて絵になる。
ここでも瓜田は負けている。
その上・小川は連勝を続けていて日本チャンピオン目前なのだ。
瓜田の恋人だった千佳(木村文乃)も、いつのまにか小川の婚約者に変わっている。

努力と才能。
平凡と非凡。
理想と現実。

ボクシングは麻薬か!!
本気の打ち合いは男を酔わせる。虜にする。
やっぱり麻薬だ!

吉田恵輔監督は中学生から30年、ボクシングを続けているそうです。
この映画ではあえて派手なノックアウト・シーンを省いた。
しかも、打つ振りではなく、実際に打ち合うことで、ボクシング・シーンのリアルを
追求している。
勝ち続けるボクサーにも負ける日が来る。
上昇ばかりと思ってた小川のボクシング人生にも思いがけぬ暗雲がたれこめる。
これが人生のプラスとマイナスの秤。

勝つことだけが人生ではない。
負けても勝っても人生は続く。
無い物ねだりしても仕方ない。
今あるもの、
今持っているもので、
輝くのだ。
嘘っぱちでないクソッタレな人生が瓜田を輝かせる。
人は瓜田の負け続けの人生に自分を重ねて、感動する。

勝ち負けだけで人生を語ってはいけない

投稿日

2021/12/29

レビュアー

飛べない魔女

ブルー、青コーナー、それは挑戦者の色。
こよなくボクシングを愛するが勝てない弱きボクサー瓜田。
才能に恵まれ日本チャンピオンのタイトル目前にしながら
病がそれを絶ちふさがる小川。
中学生にボコボコにされ、少しでも強くなりたい
それに女子にもてたいとボクシングを始めた楢崎。
3人のボクサーたちの悲喜交々に哀愁あり
それぞれの悲しみや喜びに
心がちょっぴり震えた。

心優しき瓜田はその優しさ故に勝てないのか。
勝てなくてもボクサーでいることに拘るのは
ボクシングが好きだから。
試合に負けても人生に負けたわけではないよ。
瓜ちゃん、ガンバレ!って心から応援したくなった。

役にストイックに挑む松ケンは
この役のために2年かけて体を作ったという。
頬はこけ精悍な顔つきになり、細いが腹筋は割れて
本物のボクサーのようだった。
イエスの印象が強いので(笑)、この人こんなかっこよかったんだ、
と改めて認識した次第。

下積み達の日常が、とても感じ良く描かれている。

投稿日

2021/11/16

レビュアー

CCR

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何故か邦洋問わず、ボクシングを題材にする映画には外れが少ないと自分は思っている。洋だと古くはカーク・ダグラスの「チャンピオン」、ポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」、ジェームズ・R・ジョーンズの「ボクサー」、ロバート・デ・ニーロの「レイジング・ブル」、ミッキー・ロークの「ホームボーイ」、ラッセル・クロウの「シンデレラマン」、ヒラリー・スワンクの「ミリオン・ダラー・ベイビー」、デンゼル・ワシントンの「ザ・ハリケーン」、マーク・ウォールバーグの「ザ・ファイター」、ジェイク・ギレンホールの「サウスポー」、ウィル・スミスの「アリ」、そのモハメド・アリ自身が本人を演じた「アリ/ザ・グレ−テスト」なんて珍品もあった。(但し、ジョン・ヴォイドの「チャンプ」は甘ったるくて大嫌いだし、そして余りに有名作ではあるがスタローンの「ロッキー」は試合シーンに、余りにリアリティが感じられず好きになれない。通常、あんなに最初、ぼこぼこに打たれた後に超人的にやり返して形勢大逆転するなんて実際の試合ではまず有り得ない。それに防御ディフェンスのテクニックがまるで描かれていない。終盤で疲れ切っているならいざ知らず、序盤から殆どディフェンスなしで、あんな棒立ち状態で双方のパンチをボカスカ当て合って尚且つ平気で立ってるなんて余りにリアルさに欠ける。プロの一発のパンチ力をなめるなと云いたい。まぁ、大なり小なりこの傾向は上記の作品群にも一部当てはまるが。) 邦だとあまりに古いのは知らないが、清水健太郎の「ボクサー」、赤井英和の「どついたるねん」、辰吉丈一郎の半ドキュメント「JOE」,菅田将暉の「あゝ荒野」、安藤サクラの「百円の恋」、キックボクシングだが横浜流星の「きみの瞳が問いかけている」、森山未來の「アンダー・ドッグ」と秀作が多い。そして本作の監督、吉田恵輔は実際に自身がボクシングを普段、実践しているせいかボクシングジムの内部と普段の生活描写がえらいリアルで細かい。自分もサラリーマンになってからボクシングジムで練習してきたので、いつも横目でプロになって上を目指す若いプロボクサー達を間近に見てきたから、この作品の描く下積みボクサー達の性格や行いが非常に身近にリアルに感じてしまう。その殆どが、思うように結果が出せず、いつしかジムを去って行く。それでも己の可能性に賭けてみたくなる程、このスポーツには麻薬の様な魅力があるのだ。なので本作で序盤、柄本時生がド素人でジムに入ってきて当初は練習で下手くそな感じがリアルでよく分かる。その彼を小バカにしていた赤毛の生意気な若造が、こつこつ基礎の反復練習を続けた柄本にスパーリングでボコボコにされちゃう所なんて正に地味だが基礎をいつも地道に心がける重要性をこの監督は自分で実践しているからよく分かっている。更にボクサーには常に残酷な運命をもたらす描写も東出昌大にパンチドランカーの症状を見せてリアルに描いた。才能がありながらパンチドランカーや網膜剥離のせいで去って行かざるを得ないボクサーの悲しい運命をこの監督はきっちり描いた。(松山ケンイチが幼馴染みの木村文乃に遊びで両手にバンテージを撒きながら彼女に「ボクシング始めた事、後悔してる?」と尋ねられ、「後悔はしてないよ。でも・・・。」と云った後、笑って無言なのも,そこにこの世界の非常さ残酷さの何かを感じる。体調に異変が迫りながらも何とか日本チャンピオンになった東出と、再び敗者となった松山は皆に知らせる事無くジムを去ってしまう。体の限界が近づいている東出の初防衛戦とプロになった柄本の前座試合がクライマックスになる。しかし、この二人は善戦するが敗者となって結局主人公3人がいずれも最後は敗者なのだが、普通こんなタイプのボクシング映画はなかった。これは実際にボクシングをやっている監督だからこその実際の勝負の現場を目の当たりにしているからこそ、その厳しさ、一勝する事の難しさ、そんなにこの世界は劇的なドラマの様に甘くはないんだ、という事と彼等にエールを送っているのがラストの東出、柄本のランニングシーン、松山の職場の魚市場で一人黙々とシャドーやっているシーンで唐突に終わるところに、監督の彼等に対する物凄い愛情を感じて映画的にはウケを狙う様な劇的な展開が無いからこそリアルで好感が持てる。

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