ベロニカとの記憶

ベロニカとの記憶の画像・ジャケット写真
ベロニカとの記憶 / ジム・ブロードベント
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。
全体の平均評価点:
(5点満点)

11

  • DVD
  • TSUTAYA TV
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「ベロニカとの記憶」 の解説・あらすじ・ストーリー

一通の手紙をきっかけに過去の記憶を紐解いていくドラマ。60歳を過ぎてひとり静かに暮らすトニーの下に、見知らぬ弁護士から手紙が届く。それは40年前に恋した女性・ベロニカの母が、トニーにある人物の日記を遺したという知らせだった。※一般告知解禁日:6月22日

「ベロニカとの記憶」 の作品情報

製作年: 2017年
製作国: イギリス
原題: THE SENSE OF AN ENDING

「ベロニカとの記憶」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ベロニカとの記憶の詳細

  • まだまだ話題作
収録時間: 字幕: 音声:
108分 英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
RAD81335 2018年09月05日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
15枚 1人 2人

関連作品

ユーザーレビュー:11件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全11件

旧友エイドリアンの自殺の謎・・解けない謎が最高に面白い!

投稿日:2018/09/17 レビュアー:カマンベール

2017年(イギリス)監督はインド出身のリテーシュ・バトラ。
……………………………………「めぐり逢わせのお弁当」
…………原作はブッカー賞受賞したジュリアン・バーンズの
……………………………「終わりの感覚」

主人公は60歳位のライカのカメラを細々と売る引退した老人・トニー
(ジム・ブロードベント)
ある日、トニーの元へ知らない弁護士から手紙が届く。
それは40年前に別れた、若き日の恋人ベロニカの母親セーラーが、
トニーに自殺したエイドリアンの日記と500ポンドを遺したと書かれていたのだ。

しかし添付される筈の日記は、ありません。
弁護士事務所で聞くと日記は、娘のベロニカが所有している。
しかしベロニカの住所は守秘義務で開かせない・・・そう言うのだ。

ここから年寄りで40年前の大学生当時の記憶も定かでない老人トニーの
過去を紐解く物語が始まるのです。

柔和で年老いたトニーの日常生活。
熟年離婚した元妻マーガレット(ハリエット・ウォルター)とは、
適度な距離感の仲良し。
トニーはマーガレットを聞き手に過去を振り返って行きます。

奥ゆかしい語り口に騙されますが、この映画は謎解き。
それもかなりスキャンダラスな中身の心理ミステリーなのです。
私は好みでしょうが、とても面白かったです。

学生時代の恋人ベロニカ(若き日を(フレイア・メイバー・・雀斑美人)
夏休みにベロニカの実家を訪れると、若く美しい母親セーラ(エミリー・モーテマー)が接待してくれます。
必要以上にフレンドリーで、しかも女として魅力的です。

謎1、エイドリアンは何故自殺したか?

謎2、エイドリアンの日記は母親セーラーの所有だったか?

謎3、その日記がいつからベロニカの所有になったのか?

トニーは居ても立っても居られず、ベロニカに面会を求めます。
再会したベロニカは言い放ちます。
「トニー、あなたはやっぱり何も分かっていない。今も昔も
いつでもそうだった」
このキツイ一言。
結婚もしていないベロニカにはトニーの想像もつかない40年を過ごしていた。
簡単に明かせない、重たい現実があるのです。

この映画では全ての謎は解かれません。
そこがとてもミステリアスで、余白があり興味深いのです。

母親エミリーの遺書の中の文言。

エイドリアンは死ぬ最後の数ヶ月。
それはとても幸せなものだったのよ。

何故エミリーがそんなことを断言するのでしょう。
90歳近い老人のたわごと?
自殺したエイドリアンが死の間際に幸せだったなんて・・・幸せな人が自殺するでしょうか?

この謎は、明確に解かれますから、お楽しみに。

トニーはこんなこともマーガレットに告白しています。
《ベロニカとは寝ていないよ。まして母親(セーラー)ともね》
意味深でしょ!!

このレビューは気に入りましたか? はい 7人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

浮かび上がってくる3世代ににわたる結婚の形

投稿日:2018/09/16 レビュアー:hinakksk

 主人公はどこにでもいそうな、頑固で少々偏屈な老人トニ―。妻マーガレットとは離婚、妊娠中の独身の娘スージーがいる。長年にわたり音信不通だった学生時代の恋人ベロニカの母セーラから思いがけず遺された遺品をめぐり、封印していた青春時代の苦い思い出を辿っていくことになる、というストーリー。

 過去の真実が明らかになってくるのと同時に、見えてくる利己的で自分勝手な自己の姿。そして、意図せず結果的に浮き彫りになるのは、3世代の夫婦の形。ベロニカの母は、おそらく家庭に閉じ込められて、知的刺激や自己表現を求めていたのだろう。愚かにもそれが不倫という結果になろうと。主人公の妻は弁護士で、思いやりに欠ける夫とはさっさと離婚して、それなりに自由を楽しんでいる。娘はシングルマザーを選択、マタニティクラスには同性愛のカップルもいる。

 否定も肯定もせず、皮肉もなく、淡々と描いている。最後、子どもが誕生して終っているのは、どんな形であれ、命は受け継がれていくということなのだろう。夫婦とはかくも不可思議な存在なりと、しみじみと思う。

このレビューは気に入りましたか? はい 5人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

しんみりしたラブストーリーかと思ったらそうではなかったネタバレ

投稿日:2019/09/13 レビュアー:勇光

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

そんなに面白くはないが最後まで観た。いろいろと不明な点があり、なんでそういうことになってるんだ? って思わされ、それでついつい先を観てしまう。が、最後まではっきりしないところが多い。
プロットを整理するとこんな感じ。

1. ベロニカという女子と出会った大学生のトニーは心をひかれ、おつきあいする。
2. あるとき、トニーはベロニカの実家に泊まってベロニカの家族と一夜をすごす。
3. 親友のエイドリアンから「ベロニカとつきあってもいいか?」という手紙がくる。
4. トニーはこれにひどい内容の手紙を返信する。
5. 親友のエイドリアンが突然自殺する。
6. エイドリアンが書いていた日記があり、これはベロニカの母親が所持した。
7. 40年後、母親が死に、これがその日記をトニーに譲りたいと言い残して死ぬ。
8. トニーがその日記を受け取りに行くと、その日記はベロニカが持っていると弁護士に言われる。
9. トニーはベロニカに直接会って日記を受け取りたいと言うが、ベロニカは日記は燃やしたと言う。
10. ベロニカはこのときトニーからの手紙(エイドリアンの手紙への返信)をトニーに返す。
11. ベロニカは40年間を不幸に過ごし、結婚もしなかった。
12. ベロニカの子どもらしき男子(知的障害者)がいて、名前はエイドリアンという。関係者の話ではベロニカの弟となっている。

はっきりとしているのはここまで。映画は60代のトニーが別れた妻に昔の記憶を語って聴かせる形で描かれてあり、ところどころにウソがまじる。親友のエイドリアンの自殺が自分の返信によるのではないかと思われ、自分の責任を回避したい気持ちがあって一連の事実関係を歪曲して記憶していたこともあるが、別れた妻にカッコウをつけたい気持ちもあってウソを言ったりする。
だが、最後までわからない点がある。なんでエイドリアンの日記をベロニカの母親が所持していたのか?
なんで母親はそれをトニーに渡したいと思ったのか? どうしてベロニカはそれを燃やしたのか? ホントに燃やしたのか? 知的障害をもつベロニカの弟はホントに弟なのか? だとしたら父親はだれか?

もう1回観れば回答がみつかるのかもしれないが、もう1回観る気にはならない。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ノスタルジーという病ネタバレ

投稿日:2018/10/26 レビュアー:趣味は洋画

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ベロニカとの記憶(2017年イギリス、カラー118分)

過去の記憶を辿るとき、確信のないものは自分に都合のいいようにイメージし、都合の悪いものは少しでもいい状態に書き換える(置き換える)...人間はそういう心理が自然とはたらく...
こういった意味のことが、映画の本編中にも語られていたと思います。
奇しくも主人公自身が語っていたように、それは「ノスタルジーという病」かもしれません。

なにか文学作品に接したような錯覚に陥りますが、私には好感のもてる切り口の映画でした。
ストーリーは他のレビュアーさんが書かれているとおりですが、ネタバレ厳禁の最上位にくるのが本作ではないでしょうか。
もっとも、最後に真実は明かされますが、それが本当の本当に真実かどうか、数パーセントの疑問が残らないわけではありません。(...と私は疑ってしまうのです)
エイドリアンの子供は、本当にエイドリアンとセーラの子なのか...?
実はトニーとセーラの子ではないのか...?
本編中の、セーラのちょっとした仕草や、若かりし頃にトニーが書いて渡した手紙の文面にも、意味深な部分がある。
私の勝手な ‘想像のし過ぎ’ かもしれません。

名優ジム・ブロードベントの淡々とした演技が際立ちます。
映画デビューが29歳の彼は、1980年代はチョイ役専門だったのですが、90年代になって一気に頭角を現します。そして2001年「アイリス」で米アカデミー助演男優賞、同年の「ムーラン・ルージュ」では英国のアカデミー賞で同じく助演男優賞を受賞しています。
個人的には2011年「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で、メリル・ストリープ演ずるサッチャー首相の夫役が印象的でした。
どこにでもいそうな、普通のおじさんの風貌、取り立てて目立たない...ジム・ブロードベントという俳優の個性はそこにあります。 俳優として ‘普通’ がいいのです。

エミリー・モーティマーに久しぶりに会いました。
97年「セイント」や同年「ゴースト&ダークネス」の頃はあまり目立たない立ち位置でしたが、09年「シャッターアイランド」でストーリーの ‘キー’ となる女性に扮しました。(出演シーンは短かったのですが) 本作ではクレジット4位、まさに ‘キー’ の女性でした。

シャーロット・ランプリングは相変わらず上手いです。そして、細見ですが独特の存在感があります。

現在と過去が幾度も交錯して描かれますが、違和感を感じることなく自然な感じです。
ラストの終わり方にも品がありました。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ちんぷんかんぷんの言い訳。

投稿日:2018/10/06 レビュアー:

あー。
そういうことだったのか。

頭の悪いわたしは、1回見ただけでは全く理解できず他の方のレビューでやっと
意味が分かった。

それにしても、前半が平坦すぎてどこに自分は焦点をおけばよいのか分からないまま
だらだらとすぎていき、ひたすら退屈だった。
ミステリーは大好きなのだけど、それは、
え?どういうことなの?
え?なんで?
え?そうだったのーーーーーー!!!???
という3段活用が気持ちいいから。

これがないと、ストーリーはぼんやりし、謎が何をさしているのか、
何をさがさせたいのか、気づかせたいのかが分からず眠くなるばかり。

まあ、見る側のわたしが頭悪いと言われればそれまで。

主人公はおじいちゃん、おばあちゃん。
人生の終焉にかかり、突然届いた過去のひとからの遺言書が送られ
平坦な人生が揺らぎ始める。

初恋の甘い思い出。
美しくはなやかな青年だった自分。

その美しいはずの過去に、ほんとにそうなの?
と石を投げられる。

ちゃんと、何が謎で、何が問われ、どこがスルーすればよいところか分かる方が見ると
面白いのかな。

あ、
あと感じたのは、見る世代やタイミングも映画は大切かなと。

わたしが映画や本がやめられないのは、
忘れていた感覚や匂いやものごとを、映画や本を通してぶわーーーーって
蘇らせてもらえることがあるから。

もし、こどもが成人し、訃報が多くなるような年代になったら理解できるのかなあ。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全11件

ベロニカとの記憶

月額課金で借りる

都度課金で借りる