聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア / コリン・ファレル
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「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」 の解説・あらすじ・ストーリー

コリン・ファレル、ニコール・キッドマン共演によるサスペンススリラー。妻とふたりの子どもと暮らす心臓外科医・スティーブンは、父親を亡くした少年・マーティンを気に掛け、家に招き入れる。しかし、やがて奇妙な出来事が起こり始め…。

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」 の作品情報

製作年: 2017年
製作国: アイルランド/イギリス
原題: THE KILLING OF A SACRED DEER

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの詳細

  • まだまだ話題作
収録時間: 字幕: 音声:
121分 日・吹 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 FFEDR00878 2018年08月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
14枚 1人 5人

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ユーザーレビュー:13件

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登場人物のエゴや弱さに、己の内面をも探られてしまうネタバレ

投稿日:2019/04/07 レビュアー:ポッシュ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「ロブスター」(2015)のヨルゴス・ランティモス監督作ということで、
こちらの作品も「ロブスター」みたいな“悪い冗談”系。
そんな括り(くくり)が有るのか知らんけど。

「聖なる鹿殺し」って何だろか〜とググってみれば、「アウリスのイペゲネイア」という
ギリシャ神話があるそうな。トロイア戦争のときに、女神を怒らせて出港できなくなった
アガメムノンが、娘のイペゲネイアを生贄に差し出すー、とかなんとか。

思うに、この監督さんは寓話的に物語るのが好きなんじゃないでしょうかね。
寓話っていうのは、比喩(例え)を使って人生訓などを語るオハナシのことですね。
イソップ童話なんかがイイ例でしょうか。

手術のミスで父親を亡くした青年が、執刀医に復讐をする・・・というストーリーは
映画として馴染みやすいというか、ありがちと言ってもいいプロット。
サスペンスやスリラー、或いはホラーといったジャンルの作品になりそうだし、
もしかしたらヒューマンドラマとして感動作にも出来るかもしれない。

でも、この監督さんは違うのですね。
前半はなかなかサスペンスフルで、青年の存在がナゾのまま引っ張られて引き込まれる。
ところが、いよいよ「復讐」が始まると、通常のドラマでなくなってしまうのです。
青年はまるで聖書に出てくる預言者のように、主人公の家族にふりかかる災厄を宣告し、
主人公の息子、娘・・・と次々にナゾの病に倒れていく。
一体、なにがどうなって、そんな事が起こるのか・・・?という観客の疑問には一切答えず(苦笑)、
映画は医師一家の不幸を映し出していく。
カメラも引きで捉えたショットが多く、登場人物を突き放して眺めている。

そうして、だんだんと見えてくるのが、登場人物一人ひとりのエゴや弱さ。
親子関係にしても、なんとなく父親は娘びいき、母親は息子びいき、というのが垣間見える。
子ども達の側もそれを分かっていて、父と母に対する態度が微妙に違ったり。
娘はそれに加えて、かの青年と親密になっていくので、親より恋人寄りだったり。

青年の呪い(?)によれば、家族のうちの誰か一人を生贄(いけにえ)として殺せば、残りは助かるが、
そうしなければ、妻、娘、息子が死ぬと言う。
これが分かってからの、妻、娘、息子の「命乞い」の仕方が、もう、ああ人間って罪深いよなーと
ザワザワさせられる、媚びへつらいっぷり!ここ、見どころかも。人間模様がイタすぎる。
で、このお父さんも高潔な人物ではなく、どっちかと言えば冷酷な人で、息子に対する態度なんて
ヒドイから、いやいや、アンタの咎(とが)なんだから、アンタが生贄になればー?って気分にもなる。
それを許さないのが、この「呪い」のエッジが効いてるとこですわね。

クライマックスは本当に悪い冗談です(苦笑)。わざと、あんなマヌケな方法を取らせていると思う。
誰が生贄になるのか・・・はさすがに伏せておくとして。
人間は誰しも、いつかは死ぬ。最後の時までを、いかに生きていくのか。
自分自身に対して、
他者に対して、
或いは、人知を超えた大きな存在に対して、
誠実に、懸命に、胸を張って、生きていけるものだろうか・・・。

あぁーーーー、やっぱり、ザワザワさせられるっ!
己の内面をも探られ、忸怩(じくじ)たる思いに打ちひしがれてしまう、
そんな作品でした。いや、嫌いじゃないな。(M気質の自分)

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気に入りました!

投稿日:2018/08/15 レビュアー:キキ

タイトルと写真、内容が気になって見てみることにしましたが、ストーリー展開していくうちに、ニコールキッドマンとコリンファレルが出ていることを知り、これはきっと面白いストーリーに違いない!と確信。

サスペンスだと思っていたら、思いっきりホラージャンルですよね?

見終わった感想は、、、私は好きです。賛否両論のようですが、、駄作と言っている方もいるし。
でも、ホラー、サスペンス好きの私としては、今まで見たことがないタイプのじわじわくる消化不良ホラーでした。
ホラーといっても、ぐちゃぐちゃとか、血まみれといったいわゆるホラーの要素はなく、どちらかというと、心理的、オカルト的な要素が多い映画で、しかも、人気グループの曲とかは一切使われていなくて、音楽もホラー映画っぽくて気に入りました。

不気味な感じを出すことへのこだわりを強く感じられて、キーとなる少年の容姿も不気味だし、配役もあっていたと思います。

ニコールキッドマンってこういう役はまり役ですね。。。アイズワイドシャットを思い出しました。

一つ気にかかることは、なぜああなったかということ、いったい何をしたらあんな風になるのかということ、、、あれは魔術なのか、呪いなのか、あの親子はいったい何者だったのか、夫は実は最低野郎だったのか、、とか、疑問だらけで終了です!

だれか気が付いた方がいたら、教えてください。。。。今でももやもやが止まりません!

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生け贄が必要だ!!

投稿日:2018/08/04 レビュアー:カマンベール

2017年(アイルランド/イギリス)
…………ギリシャの鬼才・ヨルゴス・ランティモス監督作品。

賛否両論だった前作「ロブスター」の不条理劇より、一見まともです。
しかしこの「聖なる鹿殺し」の方がいやぁな不安が押し寄せ、しかも
暴力的、非常に怖い。

1人の少年の復讐により、幸福な家庭の医師が、家族の中から《生け贄》を選ぶ・・・究極の選択が迫られるのは、身の毛もよだちました。

カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。
その内容は、ギリシャ悲劇の、鹿を殺した国王が狩猟の女神に生け贄を捧げた話を元にしています。

何不自由ない経済力に心臓外科医のキャリアも申し分ないスティーブン(コリン・ファレル)
その妻で眼科医のアナ(ニコール・キッドマン)
美しい妻と2人の子供(娘と息子)の家庭は絵に描いたような幸せな一家です。
謎の少年マーティン(バリー・コーガン)
スティーブンが目をかけて可愛がる姿が観客には《謎》です。
なにか理由がありそうです。

事実、マーティンのストーカー的行動は加熱していき、そして
マーティンは4つの不吉な予言をする。
その予言は、実際になっていくのです。

子供たちが突然歩けなくなったり、
目から血を流したり、4人家族は不幸のドン底に陥ります。

そしてマーティンの予言通り、スティーブンは、容赦ない選択を迫られ、追い詰められていく。

監督な自作を「コメディ」と称しているとか!
神経を疑いますね。奇人変人です。
ミヒャイル・ハネケ作品にも似た「いやぁな感じ」
マーティンを怪演するバリー・コーガンの茶色い伸びきったスパゲティを啜る様子は世にも不気味でした。

好きでは無いけれど、問題作であることは確かです。

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何のメタファーなのだ?ネタバレ

投稿日:2019/05/27 レビュアー:飛べない魔女

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なんでしょうねぇ。
不思議な作品でした。
マーティン少年のなんとも不気味な雰囲気にまず引き込まれ
この少年が何をするのか?ハラハラしながら見てましたが
まさか魔力?のようなものを使うとは!?
酒に酔ってオペをしたドクターに自分の父親を殺されたマーティン。
医者一家への彼の復讐劇なのですが
ドンパチとか、殺傷とか、そんな展開ではないところが不思議で新鮮でした。
自分の父を殺した代償に、家族のだれか一人を殺せというマーティン。
さもなければ、全員死ぬことになる。
始めは歩けなくなり、食べることが出来なくなり、目から血が流れ
苦しみながら死んでいく、というのです。
現に幼い息子が、突然歩くことが出来なくなり、そしてやがて娘までもが。。

そもそも、この医者一家、仮面家族のようで
夫婦間の愛情は冷めきっているし
子供たちへの愛情も二人からは感じることが出来ない。
特にママさん、その冷めた態度と眼差しは、母性愛の欠片も感じません。
(冷血な感じがニコール、うまし!)
『誰かを殺せというなら、子供を選ぶ。子供はまた作ればいいのだから』というママさん。
(ニコールの年齢的には無理がある!ま、そこは置いておいていいか(;^_^A))
一家全員死ぬくらいならと、決断をするパパさん。
その生贄選びがこっけいで、恐ろしく、
これはブラックコメディか?って感じになる。

全編にわたり、何かの隠喩なんだろうけど、それが何なのか良く判らなかった。
それが何なのか判らないなりにも引き込まれてしまうという哲学的な作品でした。

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サイコな雰囲気だがまともな論旨と言ったら怒られるか

投稿日:2018/09/29 レビュアー:icy

「目には目を」で何が悪い。法治国家と言いつつ不公正から格差・不平等が再生産され続ける社会にあって、気持ちいくらい正義が感じられるではないか。未必の故意による殺人・医療事故を知られることもなく平然と豊かな暮らしを営むなど、許されるべきではない。父親を殺されて家庭が破綻したなら、息子としては相手の家庭を破綻に追い込むことが正義であり、どうせなら医者本人ではなくその家族を殺すことで苦しみを味合わせるべきである。

という議論も、まあ、可能っちゃあ可能よね。怒られるだろうけど。

そして、この家族に対して正義が摂理によって実行されていくなら、残った者にはこれからも償いが求められるはず。父親は子殺しの罪を問われるというよりは、取りあえずこの時点ではスクエアかも。だが、子殺しを容認し媚びるふしだらな母親、敵を愛して生き残ろうとする娘は罪深い。そして、この二人から見ると、マーティンは息子あるいは弟を奪った敵だからね。それとも子殺しの父親こそが敵なのか。「目には目を」は分かりやすいが、終わりない連鎖になるのが玉に瑕である。

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