ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡
- ※画質は本編映像とは異なります。
「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」 の解説・あらすじ・ストーリー
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「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」 の作品情報
製作年: | 2017年 |
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原題: | JUNGLE |
「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | グレッグ・マクリーン |
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製作総指揮: | ジェフ・ハリソン 、 ジョーン・ピーターズ 、 マーク・ラザルス 、 ヨッシー・ギンズバーグ 、 ジェイ・ゾハール・ラパポート 、 ミハル・ラパポート |
出演: | ダニエル・ラドクリフ 、 トーマス・クレッチマン 、 アレックス・ラッセル 、 ジョエル・ジャクソン 、 ヤスミン・カシム |
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ユーザーレビュー:4件
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秘境に取り残されたバックパッカー
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(2017年製作・オーストラリア/コロンビア)
「ジャングル・ギンズバーグ19日間の軌跡」タイトルそのもの、ヨッシー・ギンズバーク君が
ジャングルをさまよい19日目に発見されるというお話(実話)です。
1981年、「ヒトとは違う体験をしてみたい」そんな希望を抱いて南米ボリビアの地に立った
ヨッシー(ダニエル・ラドクリフ)。
ボリビアの首都ラパスは標高3500メートルを超える高所にある。
雪に覆われたイリマニ山を背景にアンデス山脈が連なり、チチカカ湖がまたぐ。
素晴らしい神秘的な風景を映画はあますところなく伝え、上空からのカメラあるいは水中からも撮る。
満天の星々が画面いっぱいに広がる美しさ、湖から山々にたなびく雲の荘厳さ、
私は何度も一時停止して、絵のような秘境の美を楽しんだ。
ラパスはお祭りなのか人も多く市も立っている。キャンプしている人たちも多い。
ヨッシーはマーカス(ジョエル・ジャクソン)と知り合い、その友達のケヴィン(アレックス・ラッセル)とも仲良くなる。
ガイドのカール(トーマス・クレッチマン)の「誰も行ったことのない秘境に案内する」
この言葉にヨッシーたちは好奇心を覚え出発する。
──しかし、歩きづめで足を痛めたマーカスをめぐり、予定より遅くなっているから
イカダを作り川沿いに移動しようとするケヴィン、一度は4人でイカダに乗ったのだが
濁流で男4人がそれぞれ絶叫して支離滅裂、あげくヨッシーとケヴィン、カールとマーカスというふうに別行動をとることになった。
危険な川下りでヨッシーたちは濁流に飲まれ、気がつけばジャングルに一人なのだった・・。
ヨッシーの孤独な戦いが始まる。
まさに食べるためなら何でもする、ヘビを叩き潰したり、気持ち悪いタマゴを食べたり、いつのまにかオデコに侵入した虫を自力でナイフを使ってとりだしたり、このあたりは見どころなのだろうが、家族の回想シーンが入ったり、少し飽きてくる中間でもある。
現地の女性が現れて、恐れながらもヨッシーに寄り添う。
ヨッシーが「スティ・ユー・ウイズミー」とささやくのが切ない。目が覚めると、やはり露と消えた幻なのだった。
やがて19日目、捜索に力を尽くしたケヴィンから発見されるヨッシー。
やせこけてガラガラになって立つこともできないヨッシーが泣きじゃくる。
思わずこみあげてくるものがあった。素晴らしい大自然が一瞬、怖いものに感じた。
──そして、カールとマーカスについては依然、行方が不明なのだそうだ。
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ラドクリフ、極限のサバイバルに挑む!!
2017年(オーストラリア・コロンビア合作/115分)
実話です。
1981年、ボリビアのジャングルで仲間とはぐれ、たった一人ぽっちで、
食べ物もない、持ち物も最後には何一つ無くなる。
二本の足以外、なんの移動手段も無い。
究極の耐久サバイバルを、元ハリーポッターのダニエル・ラドクリフが、極限まで痩せ細って、幻覚を見たり、過去の行いを後悔したり、
リアルと既視感が良かったですね。
結果は実話ですし、副題の「ギルズバーグの19日の軌跡」で、結末は想像がつきますね。
それにしてもラドクリフ君、もう元アイドルとは呼ばせない実力派俳優です。
「スイス・アーミーマン」の死体役であっと言わされ、
「ホーンズ容疑者と告白の角」では角の生えた青年の役・・・と、
映画のチョイスがインディペンデント的でカッコイイです。
それにしても冒険家って凄い!
こんな生死を彷徨う体験をしても、冒険をやめないのですから・・・
ジャングル奥地の仮想体験が出来る映画です。
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実話だと思うとすごいなと思いました。
見ていてリアルさがすごく伝わってきて恐怖や大変さがすごく伝わってきました。川で流れてしまうシーンとかどうやって撮影したのだろうと思いました。自然の偉大さや怖さを目の当たりにして人間はちっぽけだなと思いました。一つ間違っていたら命を落としたかもしれないと思うとすごい生命力を感じました。
彼はこんな大変な思いをしても冒険家を続けているのを最後知ってすごいなとしか思えないです。
2対2で別れたときにどの決断が一番いいのかなと思って見てたけどどれも過酷で一人は行方不明で切なくなりました。実話だと思うと本当に驚きました。
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リアルなジャングル体験ですっかりゴキゲン!
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ジャングルで行方不明になった者の話を描いた「ロストシティZ」は本人が生還してないので、ジャングルの描写のほとんどが想像で描かれていて、ひどく断片的だったが、この映画の主人公は生還しており、本人が書いたものを素にしてつくられているために、話が実にリアルだった。
ジャングルの闇の奥を描いた映画はジョニー・ワイズミュラーのターザンにはじまるのかどうかわからないが、「地獄の黙示録」もそうだった。ワイズミュラーのターザンはジャングルなど覗いたこともないおちゃらけミュージカル監督がスタジオのセットで撮影したようだが、「地獄の黙示録」は実際にフィリピンのジャングルの中で撮影されたから監督のコッポラは完全に正気を失った。人間が極限状態になって正気を失うのがジャングルなんだろうなと、この映画を観て改めて思った。
ちなみに、人間ってけっこう簡単に幻覚を見るらしい。富良野岳の山頂からいくつものピークを越えて大雪山の黒岳山頂まで24時間以内に到達する・・という北海道の山屋の定番ルートがあり、これができたら1人前みたいなことになるのだが、これをやって夜間にトムラウシ岳の山頂付近を歩いていると幻聴が聞こえるそうだし、幻覚もどんどん出てくるらしい。わたしはそんな厳しいルートはやったことがないが、ヒマラヤで標高6,180mの山をやったときにはしきりと白昼夢を見た。雪の壁にへばりつきながらあがった息が落ち着くのを待っていると、同じ情景が何度も出て来て、見知らぬオバサンと差し向かえで酒を飲んでる夢を見た。自分が雪の壁にへばりついていることははっきりと自覚しているのだが、それでも夢を見るのである。しかも、休憩するたびに同じオバサンが出た。幻覚と紙一重のものだったのだと思う。
それはそうと、ラドクリフたちに実在しない辺境民族を見せてやると言ってジャングルに誘ったカールがなぜ彼等を率いてジャングルに入ったのかが不明らしいが、当局から追われる身だったということならば、おそらく、彼等を殺してカネを奪おうと思っていたのだろう。ただ、自らの手で殺すまではできず、へばって病気になったりして死に至るのを期待しながらジャングルの中を連れ回したのだろう。被害に遭ったマーカスは気の毒である。また、カールがカネを奪って逃げおおせたのかどうかが気になるところだ。2人とも遭難して死んだのだとすると、結局、カールは人殺しまでできず、マーカスにつきあっているうちに自らの体力も尽きたということだろう。ナンマンダブ・ナンマンダブ・・・
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡